みんなのシネマレビュー

es[エス](2001)

The Experiment
(Das Experiment)
2001年【独】 上映時間:119分
ドラマサスペンス刑務所もの実話もの小説の映画化
[エス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-11)【M・R・サイケデリコン】さん
公開開始日(2002-06-22)


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監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル
キャストモーリッツ・ブライプトロイ(男優)タレク(囚人番号77)
クリスチャン・ベルケル(男優)シュタインホフ(囚人番号38)
オリヴァー・ストコウスキ(男優)シュッテ(囚人番号82)
ヴォータン・ヴィルケ・メーリング(男優)ジョー(囚人番号69)
ユストゥス・フォン・ドナーニー(男優)ベルス(看守)
アントニオ・モノー・Jr.(男優)ボッシュ(看守)
マレン・エッゲルト(女優)ドラ
森川智之タレク(囚人番号77)(日本語吹き替え版【DVD】)
小杉十郎太シュタインホフ(囚人番号38)(日本語吹き替え版【DVD】)
水内清光シュッテ(囚人番号82)(日本語吹き替え版【DVD】)
井上倫宏ベルス(看守)(日本語吹き替え版【DVD】)
花田光エッカート(看守)(日本語吹き替え版【DVD】)
石住昭彦ボッシュ(看守)(日本語吹き替え版【DVD】)
高橋理恵子ドラ(日本語吹き替え版【DVD】)
宮寺智子ユッタ・グリム博士(日本語吹き替え版【DVD】)
稲葉実ジグラー(日本語吹き替え版【DVD】)
伊藤栄次ラース(日本語吹き替え版【DVD】)
平田広明タレク(囚人番号77)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
磯部勉シュタインホフ(囚人番号38)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
内田直哉シュッテ(囚人番号82)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
堀内賢雄ジョー(囚人番号69)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
森田順平ベルス(看守)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
江原正士エッカート(看守)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
家中宏カンプス(看守)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
星野充昭ボッシュ(看守)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
岡本麻弥ドラ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
牛山茂トーン教授(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
塩田朋子ユッタ・グリム博士(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
仲野裕ジグラー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中村秀利ラース(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
楠大典レンツェル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中村大樹(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小森創介(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
野島裕史(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
土田大(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
撮影ライナー・クラウスマン
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術ウリ・ハニッシュ(美術監督)
編集ハンス・フンク
字幕翻訳林完治
あらすじ
1971年、米スタンフォード大学心理学部で実際に行なわれた心理実験「監獄実験」を完全映画化。新聞広告で集められた被験者を無作為に「囚人」と「看守」に分け、模擬刑務所で2週間生活させる...。彼らの心理状態が次々と変貌を遂げ、実験はわずか7日間で中止。裁判中のアメリカでは、いまだ公開不可能な問題作。 ちなみにタイトルの「es」とは、人間の深層心理の奥に横たわる根源的な衝動を意味するドイツ語である。

c r a z yガール★】さん(2003-11-02)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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229.《ネタバレ》 「一番残酷なのは幽霊でも災害でもなく、人間」。そんな事を改めて感じた1本でした。しかしこれをTV、地上波でやるって辺りが凄いですね!さすがドイツ映画、さすがテレビ東京。痛いし惨いんだけど、結末が気になるので一気に見てしまいました。最初はひたすら規律を守らない囚人「77番」が生意気に感じましたが、途中からは一転、好き放題の看守側のリーダーがむかついて、最後はおもわず殺してしまえ!と思ってしまいました。すいません・・・。だって、役なのに囚人役をリンチしたり顔に小便かけたり、あげくの果てには立会人の女性を犯そうとしたり・・・。「鬼畜」ですよ。人間て本当に残酷だなと思いました。考えさせられる映画ですけど、どんよりした気持ちになりますね。 まさかずきゅーぶりっくさん [地上波(吹替)] 5点(2004-09-24 00:24:05)

228.型にハマると恐ろしい・・。途中で泣きそうになった。場合は違えど色々な場面に当てはまるのではなかろうか。状況、環境、ソコでの役割が精神に大きく作用する、考えさせられるけど後味悪くてもう見たくないと思わせる作品でした。 HIGEニズムさん 7点(2004-09-23 23:26:22)

227.《ネタバレ》 中盤まではよかったが、クライマックスでぶち壊しになってしまった。
元々善良な人間が狂ってしまった末路を描いたと言うが、中盤、狂った囚人の方はさっさと退場してしまい、残ったのはまともな囚人だけ(主人公は狂いかけたが結局元通り)。
看守の方は狂った奴らを含めて全員残っている状態。
これであのラストの「仕切ってた看守が実はタイマンで主人公に負けるほど弱かった」と言うのでは「悪党に権力を利用されて散々痛めつけられた主人公が、最後に猛反撃でぶちのめす」という作品でしかない。
金庫のような一人用の独房が、実は木で出来ていたというのはあきれてしまった。 フレッチャーさん 3点(2004-09-23 23:19:56)

226.《ネタバレ》 評価はいろいろと分かれているようですけど、率直な感想を言えば終盤に向けて結構引きこまれてしまいました。ストーリーは単純だし、社会物として観るならば描写がいまひとつなところはありますが、サスペンス映画あるいはホラー映画として捉えれば、刑事がやたらどんぱちやったり、化け物が大暴れしたりするものなどよりはずっと見ごたえがありました。やはりモトネタが実話だということがリアルな不気味さを出しているのでしょうか。でもやっぱり露悪的で後味は悪いですよね、夢に見てしまいそうです。 キムリンさん 6点(2004-09-23 23:18:43)

225.実話だからこそいいのでしょう。人間が理性を失って壊れていく姿は見ものです。ただ、こんな悲惨な結末になったのはあの看守のせいでもありますが、看守を挑発した主人公でもあるため話の一連の流れを疑問に思った部分があるのと、あの彼女の存在が強引でもっと違う形で表現できなかったのかな。。と疑問に思ったので6点で。 A.O.Dさん 6点(2004-09-23 22:55:55)

224.人間って、バカだ、大バカだ。お互いにちょっかい出さなきゃ何も問題なかったのに。でもそれが出来ないのが人間の本質的な部分だし、人間どうしの干渉がなかったら逆に人間性を保てなくなっちゃうんだろうな。そういう人間性の一番危うい部分をこの実験によってさらけ出しているということにも気づかず、自らガソリンを被って火を付けるようなことをしている。そんなことだから他人への憎しみも殺人も戦争も決して無くなることはない。なぜなら人間だから。私もそう。あなたもそうでしょ?ホント、バカな生き物だよ人間って... パティクル・マンさん 8点(2004-09-12 01:42:50)

223.《ネタバレ》 見ていて怖くなる数少ない映画の一つ。
恋人は要らなかった。 ムートさん 9点(2004-09-06 21:03:05)

222.ただ単に被験者達が狂暴化するといった内容で、心理学実験を扱った映画にしてはそれほど人物達の心理描写が深いわけでもない。また、主役と恋仲になる女性の存在の必要性があまりなかったように思えた。 リトルバードさん 2点(2004-08-22 12:04:41)(良:1票)

221.↓でもおっしゃってる方いましたが、人間が一番こわい。狭くて暗いとこもこわい。 オビワンケノンコさん 7点(2004-08-21 16:13:28)

220.序盤から緊張感の漂う雰囲気。
はじめは囚人とわいわいやっていたはずの看守が、
徐々に恐ろしい存在になっていく様がうまく描かれている。
極限状態で理性を失うとどうなるのか。
だれもが興味のある内容だろうし、印象に残る暴力表現は無かったものの、
地上波でできる内容ではないので、気が向いたら是非ともレンタルして欲しい。
戦場のピアニストと同じく面白さ云々以前に後世に伝えるべき内容ではないか。
とは言いながらも、静と動のうまい使い分け、飽きさせない展開など、
映画としても十二分の力を持っている。

------------------以下編集で追加~実際の実験風景------------------
改行で読みやすくなります。

実験はアメリカの大学の地下を簡単な刑務所に模した空間で行われました。
まず実際の実験場でも7日で中止されたのは事実ですが、
監視体制が崩壊したりということはなく、
監視できていた範囲では暴力を振るうこともなかったということです。

看守たちは警防を所持し、サングラスを掛けて表情を読み取られないようにします。
囚人たちにはできる限り屈辱と恐怖を与えるために、まず個性を剥ぎ取ります。
皆同じ服を着せ、名前で呼び合うことを禁じ、頭にはパンストをかぶせて、
顔以外はだれもが同じに見えるようにしました。
右足には鎖を巻きつけ、寝ているときも囚人ということから意識が離れないようにします。

さらに映画と同じで二日目に囚人たちが暴動を起こしました。
このときの看守の対応の仕方も映画と全く同じで、
全裸にして、消火器で鎮圧、ベッドの没収というものでした。
その後新たな対策として、囚人にも特権階級というものを付けて、
特権階級でないものは、牢屋の中のバケツに用を足さなければいけない。
さらに食事も、そのバケツの交換も、担当の看守の気分しだいと、
ここまででも相当エスカレートしています。

現実での実験中止の理由としては、やはり看守が原因で、
性的虐待や、頭に袋をかぶせて他は全裸で鎖に巻きつけるなど、
あまりにも過激すぎる行為によって中止されました。

この実験を行ったジンバルド教授は、
その後はアメリカ心理学会会長になっています。

以上の内容は私がインターネット上で独自に調べたものです。
間違った情報も含まれている可能性は否定できません。 JACKさん 9点(2004-08-18 21:20:10)(良:1票)

219.もしかして、この作品は過去の過ち(ホロコースト)を言い訳したものなのでしょうか? ドイツ人で無くても環境によって人間なら誰でもそうなると言いたいのか???
誰もドイツ人全員が極悪非道だとは思ってないよ。『そいう行為を平気で出来る人間もいる』『権力者に逆らえない弱い部分が人には必ず有る』ということです。学生時代に楽しんで弱い子をいじめてたヤツいたでしょう。仕方なくいじめてたヤツも。
この監督は自分以外の人間は何も分かってないと思っているのだろうか。ふざけるなと言いたい。
おはようジングルさん 1点(2004-08-13 11:38:50)

218.「ここを出たらどうするつもりだ?」 「高飛びだ」の場面なかなかイケてます。 モーリッツ・ブライプトロイの洗練された身のこなしは、カッコよかったです。このような醜態を起こさないためのひとつの方法が、歴史を勉強し、同じ失敗を繰り返さないように心がけることだと思います。これは、宗教以上に強力な善を追求する行動となります。事実の説得力は、神を超えます。つまり、人間の感情は、少なからず人を間違った方向へ導くことがあるので、良心(自分)の声や他人の命令などに左右されず、歴史的事実の集合を分析した上で物事を客観的に判断していくことが、真の善に繋がるのではないか、ということです。こうした行動をとるのは、あらゆる人間関係が複雑に交差する人間社会では難しいですし、そういう判断を自分でしていくには、相当の修練を要するものだと思います。政治家は、これで飯を食っているのだから、しっかりしてもらいたいと思うとともに、真の善とは実は時の経過が教えてくれるという難しさがあり、その時点の世論と反対の判断をした場合、それを押し通していくのは難しく、歴史の失敗は政治家の責任のみではなく、大衆にも少なからず責任があるのではないか、と考えさせられます。そういった意味で大衆の一員である個人一人ひとりが良い判断をしていくことで、大衆による間違いを減らすことができるはずなのです。しかし、個人レベルの判断はないに等しいとされ、多数決により物事が決定されていく現代社会…。民主主義社会は、本当に良いものなのでしょうか、そして本当に良い方向を見定めることができるのでしょうか…。アフリカの原住民社会では、老練の村長により重要なことには判断が下されていきますが、実はこれがベストなのではないか、と…。題材として深い内容を取り上げており、お堅いドイツらしい、戦争で失敗したドイツらしい作品だと思いました。 ooo-oooo-oさん 6点(2004-08-13 09:33:03)


217.テーマは大変興味があるが映画としての評価は高いとはいえない。この映画で描かれていることは実際に起こった事件である。「事実」にストーリーを持ち込んで無理やりドラマチックに仕上げるのは、映像に対する暴力である。時々出てくる彼女の描写がそれである。模擬監獄のみに焦点を当てるべきだと思った。同じドイツのビム・ベンダースならもっとリアルな映画になっていたと思う。 神風さん 4点(2004-08-12 18:33:40)

216.見ていて本当に腹立ちっぱなしでずっとこぶしをぷるぷるさせてました。とことんやり方の汚いクサイ人のムカつきようったらもう…っっっ!!…落ち着けわたし。看守たちのエスカレートの仕方が信じられません。一人ならまだしも集団なんだからいくらなんでもこんなひどいこと食い止めるでしょと思ったけど、イラクのことや今までの戦争、虐殺の事実などを考えると、実際に特殊な状況下に置かれると人間はこんな理不尽なことを簡単にやってのけられるものなのかもしれません。このまま行ったら絶対後味最悪だと思ってたけど、終盤、レイプの人や臭い人の我に返った時の動揺したようすに一気に怒りがふっとんでしまいました。狂っていたのね…はあ~。 涙姫さん 7点(2004-07-19 12:37:06)

215.ここ数年で表沙汰になってきた刑務所内での、看守による囚人虐待事件を思うと、この映画にはリアリティを感じます。情報を制限され、閉鎖された環境で自分は平凡な一個人だと、偉い人間ではないと思い続けるのは困難なようです。ビデオのパッケージを見て大体の展開は読めたのに、それでも画面に釘付けになった良作です。 次郎丸三郎さん 8点(2004-07-15 19:03:35)(良:1票)

214.これ怖いわ! ドレミダーンさん 7点(2004-07-11 15:27:01)(笑:1票)

213.看守の囚人への暴行が目立ってきたとき、看守たちは教授たちに「秩序を護るため」「正当性」と答えていてそれがとても怖かった。どう考えたって暴力は暴力なのに、聞くからには立派な(しかし空虚な)名目を見つけてその卑劣さを正当化しようとする。そういう「立て前」を見つけると途端に横柄になる。こういう人私の周りにもいます。バイト先(レストラン)の正社員男。職場で部下に迷いなくパワーハラスメントしてくる。彼がこの施設で看守側になったらどうなるんだろう。多分ワキガ男かビール腹男。 キュウリと蜂蜜さん 8点(2004-07-09 00:40:33)

212.《ネタバレ》 ↓で書いている人いらっしゃいますが、自分も閉所恐怖症なのであの場面はやばかったです。 Aキトさん 7点(2004-07-05 18:24:05)

211.インパクトは間違いなく強烈。CUBEと対比されることが多いようだが、アレに比べると何もかもイッてしまった状況というわけでもないので、果たして人間ここまで変わるか?という点では疑問を拭えない。私は恋人とのやり取りも邪魔には思わなかったので、インパクトに敬意を表して8点献上。 えいざっくさん [DVD(字幕)] 8点(2004-06-29 22:09:49)

210.後味のよろしくない映画でした。無作為に選んだのに、看守役が偉ぶって、囚人役が大人しく従うというやり方に腹立ちました。看守のやつらはエスカレートし過ぎ。こういう風に言うと、お話にならないのでダメですが。まったく人間という生き物は怖いです。 カーマインTypeⅡさん 7点(2004-06-23 06:17:07)

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【点数情報】

Review人数 349人
平均点数 6.79点
030.86% line
130.86% line
251.43% line
3144.01% line
4144.01% line
53810.89% line
64512.89% line
78424.07% line
89025.79% line
94111.75% line
10123.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review12人
2 ストーリー評価 7.43点 Review23人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review25人
4 音楽評価 5.00点 Review13人
5 感泣評価 3.00点 Review6人

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