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ナビィの恋

Nabbie's Love
1999年【日】 上映時間:92分
ドラマコメディ青春もの音楽ものロマンス
[ナビィノコイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-08-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-12-04)


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監督中江裕司
助監督新藤風
小林聖太郎
キャスト西田尚美(女優)東金城奈々子
平良とみ(女優)ナビィ
村上淳(男優)福之助
登川誠仁(男優)恵達
平良進(男優)サンラー
吉田妙子(女優)ユタのツル
原作中江裕司(原案)
脚本中江裕司
作詞井上ひさし「ひょっこりひょうたん島」
中江裕司
作曲マイケル・ナイマン〔音楽〕「RAFUTI」
財津和夫「夏の扉」
ジョルジュ・ビゼー「ハバネラ」(カルメン~恋は野の鳥~)
主題歌登川誠仁「RAFUTI」
マイケル・ナイマン〔音楽〕「RAFUTI」(ピアノ)
挿入曲登川誠仁
西田尚美
村上淳
撮影高間賢治(撮影監督)
製作佐々木史朗〔製作・1939年生〕
竹中功
配給東京テアトル
衣装小川久美子
編集宮島竜治
録音井家眞紀夫
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【クチコミ・感想】

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80.《ネタバレ》 本当に面白い映画。邦画の中でもかなりの傑作。
琉球独自の文化を作品内で多く表現し、琉球のニライカナイ信仰もさり気なく上手く表現している。歌や、ナビィの恋物語だけの楽しくも悲しい作品と思いきや、各シーンで表現しているもの一つ一つはもの凄く深いものがあります。
特にニライカナイ信仰に関しては、良く観ないと気付かないかも知れないが、相当巧みに表現しているので凄い。
それに気づいた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。この作品は想像以上に深いです。
功聖良さん [DVD(邦画)] 10点(2014-04-03 19:20:35)

79.《ネタバレ》 おじいとサンラーの一度きりに終わった対面シーンが心に残る。おじいとしてはサンラーが挨拶に訪れたコトの意味を知っていながら 互いに直接的な言葉を一切使わず そして儀式は長い時間を要することもなくあっさり終わる。ツライ瞬間でしたね おじいの気持ちを察するならば心が痛い胸が痛い。しかし、あれだね 取るか取られるか 守るか守らぬべきか ナビィをめぐる そんな一大行事の置き土産がマグロ一体というわけでもなく 小魚3匹だとは アハハ なんだかあれだね 土地柄なのか そういう世代なのか 答えは そういう人間柄ということだったのでしょうねぇ。 3737さん [地上波(邦画)] 7点(2013-07-09 23:51:35)(良:1票)

78.《ネタバレ》 沖縄の風情たっぷりに素朴でのどか、音楽も効果的に使われ南国らしく陽気で楽しい。
方言が柔らかく人を包み込みようで耳に優しい。
サイレント映画のような回想も味のある演出だ。
ユタの占いで結婚できずに引き裂かれるという前近代的な風習がそもそもの原因とはいえ、ナビィが50年連れ添った夫を捨てるとは…。
これが標準語で都会だともっと非情な印象を与えるだろうが、あの方言とナビィのキャラクターでずいぶん緩和される。
愛する人のために黙って送り出してやるおじいはこれぞ日本男児で立派だけど、なんとも切ない。 飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 7点(2013-06-06 00:08:37)(良:1票)

77.《ネタバレ》 「愛してるランド」なんてストレートで解り易い国!ナビイにとっての愛してるランドへの旅立ちはそれが年老いても若者と気持ちは一緒!年齢など関係ない同じ一人の女性としての気持ちを表していると言えるし、そんなナビイの事を温かく見守るおじいの優しさ、かっこ良さ、奈々子のことを好きで好きでどうしようもないけんじも同じぐらいアホだけど、同じ男としてはそのどうしようもなさがたまらなく好きだ。この映画に出てくる人達は男も女も年齢も一切関係なく、自分の気持ちに正直である。だから見ていても人間って正直言える人ほど素晴らしい。そう感じさせるだけの力がこの映画にはある。舞台となっている沖縄の美しい風景と音楽、人が恋をするというごく当たり前のことを描くことで見ていて共感できる映画になっているし、色んな意味で人生って良いなあ!そういう映画が同じ日本で撮られていることが嬉しい。 青観さん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-16 21:07:07)

76.平良とみと登川誠仁の名演が炸裂する爆笑ムービーです。もちろん沖縄がいつも幸せに溢れているわけではありませんが、暖かい南の海はそれだけでも温帯の人びとの心を惹きつけてやみません。沖縄というとひめゆり部隊に代表される映画が多かったのですが、内地とのしがらみを(あまり)描かないこうした映画が多くなってきたのは、沖縄が自信をつけてきた証拠でしょう。
きのう来た人さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-12 05:23:32)(良:1票)

75.《ネタバレ》 西田尚美のワイルドな魅力とおじい役の登川誠仁のすっとぼけた魅力が両輪でストーリーを引っ張りますが、沖縄という舞台でこそ映えるキャラクター設定ですね。80歳近い年齢で駆け落ちするサンラーとナビィにしても、あの土地柄だから許せるということじゃないでしょうか。画面からはアスファルトやコンクリートで固められた都会には無いおおらかさを感じます。この映画は、そんな風土にマッチしたキャラとストーリーだからこそ、強く心に沁みたのだと思います。西田尚美が魚をくわえて走っても、幼なじみの尻をけっ飛ばしても、どうしようもなく歌が下手でも、おまけに寝相が悪くても、とっても魅力的に見えるのは、やはり風土にマッチしているからだと思います。さて、ひとり残されたおじいですが、私は大丈夫だと思います。島の占い師の預言で強引に引き裂かれた二人の過去をおじいは知っていて、そのおかげで自分は憧れのナビィと60年近く一緒に暮らせた。おじいはその60年で納得していたと思います。勿論、ナビィが残ってくれるに越したことはないけれど、乗り越えられますよ。かわいい孫も帰ってきたことだし。「おじいはどうするの~?」「若いからだいじょ~ぶ~」。その通り。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-30 02:42:13)


74.沢木耕太郎のエッセイにありように、「ナビィの恋」は「恵達の恋」でもあるんですね。 東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 6点(2008-12-07 18:34:21)

73.《ネタバレ》 沖縄のリアリティが欠如した見掛け倒しの沖縄映画が多い中、本作は中江裕司監督によるさすがの出来栄え。
特に、登川誠仁が登場するのが凄い。
しかも重要な役だ。
登川誠仁、その人を知らない人は、まずこの映画の良さを理解するのは難しいであろう。

単純でありがちなストーリーだし、途中意味もなく挿入されるミュージカル調の外人演奏は邪魔でしかない。

しかしながら、西田尚美の露出度、村上淳の控えめな爽やかさと、キャスティングに関しては、なかなかいい線をついてるように思う。
沖縄好きの内地の人間にとって、沖縄の離島で島の女性と恋し、そのまま結婚して島に永住というストーリーは、ただそれだけで魅力的である。

比較的沖縄に深く傾倒したナイチャーなら、感情移入できて楽しめるはず。

そしてナビィの駆け落ち。
これでこそ駆け落ちだ!
これでこそ60年越しの恋だ!
本当の恋をしたら、家族のことなんて考えちゃあいられない。
それが本当の恋というもの。
あそこで男と島を出るのをやめたら、おそろしく都合のよい甘っちょろい作品になっていただろう。
そういう点でも、非常なほどのリアリティを感じて秀逸。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-07-23 22:54:06)

72.刺激がほとんどない映画。のんびり観れますが、逆に言うと退屈です。歌とかを楽しむ映画なんでしょうか。 紫電さん [DVD(邦画)] 4点(2008-05-23 21:19:42)

71.西田さんの下手糞な歌からおじいのファンキーな三線、オペラ、そしてマイケル・ナイマンまで音楽が本当に素晴らしいです。沖縄の離島の素朴な風景、キレイな海、真夏の太陽の輝き、趣のある沖縄家屋、鮮やかなブーゲンビリア。音楽も映像も何回も何回も繰り返して見たくなる心地のよい映画だと思います。奈々子とおばあの恋の行方にドキドキし、最後ちょっぴり切ない気持ちになる素敵で贅沢な映画です。 Carrot Ropeさん [映画館(邦画)] 9点(2008-05-08 18:48:18)

70.島の穏やかさやのんびりとした雰囲気があまり感じられなかった。
そのせいで全体的にしまりのない印象になってしまったように思う。
「年寄りの恋」という見てはいけないものを見てしまった感じは悪くなかった。 邦画好きさん [DVD(邦画)] 3点(2008-01-23 10:14:51)

69.《ネタバレ》 ナビィの恋は成就したのでしょうが、オジィが。。。オジィも納得の上でしょうが。いまいちのストーリーの上いまいちの演技。沖縄文化、琉球文化に触れることはできます。長閑で美しい風景も見れます。ただ映画としてはどうなんでしょうね。 いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-01-16 23:02:59)

68.西田さんいいですね。地元民を多数使ってるのか?えらくど素人さんが多いですね。沖縄が舞台の映画ってはっきり言ってクオリティを下げていると思う。前編日本語字幕欲しいですわ。ストーリー的にはこれと言って観るべきところがなかったような、あったような風景だけ楽しめればいいのではないでしょうか。 たかちゃんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-09-26 22:23:41)

67.《ネタバレ》  これは、日本映画では無く沖縄映画もしくは琉球映画と言ったほうが良いですね。何というか、良いことばかりではないけれども大らかで魅力的な琉球文化(ちょっとアイルランドも入ってますが)を存分に味わえる作品です。まあ、ナビィのとった行動には賛否両論あるとは思いますが、妙にあっさり描かれているのが逆に心に沁みてきますね。
 恵達役の登川誠仁さんは「沖縄のジミ・ヘンドリックス」と呼ばれている方なんですねぇ。それを知ると、毎朝仕事に出て行くときの「Star-Spangled Banner」の演奏についニヤリとしてしまいます。
 しかし、「十九の春」は本当に沁みる曲ですね。まあ、西田尚美の「夏の扉」も中々凄かったですがw
TMさん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-10 19:34:16)

66.《ネタバレ》 恋で焦がした胸の痛みは、一生かかっても消えない。恋は全ての倫理観に勝る力を秘めている。だからナビィの決断には、賛同できなくても共感はできます。残された時間を大切にして欲しいと願います。それよりもおじぃの方が気にかかる。おじぃの心情は察して余りある。もともと自分は“代わりの男”。それを負い目にしつつも、数十年寄り添ってきたという自負もある。しかし、代替品はどこまでも代替品。遂に本命にはなれなかったのでしょうか。いや違う気がする。おじぃもまた本命になれた。連れ添った年月の価値は重いと思う。いやそう思いたい。2人が過ごしてきた時間は、ナビィに残された時間よりも遥かに長く尊い。勿論おじぃの本音は“行かないでくれ”。最新のマッサージチェアーが家に届いたときの2人の顔。ぎこちない動き。双方の想いは語らずとも伝わります。それに恋で胸を焦がしたのはナビィだけじゃない。おじぃもまた、少年の日の想いを忘れられないのです。だからおじぃはナビィの好きにさせた。沖縄の風土と人、音楽に心を洗われ、切なくほろ苦く、でも笑顔になれる物語を堪能しました。(余談。占い師の存在について。どうにも胡散臭い(失礼)占いを島民が信じて疑わないのには訳があると思いました。恐らく血が濃くなり過ぎるのを避けるための知恵ではないかと。そうだとするならば、ナビィの恋が実るのには相当の歳月が必要だったことになります。) 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-27 18:40:51)(良:2票)

65.いい映画だとは思いますが、評判の高さから期待しすぎちゃったかな。多くの人が書いていますが、ナビィよりむしろおじいがかわいかったですね。男の鏡だと思う。 おばちゃんさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-03-11 15:08:51)

64.いくらなんでも非道すぎると思うんだけど、
数十年の時の流れの中で積み重ねてきたものとか、全部否定しちゃうんだろうか。
僕がその立場だったら、悲しくて悲しくて仕方ないと思うのだけど、
やっぱりまだ人間が出来てないのかな。
本編とはあんまり関係ないけど、
今は亡きぴのっきおの清水キョウイチ郎を見られたのは嬉しかった。 もとやさん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-01 19:11:05)

63.設定はおばあが何十年前の恋人と再会し、駆け落ちするという現実味のない話。でも見ていて違和感がなかった。きっと平良とみ演ずるおばあの愛嬌と、おじいの飄々とした好人物さがプラスに働いているんだろうね。若い奈々子の視点から描かれているので、若い人が観ても楽しめる。全編を流れる陽気な沖縄音楽とあいまって、全体的に流れる楽天的な雰囲気が良い。 mhiroさん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-12-26 10:29:05)

62.おじぃが切なすぎます そんなおじぃも三味線もたせたらジミヘン顔負け くまさんさん [地上波(邦画)] 9点(2006-10-04 04:16:53)

61.《ネタバレ》 演技の素人さん達がぎこちなく画面の中で動いて喋ってるのを見てるのが苦痛で、プロの人だけの画面になると安心して、って、そんなところで上手く映画の中に入ってゆけませんでした。しょっぱなから下手クソな「ひょっこりひょうたん島」を聴かされてダメージ喰らい、そこから延々と上手かったり下手だったりする音楽を聴かされ続けるのも、いいって言い切れない感じで。それに、沖縄という独特な社会の中にある閉鎖性に対して批判的にも思えるし、一方で送り手のやたら古臭い考え方も感じるし(結局は閉じている状態を良しとするような、特にラストで婿取って子供いっぱい作って、みたいなところで)、おじぃがひたすら可哀想にしか思えなかったりで、素直に受け入れる事はできませんでした。ごめんなさい。沖縄の風景や西田尚美はとっても良かったんですけど。それにしても、みんなあんなに肌を露出してて大丈夫?って思いました。私が沖縄に行った時、日焼け止めを「これでもか!」と塗りまくって、それでもたった一日で赤く日焼けして、日焼け止めがちゃんと塗れてなかった足の甲なんかヒリヒリで、マトモに歩けない状態になったモンです。西田尚美の白さに、映画見てる間ずっとハラハラ。 あにやん‍🌈さん [DVD(邦画)] 5点(2006-08-04 00:27:09)

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【点数情報】

Review人数 80人
平均点数 7.12点
011.25% line
100.00% line
222.50% line
333.75% line
422.50% line
556.25% line
61113.75% line
71721.25% line
82126.25% line
9911.25% line
10911.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.60点 Review5人
4 音楽評価 8.57点 Review7人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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