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【クチコミ・感想】
2.旧体制の軍人であった父に反発し家を出た青年が、父の死を聞き返ってくる。すでに死体となった父との対面後、死体が事務的に処理されてゆく様が延々と映される。旧体制の人間の死を「無」として描くところに社会の隠喩があるのは明らかなのだろうが、ひたすら長回しで映される淡々とした死体処理の段取りは正直退屈であり、眠気を堪えるのに苦心した。思い返せば、その段取りに翻弄される青年の物語には面白いところもあったかもしれないが(もちろん物語そのものが面白いのではなく映像の中に面白さがある)。惹かれるのはモノクロの黒の真っ黒さと白の真っ白さとそこに被さる生活の音と無線機からのノイズが奏でる虚構と現実とが均衡している画面そのもの。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-16 12:01:29)
★1.《ネタバレ》 苦悩するロシア青年のかたわらに、ゴロリと転がる父親の死体。このゴロリと転がった死体が、いわばソビエト唯物主義の象徴。宗教性を排したソビエト社会の中で、「人間の死体の処理」という日常の出来事が、とことん唯物的な役所業務として、ほとんどドリフの葬式コントみたいなドタバタをともないながら展開されていきます。大きな棺桶を家から運び出すときに、あっちの壁にぶつかり、こっちの角にぶつかりするたびに、ソビエト特有の冷たくて寒々とした音が、乾いた反響を歪ませながら鳴り響いて、でもって、部屋の隅のほうでは、あくまでも「苦悩し続ける」ロシア青年。この対比が、ドラマの滑稽さをひたすら増長させていきます。絵と音の叙情性に相反するような、露骨なくらいの叙事性。映画の美しさとは無関係な、モチーフそのものの諧謔。この映画ではじめてソクーロフの凄さに圧倒された。暗いんだか、笑えるんだか、全然わかりません。(~~; 【まいか】さん [映画館(吹替)] 9点(2004-04-24 03:54:19)(良:1票)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
7.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 50.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 50.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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