みんなのシネマレビュー

ボギー!俺も男だ

"Play It Again, Sam"
1972年【米】 上映時間:85分
コメディ
[ボギーオレモオトコダ]
新規登録(2003-10-14)【InVincible】さん
タイトル情報更新(2015-08-07)【S&S】さん


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監督ハーバート・ロス
キャストウディ・アレン(男優)アラン
ダイアン・キートン(女優)リンダ
トニー・ロバーツ(男優)ディック
スーザン・アンスパッチ(女優)ナンシー
ジェニファー・ソルト(女優)シャロン
原作ウディ・アレン
脚本ウディ・アレン
音楽ビリー・ゴールデンバーグ
撮影オーウェン・ロイズマン
製作総指揮チャールズ・H・ジョフィ
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 ウディ・アレン流「カサブランカ」のパロディであり、オマージュ。しかしよく出来ています。
アレン演じる冴えない映画評論家のアラン。色々あって友人の妻リンダ(ダイアン・キートン)を愛してしまう。
「カサブランカ」である以上、最後はアランはリンダを見送ることになるんだろうな・・・。とは思っていましたが
霧の中の空港でリンダを見送る「カサブランカ」そのまんまのラストがいい。
最後の最後でボギーになりきり、キリッと締まった表情を見せるアレンがちょっとだけカッコいい。
リンダはモノにできなかったけど、心酔するボギーになりきれてちょっとだけ満足している自分がいる。
アランと同じく映画好きにとってはこんな気持ちもちょっとだけ分かる気もする。
その後、心の友?のトレンチコート姿のボギーが現れ、
「君の瞳に乾杯」と”as time goes by”で霧の中に消え行きエンディング。粋ですね。
その後公私共にパートナーになり、アレン映画の顔となっていくダイアン・キートンですが、
もう既にアレンと息ピッタリのとても楽しい掛け合いを見せてくれる。とにかく彼女が可愛い作品です。
そしてアレンにアドバイスを送り続けるボギー。作品を楽しくする、これも実にアレン映画らしい登場人物。
アレンは脚本・主演で監督は何故かハーバート・ロスですが、
挿入されるギャグも冴えていて脚本家アレン、俳優アレンの映画の楽しさを堪能できる初期の一作です。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2016-02-06 18:19:19)

7.個人的には楽しめませんでしたが、構成も全うですし、秀作なのでしょう。
退屈したのは内容に対する尺度の問題じゃないかな。尺を半分ぐらいにしても、充分まとめられる内容だと思う。 カラバ侯爵さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-08-10 19:49:22)

6.《ネタバレ》 まず、この作品は「カサブランカ」を観た後で無いと面白さが半減してしまいますね。もう、ボギー役の俳優が、いろいろウディ・アレン演じるサエない男にいろいろアドバイスするんですが、それがまあ
コテコテのハードボイルドなんですよ(笑)もう、昔某雑誌でやってた北方謙三の人生相談を思い出してしまいました。(しかし、イルザとの別れについて「バーボンで洗い流すさ」とクールに流す場面は格好良かったですね。それを真似るウディ・アレンも笑えましたが・・・・。)

しかし、ウディ・アレンとダイアン・キートンのコンビは息が合ってて本当に見てて楽しいですね。途中で二人が結ばれた時は、このまま行くのか?と思ったんですが、やはりこの作品のベースは「カサブランカ」ということで、やや強引な展開でラストの飛行場のシーンまで持っていきました。もう、後は霧の中に消えていくのみです(笑)

まあ、ウディ・アレンがとにかくサエないんですよね。もう、途中でいろいろなアドバイスをもらって行動するさまは、まるで「電車男」を思い起こさせるほどでしたね。
TMさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-05 19:18:34)

5.ウディアレンの描くニューヨーカーたち、ことアレンのハゲでチビで病的で神経質な演じる役どころに関すれば永遠なる彼自身、後の作品にも出てくるこの手の役の原点なのかな。 亜流派 十五郎さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-12 20:39:19)

4.確かはじめてみたウディ・アレンの映画。話としては面白かったけどジョークで笑えなかった覚えがあります。いま見たら面白いかもしれませんね。<再見>カサブランカを見た後で見直してみたら面白い!パロディなのでウディ・アレンの中でも見やすい映画でしょう。 監督が珍しくアレンでないのは元々この作品はアレンが書いた戯曲作品でその演劇を見たハーバート・ロス監督が映画化の話を持ちかけたからです。 スー・ミー,スー・ユー・ブルースさん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-08-28 10:40:31)


3.実はこれがウディの最高傑作なのかもしれない。少なくとも個人的にはそう思う。ダイアン・キートンが最も可愛らしい映画であることも間違いないし、ある意味監督を外注したのが功を奏していると思う。ゲージツ的にならずに、程よくハリウッドした、実にセンチメンタルなラブコメの名品。 キャプテン・セントルイスさん 10点(2004-08-27 01:00:48)

2.私が初めて見たアレン映画がこれだった。TV&吹き替えだったけど、「なんて面白い人なんだろう」と思って以来ウディ・アレンのファンなのだ。この映画でちょっと好きなのはアレンの友人トニー・ロバーツのキャラで、為替のディーラーかなにかをやってる彼が何処に行っても先ずは電話を探して自分の居場所を会社?に連絡する様が結構おかしい。因みに私はウディ・アレンという俳優を男としても好きなんだな。チビでハゲで被害妄想癖がありいつもブツブツ文句を垂れる男。そんな男が何故好きなのか自分でも良く分からない。けど、そうやって世の中って成り立っているのかもね。 黒猫クロマティさん 7点(2004-03-04 13:35:24)

1.単にボギーをいじって笑わす映画じゃなかった。カサブランカのボギーこそ最高にクールな男だと信じるウディ・アレンはしゃべり・ルックス・中身・立ち振る舞い全てにおいて正反対。そんな彼が良き友人達の支えによりクールな男とは何かを実践していくドタバタコメディ。実践はするがあまり学ばないキャラの様でウディ・アレン扮するアホ男が面白い。ダイアン・キートンとの呼吸もピタリ。 スルフィスタさん 8点(2004-03-01 21:36:23)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.50点
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