みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
23.《ネタバレ》 「みんなのシネマレビュー」前から楽しく読ませて頂いていました。 このたびお仲間に入れて頂けて、とても嬉しいです。 さて、劇場で『旅の仲間』SEE上映があり、何を置いても駆けつけました。 大画面でどっぷりとお話しに浸かることが出来、満足です。 皆さんおっしゃるように、ボロミアの苦しい胸のうちが良く分かり、ラストの矢のシーンの辛さが身に沁みます。 私はサムが詩を語り、「こんなじゃ駄目だ。」と自問自答するシーンも好きです。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-05-26 20:24:12) 22.オリジナル版ではよく判らなかった展開がこちらを見ることによって“なるほど”と理解できました。ストーリーは同じなのに、追加された映像によって更に素晴らしい映画になっている感じです。ここまでは旅の仲間を中心にしたストーリーなのでこれを見た後はとても判りやすかったが、この後の二つの塔から離れ離れになってしまったキャラクター毎のストーリー展開になるのとオリジナル版では更に判りにくくなってしまったので“二つの塔”のSEE版もじっくり楽しみたいと思います。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-19 06:54:13) 21.個人的にボロミアが好きなので♪良かった。二つの塔から、なんでみんな同じマントなのかとかいろいろな疑問が解けた。ま、これからハマってしまったので10点以外ないでしょう。 【さら】さん 10点(2005-03-16 16:39:05) 20.東銀座の東劇にて「旅の仲間」と「二つの塔」のそれぞれのSEE版を通して観てきました。 さすがに7時間超を通しで見るのはかなり疲れるけど、満足のいくいわゆる心地よい疲れでした。 「SEE版」と「劇場公開版」ではこんなこと言っては悪いけど雲泥の差があると思う。 劇場公開版は、自分のような原作を読んでいない者にはかなり分かりづらい部分があったが、SEE版ではそれが解消されており、かつそれぞれのキャラクターの内面等が深く感じられる作品になっている。 特にボロミアについては深く掘り下げられていると感じる。 彼には人間らしい優しさ、弱さ、強さ、誇りの高さが感じられた。 メリーとピピンに剣を指導したり、ふざけあう姿や、ガンダルフがバルログに地下に引きずり込まれ、皆が落胆しているときに、アラゴルンが「急ぐから早く立て」という言葉を聞いて、「少しは皆を休ませろ」というシーンには優しさを感じる。 そして、自分の国を立て直したいがために指輪の力に魅せられていく姿とその心を読まれていると感じて何も言えなくなっているガラドリエルとの対面シーンには心の弱さを感じる。 さらに、フロドに自分がしたことを悔いて、恥じて、それに報いるためにも必死にメリーやピピン達を助けようと剣を振るう姿には強さや誇りの高さを感じた。 逆にアラゴルンは、先祖の人間としての弱さを知っており、その弱さを克服している人間だから、やや人間的な面白みには欠ける。 ストーリーに関しては、このミッションがフロドにしか出来ないことを改めて感じた。 身体は小さくても勇敢でタフで、権力というものに興味がなく平和や静けさ、食べることを愛するホビットで特にフロドにしか出来ないことである。 そんなフロドが仲間を疑かったり、信じられなくなったり、仲間内で争いが起きることに耐えられなくなり、一人で旅をしよう決意するのも丁寧に描かれていた。 また、フロドと共に旅をするサムの決意が決してガンダルフに言われたから共に旅をするのではないことも感じられた。強い尊敬心や友情に支えられてのことだろう。 フロドやサムだけでなく、それぞれがそれぞれの使命があり、宿命があるとも感じられる。 【六本木ソルジャー】さん 9点(2005-02-19 23:41:25)(良:3票) 19.ファンタジー的な世界観を違和感無くリアルに表現できた理由は、実写・ミニチュア・CGを上手く合成した結果によるものだろう。CG全盛の時代、「CASSHERN」のように馬鹿みたいにフルCGで作った作品には現実感など皆無なのである(CASSHERNを例に出したのは私が見た映画の中で一番特殊効果がダサイから)。 音楽をとって見ても最高だと思います。完全に映像と一体化しているし、歌曲(エンヤ)も最高レベルです。音響、撮影、メイク、美術に及ぶ技術面はダントツで史上最高といっても過言でないだろう。 ストーリーは単純極まりないものなのですが、古典・神話として見るのがルールだと思う。その割には世界観が非常に狭いのが気がかり。一部地域での揉め事的な感じがする(旅が徒歩であり、何ヶ月も旅をしているという表現が完全に不足している)。例えば、序盤にガンダルフがホビット村~ミナステリアに向かって更に引き返して来るのですが、遠い筈なのに全くそんな気がしない。これは明らかに演出の問題であり、これはその部分だけでなく全体的に一貫している。この作品の最大の弱点の一つだと思います。ただ、流石に原作が言語学者だけあって、エルフ語やドワーフ語などを駆使した表現は、作品に対して大きく広がりをもたらしている。 肝心の追加映像ですが、基本的に全て効果的に抜擢されていると感じた。冒頭のビルボの執筆シーンはその人物を掘り下げているし、ホビット村の紹介シーンも興味深く追加されている。ブヨの沼地のシーンも旅のボリュームをアップさせることに成功している。これは、雪山の追加シーンやロスロリアンのシーンにもにも言えることです。ガラドリエルの贈り物のシーンは絶対に必要ですね。 ただ、ボロミアの追加シーンはいらないかな・・・。彼は指輪に魅了されるが、本来は勇敢な紳士であるということはメリー&ピピンを命がけで守ったことから、追加シーンがなくても十分によく分かる。 【おはようジングル】さん 6点(2005-02-18 10:55:48) 18.原作に敬意を表して+1点。 【よしふみ】さん 8点(2005-02-12 23:43:50) 17.劇場版を観て、原作を読んだら、やはり描ききれない世界が多くある感じがして、映画の限界を見たような感じがしていた。この原作を映像化したら、どんな監督でも、完璧なものを作るのは難しいだろう。長さと、イマジネーションの部分の食い違いが、どうしても壁になる。で、このSEE版を観たのだが、良いよ、これ。なかなか原作に近い感じがした。王の帰還まで合わせたら、壮大な物語をじっくり観た気分になり、原作に近い雰囲気は味わえた。 【パセリセージ】さん 9点(2005-02-12 17:28:39) 16.ガラドリエルから一人ずつ贈り物をもらうシーンが入っていたのが一番うれしかったです。普通に全編通して見た後、音声解説付きでまた見直して、あんたやばいんじゃないのってくらいに何度も何度も見ています。高い金額を払って買ったかいがありました。ところで、ジャック・ブラックが出ている隠し映像があることを最近知って、見てみました。かなりお下品ですけど、笑っちゃいました。SEE版ならではのお遊びですね。 【づらちゃん】さん 10点(2004-12-02 12:53:12) 15.《ネタバレ》 ウルティマなどRPGを小さい頃からやっているので話の背景はある程度分かるんだけど、原作を読んでいない人にお勧めです。「ここが追加されたシーンなのか!」っていうのを探すよりもより詳しくそれぞれの登場人物のことが理解出来ます。ガラドリエルがみんなにアイテムを渡すシーンやアラゴルンの育ち(エルフに育てられたなど)のこと、ギムリのガラドリエルに対する本当の気持ちなどなど「そういうことだったのか」という感じです。ちなみに森から出発するとき、ボロミアはガラドリエルから何も声をかけられなかったのでしょうか。 【蝉丸】さん 9点(2004-09-20 07:34:31) 14.ボロミアが良い奴になってる(笑 【weber】さん 10点(2004-09-02 18:49:50) 13.壮大なファンタジードラマです。 楽しい、美しい物語。 【ご自由さん】さん 8点(2004-08-18 21:32:07) 12.最高クラスの娯楽性、芸術性を併せ持ち、しかも荘厳な風格まで持ったのが真の映画だと思うんですけど、それって「ゴッドファーザー」と、そしてこの「ロード・オブ・ザ・リング」くらいしか歴史上存在しないような気がします。それほどのスーパー傑作なわけですが、このSEEはもんのすごいことになってます。こちらを見てしまうと、映画館で興奮したものは不完全版と呼ばざるをえません。なによりボロミアの復権がうれしいですね。劇場版では肝心なシーンがカットされ、さらに日本語字幕でもめちゃくちゃにされてしまい、ほぼ悪役扱いだったボロミア。しかしこのSEEを見ると、そのあまりに人間臭いキャラクターに共感せずにはいられません。彼は人間としての強さと弱さの両面を見せ、それゆえに感動させるのです。とくに、指輪の魔力に溺れたことを悔い、獅子奮迅の活躍を見せる最後のバトルはたまりません。あれこそ男です。どこか超越したアラゴルンよりも、私はボロミアの方が好きですね。人間の弱さや邪悪な面を嫌い、人間に対して極端な不信感を持つアラゴルンですが、そんな彼を変えたのもボロミアでした。SEEではふたりの友情がよりしっかりと描かれており、特にラストでは、ボロミアの死をきっかけにアラゴルンが人間の王になる決意をしたことがわかります。そして、このDVD版の吹き替えの出来もすさまじいものがありました。本当に完璧な吹き替えで、このDVDは9800円の価値は十分すぎるほどあります。こんなありがたいバージョンが世間のほとんどの人の目には触れないんですよね。映画ファンやってて本当によかったっす。10点といわず、12点くらい献上したい気持ちです。 【ザ・チャンバラ】さん 10点(2004-06-19 16:27:24)(良:2票) 11.《ネタバレ》 僕は指輪物語は、ここから始まった。映画館での迫力は知らないものの、この映像、展開の上手さにすっかりこの映画の世界にハマってしまった。架空世界の話とは思えないくらいにそれぞれの話が細かく出来上がってる。人間ドラマとしても見応えがあり、無駄な話なぞ何も無い。上映時間の枠におさめるのは、本当に辛かったと思う。本編は、やっぱりボロミアの人間臭さ―倒れてしまったのは本当に悲しいが、最後に己の愚かさに気づくあたり、何とも複雑な感情がこみ上げる―と、ガンダルフのカッコ良さ。老いてはいるが、誰よりも優しく誰よりも力強い。エルフの美しさに見とれる時もありますが、やはりここはボロミアとガンダルフでしょう。文句なしの10点!! 【C・C・バクスター】さん 10点(2004-06-13 18:32:43) ★10.《ネタバレ》 これは二つの塔より早く見たかった なぜこれほどまでの重要なシーンをカットしたのだろうか エルフのマントいつ貰ったんだろ・・・と思うぞ これは映画館で見たのだが不覚にも泣いてしまった、理由は好きなキャラのボロミアが死んだから、なぜ死ぬんだよ・・・・と思いながら見ました、二つの塔のSEEはまだ見てないので早くみたいです これは文句なしの10点です 【ストライダー】さん 10点(2004-06-03 15:52:00) 9.いや驚いた。本作は未公開シーンを追加しただけのサービス版じゃない。映画の構成、てか、映画自体が劇場版とはまるで違う。本作ではオープニングにビルボ・バギンズのモノローグが入ることによって、よりすんなりと物語世界に入って行くことができる。ボロミアの苦悩、ロスロリアンの森での出来事等、ストーリーの流れに不可欠なシーンも多数追加。私の様な指輪読者ではない人間には絶対的にこちらがオリジナルであり、劇場版はスペシャル・ショーテンド・エディションといった感じ。これは映画の長さに感動の大きさも比例するという稀有な例です。評価アップの7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-06-03 15:01:14) 8.とうとう見たー!BS2で特別篇を放映すると知ってから1ヶ月。待ちに待った放映日がとうとうやってきた。本編3時間の興奮プラス30分の幸せ。嗚呼これを幸福と呼ばずして何と言えよう?「王の帰還」で涙してから3ヶ月が経っているが、私のLOTR熱は冷めるばかりか激しくなる一方なのだ。・・・誰か止めて 【さそりタイガー】さん 10点(2004-05-04 20:43:30)(良:1票) 7.《ネタバレ》 去りゆくエルフ達、ぶよ水の沼地やアラゴルンとボロミアの会話など追加シーンが豊富です。オリジナル版でもう少し物足りなかった僕としては大満足の出来。 【アルテマ温泉】さん 10点(2004-04-17 00:46:15) 6.原作を読まないで映画を見て、分からないところが多々ありつつも感動していたのですが、このDVD完全版を見て、こっちの方が何倍も分かりやすいなと思いました。ただ、映画の三時間でも長いのに、DVD4時間とかになると見る前に勇気が必要なのが、このシリーズの唯一の難点。見始めてしまえば、夢中になって以外とサックリ見れるのですが…。映画を観ても何度も観ようとかパンフレットを買おうとかましてや観た映画のDVDを買おうとか99%思わないタイプなんですが、パンフレットも全作買ったし、完全版DVDも全部買います、きっと。って残りは「王の帰還」だけですけど(笑) でも実は「二つの塔」まだ見てないし、一作目の特典映像もまだ観てません。特典映像長すぎ(笑) 【あかりん☆】さん 10点(2004-04-03 22:11:56) 5.《ネタバレ》 驚きの映像ばかりだった。原作の「指輪物語」は、ファンタジー小説とRPGゲーム世界におけるスタンダードだった。今後、さらに幅広い分野において、この映画のビジュアルが映像画像のスタンダードになっていくだろう。ただただ、素晴らしい。フロド・バギンスを思いっきり若くして、その分アラゴルンとボロミアに年長の役者を配した、そのバランスも良かったと思う。イアン・マッケランとクリストファー・リーの魔法使い二人にいたっては、もう、原作よりも存在感があって、当初「指輪物語」の映画化なんて、お子様向けなんじゃないかと疑っていた気分を一気に吹き飛ばしてくれた。どれもこれも印象的な場面だったが、やはり秀逸なのはボロミアの解釈と、彼の死ぬ場面。なんと言うか、やってることは非常にお約束で古いのに、なんでこんなに印象深いのかと思う。何度も観ているうちに、画面のスミで常にホビットをかばい、助け、思いやっているボロミアの姿に気が付いた。大局的にものを考えるアラゴルンと、目の前の存在に手をさしのべるボロミアの対比が、セリフ外のところできちんと演出されている。ボロミアってこんなに真摯で一途で、ホビットたちに明るく笑うことが出来るようなキャラだっけ?と思って原作を読み返したら、原作にはまた違うボロミア像があった。物語の中でボロミアが「美しい人」と表現されていたのはこういうことかと納得してしまえるほど、金髪キラキラなのも、鬼畜な悪役も多いがセクシー俳優であるショーン・ビーンの、面目躍如といったところだ。また、原作とはかけ離れて、もっとも役に立つ仲間となったレゴラス役に、何だか妙に老成したやわらかな眼差しで笑うことの出来るオーランド・ブルームは、面白い配役だと思う。そのほかも非常に各キャラクターと役者が、映像的に上手く配置されている。超人的なヒーローなのに、原作中何度も「汚い外見」と表現されているが故にファンの中でもイメージがバラバラだった人物アラゴルンが、こういう形で映像化されてブーイングがほとんど無かったというのも(さらにはヴィゴ・モーテンセンの人気まで上がってるし)奇跡的だ。確かに逸材である。賛否両論も多いリブ・タイラーのアルウェンも、ケイト・ブランシェットのガラドリエルに対抗できる存在感としては、こういう方向しかないだろう。 【ルクレツィアの娘】さん 9点(2004-03-05 22:02:03)(良:1票) 4.《ネタバレ》 このバージョンは、おまけ映像が追加されているだけではない。劇場版では長すぎるのでカットされた重要なシーンが多数入っており、値段だけのことはある。劇場版しか見ていない方にも、是非このバージョンを見ていただきたい。(値段を裏切りません!)それにしても、ギルラインについてのエピソードは、劇場版に入れて欲しかった。あれが無いと、アラゴルンが何者であるのか、観客に伝わらないと思うのだが。事実、第一部・第二部を見た友人に「王の帰還の『王』って誰?」と質問された。やっぱり解っていなかったのね…。 【ノコギリソウ】さん 10点(2004-02-29 04:03:04)
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