みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.かつてベトナムで共に戦った戦友であり親友が何者かに殺された。その敵討ち。 男だろうと女だろうと、俺のツレの命を奪った奴らは決して許さねえ! まさに邦題の通り、俺がマイク・ハマーだ!俺が掟だ!という作品です。 次々とあやしい人物が現れる。そして次々と何かが起こる。 作品のテンポ良し、そしてこの殺伐と乾ききった作品の空気感がたまらない。 この手のハードボイルド・アクションとしてはかなり面白い作品になっています。 敵に対しても、女に対しても、タフでクールで最高にカッコいい。 本作はマイク・ハマーのキャラと、演じるアーマンド・アサンテに尽きますね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-10-29 17:47:23) 3.《ネタバレ》 考えてみれば、原作は読んだことないしマイク・ハマーが出てくる映画と言ったら『キッスで殺せ!』しか観たことないし、確かに『キッスで殺せ!』のハマーとはかなりイメージが違うところはあります。でもどちらも助手がセクシーな美女だという共通点もあるし、製作された時代の違いはあるけど妙にエロに力が入っているところも似ているかな。原作が出版されたのが40年代ですから設定や時代背景は当然アップデートされていて、マイク・ハマーはベトナム帰還兵でなんかよく判らんが軍やらCIAが絡んだ陰謀に巻き込まれるというお話しになっとります。何が起こっているのかよく判らない説明不足気味なストーリーテリングはハードボイルド映画のお決まりなのですが、アーマンド・アサンテのマイク・ハマーがあまりにカッコ良いんでそんなことあまり気になりませんでした。私立探偵にしては珍しく愛銃がブローニング・ハイパワー、こいつは弾倉に13発も詰め込んでいる軍用拳銃で、そりゃ戦闘力は強めです。愛するペットは熱帯魚なんだけど、外出するたびに何匹か死んでしまって嘆くのが可笑しい。彼アーマンド・アサンテはイケメン過ぎて主役スターを喰っちゃうのか脇役で使われることが多い俳優だが、こうやって主役を張ると改めていい役者だなあと再認識させられました。B級ながらもテンポがよくアクションもキレてるし良作だと思います、ただ難点としてはいろいろ詰め込み過ぎて判りにくいストーリーだったということかな。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-10-19 21:58:20) 2. タランティーノの10倍、いや100倍面白い、超かっこいいアクション映画! 音楽、キャラクター、トリック、ストーリー展開、全てが最高。ヌードシーンも上品でありながら洋物ポルノ以上にエロスを感じる。 どうして今、これだけ面白い映画を作ることができないのか疑問だ。 後に作られた「リーサルウェポン」では、この映画に影響受けたようなシーンがいくつかある。 因みに未だDVD化されていないが、ビデオよりレーザーディスクのほうが映像が数段綺麗である。 絶対おすすめ! 【クロエ】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-01-13 22:06:45) 1.ミッキー・スピレーンの名作ハードボイルド「裁くのは俺だ」の映画化です。スピレーンの作品は通俗的と評され、ハメットやチャンドラーよりワンランク下に見られていて、ファンの私としては大いに不満がありますが、面白さは半端じゃないです。作品を読んでみて、どっかで見たような、聞いたことがあるような、と思ったら大間違いで、スピレーンこそがオリジナルだ、と声を大にして私は言いたいです。さて、この映画は、原作の良さをみごとなまでに骨抜きにしてしまっています。では失敗作かというとそんなことはなくて、B級アクション映画として見るならば、なんと、これがなかなかの傑作といえるのではないでしょうか。オープニングのタイトルバックと主題曲にまず酔いしれてしまいます。そして、こうなるんじゃないかなと予想すれば、見事なまでに予定調和していく展開は実にあっぱれです。原作のタフガイ、マイク・ハマーをちょっと女たらしっぽいアーマンド・アサンテが演じたのはまったくミスキャストだと思うのですが、私にとって妙に愛着ある作品です。 B級映画ファンにお勧めです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-07-23 00:26:24)
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