みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.《ネタバレ》 ダークシティ同様に特異な世界観と凝った映像は楽しめますが、やはりストーリーの流れが悪いというか、この監督とは相性が良くない。 核の部分である「人間の心」を描こうとしていると思われるが、そこまでの深みがなかった。そのためアクションとしても、サスペンスとしても中途半端な印象を受けた。 出発点であるスミスのロボット嫌いの理由が自分には分かりづらい。確率のみで物事を考え、将来性等を考慮しない感情のなさ、融通のなさに苛立つのは分かるけど、女の子は確かに助からなかったかもしれないが、自分が助かったんだからいいんじゃないか。 そもそも酔っ払いの居眠り運転が原因だから、そっちを毛嫌いしろよ。人の家来て勝手に酒ついでる場合じゃあないだろう。 出発点で入りこめなかったのが失敗したかな。ヴィキの三原則の発展論理や暴走とかは人間を考えればそこそこは理解できるしこれについては面白く感じた。 ラストはどう捉えればいいのかな。サニーの夢が現実になったわけだが、彼らに感情や心を教えて導いていくつもりなのか。 良かったのはモイナハンの変化かな。最初のスミスとの会話の無機質な感じ、まるでコンピューターと会話しているような雰囲気が逆に良かった。徐々に変わっていき最後の方ではイキイキとしていたのが多少印象的だった。 個人的に感じたのはやっぱりサニーの苦悩をもっと描けば良かったと思われる。自分は何者なのか、何のために創られたのか、目的を達した後の存在意義、感情とは何か等悩むネタは色々あるし、握手までの道程も、感動的なものに活かすつもりならスミスともっと絡ませて欲しかった、ウインクだけではちょっと弱い。 【六本木ソルジャー】さん 5点(2004-09-12 06:11:56)(良:1票) 8.ロボットのデザインがリアルで、日本の自動車メーカーのホンダが開発しているロボットが何年後かにはあんなふうになってもおかしくないようにも思えた。それだけにストーリーの方も将来決してあり得なくはないように思われ、興味深く鑑賞することができたよ。近未来の世界の描写もリアルだし、CGも決してしつこくなく期待以上に楽しむことができました。コンバース買おうかな。 【ぺん】さん 7点(2004-09-12 03:44:49) 7.《ネタバレ》 CGだらけの安い作品かとあまり期待せずに観に行ったが期待以上。ロボットは所詮生命体ではない、しかしそれがプログラムから独自に進化した感情を持った時、人間とロボットの差は有機体と無機体の違いでしかない。サニーの様に自ら怒りを作り出すこともできれば、きっと芸術の創造も可能なのではないだろうかと思う。かつて主人公を助けたロボットは論理から少女を見殺しにしたが、サニーは見殺しにすることなくヒロインを助けた。人類全体に対するリスクの論理から考えればあの場合はヒロインを見殺しにしても当然。現代社会では何事も秩序だてた論理が正しいと思われがちだが、人間の感情から生まれた矛盾のある行動こそが、実は一番人間らしい部分であることを考えさせられる。単なる近未来への警告ではなく、人間の人間たる部分とは何かを示してくれている映画であると思う。 物語の冒頭はサニーをロボットとして気味悪く思っていたが、物語の進行につれ感情移入でき、最後はスミス演じる刑事と同じ人間に見えて来る。特にピンチから脱出するサニーの機転、ウインクはT2の親指を連想させて傑作だった。 【six-coin】さん 7点(2004-09-12 02:48:47)(良:2票) 6.話の展開に8点、アシモフ氏に8点、アクションに6点、ラストに6点。平均をとって7点!!予想したよりも、普通におもしろかったです。 【Gaku-t】さん 7点(2004-09-12 02:44:34) 5.《ネタバレ》 サニーが最初はとても怖く見えたけど、段々と可愛らしく見えて来ました。表情も豊かで本当に感情を持っているんだなというのがわかりました。ロボットの進化による人間の滅亡はターミネーターとテーマが同じですが、私はあり得ない未来ではないと思います。ロボット三原則を組み込んでいても、今回のように進化の過程でその原則を自分なりに解釈してしまい結果人間に不利益になってしまうのです。今回、サニーは三原則に抵抗することが出来る意志のあるロボットだけれど結果的に善の性格でウィル扮するスプーナー刑事達は助かることが出来た。けれど、より人間的になるということは人間の悪の部分も持つということである。人間が善人ばかりでないのと同じで、悪のロボットだってもちろん出現してくるわけである。みんながみんなサニーみたいだったらいいけど。ロボットのいる未来は理想的な未来と思えるかもしれない。ロボットの進化がどんどん進んでいく現在だが、果たしてそれが理想的な未来になるかわからないと思わせる映画だった。 【きこり】さん 8点(2004-09-12 00:59:12)(良:1票) 4.アイザック・アシモフの「ロボット3原則」小説は、ミステリー仕立ての作品が多かったように記憶しています。そんな地味な題材をどのように「SFアクション大作」に仕立てるのか不安もありましたが、アシモフの小説らしいたった一人の自殺に関する捜査から、ウィル・スミスが本領を発揮する「アクション大作」の部分まで、中々巧くまとめてあったので安心しました。事件の真相に意外性はありませんし、ラスト・シーンの意味も良く解りませんが、緻密に描かれた未来のシカゴの描写もあり、私は最後まで充分楽しめました。それにしてもクライマックスの、被写体の周りを縦にグルングルン回るカメラ・ワークは「あずみ」の影響でしょうか? 観辛いだけで、演出上の効果があったとはとても思えないんですけど…。ということで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-09-03 00:07:24)(良:4票) 3.《ネタバレ》 人間と接する感情を持ったロボット、そして高度な人工知能にまつわるストーリーは、SFの定番ながら面白い。未来都市や未来カーのデザイン、迫力満点のカーチェイスなどCGもすばらしい!。30年後の未来になっても、○菱自動車のような企業はなくならない…。 【ちくわ】さん 8点(2004-08-26 13:35:53) 2.《ネタバレ》 CGばりばりそうな映画なんで面白くなさそうと思って見に行ったのに、いい意味で裏切られました。時間がたつごとに謎が一つ一つ解けていって最後は「うわ!!こいつやったか!!」見たいな感じ。これからロボット社会になっていくかもしれない今なんで、なんか微妙に考えさせられました。CGもかっこよくってサニーの顔の動きとかリアルすぎです。しかし、劇中でウィル・スミスがはいてたコンバース2004版が欲しくなってしまった。。。 【リノ】さん 8点(2004-08-26 00:10:59)(良:1票) ★1.ロボットの表情が素晴らしく、感情移入してしまいます(笑)それに比較すると大量にロボットが出てくるアクションシーンでの動きは従来のアニメの域を超えていないので少し不満が残りました。クロウやダークシティの世界観とは異なり、手塚治虫風の未来図は清潔すぎて違和感を感じました。 【Dr.H】さん 6点(2004-08-21 01:46:20)
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