みんなのシネマレビュー

リズと青い鳥

2018年【日】 上映時間:90分
ドラマアニメシリーズもの青春もの学園もの音楽もの小説の映画化TVの映画化
[リズトアオイトリ]
新規登録(2018-04-23)【たろさ】さん
タイトル情報更新(2024-08-21)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-04-21)


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監督山田尚子
石原立也(監修)
演出山田尚子
石原立也
武本康弘
種﨑敦美鎧塚みぞれ
東山奈央傘木希美
本田望結リズ/少女
黒沢ともよ黄前久美子
朝井彩加加藤葉月
豊田萌絵川島緑輝
安済知佳高坂麗奈
桑島法子新山聡美
中村悠一橋本真博
櫻井孝宏滝昇
小岩井ことり吹奏楽部部員
小原好美吹奏楽部員
島袋美由利吹奏楽部員
原作武田綾乃「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」(宝島社文庫)
脚本吉田玲子
作詞山田尚子
製作鶴岡陽太
京都アニメーション(「響け!」製作委員会)
ポニーキャニオン(「響け!」製作委員会)
バンダイナムコアーツ(「響け!」製作委員会)
石立太一(製作委員会プロデューサー)
制作京都アニメーション(アニメーション制作)
配給松竹
作画山田尚子(絵コンテ)
木上益治(原画)
録音鶴岡陽太(音響監督)
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【クチコミ・感想】

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13.《ネタバレ》 リズと青い鳥という作品があることは知っていたけど、これがユーフォの続編だとは知らなかったので驚いた。
しかも、総集編で完全にカットされてたみぞれ先輩の話だったので、個人的には歓喜しました。
ユーフォ本編でも個々のキャラの物語はあったけど、スピンオフ作品の主人公として描かれるのは嬉しい。
本作では曲自体の背景が描かれていて、演奏に込められた想いが伝わって来て感動的だった。
久美子の視点だとあんなにもギスギスしてた吹奏楽部がみぞれ先輩の視点だと静かで落ち着いた雰囲気なのが面白い。
ふたりの関係がどうなってしまうのか少し心配だったけど、微笑ましい結末に安心しました。
あと、借りた本の又貸しはダメなのにハッピーアイスクリームは合法なの?
久美子ならきっと納得しないと思うよ。
もとやさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-08-16 07:06:05)

12.盛り上がる場面があるわけではないが、観ていて心に残る何かがあった映画だった。
友達を独り占めしたい、離れて欲しくないなど、そういう気持ちってあったなぁ。 misoさん [地上波(邦画)] 6点(2024-04-07 00:52:53)

11.静かで、美しくて、心に響く作品。
逆に言えば、動きがほぼ無く、抑揚も無く、展開の移り変わりもキャラクターの言葉すら少ない落ち着いた作品。
映像の美しさは折り紙付き。

アニメ本編を視聴後に観賞したが、本編は多くのキャラクターに焦点を当て、心理描写が非常に深く細かく、展開もテンポよく移り変わる群像劇的な様相を呈していたところ、本作はその逆で、スポットが当たる登場人物は主人公2人が大部分でそれに加え周囲のキャラクター数名のみ、台詞も多くなく、美しい映像の描写に尺が割かれ、しっとりとした空気感が終始流れ続ける。

心理描写に力が入れられているところは本編さながらでその点は安心。
本編とは違う本作特有の静かな空気感に入り込めるか否かで評価が大きく分かれそうな作品と感じた。

イメージとしては深夜の静かな環境で心の尖りがない穏やかな気持ちの状態で温かい飲み物でも片手にゆったりと視聴すると刺さる、そんな作品と感じた。 53羽の孔雀さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-28 05:04:28)

10.暗~く 始まり、たわいのない学園生活とクラブ活動..そして リズと青い鳥..う~ん ハズレた..と後悔、しかたなく渋々鑑賞..我慢しながら観てると、中盤から思いがけない展開に..登場人物たちの心情が深く丁寧に描かれ..心に沁みました..秀作... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 8点(2019-05-19 14:21:22)

9.《ネタバレ》 シナリオは所謂「アニメの水準」に留まっているが、作画や音楽など演出の側面では「アカデミー賞の水準」はゆうに上回っている。
シナリオについて具体的に言うと、「控えすぎた部分」と「やり過ぎた部分」がそれぞれ多すぎる。
例えば、二人の関係を覗き見するような作品だと監督は言っていたが、それにしては人物の感情表現がコテコテすぎる。
深夜アニメの平均がこの作品に届けば御の字だと感じるレベルにはあるが、"映画"という大きな観点で捉えると、あまりに欠点が多い。
アニメーションの長所である、「画面の細部まで行き渡りうる意識」を十分に活用した作画は素晴らしかった。 浅田荷葉さん [映画館(邦画)] 4点(2019-03-12 02:10:07)

8.ユーフォニアムはアニメで非常に高い評価をしましたが、正直それには及ばなかった気がする。

演出、作画も総合的にも素晴らしいはずなのに、2周してようやく理解し始めたぐらい、友達だけど微妙にギスギスした関係柄から発展して・・少し難しい映画かも ラスウェルさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-01-14 12:52:32)

7.《ネタバレ》 静謐な情念をぷりぷりと燃やす鎧塚みぞれと、浅いのか深いのかツカミ所のない傘木希が織り成す、静かなる青春てんこ盛りアニメ。

心情の機微を丁寧に描く演出や美術、動画の美しさなどは流石の京アニクオリティなのだが、鎧塚みぞれと傘木希。二人とも苦手なんだよなぁ私。

てか、ユーフォニアムは二年生(本作では三年生)キャラが全体的に苦手なんだ私。 aksweetさん [DVD(邦画)] 6点(2019-01-03 05:47:43)

6.まず第一に、吹奏楽部に集うJKなんて連中は、最低最恐の人間関係だどうせ。裏切りと嫉妬、陰口、ラインのグループ外し、不登校、リストカット、生理不順、妊娠と中絶、リベンジポルノ、親の離婚再婚に振り回され、奨学金というなの借金を背負い、三角関数ちっともわからない、茶髪ピアスを教師に咎められ、地毛証明書強要、などなど枚挙にいとまがない。こんなストレスに晒される哀れでいとおしい、クソめんどくせえ存在、それがJKである。
しかし、登場人物全員が見事にいい子たちばかりで、絵の雰囲気も柔らかく穏やかで、その雰囲気に癒されっぱなしだった。そう、ヒーリング。 no_the_warさん [映画館(邦画)] 8点(2018-12-27 22:45:11)

5.かなり退屈で、娯楽性がほとんどなかったです。それでも絵は京アニらしく綺麗なので最後まで見ることができました。 へまちさん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2018-12-16 13:46:35)

4.凄く繊細で人間味のある部分を描いた作品だと思うが、逆に言えばそれだけ。
やりたいことは理解できるけど映画としては厚みが無くてエンターテイメント性が薄いと思う。

希美とみぞれがお互いに思ってる親愛やコンプレックスや優越感や不安など
色んな感情を中盤までは言葉で説明せずに淡々と描いていくのだが、最終的なシーンでは全部台詞で言わせてしまってたのが何だかなぁという感じ。 Nigさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-12-09 02:45:52)

3.《ネタバレ》 吹奏楽部の女子高生二人は一方は陽キャで一方は陰キャと正反対の性格ではあるが
親友同士であり部のエース。
吹奏楽コンクールの自由曲「リズと青い鳥」で二人で掛け合うソロパートがある。
リズは青い鳥に依存しつつも青い鳥を束縛していることに気づき別れを選択する。
そんな関係を自分たちに重ねる二人。
二人にも進学の時が近づいてきて選択が迫られるのだった。

TVアニメ「響け!ユーフォニアム2」のスピンオフ作品。
ただ本編を見ていなくても問題ない内容。

前半は話の展開が緩かったので良作レベルかと思ったけど
終わってみればこれは名作かもしれないと思いました。

繊細な心の動きを会話でなく仕草や表情で見せようとしています。
日本人らしい本音を言わない良さがそこにある気がしました。

初っ端の二人が歩くだけのシーンでも足音だけが聞こえる。
一方が一方を追うように歩き、先に歩く方は確認するように後ろを振り返る。
実は共依存という関係性が分かるんですね。

視聴後いろんなレビューを見ましたが視聴中は気づかなかった演出も多く
そういう捉え方もあるのかと楽しんでいます。
視聴後も楽しめるんだから名作なんだろうな。 Dry-manさん [映画館(邦画)] 8点(2018-05-05 15:54:50)

2.《ネタバレ》  『響け!ユーフォニアム』のテレビシリーズは見ておらず、映画の1作目を見ただけで、それもあんまり、って状態(ダイジェストなので薄っぺらい感じで)でしたが、スピンオフである今回の映画は『響け!~』の知識が全く無くても問題なく楽しめる作品だと思います。むしろ知識がジャマをしてくる?

 山田尚子監督と吉田玲子脚本コンビとしては、『けいおん!』と『聲の形』という2つの極の間を漂うような作品で、純化された世界で少女達のキモチの揺らぎを描いています。表情に乏しく言葉少なく自己表現が苦手なみぞれと、明るく饒舌だけれども必ずしも内面に正直ではない希美。その心の機微を繊細に、そして雄弁に表現してゆく映像と音楽が心地良く、静かな静かな映画がじわじわ染みてくる感じで。
 広い余白とディティールアップの連続という、山田監督らしい構図で溢れた映像、反復される仕草やモチーフ。その、たっぷりと行間を取る演出法で、豊かな情緒を生み出しています。

 童話部分は陸奥A子的タッチの世界で(「ハッピーアイスクリーム!」も彼女のマンガで知りましたしね)、全編、少女文学世界というか昭和少女マンガ世界(『りぼん』とか『マーガレット』とかの集英社寄り感)の感覚を匂わせていて、そこに思い入れのある人には殊更響いてくるものがあるようにも思います。

 2人の少女の、自分を見つけ未来に向かって踏み出す大切な時間を丁寧に描いた作品、かなり近い題材な市川実日子&小西真奈美の『blue』、アーラン・モイルの『タイムズ・スクエア』と共に私のお薦めです。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2018-04-26 21:22:18)

1.「響けユーフォニアム」2期で重要なキャラクターだった鎧塚みぞれと傘木希の二人を主演にしてテレビ版2期のその後を描いた新作。
2期を見ていた方が二人の関係性について理解は早いが、独立したストーリーとなっている為、これ単体で観ても問題はないだろう。

終始物語はみぞれの視点で描かれる為、テレビ版とは違った雰囲気でとても静かな展開が楽しめた。
表題曲でもある「リズと青い鳥」が重要なテーマであり、自分を孤独なリズになぞらえるみぞれの様子がほんと丁寧に描かれていて感情移入させられる。
希は希で青い鳥の如く捉えどころがなく、そんな彼女の事が好きなみぞれはやきもきして‥‥。

果たして二人の友情の行方は?
そして「リズと青い鳥」に隠された意味とは?
それは観てのお楽しみ。 ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2018-04-23 15:23:40)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.69点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
4215.38% line
517.69% line
6215.38% line
7323.08% line
8430.77% line
917.69% line
1000.00% line

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