みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
380.もはや当たり前のように出る首無し騎士。 【TERU】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-11-22 21:12:56) 379.《ネタバレ》 この映画「スリーピー・ホロウ」は、幻想的でダークでファンタジックなティム・バートンワールド全開のゴシック・ホラーの大傑作だ。 とにかく、幻想的でダークでファンタジックなティム・バートンワールドに魅せられる素敵な映画です。 この「スリーピー・ホロウ」は、ワシントン・アーヴィング原作の「スリーピー・ホローの伝説」の映画化作品で、ティム・バートンが当時、「シザー・ハンズ」、「エド・ウッド」に引き続き、盟友のジョニー・デップとタッグを組んだゴシック・ホラーです。 18世紀のニューヨーク郊外の村、スリーピー・ホロウでは夜な夜な馬に乗って現われては住人の首を掻き切る首なし騎士が人々を恐怖のどん底に陥れていました。 斧を振りかざした首なし騎士が、漆黒の馬にまたがり、闇夜を疾走する場面の絵になる事といったらありません。 村を丸ごと作ってしまったというセットも素晴らしい雰囲気を醸し出していますし、霧が立ち込める不気味な夜は、色彩も美しく、優れて絵画的でもあります。 つまり、この映画はまさしく、現代の映画作家の中で、最も寓話的な作家であるティム・バートン監督によるファンタジーな絵本の世界を映像化したものだと思います。 そして、これらの幻想的でダークな、鳥肌が立つくらいに綺麗で美しい映像を撮影しているのが、何と「ゼロ・グラビティ」、「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「レヴェナント:蘇えりし者」で3年連続でアカデミー賞の最優秀撮影賞を受賞という快挙を成し遂げた、メキシコ出身の天才撮影監督のエマニュエル・ルベツキ。 初めてこの映画を観た時、この撮影は何と凄いのだろうと衝撃を受けた時の記憶が甦り、当時からルベツキの撮影技術が素晴らしかったという事がわかります。 この映画にはかつて、バートン監督が偏愛した1960年代のハマー・フィルム社の"怪奇映画"に対するバートン監督のリスペクト、オマージュに満ち溢れています。 バートン監督は、「当時の怪奇映画は映像的には美しかったが、スタジオ撮影のシーンとロケ撮影のシーンとの間に大きな隔たりがあった。 その隔たりを埋めようとして、セットはもっと現実っぽく、実際の風景は作り物っぽくなるようにした」と語っていて、バートン監督のこの狙いが見事に成功していると思います。 更に、首なし騎士の造形に見られるように、バートン監督が、「シザーハンズ」、「バットマン」、「バットマン・リターンズ」で描いてきた"異形の者"への偏愛も健在で、それまでに磨いてきた映像テクニックを縦横無尽に使い分け、自分の創造性を"さらり"と表現してみせる技を習得した彼は、まさに円熟の境地に達した感があります。 そして、この映画の最大の見どころはやはり、ヘンテコで奇妙な器具をこねくり回して、頑固な程に科学的な捜査を試みるジョニー・デップと村の迷信的な存在である"首なし騎士"との対決です。 科学的な合理性と超自然的な怪談の激突を、頭でっかちな男VS首なし騎士の対決として象徴的に描いているのが面白くてたまりません。 この首なし騎士を演じるクリストファー・ウォーケンの唸り声以外、セリフが全くないにもかかわらず、あの"美しくも怖い顔"で、我々観る者を恐怖のどん底に落とし込む程、怖がらせてくれて見事の一語に尽きます。 デップが古い伝説的な迷信にとり憑かれた村人に囲まれて、ひとり大真面目に捜査を行なう様子はいささか滑稽で、いざという時に臆病風邪を吹かせてしまうというキャラクターにも愛着が持てます。 そして、バートン監督は、我々観る者に謎解きという知的ゲームを与えておきながら、全く考える余裕すら与えない程に衝撃的な首切り殺人や戦慄の映像を畳みかけ、観ている側を完全にパニック状態に陥らせてしまいます。 そして、苦悩する主人公のデップと同様に、我々観る者の、理性を保とうとする機能までも破綻させてしまいます。 この演出技法には全くお手上げで、本当に心憎い監督です、ティム・バートンは。 映画の終盤には、西部劇ばりのワクワクするような、血沸き肉躍る、騎馬チェイスが用意されていて、エンターテインメント性にも満ち溢れていて、カルト的なのに大娯楽映画。 これこそが、まさにバートン監督映画の魅力であり、彼のように鮮やかに自分の趣味とビジネスを両立させている監督は、長いハリウッド映画の歴史の中でも、極めて稀な存在だと思います。 【dreamer】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2023-11-16 15:07:54) 378.《ネタバレ》 ティム・バートンとJ・デップの相性の良さがいかんなく発揮されていますね。ゴシックぽくてもどこかPOPな風合いのバートンに、ガチな二枚目を放棄するデップのヘンな軽さ。変わり者二人が融合してなんとも独特な味わいの一本になってますよね。 特筆すべきはやはりかっこ良いんだか悪いんだか絶妙のジョニデ。「NYでは人が人を殺すんです!」と言い切るがかっこええのは前段部のここまで。その後はショックで気絶すること数回、18世紀の英国小説に頻出するご婦人方のごとし。子供を前に押し出して後ろに引っ込むわ、首なし騎士の出現に布団をかぶって震えてるわ、で実に珍しいヘタレタイプの主人公像がただただ斬新でありました。 幽霊VS科学の様相で幕開けしたのにまさかの科学完敗。まあ科学を背負ってたのがジョニデだったのでしょうがないか、と思わしめるのもキャスティングの計算の内か。違うかな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-04 17:43:07) 377.この監督の作品の中では好きなほうです 【草のつるぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-01 14:25:06) 376.コミカルでファンタジックなホラーがあってもいいとは思いますが・・・ 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-25 17:13:42) 375.《ネタバレ》 ティム・バートンの世界観とジョニーディップ、クリスティーナ・リッチが上手くマッチしている。内容はそんななかったような?。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-04-28 15:59:31) 374.リアリズムな映画かと思ったら全然違った。ファンタジーとホラーを合わせたような作品。 ということで、壮大な謎解きかと期待してたら、ちょっと肩透かしされたような気分。 【simple】さん [地上波(吹替)] 5点(2017-08-13 17:44:02) 373.《ネタバレ》 だいぶ前に映画館で。 久々に友達に会って、夕食の前に一緒に観る映画としてはふさわしくなかったです。 珍しく食欲がおちてしまったし、友達もぐったりしていました。 ばっさばっさと切ってますが、罪もない人達だし、爽快感はまったくない。 ティム・バートン&ジョニー・デップでもこんな作品になっちゃうんだなーとある意味、驚きました。 【nina09】さん [映画館(字幕)] 2点(2016-04-11 16:21:23) 372.まったく面白くなかった映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-09-23 23:23:23) 371.《ネタバレ》 ○世界観や雰囲気は良いが、謎解きがラストに集中しすぎており、駆け足になっているのが残念。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-10 00:41:14) 370.《ネタバレ》 ティムバートンのいつもの映画と比べると、エンタメ映画としてストーリーも凝ってるしテンポも良い。もしかして監督よりもスタジオ側の意向が強かったのかなあ?とも邪推しちゃいました(それじゃまるで監督の映画がいつも詰まらないみたいな言い方になっちゃうけどw)。 それでも、バートンお馴染みの世界観もてんこ盛りなのでファンも楽しめますね。フランケンウィニーのような風車が出てきたり、村人たちが自衛のためとは言え集団で首無し騎士をメッタ撃ちにしたり。特撮も地味に凄いことやってます。 こういうオカルトミステリーって、「全て人間が仕組んだトリック」か、「人間の手に負えない悪霊のしわざ」のどちらかになりがちだけど、そこはやはりティムバートン。生者と死者の関わり合いを対等に描いてきた監督らしい物語になっていたと思います。なので、首無し騎士がトリックではなくホンモノだと分かっても、自然と受け入れることができました。 オカルトで誤摩化さず、ちゃんと筋道立てて謎を紐解いているのも良いと思います。確かに科学捜査ではないし、真犯人がか火曜サスペンスばりに解説してくれたりはするけれど。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-08 09:46:14) 369.《ネタバレ》 ティム・バートンの世界が大好きな人には超おすすめ。 でもそうでもない人には微妙・・・・。(あたりまえ?) バートン&デップファンの友人に連れられて行きましたが、首がごろんごろん飛ぶ飛ぶのにかなりぐったり。 でも一応謎解き?もあるし、作りこんだセットもいい感じです。 捜査に協力する少年が、最後助手みたいにくっついてくるのでシリーズ化されるのかなーとか思いましたが全然そんな気配ないですね。 【ぺーこ】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-03 14:20:12) 368.《ネタバレ》 ダークファンタジーというかおとぎ話というか外国版金田一シリーズというか。。。 首なし騎士の連続斬首事件…このビジュアルと世界観を見事なまでに創り上げたティム・バートン×ジョニー・デップのタッグはお見事でした。 もちろんクリストファー・ウォーケンのハンパない存在感は言わずもがな。 木の根っこから飛び出してくる画は素晴らしく、この事件の実行犯はホントに生身の人間じゃないってこと有無をいわさず観客に叩きつけてくれました。 こうなったら制作側の勝ち、観てる側も妙な推理は置いといて絵本をめくるように楽しめます。 そしてそのうっとりした時間を決して裏切ることのないクオリティにティム・バートンブランドの安心感を再認識するのでありました。 めでたしめでたし! 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-11-02 21:07:18) 367.ストーリーの印象は薄いんですが、世界観と雰囲気は大好きな作品。 【movie海馬】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-09 01:20:01) 366.《ネタバレ》 いかにもティム・バートンらしい、王道のダークファンタジー。首なし騎士もおどろおどろしい映像も独自の雰囲気も十分に楽しめる。社会からのはみだし者のようなジョニー・デップの怪演も(少々大人しめだけど)良かった。小品ではあるけれど、それでも円熟のバートン作品。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-01 13:01:41) ★365.《ネタバレ》 黒幕は誰だ!?なんて事より、もっと首なし騎士を見ていたいなぁと思った。もともと剣の腕が立つうえ、死んでるから不死身みたいなものでかなりの強敵。教会には足を踏み入れられないみたいだけど、なんと外から…。これはインパクト大、ちょっと惚れた。その首なし騎士にびびりながらも立ち向かうジョニー・デップも面白い。ティム・バートンとの黄金コンビで独特の雰囲気を作り出している。楽しめた。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-29 11:07:09) 364.ファンタジー・ミステリーとでもいった、とても変わったタイプの映画。 このファンタジーの部分で、シナリオのほうは評価が別れそうだけど、一応ちゃんとヒネリやオチがあって、ミステリーとしてはそこそこ楽しめるのではないかと。 やや暗めで雰囲気のある映像は、ティム・バートンらしい。終盤からラストにかけて、 謎解きがバタバタしてしまったのが残念。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-30 01:26:06) 363.そこそこの映画。この監督らしさがでている。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-07-13 01:15:39) 362.ややファンタジーな感じのホラー。 あぁティムバートンさんとジョニーデップさんね。 似たテイストの映画でした。もっとポップでも楽しかったかも。 怖く見たほうがいいのか、理論的に見たほうがいいのか、ちょっと気持ちが中途半端でした。コミカルにテンポよく見たかったかも やっぱディズニー育ちのティムバートンと、ジョニデは愛のあるやさしい夢のある映画をつくりますな 【杉下右京】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2011-05-24 09:48:55) 361.内容そこそこ、謎解きモノではないよねえ。ファンタジーホラーっていってよいのかな。どことなくユーモアも。ジョニーデップの役作りもコミカル意識してる。魔女モノはちょっと日本人に少し向かないかも。ティムバートンらしい絵作りとか雰囲気をだしててよい。クリスティーナリッチがかわいい演技。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-14 11:13:16)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS