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スターリングラード(1993)

Stalingrad
1993年【米・独】 上映時間:138分
ドラマ戦争もの歴史もの実話もの
[スターリングラード]
新規登録(2004-06-13)【おおしまけんいち】さん
タイトル情報更新(2011-07-01)【+】さん
公開開始日(1993-11-13)


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監督ヨゼフ・フィルスマイアー
キャストトーマス・クレッチマン(男優)ハンス・フォン・ヴィッツラント中尉
ダーナ・ヴァヴロヴァ(女優)イリーナ
シルヴェスター・グロート(男優)オットー
オリヴァー・ブロウミス(男優)HGM
脚本ヨゼフ・フィルスマイアー
製作ハンノ・ヒュース
製作総指揮ヨゼフ・フィルスマイアー
マーク・ダモン
配給東宝東和
字幕翻訳戸田奈津子
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【クチコミ・感想】

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16.なんていうか、言葉が出ない。ひたすらに戦争の悲惨な一面だけを切り取って、地獄めぐりのように何度も見せつけられる。幸福になった登場人物が敵味方のどちらにもいない。ひたすらに殺し続ける。デビルマンの言った言葉、少しわかる気がするなー「人類は守るに値するのか?」 センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-12-19 02:10:22)

15.この戦いについては、本である程度流れを押さえて鑑賞に臨んだつもりでしたが、どこで誰が何をしているのか、ほとんど分かりませんでした。 次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 5点(2020-06-20 11:58:35)

14.只々悲惨な地獄絵図にグッタリ。空調の効いたリビングで鑑賞し、子供達と夕食(クリームシチュー)を摂り、お風呂上りにレビューを投稿。ありがたさを思い知る逸品。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2018-09-17 21:55:40)

13.《ネタバレ》 1942年秋から冬にかけてのスターリングラードでのドイツ軍の壊滅を、突撃工兵大隊を軸に描いていますが、全く救いのないストーリーです。個々のエピソードや映像は印象的なものが多く、輝くイタリアの海水浴場での休暇からトンネルを抜けるとどんより曇ったロシアの平原、土砂降りの中を町に着けばあふれる戦傷者に捕虜への無慈悲な虐待、苛烈な市街戦と炎、ネズミのはびこる真っ暗な地下道の戦い、泥、血、凍傷、そして真っ白な雪原の中での絶望感等、なかなか強烈でした。ただ、最後のソ連女兵士や憲兵将校射殺等の話は余計だったような気がします。
また、最後の脱出輸送機に群がる兵士達の姿等、50年台の同じスターリングラード戦を描いた西ドイツ映画「壮烈第六軍!最後の戦線」と似た描写などもあり、参考にしているものと思われます。 クリプトポネさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-29 22:10:14)

12.《ネタバレ》 “『Uボート』を凌ぐ製作費をかけた戦争大作”と公開当時に喧伝されていましたが、このスターリングラードという題材自体が冷戦が終わってドイツが再統一されてようやく取り組むことができたんじゃないでしょうか。ドイツ人に聞いたことがありますけど、スターリングラード戦は第二次大戦を知らない現代のドイツ人にもトラウマになっている悲劇なんだそうです、第二次大戦ではほかにも悲惨な敗戦があるにも関わらずです。 この完敗劇をひたすら前線のドイツ軍一小隊の目線で描いています。その部隊は酷暑のアフリカ戦線で活躍して休養の後に極寒のスターリングラードに送られるという劇的な設定ですけど、史実ではそんな部隊はありませんでした。でもそれはラストの凍死してゆく兵士の重いセリフにつながるところなので良いフィクションだと思います。徹底的に前線目線の脚本なので戦役全体の動きは観ている方にもさっぱり実感できず、気が付いたら包囲されているという感じですが、それもある意味リアルなんじゃないでしょうか。若きトーマス・クレッチマンが小隊長役で、この後にもたびたび演じることになる育ちが良いけどちょっと気弱なドイツ将校を好演しています。この将校がまた全編で勇猛な活躍などはいっさい見せず、途中からは軍装がボロボロになったうえに部下からもため口を訊かれるようになるのでどこにいるのかも判別不能になってしまいます。 彼らは物語半ばで懲罰部隊おくりとなってしまいますが、防衛戦に成功して原隊に復帰してからラストまでの展開がエピソードを詰め込み過ぎてちょっと緊張感を削いでいる感が強すぎです。とくに悪逆な中隊長の隠れ家でのエピソードなんかは、果たして必要だったんだろうかと思ってしまいます。そこでまたもやドイツ軍に捕まってベッドに縛り付けられた女兵士を一同が発見、「ここは階級順で行きましょう、少尉殿からお先に」という兵士のセリフには苦笑させられました。大真面目なんでしょうけど、こんな状況で軍規を持ち出すところがいかにもドイツ人らしいです。 S&Sさん [ビデオ(字幕)] 6点(2017-05-07 00:29:35)

11.《ネタバレ》 トンネルを抜けるシーンやラストシーンなど印象に残りました osamuraiさん [地上波(字幕)] 5点(2016-01-10 21:22:29)

10.《ネタバレ》 Youtubeでドイツ語で観た。ことばはほとんどわからなかったが、映像だけでだいたいのストーリーは把握できたと思う。JJアノーの作品よりも遙に秀逸な反戦映画だと思う。
冒頭のイタリアのビーチからトンネルを抜けてロシアに至る演出はなかなかニヤニヤしてしまう。
基本的にドイツ軍の視点から描かれているが、トータルして観た場合、"Das boot"と同じく上質な反戦映画として成り立っている。
ロシア人少年、メガネのドイツ軍将校、ロシア人女性兵士といったキャラクターとの再会が印象的に描かれ、悲劇的かつ絶望的なストーリーが展開される。T-34-85との死闘を描くシーンがやたらと取り上げられる本作だが、それ以外にも見所はたくさんある。第6軍はソ連に投降してしまうのがわかっているだけに、つかの間の勝利も虚しく感じてしまうのだ。
終盤、私だったらあの地下で食糧と酒と暖房に囲まれて過ごす道を選ぶと思うんだが、なぜか彼らは全員そこを捨ててしまうのは、どういう心理状態だったんだろうか? それが悲しいラストにもつながるのだろう。 オオカミさん [インターネット(字幕)] 8点(2012-09-21 22:05:51)

9.《ネタバレ》 砂漠の暑さと星の美しさを言ってのラストは切なすぎる  人が人を殺しあう戦争を  何も美化せず何も誇張せず冷静に描いていて  こんな内容を割と最近(約20年前)制作されたことが驚き  最後の女の人が撃たれてしまうのも戦争の不条理さを感じてしまいます  ドイツ制作ということもあってか銃火器類の考証はしっかりしている印象  T34戦車が出てきてましたが、ドイツ軍戦車が一台も出てこなかったのは個人的にチョット残念でアリマシタ Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-03 10:25:04)

8.《ネタバレ》 北アフリカから転戦してきた歴戦の部隊がスターリングラードの消耗戦のなか全滅していく様が淡々と描かれています。
カッコよさとは無縁な、辛く惨めなだけの話が延々と続き、わずかに生き残った二名がドイツ第6軍降伏後のスターリングラードを脱出します。
故国を目指す彼らの前には雪原が果てしなく広がり、吹雪のなか死んでいく仲間に砂漠の星空の美しさを語るラストが切なくなります。 Feld Hern Halleさん [レーザーディスク(字幕)] 7点(2009-08-02 12:16:10)

7.《ネタバレ》 非常にリアルで悲惨な戦争映画です。愛国心も英雄もここには存在しません。ただひたすら絶望的な兵士達の姿が描かれています。

ドイツ軍を描いているのですが、いわゆる「ハイル!ヒトラー!」のナチ式敬礼は殆どなされていません(1回だけ出てくるシーンがありますが・・・・・・)。

俯瞰して見れば戦争というものにはドラマがあるのかもしれませんが、個々の人間からすれば絶えず生命の危機にさらされる地獄に過ぎないのだなと痛感しますね。
TMさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-05-17 18:25:03)

6.なかなかリアルな作品ですね。最近の戦争映画のような変なかっこつけがなく真面目に作られている。まさに戦場といった感じですね。後半は本当に寒そうな感じがした。ロシアで戦うことの厳しさを実感させられます。 青陽さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-12 12:29:07)

5.寒さが伝わってきました。音楽も良かったと思います。 亜空間さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-12-13 19:31:35)

4.《ネタバレ》 雪原でT-34との肉弾戦。塹壕でソ連軍戦車を待ち伏せて火炎瓶で応戦するドイツ軍。見ているこっちまで凍死してしまいそうなラストシーン。ドイツが自らの負け戦を映画化するとこんな感じ。ロシアなんか攻めるからだよね。さっさとドーヴァー海峡渡ってしまえばよかったのに。イギリスを占領してからロシアを我が日本と挟み撃ちにすれば勝てたのに。かつての同盟国として同情するよ。まぁ日本軍の方が根性あったけどね。ドイツが先に降伏してるからさ。ってかまぁやっぱりドイツ軍はカッコイイね。我が皇軍よりは若干劣るが・・・。以上独り言。 和魂洋才さん 8点(2005-01-27 19:24:49)

3.カッコイイ主役なんていない、これが戦争だと思わせるやりきれなさ。同名のハリウッド映画とは比べ物にならない秀作です。しかし、このレビューの少なさは勿体ないね。 毒林檎さん 7点(2004-12-04 20:31:15)

2.《ネタバレ》 名古屋では予定上映期間を大幅に繰り上げて打ち切った作品。僕は元々この映画には期待していたが、同時に「売れないだろうなあ」とは思っていたが。
 さて、内容は確か、暇にしていた少年兵達が召集され、密閉の貨車に乗せられた時点で一同が「ロシヤ戦線か?」と不安がる所で始まる。そして最後には誰もいないスターリングラート郊外で全部の隊員が戦死する所で終わる。
 しかしまず一番印象に残るのは、「全く印象に残らない」主役である。要は戦争という大きな悪の中で、個人のヒーローなど何の役にも立たないことである。できごとはすべて主役のもとを通りすぎるようにして起こる。最後には確か主役じゃない人に主役の人が抱きかかえられて「雪はいいですね・・・全てを打ち消してくれる・・・」という子守唄のようなセリフを聞きながら死んでいく・・・というか・・・消滅していくのです。
 主役達のそこはかとないロシヤ蔑視も全く美化されること無く描かれていていいです。
 なお、日本で「スターリングラード」という同名で紹介されている映画があるが、あっちの方の題名は変えてほしいです。 おおしまけんいちさん 7点(2004-06-18 08:22:08)(良:1票)

1.《ネタバレ》 コメント僕だけですか、誰もいないんですね(笑)大戦の中でも、かの激戦区での戦闘。ドイツ映画らしく寒々しくて暗かった。こういう、はしゃいでない戦争映画を観ると悲惨さが伝わりますね・・最後の雪に埋もれていくシーンは記憶に残ります。最近の同名ハリウッド映画とは違います。 ★ピカリン★さん 7点(2004-06-16 23:18:59)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.94点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5212.50% line
6212.50% line
7956.25% line
8212.50% line
900.00% line
1016.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review2人

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