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トランスフォーマー/最後の騎士王

Transformers: The Last Knight
2017年【米】 上映時間:149分
アクションSFアドベンチャーシリーズものTVの映画化漫画の映画化3D映画
[トランスフォーマーサイゴノキシオウ]
新規登録(2017-07-09)【+】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-08-04)
公開終了日(2017-12-13)


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監督マイケル・ベイ
キャストマーク・ウォールバーグ(男優)ケイド・イェーガー
アンソニー・ホプキンス(男優)エドマンド・バートン
ジョシュ・デュアメル(男優)ウィリアム・レノックス
ローラ・ハドック(女優)ヴィヴィアン・ウェンブリー
イザベラ・モナー(女優)イザベラ
スタンリー・トゥッチ(男優)マーリン
グレン・モーシャワー(男優)モーシャワー将軍
ジョン・タトゥーロ(男優)シーモア・シモンズ
フランク・ウェルカーガルヴァトロン
ジョン・グッドマンハウンド
渡辺謙ドリフト
ジム・カーター[男優1948生]コグマン
スティーヴ・ブシェミデイトレーダー
オマール・シーホット・ロッド
ジョン・ディマジオクロスヘアーズ / ナイトロゼウス / オンスロート
土田大ケイド・イェーガー(日本語吹き替え版)
チョーシーモア・シモンズ(日本語吹き替え版)
玄田哲章オプティマス・プライム(日本語吹き替え版)
水内清光ドリフト(日本語吹き替え版)
手塚秀彰クロスヘアーズ(日本語吹き替え版)
楠見尚己ハウンド(日本語吹き替え版)
落合弘治ホィーリー(日本語吹き替え版)
中川翔子テッサ・イェーガー(日本語吹き替え版)
多田野曜平ホット・ロッド(日本語吹き替え版)
乃村健次オンスロート(日本語吹き替え版)
梅津秀行マーリン(日本語吹き替え版)
木下紗華創造主クインテッサ(日本語吹き替え版)
小原雅人バンブルビー(日本語吹き替え版)
原作アキヴァ・ゴールズマン(原案)
音楽スティーヴ・ジャブロンスキー
挿入曲LL・クール・J"Going Back To Cali"
M・C・ハマー"U Can't Touch This"
撮影ジョナサン・セラ
製作イアン・ブライス
ドン・マーフィ〔製作〕
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮マイケル・ベイ
ブライアン・ゴールドナー
スティーヴン・スピルバーグ
マーク・ヴァーラディアン
制作東北新社(日本語吹き替え版)
配給東和ピクチャーズ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
編集デブラ・ニール=フィッシャー
マーク・サンガー〔編集・視覚効果〕
日本語翻訳岸田恵子
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 IMAX-3Dにて鑑賞。
日本公開前から前評判の異常な悪さが聞こえてきていたこの最新作ですが、確かにつまらんかったです。ギャグのつまらなさや設定の意味不明さは『1』以来の本シリーズの伝統なのですが、本作についてはそうしたシリーズの問題点が余計に悪化しており、もう本当にえらいことになっています。
しかも本作が重傷なのは、その意味不明な設定を観客にちゃんと理解させようと時間をたっぷり使ってしまっていること。前作までは正義のロボットと悪のロボットが戦っているという構図さえ理解できれば後のことはどうでもよかったわけですが、本作では「人類史にトランスフォーマーが深く関わっていた」という、本当にどうでもいいことがしつこいくらいに説明されるし、そうしてしつこく説明される割りには、タリスマンや杖といったアイテムに一体どんな力があるのか分からなかったり、途中まで杖の争奪戦をやっていたにも関わらず、ラスボスを倒す時にはその杖が大して重要な役割を果たさなかったりと、この監督と脚本家は一体何がやりたかったんだろうかと、本当に不思議で仕方ありませんでした。
もう一点、本作の関係者が罪深いと感じたのは、冒頭の合戦(おそらくベイドン山の戦い)にて円卓の騎士の中に一人黒人がいるということ。北欧神話をモチーフにした『マイティ・ソー』の世界にもなぜかイドリス・エルバや浅野忠信が居て「ハリウッドの人種平等主義はやりすぎではないか」と感じていましたが、本作はその比ではありません。円卓の騎士の名前と個性は広く知られているにも関わらず、そこに人種が違う人間を無理にねじ込んでいるのですから。特に本作では設定を観客に楽しませようとしていたのだから、その前提としては広く知られた歴史を尊重するという姿勢が必要だったはず。前作では中国の地理を無視して中国人を怒らせていましたが、本作ではイギリス人を怒らせるのではないでしょうか。外国に対するアメリカ人の無神経さには、毎度恐れ入ります。
また、肝心のロボットバトルにも前作から特に進化している点はなく、毎回毎回同じようなことばっかやってますなぁと、こちらでも熱くはなりませんでした。予告の時点でさんざん押されてきたオプティマスの寝返りについても、オートボッツと一回ド突き合いをしただけで我に返るというアッサリ加減で終わってしまうし、本作独自の色を出そうとしながらも、結局いつもの形に戻ってしまうという点がもどかしかったです。一時的にでもオプティマスとメガトロンが肩を並べて人類を攻撃するという画でもあれば、盛り上がったのですが。そういえば、あのメガトロンは『ロストエイジ』のガルバトロンと同一人物なのか、それともまったく別ルートで生き返ったものなのか、はたまた『ダークサイドムーン』で殺されたはずのやつがひっそりと生きていたものなのか、その説明すら端折られてましたよね。どんだけ適当な映画なんでしょうか。
ザ・チャンバラさん [3D(字幕)] 4点(2017-08-05 01:20:45)(良:1票)

1.《ネタバレ》 想像以上。想像以上に想像通り。いつものベイ映画である。
「トランスフォーマー」が劇場公開されてから今作で5作目、そして10周年。
ビーのディスアッセンブル変形や、見せ場のシチュエーションの増加などに、新たな試みや映像の進化が見て取れる。しかし映画的には進歩もクソもない、ベイ映画への予想の範疇を絶対に超えない仕上がりとなっている。

今作のモチーフは聖剣伝説。ガイ・リッチーがどれほど斬新な解釈でアーサー王を描こうとも、ベイの超絶解釈にはとても適うまい。前作で反TF企業の経営者を演じたスタンリー・トゥッチが、なぜか魔法使いマーリンを演じるという謎の転生キャスティングからヤル気満々。(そもそもレノックスやシモンズ、さらにはモーシャワーまでもがカムバック出演しているのに、なぜS・トゥッチはマーリンとして出演したのか…)

しかし、細かい事はどうでも良いんだよと言わんばかりに、最初から最後まで「ベイヘム=ベイ+メイヘム(騒乱)」の大量投下だ。
やたらと爆発、無駄に多いキャラ、スベり続けるギャグ、世界遺産はとりあえず破壊、急にミュージックビデオと化す戦闘シーン…などなど、全編に渡りクソ映画のDNAをこれでもかとぶち込んでくる。
その結果として、ストーリー上の山場すら満足に盛り上げられないという体たらくである。

本作の見どころとなる(はずだった)のはやはりオプティマスの裏切りだろう。
ネメシスプライムといえば、TFトイに親しみのあるファンにはおなじみのキャラであり、こういう登場のさせ方は面白いと思う。しかしそこからの展開がまずい。
ネメシスプライムに妨害された直後に戦って仲直りするなど、投げ槍もいいとこだ。
ダークサイド堕ちという新たな試みを、なぜ中盤の小さなイベントとしてまとめてしまったのか。
裏切ったオプティマスに敗北、誰もがオプティマスを敵と認識する、それでもオプティマスを信じるビーという鉄板展開を、なぜしっかり描けないのか。ビーの声を最大限に響かせるための工夫がもっともっと必要だろう。

そういう部分はおざなりにして、人間側のコメディパート(蛇足パート)に執拗に時間を割いてくるあたりは、さすがは低い水準で安心安定のベイ映画である。人間側には「家族」、TF側には「ホーム」というキーワードが出てくるが、どちらも中途半端に終わってしまった。
ともかくオプティマスの裏切りについては肩透かしもいいところだ。むしろ普通のオプティマスの方が凶悪だろう。今回も6連続クビチョンパまで披露し、顔面破壊大帝の面目躍如である。(オプティマスは過去作での残忍な言動と執拗な頭部破壊が、一部のファンの間で話題になっていた。例:「メタルのクズめ!!」「その顔を剥いでやる!!」など…)

今作は人間側の比重が多いのもまた一つの特徴か。いや、まぁ単に無駄キャラがわらわらと多いだけなのだが。
その影響かトランスフォーマー側の描写が少ないのが辛い。

前作から引き続き登場するオートボッツの面々もほとんど見せ場はない。クロスヘアーズが指を捻られたくらいしか記憶に残らないようでは駄目だろう。メガトロンが直々に編成した新生デイセプティコンの空気っぷりに至っては、もはやギャグの領域である。バーサーカーとは結局なんだったのか。(ちなみにバーサーカーは映画に先んじて、おもちゃが発売されていた)

変形シーンも少なめであり、オプティマスは変形こそあれど、その過程を見せることはない。トランスフォームとはこのシリーズの最大かつ基本のギミックであるため、この程度では物足りない印象を受ける。
個人的にはトランスフォーマーの変形やバトルをもっと観たかったというのが本音だ。続編に登場するユニクロンに期待したい(エンドクレジットのアレはユニクロンの角だろう)

しかしながら映像の迫力や質量はただただ凄まじい。
トランスフォーマー以外にも、やたら本格的なアーサー王の合戦シーンから、実際に作ったというストーンヘンジなどこだわり抜いた映像が盛りだくさんだ。

爆発に次ぐ爆発、これほどの大作を指揮できる者などベイの他にいないのもまた事実。200億円超えの製作費で紡ぎだされるベイヘム演出こそ、まさにベイの真骨頂にしてスタンダード。ストーリーはブレブレでも、映像への熱さに一片の迷いもない。
想像通りのベイ映画、それはベイ映画に対する期待を決して裏切らないということ、そして夏休みに相応しい超大作に仕上がっているということだ。

そんな、いつものポンコツ映画である。 サムサッカー・サムさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2017-07-11 12:47:18)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 4.77点
014.55% line
100.00% line
200.00% line
3522.73% line
4418.18% line
529.09% line
6731.82% line
729.09% line
814.55% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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