みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 当時リアルタイムで瀬川さんのプロ編入試験のニュースを見ていた。 佐藤天彦とか久保利明とか強い相手もいたけど、女流棋士や神吉プロも試験の対戦相手だったりして、実に微妙な試験相手だったと記憶している。 その頃を思い出しながら懐かしい思いで見ていた。 プロになる夢を捨てなかった瀬川さんの執念の勝利だった。 大一番に勝った瀬川さんも凄いが、このような特例を受け入れた日本将棋連盟にも拍手を送りたい。 さてさて映画としてみてみると、普通に楽しめたし不快になるシーンもなく無難な内容ではあったが、日本映画の魅力として考えると物足りなさを感じた。 ストーリーを辿っただけの内容で、これといった見どころがないのが残念な作品である。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-08-01 22:40:18) 5.明るい映画ではありませんが、変にジトジトしたり、鬱っぽい演出がすくないのでホンワカみれました。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-10-28 21:43:49) ★4.松田龍平は名優だと思うけど、対局の所作に関してはプロ棋士の先生方に一日の長があった。 棋士ってカッコイイなぁって改めて思いました。 物語としては、前半は鬱になりそうな暗い展開だったけど、後半は前向きで清々しい雰囲気で良かった。 古い体質の将棋界が新たな一歩を踏み出した歴史的な出来事なので、こうやって映像化されたことは意義のあることだと思う。 最後は勝つことはわかってたけど、やっぱりちょっと感動的で泣きそうになりました。 【もとや】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-09-28 17:17:51) 3.地味にアツかったです。 話が思ったよりドラマチックでおもしろかった。 これで実話ベースってのがすごいところ。 難点はやはり地味なとこ。 将棋という題材のせいもあってか華がなかったり、 山場の盛り上がりなど映画としての派手さに欠ける点。 あと、たまに外してくる音楽の雰囲気も気になる。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-07-12 18:18:04) 2.《ネタバレ》 見終わって半日たって、じわじわいい映画だったなと思います。瀬川役の松田龍平が異色。映画の主人公らしからぬ、喜怒哀楽の薄さ。もともと、そういう抑えた演技の俳優さんだったと思いますが、そこがいい。この映画は詰まるところ、瀬川を中心に、さまざまな人が一つの夢を紡いでいく話だと思っています。鹿島澤先生、おとうさん、親友でありライバルの鈴木君、将棋道場の席主、喫茶店のウェイトレスさん、会社の同僚、三段リーグの仲間(戦友?、敵役?)たちなどなど。松田龍平の瀬川が激情型とは対極のキャラなので、これらの人たちの糸がしっかりと編み込まれていくのがわかります。そして、奇跡ができあがる。表情の乏しい瀬川が、ホッとして、笑顔を浮かべようとする瞬間が本作のラストシーンです。あえて繰り返しますが、さまざまな人たちの手により、一つの夢が紡がれていくさまを描いた本作。良かった。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2019-12-12 13:29:32) 1.将棋映画の最高傑作かもしんない(「聖の青春」くらいしか観たことないけど。) 藤井君効果などにより最近何かと盛り上がりを見せる将棋会だが、本作はそんな華々しい内容ではなく、将棋会の厳しさ、恐ろしさ、闇をえぐり出している。 これまで将棋だけをやってきた男が、年齢制限により永遠にプロになる夢を諦めなければならない残酷さ。段々とタイムリミットが迫って来て、プレッシャーで押し潰されそうになる感じの空気感、閉塞感が凄くリアルに描かれていてとても引き込まれた。 ある者は悲観して自殺し、ある者は将棋を憎む。しかし、この映画の主人公であるしょったんは夢に敗れてどん底に落ちるも、決して将棋を嫌いにならなかった。これは、ひたすら将棋を愛し、将棋によって人との繋がりを広げたしょったんの、奇跡の物語である。 とにかく、夢を持ち続ける事の大切さ、夢を諦めないことの大事さが伝わってきて、元気を貰える作品だった。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-09-11 20:26:46)(良:1票)
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