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史上最大の作戦

The Longest Day
1962年【米】 上映時間:178分
アクションドラマ戦争ものモノクロ映画歴史もの実話もの小説の映画化
[シジョウサイダイノサクセン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-03)【イニシャルK】さん
公開開始日(1962-12-08)


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監督ケン・アナキン(英軍パート監督)
ベルンハルト・ヴィッキ(独軍パート監督)
アンドリュー・マートン(米軍パート監督)
ダリル・F・ザナック(ノン・クレジット)
キャストジョン・ウェイン(男優)米第82空挺師団バンダーブーアト中佐
ヘンリー・フォンダ(男優)米第4師団副師団長ルーズベルト准将
ロバート・ミッチャム(男優)米第29師団コータ准将
ロッド・スタイガー(男優)米海軍ビーア中佐
メル・ファーラー(男優)米ヘインズ少将
ロバート・ライアン(男優)米第82空挺師団ギャビン准将
ロディ・マクドウォール(男優)米兵士モリス
サル・ミネオ(男優)米第82空挺師団兵士マティーニ
ロバート・ワグナー(男優)米レンジャー隊隊員
ポール・アンカ(男優)米レンジャー部隊隊員
ジェフリー・ハンター(男優)米フラー軍曹
スチュアート・ホイットマン(男優)米第82空挺師団シーン中尉
エドモンド・オブライエン(男優)米第4師団長バートン少将
レッド・バトンズ(男優)米第82空挺師団兵士スチール
リチャード・ベイマー(男優)米第82空挺師団兵士シュルツ
スティーヴ・フォレスト(男優)ハーディング大尉
ジョージ・シーガル(男優)米レンジャー部隊将校
トム・トライオン(男優)ウィルソン少尉
エディ・アルバート(男優)米第29師団トンプソン大佐
デューイ・マーティン(男優)米兵士ワイルダー
マイケル・メドウィン(男優)米兵士ワトニー
ヘンリー・グレイス(男優)米ドワイト・D・アイゼンハワー大将(ノン・クレジット)
アレクサンダー・ノックス(男優)米ウォルター・ベデル・スミス少将
リー・ストラスバーグ(男優)フォスター軍曹(ノン・クレジット)
リチャード・バートン(男優)英空軍将校キャンベル
ショーン・コネリー(男優)英軍兵士フラナガン
ノーマン・ロシントン(男優)英軍兵士クラフ
ピーター・ローフォード(男優)英コマンド部隊ローバット卿
ケネス・モア(男優)英海軍モード中佐
レオ・ゲン(男優)英パーカー准将
リチャード・トッド(男優)(男優)英第6空挺師団ハワード少佐
ドナルド・ヒューストン(男優)英空軍パイロット
レスリー・フィリップス(男優)英空軍将校
サイモン・ラック(男優)英トラッフォード ・ リー = マロリー空軍中将(ノン・クレジット)
ジョン・グレッグソン(男優)英空挺部隊従軍牧師
リチャード・ドーソン〔男優・1932年生〕(男優)(ノンクレジット)
ハロルド・グッドウィン〔英男優〕(男優)(ノンクレジット)
マーク・ダモン(男優)(ノンクレジット)
フランク・フィンレイ(男優)コーク二等兵(ノンクレジット)
バーナード・フォックス(男優)英軍兵士(ノン・クレジット)
ジャン=ルイ・バロー(男優)ルーラン神父
シアン・フィリップス(女優)(ノンクレジット)
クリスチャン・マルカン(男優)仏コマンド部隊キーフェル隊長
ジョルジュ・リヴィエール(男優)仏コマンド部隊ギイ・ド・モンロール軍曹
ジャン・セルヴェ(男優)ジョジャール海軍少将
ブールヴィル(男優)コルビル町長レノー
ジョルジュ・ウィルソン(男優)サンメール・エグリーズ町長ルノー
フェルナン・ルドー(男優)ルイ
アルレッティ(女優)バロー夫人
イリナ・デミック(女優)ジャニーヌ
マドレーヌ・ルノー(女優)修道院長
ベルナール・フレッソン(男優)(ノン・クレジット)
ウェルナー・ヒンツ[男優1903年生](男優)独B軍集団司令官エルヴィン・ロンメル元帥
クルト・ユルゲンス(男優)独西部軍参謀長ブルメントリット少将
パウル・ハルトマン[男優](男優)独西部軍司令官ルントシュテット元帥
ウォルフガング・プライス(男優)独第7軍参謀長ペムゼル少将
ペーター・ヴァン・アイク(男優)独第352師団オッカー中佐
ハンス・クリスチャン・ブレヒ(男優)独第352師団プルスカット少佐
ゲルト・フレーベ(男優)独カフィークラッチュ軍曹
ハインツ・ラインケ(男優)独空軍プリーラー大佐(ノンクレジット)
ロベルト・フライターク(男優)(ノンクレジット)
小林修米第82空挺師団バンダーブーアト中佐(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
野沢那智米第4師団副師団長ルーズベルト准将(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
谷口節米第29師団コータ准将(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原康義英空軍将校キャンベル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
佐古正人米ヘインズ少将(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宮本充英軍兵士フラナガン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
瑳川哲朗独西部軍参謀長ブルメントリット少将(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中村正[声優](日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大塚芳忠英コマンド部隊ローバット卿(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宝亀克寿英海軍モード中佐(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
加藤精三独第7軍参謀長ペムゼル少将(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
江角英明(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田中敦子〔声優〕ジャニーヌ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
山野史人(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)/(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島香裕米第4師団長バートン少将(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
辻親八(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
高宮俊介(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
後藤敦(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大川透(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
石森達幸(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
荒川太郎(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
金尾哲夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲葉実(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
水野龍司(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
岡部政明(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
板東尚樹(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
久保田民絵(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
城山堅(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
佐野浅夫米第82空挺師団バンダーブーアト中佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小山田宗徳米第4師団副師団長ルーズベルト准将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
浦野光米第29師団コータ准将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山田康雄米ヘインズ少将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田口計英空軍将校キャンベル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二英軍兵士フラナガン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷悟朗米第82空挺師団ギャビン准将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩見竜介米第4師団長バートン少将(日本語吹き替え版【テレビ朝日/日本テレビ】)
相模太郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島宇志夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大宮悌二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松岡文雄米レンジャー隊隊員(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林清志(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二米第82空挺師団バンダーブーアト中佐(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内田稔米第4師団副師団長ルーズベルト准将(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宮川洋一米第29師団コータ准将(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北原義郎米第82空挺師団ギャビン准将(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
加藤正之米海軍ビーア中佐(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
青野武米フラー軍曹(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林勝彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
兼本新吾米第82空挺師団シーン中尉(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石田太郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
川合伸旺英コマンド部隊ローバット卿(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
あずさ欣平(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塩沢兼人米レンジャー隊隊員(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中秀幸米レンジャー隊隊員(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仁内建之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
羽佐間道夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作コーネリアス・ライアン
脚本コーネリアス・ライアン
デヴィッド・パーサル(追加脚本)
ジャック・セドン(追加脚本)
音楽モーリス・ジャール
ポール・アンカ(テーマ音楽)
撮影ワルター・ウォティッツ
ジャン・ブールゴワン
ピエール・ルヴァン(ノン・クレジット)
製作ダリル・F・ザナック
エルモ・ウィリアムス(製作補)
プロデューサー鍛治谷功(日本語吹き替え版担当【テレビ東京】)
特撮ウォーリー・ヴィーヴァーズ視覚効果(ノン・クレジット)
ロバート・マクドナルド〔特撮〕特殊効果(ノン・クレジット)
アレックス・ウェルドン(ノン・クレジット)
美術ヴィンセント・コルダ
テッド・ハワース
レオン・バルザック
衣装ジョン・マッコリー(ノン・クレジット)
編集サミュエル・E・ビートリー
字幕翻訳岡枝慎二
スタントノッシャー・パウエル(ノン・クレジット)
その他モード・スペクター(キャスティング)
モーリス・ジャール(指揮)
エリッヒ・マリア・レマルクスクリプト・コンサルタント(ノン・クレジット)
デヴィッド・パーサルスクリプト・コンサルタント(ノン・クレジット)
水野晴郎(邦題)
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【クチコミ・感想】

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67.《ネタバレ》 “The Longest Day( Must Have An End.)”ロンメル元帥が上陸作戦が行われる日を称して『一番長い日になるだろう』といった言葉から。また『(どんなに)長い一日(にも、必ず終わりは来る。)』って、ことわざの一部でもあるようです。連合国軍の大規模反攻作戦で、第二次世界大戦のターニングポイントになった、ノルマンディ上陸作戦の映画化です。

この時代、第二次大戦を扱った映画が多数創られていますが、米英独仏の各国豪華俳優陣の共演、米英独それぞれのパートをそれぞれの国の監督が撮影、軍の協力で予算以上の大規模な撮影を可能にしたなど、上映時間の長さもあって、まさに当時の戦争映画の集大成のような作品です。

落下傘が教会に引っ掛かって死んだふりしてやり過ごした兵隊、味方識別のクリケットの悲劇、塀を挟んですれ違う敵味方、たった2機の戦闘機で出撃、自宅を艦砲射撃されて歓喜するフランス人などなど、史実・創作入り混じって、当時の戦争映画らしい大小の珍エピソードがいっぱい出てきます。
圧巻は自由フランス軍のスウォード・ビーチ攻略戦の長回し空撮。行軍に合わせた着弾と爆発のタイミングが絶妙。カメラが180°回転し、橋を渡った兵士を追う機銃掃射。丘の上からも降りてくる兵士。独軍の要塞と化したカジノビルの屋上までを収める。今の目で観てもかなりの臨場感が感じられます。

当時の戦争映画は反戦色がほとんど無く、西部劇同様の娯楽色のほうが強かったんでしょう。殺し合いをしているのに痛みは感じにくいです。また題材も“軍隊同士が戦場で戦闘する”のがメインで、そこに住む武器を持たない市民が犠牲になる様子はほぼ描かれません。
昔はたくさん創られていた、戦闘シーンの格好良さがウリの戦争映画。映画界にも軍(スポンサー)にも、お互いにWIN-WINの関係だったんでしょうね。 K&Kさん [ビデオ(字幕)] 6点(2024-08-18 20:59:57)

66.《ネタバレ》 話は大したことないが当時の技術でこの映像を撮ろうとしたら相当金掛かったろうなと思えた作品。
あとは往年の映画俳優が多数出演している。
といってもなんか見たことあるくらいの知識しかないのでそういうのも楽しめる人が観たらもっといい点数になるだろう。 Dry-manさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-04-22 02:36:28)

65.ジョン・ウェインの王道ぶりが目立つ映画。
内容は少々雑であるもののかつての映画黄金時代の配役に7点。 おさむさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-29 11:09:09)

64.巨大な作戦を敵味方双方相対的に群像劇で描いているのでどうしても散漫にはなる。雰囲気を味わう作品と割り切ればよいのだろうが、音楽のせいもあって全体的に軽い感じになっているので、戦争の悲惨さや愚かさはみたいなものはあまり伝わってこないのが難点か。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-20 12:30:19)

63. たぶん大昔に見たことはあると思うのですが、あらためて見ました。
 いろいろな角度からこの日について語る形式だということはわかるのですが、ツギハギで散漫な感じがしました。 海牛大夫さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-31 22:45:48)

62.なるほど、プライベート・ライアンの冒頭を思い出す戦闘シーンですね。視聴者目線のキャラクターが連合国軍にもドイツ軍にも存在しないため、どうにも観ていて落ち着かない。でもその俯瞰する作り方によって歴史に残る映画となっているのですが。 次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 6点(2015-07-15 20:13:45)

61.広く浅い描写ですがノルマンディー上陸作戦の概要とスケールの大きさは伝わってきます。勝ち戦には役割分担が必須なのでしょうが、所詮駒でしかない兵隊蟻や働き蜂のような歩兵とパラシュート部隊の姿が印象的でした。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-22 09:30:48)

60.《ネタバレ》 ○いやぁ長かった。いろんな国からの視点で描くのは良いが、登場人物など多すぎる故、落としどころ含めすんなりいっていない。○アクションシーンはなかなか。特に終盤の長回しは圧巻だった。ただ細かいことを言うと、エキストラが倒れると全員が動かないのがねぇ。某映画のようにやられるやつにもバリエーションがあればよりリアリティが増したと思う。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-22 21:35:07)

59.《ネタバレ》 ダリル・F・ザナック総指揮の元、複数の監督による「ノルマンディー」を描いた大作。

ドイツと連合軍両方の視点で描いていく点が面白い。

最初1時間は淡々としたドラマが続くが、残りノルマンディー上陸の前哨戦をたっぷり描く。

「合図の音」が生む悲劇、暗闇ですれ違う敵軍、落下傘部隊の顛末、激しい銃撃戦は中々楽しめる。

豪華なキャストの共演も魅力的だが、戦争に振り回された男女のドラマも盛り沢山の映画だ。

ラストはちょっと「もっと見たい」という欲求不満になるのが残念。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-15 21:27:13)


58.2014.06/06 3回目鑑賞。何といってもこれだけの有名俳優を使っての映画はこの時代では未曾有。お陰で見分けが付きやすく解り易いGOOD。これだけの大作を無名の俳優陣では観る方が覚えきれないのでは・・。俳優陣と懐古趣味で+2点。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-01 12:43:37)

57.《ネタバレ》 米・英・仏・独の役者さん総出演ということで、内容的に、公平に作ろうというのが見て取れるわけです。みんな英語喋ってるとか、連合国だけに肩入れしてるとか、そういうのではなく、みんな平等に描こう、という。そんでノルマンディー作戦の追体験を観客にしてもらおう、という、そういう作品。多くのエキストラを動員しての物量作戦は確かに目を見張りますし、「プライベート・ライアン」なんかに影響を与えてるんだろうなと思いますが、ストーリーはかなりの大味で特定の誰かに感情移入しにくいので、総合的に見るとこの点数かなと。 あろえりーなさん [地上波(字幕)] 6点(2014-01-17 19:18:40)

56.第2次世界大戦における最大規模の作戦を、その決行前夜からの各国の動きをドキュメンタリータッチで再現した作品。ビッグネームがズラリと顔を揃えたオールスターキャストで上映時間は3時間に迫る長尺。しかし意外なほど派手さは無い。

声高に反戦を訴える訳でもないし、派手な、あるいは感傷的な音楽や演出もありません。アメリカを中心にした連合国の作戦であり、アメリカ映画なので当然アメリカ軍の動きをとらえる時間が長くなっていますが、連合国側、独軍、フランスの市民(戦時中にフランスがその誇りを示した「天井桟敷の人々」の主要キャストが名前を連ねているのが感慨深い)の視点を交えながら、上陸作戦が時系列に沿って局面ごとに淡々と描かれていきます。

本作には特定の主人公や英雄は存在せず、主人公は時に皮肉やユーモアのある言動を交え描かれる人間臭さにあふれた全ての兵士たち。作品の大きなウェイトを占める戦闘シーンの中で、そんな一人一人が愛すべき人間である彼らの命が一発の砲弾や銃撃で次々と失われていく。人々の営みがあった街が破壊されていく。そこからは嫌になるほど戦争の悲惨さが伝わってきます。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-02 00:27:50)

55.THE LONGEST DAY。ほんまに長かった。 ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-02-08 18:12:48)

54.とにかくスケール感がすごい、の一語に尽きます。視点も陸から、海から、空かからとバラエティ豊か。50年も前に、よくぞこれだけの人と場所と金を使って撮影したものだと感心しきりです。同じノルマンジーでも、「戦場の恐怖感」という意味では「プライベート・ライアン」の冒頭のほうが上だと思いますが、「超大規模な作戦だった」ということがわかるのはこちら。まさに「史上最大の映画」という感じで、それだけでも観る価値は十分にあります。ただし登場人物にはほとんど感情移入できないので、むしろ観る価値はそれだけか。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-09 20:16:37)

53.《ネタバレ》 この映画が成功した理由は、ドキュメンタリー・タッチを採用したことでしょう。英米仏独偏ることなく、時間の流れに沿ってそれぞれの動きを客観的に描く。戦争というのがどういうものなのか、その一端を理解するには、それだけで十分なのです。とはいえ、ノルマンディー上陸作戦を題材に選んでいるところをみても、アメリカ主導であることはわかるのですが、そういうことが気にならない配分がなされていると思います。
単なるエピソードの羅列なので、冗長に流れるかと思いますが、見ていてどんどん引き込まれます。まさに「事実は小説よりも奇なり」、単なる事実であっても、戦争という特異な状況下にあっては、十分ドラマチックな場面が続いて目が離せなくなります。これもまた、本作の優秀さを示していると思います。また、大量のエキストラを投入した長回しの戦闘場面は、やはりすばらしいです。
欠点としては、ナレーションなどによる状況説明が全くなく、ある程度第二次世界大戦についての知識が必要とされることでしょうか。そもそもなぜノルマンディー上陸作戦が行われたのか、その理由すら映画中では説明されていません。なお、戦闘場面ばかりでしんどいという意見もあるようですが、これは戦争を描く映画ですから、むしろ戦闘が続くのが当然でしょう。これが戦争というものなのです。
そう、戦争反対を主張するのもいいですが、その前に戦争とはどういうものなのか、それがわかっていなければ話になりません。戦争の現実を知るには、たとえば本作を見るのがよいでしょう。それでこそ戦争の非情さ・悲惨さがわかろうというものです。それでも、現実のものとして実感するのは、現代日本人にはかなり困難なことだとは思いますが。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-18 22:39:59)

52.この映画、子供の頃から特別な印象を持っていて・・・戦争映画というと普通、ダイナミックな戦闘シーンを手に汗握って楽しむもんだと思っており、確かに本作もそういったスペクタクル映画のひとつではあるのですが、いかんせん、ただ楽しむには、戦闘シーンがあまりに長過ぎて、お腹いっぱい、胸やけする程。まあ、初めて観たのが何歳の頃だったのか、戦闘の流れが把握できていなかった、というのもあるのですが、壮絶な上陸シーンでもう見ごたえ十分なのに、引き続くウィストレアムでの市街戦、これがもう本当に街を破壊して撮影しているように見えて、だんだん「これは本当に映画なのか」と不安になってくるほど、だったのです。実際には大規模な上陸が始まるのは映画の後半1/3程度なのですが(最初の1/3程度が戦闘前の模様、中間1/3程度がレレジスタンスと空挺部隊の活躍)、最初に観た時の印象は、まさに「無限に戦闘シーンが続く映画」。そして「これは本当に作り物の戦闘なのか」という驚き。これが、本作を何度か観てくると、「ああ、本当にこれは“作った”ものなんだ」という、別の驚きになっていきます。戦闘シーン以外でも、前半の兵舎で兵士たちがギャンブルに興じるシーンでの、驚くべきカメラワーク。また、大量に動員されたエキストラが効果を上げているのは、戦闘シーンばかりではありません。どのシーンも、リアリティを追求しながら、それだけにとどまらない緊迫感を、見事に演出しています。またこの映画の魅力として忘れられないのが、人間味あふれる登場人物たちの描き方ですね。印象深いキャラたちが続々と登場し、誰もが人懐っこい。バタバタと斃れる無数の兵士たちを描く視点と、一人ひとりの兵士の人間味を描く視点とが同居していること。戦争への肯定も否定もない、本作こそがまさに、人間賛歌の映画だと思います。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-08-17 09:34:25)

51.《ネタバレ》 長い、とにかく長い でも、、長い割に各国パートがしっかりしていて意外にすんなり観れますね  連合軍側のとにかく人数勝負!的なThe人海戦術は観ていてすごかった~  各国別に言葉が違うのが(当たり前だけど)リアリティがあってよい ほとんど各個人に寄らず 全体的に淡々と進んでいく あくまでも史実に基づいた歴史ものというスタンスを維持しつつ、連合軍側のみでなくドイツ側も平等に描かれているところは評価できるとオモイマス Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-05 07:40:18)

50.私の私の最も嫌いな映画のひとつ。これだけ豪華なキャストをそろえて何を表したかったのだろうか。
「最も長い一日」の題がしめすように、戦争の描写が延々と続くだけの映画。よほどの戦争大好き人間でなければ、見るのもつらいだろうと思う。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 3点(2011-03-11 20:37:00)

49.《ネタバレ》 妻投稿■戦争映画を見るときの私って、結構戦闘シーンをワクワクしながら見ていて、後でレビューに書くときは「戦争は悲惨」「一人一人に命があるんだよ」というふざけたメッセージを書く悪い癖があるんだけど、この映画でそういう私に気がついてしまった。■この映画でビックラこいたのはラストシーン。てっきり戦争賛美、アメリカ万歳で終わるのかと思いきや、唐突に迷った兵隊と負傷兵が意味もなくだべりだして終わる。このシーンを見たとき、私は「『戦争の悲惨さ』なんていちいち大げさに表現してもらわないと伝わらないのか」と言われた気がした。そう、私たちって、そういうシーンがないから「これは戦争を賛美する映画だ」と言い切ってしまう。考えてみれば銃弾に当たった痛みや死の恐怖なんて、その場にいた当事者にしかわからないんだよね。映画はそういうものを(傲慢に)描こうとしないで、ただ戦場における兵士同士の命のやり取りをひたすら描いたんだと思う。フランス軍の港のシーンで、空から部隊が動くシーンと、兵士一人一人が死に物狂いで命をやり取りするシーンが同時に描かれた場面があって、私はそのシーンを何度も見直した。このシーンが映画が書きたい事のスタンスを現わしていると思う。 はち-ご=さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-09-19 22:19:06)

48.豪華キャストはそれを揃えるだけじゃなくって、きちんと使いこなさないと意味がないんです。音響や美術関係などはこれでもかというくらい凝っていますが、中身としてはドラマもなければ表現もないといわざるをえません。まさしくアメリカの物量作戦方式を象徴するような作品です。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-12 05:03:29)

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【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 6.78点
000.00% line
100.00% line
211.49% line
322.99% line
411.49% line
5710.45% line
61623.88% line
72029.85% line
81217.91% line
957.46% line
1034.48% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.25点 Review4人
2 ストーリー評価 8.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review3人
4 音楽評価 8.60点 Review5人
5 感泣評価 9.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1962年 35回
作品賞 候補(ノミネート) 
撮影賞ジャン・ブールゴワン受賞白黒
撮影賞ワルター・ウォティッツ受賞白黒
視覚効果賞ロバート・マクドナルド〔特撮〕受賞 
音響効果賞 受賞 
美術賞(白黒)テッド・ハワース候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ヴィンセント・コルダ候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)レオン・バルザック候補(ノミネート) 
編集賞サミュエル・E・ビートリー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1962年 20回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 

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