みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.「エトワール」(00)のようなバレエ・ドキュメンタリーというより、映画仕立てのバレエ。 クラシックではなくモダンバレエだけれど、女性はトゥシューズをはきレッスン風景はあまり変わらない。本式にバレエをたしなんだ経験があるネーヴ・キャンベルは踊りも遜色なく、共同脚本も手がけた彼女が美人すぎないことでリアリティもあり。 彼女とまだ若いジェームズ・フランコ、芸術監督のマルコム・マクドウェル(貫禄がついてカッコイイ)以外は「ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴ」の団員らしく、ふんだんに盛り込まれるステージに見応えがあり、特に嵐の中での野外の舞台はクラシックには見られぬもの。 スケッチ風に描かれるカンパニーの中で、イエローを差し色としダンサーやスタッフに喝を入れるミスターAはいいアクセント、若いコックのジョシュは自分よりバレエを優先しがちなライにストレスを抱えながらも恋人を支える。 おきまりの主役交代劇さえ劇的な演出はされず、当たり前のように見ていられるのは驚き。 ロバート・アルトマンの「ゴスフォード・パーク」を見る人は多くても、こうした作品は「映画としては」とスルーされがちで、同じ系統の「ザ・プレイヤー」「プレタポルテ」ほど知られてもいないけれど、魅力ある作品。 【レイン】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-06 07:00:03) 10.アルトマン作品をマクドナルドのに例えるなら、これはサイドメニューのスイートコーン。あ、そんなのもあったのね。っていう軽い驚きはあるものの、なかなか注文しようとは思えず、一回試しに注文してみても、二度目はないかなみたいな。 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-07 11:09:47) 9.バレエ鑑賞経験のない私にゃチョッとわかり難い内容。バレエが退屈という訳ではないのだろうがこの作品、映画として観るにはかなり退屈。マニアだけが楽しめる敷居の高い映画は、どうも鼻につく。バレエの持ち味がそんな程度だとは思いたくないのですが・・・ 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-03-09 18:24:23) 8.なんだかこれはーどうなんだろう、本当に特に何も起こらないし、え、本当にこのまま終わっちゃうの?といった感じ、コンテンポラリーにさして興味がないからかもしれないけど結構しんどかったな、 【羊子】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-10-30 03:17:48) 7.もっと内容があるのかと思ったら、初っ端からバレエバレエしてて、これがこのまま続くのかと思ったら、正直しんどかった。でも、ネーヴ・キャンベルはさすが子供のころからバレエを習ってるだけの綺麗な表現がありこちらは驚き。バレエが好きな方にはいいですかね。 【アンナ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-22 11:36:33) ★6.さっぱり分からない。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-14 14:31:39) 5.《ネタバレ》 バレエの中でもコンテンポラリーバレエが好きな人にはたまらない映画です。ドキュメンタリータッチですごく良かった。ただ、登場人物のそれぞれが判断しにくく、最後ライは転んだのになんで腕にギブスしてんの??舞台の上の部外者って全部ライの関係者じゃん。それもカーテンコールの最中その部外者が舞台を横切るなんて!!それを笑ってみてるなんて、とか。本当のバレリーナなら絶対にやらないことだと思いますけど・・・。 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-24 09:28:50) 4.これは頭を使って見る映画ではない。ただ漠然と上から見下ろした視点が、これこそがアルトマン映画の醍醐味。しかしネーブキャンベルにあの男はもったいない。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-30 00:54:13)(良:1票) 3.《ネタバレ》 途中まではそこそこ面白いかなと思ってたけど、話が膨らみかけた所で終わってしまった感じ。 結局アルトマンは何がしたかったのか?という疑問だけが残る。 バレエの美しさを描きたかったのか、それともバレエカンパニーという集団内における特異な人間関係を描きたかったのか。 どちらも確かに描かれてはいた、嵐の中のダンスは確かに素晴らしかったが、はっきり言って人間関係の方は中途半端という印象を拭えない。 主役を取るための争いもなければ、演者と演出家との確執も中途半端、バレエをどうしても踊りたいという情熱もなければ、プレッシャーや食事制限に負けそうな人物もいない、かなりぬるい世界が描かれてはいたが、そんな中途半端な映画の中にも一人だけ目に付いた人物はいた。 ミスターAである。彼だけは一人バレエに情熱を燃やしていた人ではないだろうか。 金策に頭を悩ませながら、市長には頭を下げに行き、ダンサーが怪我をしないように舞台には絶えず注意を払い、雨が降ればダンサーが足を滑らせないかを心配する、自分とダンサーの意見が激突してもダンサーの才能を認めてかフォローはちゃんとする、ベテランダンサーがわがままを言っても演出家との関係でそそくさと帰ってしまう姿、恐らくスポンサーの関係でねじ込んだと思われるヘタクソなダンサーがいるのも金に困ってのことだろう。 そしてダンスが終わった瞬間、一人大声で「BRAVO!」と叫ぶ続ける彼の姿にはバレエに対する大きな愛を感じる。 良かったのは彼一人であとははっきり言って主役を含めて印象が薄い。 別にドキュメンタリーを取りたいわけではないのなら、やはり一本のバレエを仕上げていく過程や苦労を描く方が面白かったと思われる。 演者になれるかどうかの激しい競争をし、勝ち残っても脱落していく者、才能があっても怪我をする者をきちんと描き、死ぬほどの努力と押しつぶされそうなプレッシャーそしてようやく一本の作品が出来あがる。 そして出来あがった作品中での怪我で苦労して勝ち取った役を降りざるを得ない、そういう過酷ともいえる試練を描いてこそ夢を掴むまでの大変な世界を我々が感じ取れるのではないだろうか。 そういうきつい世界だとすれば支えてくれる恋人の存在も重要になってくる。二人とも怪我しちゃったねって笑ってられるほど楽な世界なのか、あそこは。 【六本木ソルジャー】さん 4点(2004-09-05 02:54:08)(良:1票) 2.《ネタバレ》 アルトマンのバレエ映画ときたら、ダンサーたちの群集劇でしょう!!という期待を見事に裏切られました。一貫したストーリーが無くて舞台とダンサーの日常を断片的に延々と見せられる映画。かといってドキュメンタリーでもないため、演技中に嵐になったりダンサーが怪我をしたりというアクシデントも起きます。けれどもそれで映画が面白くなるほど効果的でもなく、2時間が非常に長く感じられました。バレエファンなら、特にこのジョフリー・バレエ・オブ・シカゴのファンならば楽しめるのかもしれません。最後の作品のB級ぶりには笑えましたが。資金難の中大金を投じた作品があれ、というのは皮肉かと邪推してしまいました。でもブラボーっていってるし・・・芸術は難しいですね 【トマトマート】さん 4点(2004-08-12 20:02:51) 1.映画の紹介にはネーヴ・キャンベルが主人公のストーリーらしき物が書かれていますけど、はっきり言って本作にはストーリー等ありません。ロバート・アルトマンお得意の群像劇にさえなっていない。アルトマンの興味はジョフリー・バレエ・オブ・シカゴのダンサーやバック・ステージにも無く、完成された舞台そのものにしかない。従ってこの映画は「劇映画」ではなく、「ドキュメンタリー」でもなく、ジョフリー・バレエの「ライヴ映画」となってます(その舞台も、私には前衛的過ぎる作品ばかり)。本物を観る良い機会かもしれませんが、これはバレエ通の方にしかお薦めできません、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2004-08-07 00:32:02)
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