みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 この手の映画にしては落ち着いた感じなのは悪くなく、主要人物もみな大人に見えるのに、主人公だけは本物のバカという状況が延々と続くのは結構つらい。マンガで描いたものはどうだったのかとは思うが、少なくとも実写映画の登場人物としては極めて印象が悪かった。自分が先輩の立場だったら、こういう煩わしいのはどこかの段階で切り捨てる。 またライバルの女性も魅力的な人物ではあるが、自分としては主人公の方に一生懸命共感しようとしているうちに印象が悪化し、結局は主人公もライバルも両方好きになれないで終わってしまった。ちなみにライバル役の小島梨里杏という人は、前に見た「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」(2016)では主役をやっていた人なのだった。気づかなくてすいませんでした。 ほかの登場人物としては、特に主人公の親友はしっかりした人格が表に出た感じでかなり好印象だった。また寿司屋の息子もなかなかいいキャラクターになっているが、主人公の親友と似合いとは思わない。 なお余談として、この映画(原作?)に出ていた「つけま」というのと、別の映画に出ていた「まつエク」とは根本的に違うものだということが今回調べて初めてわかった(そもそもエクステという言葉の意味がわかっていなかったようである)。映画を見ているといろいろ勉強になる。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-09-25 20:29:09) ★2.こういうストレートなラブストーリーを受け付けない体質のようです。 ほとんどアレルギーのようなもので、恥ずかしくて直視できないんです。 でも、芳根京子が愛らしくて、2人がどうなってしまうのか心配で気になってしまう。 魚介類アレルギーなのに寿司屋に来てしまって、口の中が痒くなってるのに美味しくてつい食べてしまう感じ。 下手すると命の危険もあるかも知れないので、次はアレルギーのないジャンルの作品で芳根京子を試してみたいと思いました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-06-05 18:18:52) 1.《ネタバレ》 部室の窓際が映画のメイン舞台である。 タイトルバックでは画面左手の窓枠に座る志尊淳と、それを画面右手下から見上げる芳根京子の構図が 中盤から少しづつその位置関係を変化させ、ラストでそれを逆転させる。 乗り越えられる窓、揺れるカーテンと風鈴、逆光気味の白バックなどがここで活かされる。 序盤はファンタジック調の浮つき気味にみえる画面に不安が募るが、春から冬への季節の進行と恋愛ドラマの起伏に伴って 寒色系も織り交ぜた、しっとりした画面に変化していくのがいい。 背景の電車の進行方向も、手前の人物の感情に同調させる細やかさも見事だ。 外光を綺麗に反射させた学校の廊下、白い雲と空のショットなども丁寧に撮られている。 そして、ヒロイン芳根の天真爛漫な表情が魅力的だ。 【ユーカラ】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-03-31 23:59:29)
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