みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
107.この作品はファシズム、ナチス、ヒトラーをコメディにし、徹底的に笑い倒しながら痛烈に批判している作品であるというのが素晴らしい。 誰がどんなに訴えようがどうしようが争いや差別偏見、残虐な行為はなくなりません、それも人間だからです。 うん10年も経ってから悲惨、壮絶な映像で語る一応の反戦映画は掃いて捨てるほどある、しかし本作は今まさにっていう時に制作されたわけです、これって物凄いことだと思うのよね、映画の中での演説って好きじゃありません。でもこれに限っては聞き入ってしまいましたね、たぶん演技による演説じゃなかったからだと思います。 【envy】さん [地上波(字幕)] 10点(2004-09-19 17:03:33) 106.ごめん、実はこの映画、めちゃめちゃ苦手やねん。なんでか、ゆーたら、最後の演説シーンを頭に思い出すだけで、人前でも涙目になってまうから。嘘ちゃうって。これ、ほんまの話。淀川さんがこの映画の話してるだけで、俺、おお泣きしてもーたもん。メッセージ性とかヒトラーとか映画としてどう?とかもうそんなことはどーでもえーねん。役としてじゃなくチャップリンとして、天国の母へ平和を願って語りかけるあの演説には、ほんと俺の涙を誘う、この世界で、単純だけど大切な思いを感じるねん。もうそれだけ。それだけで、これ書いてる今も涙目やねん。やっぱりちょっと俺おかしーかな。 【なにわ君】さん 10点(2004-08-25 16:17:03)(良:2票) (笑:2票) 105.「よくこの時期に作ったなぁ」とビビりながら観た、チャップリン作品です。 【axion】さん 10点(2004-07-01 03:04:01) 104.笑いあり感動あり…。特に最後の大真面目な演説は何度見ても素晴らしいものがある。 【oO KIM Oo】さん 10点(2004-06-12 09:16:37) 103.全てが最高です。説明することもないでしょう。ヒトラーが何度も繰り返し観たというのも頷けます。でもヒトラーにはチャップリンの気持ちが伝わらなかったのですね。 【カロ】さん 10点(2004-06-05 17:08:13)(良:1票) 102.チャップリンの才能を集結した映画。ラストの演説シーンは間違いなく映画史に残る名シーン。あの当時によくここまでの映画をつくったし、よく公開したと思う。間違いなく10点満点の映画。まだ見てない人は、ぜひ見てもらいたい。 【ポンクー】さん 10点(2004-06-02 02:39:34) 101.一部にあるギャグのためだけのギャグが「なくもがな・・・。」の感がありますが、問題意識と主義主張をコメディーの形に纏め上げたことはやはり天才のなせる技だと思うのでコメディーに私がつける最高点を献上します。現代の世界ではカストロ版(アントニオ・バンデラス主演)や金成一版(渡辺謙主演・・・ただしバットマンで悪役のイメージが定着することが前提)の同様の作品が絶対に必要だと思います。北朝鮮版に関して、さしもの勉強家の渡辺謙にもハングル語は難しいかもしれないので帰国した拉致被害者の方に吹き替えを頼むことにするといいと思います。(この作品中と同じでメチャクチャのほうがベターかも・・・。)でも、今でも北朝鮮にいらっしゃる拉致された方々はいわば非自己責任で捕われた人質のようなものなので、全員が無事に帰って来られるまでやはり北朝鮮版は作れないでしょう。人民が飢えているのに自分の父親の墓に巨額の費用をかけて、そして独裁者本人の暗殺を狙って失敗したという噂さえある昨今の原爆並メガトン級の爆発事故・・・ブラック・ユ-モアの極地だと思うのですが、「名誉毀損」の訴えなんか起こされたら映画会社はたまったものではありませんからね。この作品を見たヒトラーは激怒しただけで「名誉毀損」の訴えは起こさなかったのでしょうか・・・?公人だという自覚があったので起こさなかったのだと思います。「名誉毀損」の件に関しては作品冒頭に但し書きがあるので見逃した方と作品未見の方のために改めて拙訳を「小ネタ」に入れておきます。平たく要約すれば「テメエのことを言ってんだよ!テメエは悪いやつなんだ。わかってんだろうな!(チャップリン談)」ということになります。 【かわまり】さん 8点(2004-04-30 12:45:32) 100.映画は時として映画の枠組みを超え、誰かしらの人生に大きな影響を与える。この映画が自分の人生に大きな影響を与えたように。 【永遠】さん 10点(2004-04-04 07:37:55)(良:2票) 99.《ネタバレ》 この映画を初めて観た時は、とても辛かったのを覚えています。体調ではなく、故淀川長治先生の本の中で「チャップリンが命をかけた映画」という内容のものがあって、観るべきか、果して観たとしても冷静でいられるものだろうかと。非常に悩み苦しんだ思い出が「辛い」ものとして残っているんですね。しかし、再見すると、中学生に観た頃とは違って、誤解を承知で言うなら清々しいものが自分に残ったのです。あのパントマイムで人を笑わせ、泣かせ、感動を与えてきたチャップリンがどうしても伝えなければならないことを、ラストの演説でしゃべります。これでもかというくらいにしゃべります。あのチャップリンが。初見の時はこのシーンが長く、重く、戦争批判の最たるものとしか映らなくて辛かったのです。しかし今では、いや、チャップリンは希望を持っている。このメッセージを託すべき人間になんら失望もしていないし、人をあきらめたわけじゃない。人を信じているからこそ、伝えようとしているんだ、と理解できて。うれしかったです。戦争はいけないことだ、と台詞に込めるのではなく、人が人として生きていける世界をつくろうみたいな、そんな素敵なメッセージに聞こえてくるのです。やはり偉大な人です。 【映画小僧】さん 10点(2004-03-25 17:47:01)(良:2票) 98.有名なラストの演説なんかはなるほどなぁと感心しました。単に温かいコメディ映画ではないんだなと思いました。みなさんの評価通り、時代背景を考えたら凄まじい映画だなぁと思います。チャップリンの映画人生ってのはホント感動します。良い映画ですね。 【たにっち】さん 7点(2004-03-21 16:24:59) 97.一見喜劇映画ながら実はナチス統治下の社会を強烈に風刺してるってのが凄いです。特にラストの(映画史に名を残すといっても過言ではない)名演説シーン。これがもし今だったら、と考えると、ただ奇麗事を並べてるだけに思えますが。この時代(1940年)というように考えると、これは映画という枠を超えチャップリンが心の丈をぶつけた全身全霊の言葉だということは想像に難くないでしょう。今も尚衰える事を知らぬ、底知れぬパワーをもった作品です。 【クリムゾン・キング】さん 8点(2004-03-20 20:47:15) ★96.この映画が1940年に作られたことが全て。 当時の一般大衆にとって、どれだけ救いになったかに思いをはせて。 【j-ice】さん 9点(2004-02-29 05:17:50) 95.政治のことなんて詳しいことは全然知らないから全部真に受けてはいけないとは思ってもこの映画は凄いとしか思えない。(ビデオ) 【zero828】さん 10点(2004-02-21 16:47:22) 94.チャップリンはやっぱりすごい。 【すごろく】さん 8点(2004-02-21 12:14:41) 93.《ネタバレ》 断言するが、これはコメディではない。あえていえばニュース映画。彼はなぜ、6分間ものベタな長演説をぶったのか?笑いの作り手として世界最高峰にあった彼が、あの長演説が観客に野暮ったく聞こえることをわかってなかったはずがない。また彼は、あの演説を披露したところでヒトラーを止められないことも百も承知であった。ではなぜあの6分間のシーンをわざわざ撮ったのか?きっと「練達のコメディアンがコメディアンの文法を使わず、真面目なことを正面玄関から言わなければならないようになったときは、事態は取り返しのつかない深刻な段階まで進んでしまっている」ということをニュース映像として後世に残しておきたかったのだと思う。すなわち、練達のコメディアンがコメディアンらしく振舞える段階はまだ望みがあるが、そうできなくなってしまったときは、悲劇的な結末が待っているだけ、ということがこの映画のメッセージなのだ。今、日本のコメディアンは、まだまだ充分コメディアンしていられるように私には感じられる。ただ、彼らが、チャップリンほどの「練達な」コメディアンかどうかについてはあまり自信がもてない。そこが怖いところではある。 【南浦和で笑う三波】さん 10点(2004-02-21 00:35:11)(良:3票) 92.レビューするのにこんなにも悩んだのは初めてです・・・。チャップリン独特のしぐさや表情で見せる愛や平和への素晴らしい優しさが本当に大好きです。しかしこの作品でチャップリンが見せる演技は、平和や愛を飛び越えナチスに対する怒りを強く感じました。当時の時代背景を考える間違いなくこの作品は永遠に語り継がれるべき傑作です。ラストの有名な演説はもう床屋でもなくヒンケルでもなく映画から飛び出したチャップリンそのものだったと思います。ただその演説があまりには映画から飛びぬけていたため、その演説に至るまでにチャップリンが見せていた床屋でのパントマイムやハンナとの愛などが私の中で繋がらずなんとも言えない複雑な気分でした。作品の価値として「10点」、作品の内容の評価としては「7点」で総合で「8点」しました。「8点」とレビューしたもののこの傑作にこの点でいいのか今も悩んでます・・・。 【MINI1000】さん 8点(2004-02-20 18:33:23) 91.あのあまりにも有名なラストシーンがこの映画のすべてだと思います。あのシーンを盛り上げるための中盤が多少ダラけてしまっているのがちょいと気にかかりますが、やっぱりあのラストには感動しました。ちなみに私がこの映画を見たのはイラク戦争が勃発したばかりの頃だったので、チャップリンの平和に対する願いに心から共感を覚え、感動しました。平和に対する願いはいつの時代の人も一緒だと改めて感じました。 【未歩】さん 7点(2004-02-15 21:58:09) 90.ため息出ます。演説のシーンは評判どおりでした。他の蹂躙を宣告する演説と、他の幸福を願う演説。ラスト、涙を拭いて天を仰ぐハンナの表情。素晴らしかったです(ちなみに。ヒトラーとジョン・レノンとチャップリンの三人の声は、人を煽動する力を持っているそうです)。 【池田屋DIY】さん 10点(2004-02-15 20:41:23) 89.チャップリン作品は初めて観ました。その中でも最後の演説はチャッ プリンの真剣で強くて熱い想いが伝わってきました。演説の一言一言 に重みを感じ、チャップリンの優しい笑いと暖かい感動を感じました。 【ボビー】さん 8点(2004-02-14 19:00:15) 88.床屋でのブラームス髭剃りに尽きるでしょう。このあたりからチャップリンは映画作家というよりは思想家に近くなっていく。ラストシーンは評価に加えず。 【藤村】さん 7点(2004-02-13 12:28:27)
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