みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
241. この作品がきっかけで、映画の世界にのめりこみました。俳優・脚本等はもちろん、音楽・照明・美術・撮影にも興味を持つようになりました。今では金のかかっていない作品も好きですが、やはりこのくらい金をかけた贅沢な映画は面白いですね。 【海牛大夫】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-04-01 19:46:35) 240.製作者アーウィンアレン絶頂期の作品。 しかしその後の彼の凋落はひどかった。 だからこの作品は彼の製作者としての最高傑作と思う。 2016年の目で見ればいろいろあらは見えてくるのだろうけど、当時中学生で映画館でワクワクして見た私としてはそんな見方は出来ようもない。 何度観ても面白い。 大スタースティーブマックィーンとポールニューマン競演、しかも双方がそれぞれ大活躍。 他の競演陣も豪華この上ないし、それぞれのストーリーが良い。 あのO.Jシンプソンが出演しているのも今となってはなんかあれな感じ(どんな感じって聞かれても説明できないけどあの事件を覚えている人なら分かってもらえるかな) 劇中に出てくる歌も良い。 パーティシーンその他演出など名探偵コナン映画が影響を受けているんじゃないか。 当時(70年代前半)はホラー映画やパニック映画全盛だったと記憶するが、このタワーリングインフェルノはその中でも突出したできの作品だと思う。 ブルーレイで何年ぶりかに見直したのだが、鮮明な画面で感動した。 【称えよ鉄兜】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 10点(2016-01-08 05:27:51) 239.面白かったあ。ハラハラして力入ったし。尺の割りに長さも感じさせない緊張感もあった。古くささがかえってこの現代でみると臨場感を与えてるって感じ。ポールニューマンスティーブマックウィンのヒーローぶりは実にカッコいいし、脇の人間模様も典型的ではあるものの良かった。日本でもタワーマンションが普通の光景になっているんでなんかお手軽な感情移入しちゃったなあ。9点つけます。でもボクはポセイドンには8点という評価が矛盾逆転しているのに大いに自己反省してる。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2015-12-19 18:29:32)(良:1票) 238.《ネタバレ》 火災現場では火よりも煙の方が怖いという事が常識となっている現代から見ればおかしな描写は有りましたが、撮られた年代と映画という事を鑑みれば煙に巻かれて倒れるよりも炎に包まれて焼け死ぬ方が映像的にも派手で良い演出だとは思います。 火災現場の陣頭指揮を取っているスティーブ・マックイーンが前線に出過ぎとか、孤立した135階には消防士が2人もいるのにポール・ニューマンが仕切っているとか、最後の貯水槽爆破の時にもまだ1人消防士がいるのにニューマン指名等は彼等が主演だから仕方が無いのでしょう。 その他にも何度も出てくるエレベーターの扉の動きが大道具然としすぎで重厚感がまるで無いのは本当に重たい物で作ってしまうと危険だからなのかとか、いちいち自分の中で自分に対してエクスキューズを入れなければいけないというのは見ていてストレスが溜まります。 また、話自体は良い設定なのですが映像が大人し過ぎる印象でした。 状況は把握しやすいのですが、それ以上のものは伝わってきませんでした。 主な原因は明るすぎる画のトーンと工夫のないカメラアングルだと思います。 カット割りや編集もメリハリがないので盛り上がりに欠けますし、パニック映画で映像に力がないのは致命的だと思います。 唯一迫力を感じたのは、消防車が夜の街中を飛ばして来て、無秩序にビルの前に停車するシークエンスでした。 しかし、ビル内のセットに戻るとまた元の木阿弥です。 大作というよりはディテールに対しての拘りと、映像に対しての迫力のない大雑把な作品に仕上がってしまい、パニック映画風のパニックテレビドラマといった印象でした。 そんな中で本来サイドストーリーであるアステアとJ・ジョーンズのシークエンスが良かったのは皮肉に感じてしまいます。 ダメなおじいちゃんに対する彼女の慈悲深い眼差しには心が和んだので、展望エレベーターから彼女が呆気無く転落した時には思わず「あっ」と、声が出てしまいましたが、この様な無慈悲な演出は嫌いでは有りません。 設定を竣工日にした事で住人やテナントの人達はほぼ居らず、落成式のパーティーを軸にスッキリとした話の展開にする事が出来ましたが、返って小さく纏まってしまい超高層ビル火災という本来スケールの大きな作品の筈なのにそれ程スケール感を感じる事が出来なかったのは、有名な作品でしたので期待を裏切られた様で残念でした。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-02 03:44:35) 237.「ポセイドン-」とあわせて何回も観ています。何回観ても興奮します。感動という見方では「ポセイドン-」の方が上ですが、 こちらはエンターテイメントに徹している分、興奮が最後まで持続します。主演二人の見せ方もうまい。お互いが足を引っ張らないよう住み分けがしっかりしています。いろんな救出方法が登場しますが、今見てもリアルです。現代は超高層ビルが当たり前のように建っていますが、火災が起きたときはこの映画が何かの役に立ちそうだ、観ていて良かった、という話も出てきそうです。パニック映画って「実際こんな事故が起きたときは、このように行動すれば助かるかもしれませんよ」という手本になるかもしれません。少なくとも「助け合うことの大切さ」は自分にも十分伝わりました。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-05-22 20:48:22) 236.《ネタバレ》 すげーーーー!てんこ盛り!アクション、ドラマ、サスペンス、スペクタクル…てんこ盛りだ!全部乗せだ!正直言ってご老人たちのドラマは必要ありませんよ。でも時間を埋めるためには絶対に必要なんですよ!なにせこれだけのアクションを詰め込んだんだ、時間はいくらあっても足りない。その穴埋めのためにはどうでもいいドラマのひとふたつ必要になってしまうんですよ。ハリウッドのビッグバジェット映画の問題点とも言えますが、その分楽しませてもらったので文句はありません。本作では因果報応というテーマのもと、秘密を抱える人や単なる悪人が死に様を晒すのに全く情緒がない!ああ、人が死んだ…悲しいねえ…なんて感情は、少なくとも悪人に対しては存在しないわけです。全ての元凶が死んでも「パニックは収まったよ」程度の扱い。でもそれがいいんじゃない!火災を軽視していた社長が生き残ったのは、彼が一般人の代表だからでしょう。普通の人間は、直面する災害を軽視しがちです。ことの重大さに気づいた時には後の祭り。手の施しようがありません。でも、それが普通の人間なんですよ。映画にはヒーローが存在し、彼らは人間の範疇を超えた超人なんです。ポール・ニューマンもスティーブ・マックイーンも超人的活躍で観客を楽しませてくれる。その反面、一般人代表のキャラクターも存在し、純粋な悪人では無いが故に命は助かる。本作は娯楽作であると共に、災害の危険性と危機察知能力を高めることを観客に訴えかけています。単純な娯楽じゃない。映画だけが請け負うことができる重荷じゃありませんか? 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-16 03:18:02) 235.なるほど、評価が高いのもうなずける大作だと思う。 ただし、旧い映画ということは随所に感じる。比較的長めの時間を取るので、早く次に、と思ってしまうことも多い。いい映画だがやはり映画館で観たかった。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-03 23:53:15) 234.《ネタバレ》 他の方の投稿を観て、何だか無性に懐かしくなり改めて夜中の鑑賞。 やはりマックイーンは相当に格好いい。 特に、宙吊りエレベーターの必死の救出後、息つく間もなく再度屋上に誰かを登らして、貯水タンクを爆破しその落下水圧で消火しろ、という実際滅茶苦茶な計画を上層部から告げられる場面。 緊張感がすごく高まり、ついにマックイーンがキレるかと思わせた直後、一瞬の呆れ顔と自虐の捨て台詞を残し、彼は自ら颯爽と現場へと立ち向かう。このヒロイズム、ニヒリズム。 あと建築家のポール・ニューマン。身内業者の手抜きが火災の原因という負い目はあったにせよ、率先して人命救助に当たり、パイプ伝いの必死の救出劇を繰り返す。 頭も身体も目一杯使う。昨今の先逃げ船長たちに見せてやりたい彼の責任感。 また、冒頭、ジョン・ウィリアムスの躍動感あるテーマ曲に乗せて、ヘリコプターでビルの屋上に降り立ったニューマン。 拳を掲げてパイロットに挨拶するさりげない仕草。本当に格好いい。 もう二人とも故人。 懐かしさと寂寥感に包まれた再見であった。 【こた】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-01-15 08:02:04)(良:1票) 233.《ネタバレ》 超高層ビルで火災が発生し、逃げ場の無い最上階の人達をどう救助するかというパニック映画。パニック映画ということを忘れさせてくれるほど濃厚な人間劇が展開される。特撮よりこちらの方が白眉だ。死を覚悟し、自分は詐欺師であると告白する老詐欺師。それを聞いて「知っていたわ」と許す未亡人。鎮火後、老詐欺師は未亡人を探すが、彼女は転落死しており、助かった猫を渡される。これだけで一本の映画になる。密かな恋愛関係にあった上司と秘書。気付いたときは煙が充満していた。「昔は短距離選手だった」と、助けを呼びに駈け出した上司は火達磨になり、秘書も炎上転落する。二人の恋愛は誰にも知れることなく終わった。バーテンダーは非常時でも平常心で仕事をこなし、子供の面倒もみる。地味だが忘れがたい存在だ。火災の原因は、ビルのオーナーの娘婿が施工した手抜き工事と電線を規格以下に変更した所為だ。だがこれには、オーナーから経費節減を迫られ、実際、オーナーはビル建設で娘婿以上の上前をはねているという背景があり複雑だ。設計者ダグは、設計責任者でありながら数週間も旅行に出ていた。火災が発生してからスプリンクラーが動作しないとか、廃棄セメントで非常扉が開かないことを発見しても遅いのである。それでも彼は八面六臂の活躍で、人々の救助にあたる。その中には彼の恋人もいる。消防隊長は給水塔の爆破を命じられるが、戻る手段のない危険な任務だ。男らしく唯々諾々と従うが、胸底では自分の運命を呪ったことだろう。火災が次々と延焼拡大し、それに従って救出手段が変るところが事新しい。内部エレベーター、展望エレベーター、屋上に救助ヘリ、隣のビルへワイヤーで吊るす救命籠、ヘリでエレベーターを吊り下げる。極めつけは給水塔の爆破による鎮火だ。よく思い付いたものと思う。この奇抜な着想がこの作品に命を吹き込んでいる。数分間に渡る爆発散水場面は圧巻である。火災原因が手抜き工事という人災という点が怖ろしい。対岸の火事ではなく、身近な問題として感じられるのだ。この点が、今日でもこの作品が新鮮さを失わない要因だろう。「今日は二百人の死者で幸運だった。いつか一万人以上の死者が出るだろう」の言葉には現実味がある。色褪せることのない傑作だ。文化の違いを感じたのは、事務所に寝台があり、情事を楽しんでいる点。違和感があるのは、女性が椅子で窓硝子を叩き割るところ。 【よしのぶ】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-01-13 23:01:21)(良:1票) 232.いい映画だと思ったけど、そんなでもなかった。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-09-20 00:38:44) 231.《ネタバレ》 古い。とっても古い。 時代を感じさせない映画に魅力を感じる自分にとってはアナログ過ぎた。 女性が椅子投げただけで割れる高層ビルの薄いガラス、救助にビルからビルへ渡る高リスクのリフト、稼働しないスプリンクラー・防災設備、あまりにも滑稽なヘリ、それしか方法はないの?と疑うようなラスト…。パニック映画で120分超えてきたのでだらけてきました。 それに加え市長のデブ嫁や老年のラブストーリー…ホントどうでもよい。 エンターテイメントと割り切ればそれまでだがマックイーンやニューマンに特に思い入れなかったので非常に凡映画でした。 【mighty guard】さん [地上波(字幕)] 4点(2014-08-26 00:16:33) 230.《ネタバレ》 幼少期に見た以来、久々に見た。下衆ですが、まずはこの頃のポール・ニューマンのハンサムぶりにやられたー!顔はでかいけどなんてイケメンなんでしょう。で、よくよく見て行ったらめちゃめちゃ豪華な顔ぶれにびっくり。マックィーンが主演だという記憶しかなかったので。今見るとアラもぼちぼち見つかりますが、この時代ではとてつもない予算を使ったスペクタクル映画。W主演のスターの使用にも溜息。脇を固める豪華な出演者にも溜息。意外な人が生き残り、意外な人が死んでそれも驚き。でもエレベーターをヘリで運ぶくだりが一番ハラハラしたかもw 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-05-06 16:44:42) 229.《ネタバレ》 とにかく金と手間暇をかけて、二人のスターに気を使って、パニックアクションの決定版を作るべく全力が注がれた傑作。こういう豪華な映画は得てして見せ場が散漫になるものだが、長尺を飽かせない緊迫感を維持している。最近映画館で見て、やっぱりパニック映画は(何だってそうだけど)自室のしょぼいテレビではなく映画館で見た方がいいなと痛感した。 ドラマツルギー的に、社長とか市長は他人を押しのけて逃げようとするものだが今回は毅然としていたり、やっとのことで途中まで逃げ延びた婦人があっさり滑落したり、そういった意味でお約束にとどまらない脚本が良い。中盤までニューマン、それ以降はマックイーンの活躍になるのは配分的にやむを得ない。 どうしても今見ると、随時挿入されるビル全景の火災シーンが迫力不足だったり、もう火事が起こっているのに悠然と入場してくる消防隊長ってどうなのとか思ったり、突っ込みどころもある。けれど、ひとつの総決算として作られた意気込みは十分伝わる。当時の観客にもたらした衝撃は今の私達では計れない。そんなヒストリカルインパクトに敬意をこめて8点。 【カツルギ】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-04 21:41:29)(良:1票) ★228.実に40年ぶりに鑑賞しました。当時映画館で観て大変な衝撃を受けたことを覚えてますが、今、改めて観てもその迫力は変わらないですね。 台詞回しや演出、リアリティなど、細部は時代を否めませんけれど、当時連続して制作されたパニックムービーの大作、「ポセイドンアドベンチャー」や「大地震」と並べて一歩も引くことのない傑作だと言うことを再確認しました。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-01-03 01:38:29) 227.中学生の時に観て以来。当時は映画館で観たから迫力があったのかな。 テレビ画面で観ると、しょぼい。やっぱり映画は映画館でみるものだ。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-16 20:03:53) 226.《ネタバレ》 今まで未見ゆえにナメてました。有名な作品だけど1974年作で40年近くも前の作品だし、VFXバリバリの今の映画に比べたら当時は凄かったかもしれないが今となっては大したことなかろうと。ですが、つい最近リバイバル上映されたので映画館で鑑賞することができました。 凄かった。本当に凄かった。 2時間半もある長い映画ですが、一瞬たりとも冗長な部分がなく、最後まで集中して見ることができました。この映画は一般的にはパニック映画やディザスター・ムービーというジャンルに括られますが、見終わったあとは「これはパニック映画ではなくレスキュー映画だ!」と強く感じました。なにしろスティーブ・マックイーン演じる消防士がカッコイイ!シナリオも最近の映画にありがちなアクロバチックな救出劇などの突飛なところがなく、人間ドラマが描かれていて良かったです。 見る前はしょぼいと予想していた当時の特撮も意外と不自然さは感じませんでした。むしろ、エレベータを降りると(廊下やホールではなく)すぐに室内に直結していることや、超高層ビルの壁面ガラスがたったの椅子1脚で割れたりした(しかも割れたガラスは相当薄い)ことの方が不自然さを感じました。 とにかく、初見を映画館の大きなスクリーンで見ることができ、本当に良かった。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-08-22 15:44:32) 225.《ネタバレ》 何度も何度も見てしまう名作。今見ると、設計自体は悪くなかったけど、ひどい手抜き工事のせいで火災が発生してしまった感じ。たとえ手抜き工事が無かったとしても、高層ビルでの火災は怖い。ラストの、大物2人の言葉の掛け合いが印象的。(1000) 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2013-08-12 22:58:54) 224.《ネタバレ》 ショボい人災とも言うべきボヤが、まさかの超高層ビルの炎上劇に! あまりにも有名なパニック超大作ですが、やはりちと長いですな。 人間がしっかり描かれていて、かなり大胆な救出・脱出劇を演じながらも、決してアクション映画ではないあたりは、さすがの作品の格と言ったところですかね。 (もちろんアクション映画にはアクション映画の素晴らしさがあり、それは認めます) スター映画(しかもW主演)でいて、お金も掛かっていて、長編ながら面白い!と言うのは凄いですね。 現在のパニック映画なんかはアクション臭さが際立ち過ぎて、40年前のこの映画に完全に負けていますね。 どんなに凄い『画』を撮ったところで、観る側は『人』を見てるわけですから。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-07-27 17:45:44) 223.まさしく問答無用のパニック映画の金字塔、初見の時は本当に手に汗握ったものです。高層ビルが火事を出すとはどういうことか、冒頭の消防士さんの台詞「煙突だよ」が全てを説明しています。恐ろしいです。人物たちのドラマも丁寧に描き込まれているのも娯楽作としての完成度を上げています。マックィーンかっこいいーと叫び、炎と煙の猛威にひいーとビビり、まあ鑑賞中は忙しい。テレビで放送された際には、そのとき在宅していた全員がいつのまにか集まっていて(お正月かなにかで親戚もいたりする)、みんな一度は観たことあるので「あ、この人は助かるはず」とか「ゴンドラ、これ落ちるんじゃなかった?」とか不確かな記憶を披露しながらわあわあと観賞するはめに。あーおっかなかったなあ、という感想とともに、消防士さんの尊い仕事につくづく敬意を表したくもなるのでした。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 9点(2013-07-04 00:53:03)(笑:1票) 222.この頃のパニック映画としては『ポセイドンアドベンチャー』と双璧。人間のエゴや暗部をえぐりだしているので、かなりのストレスを感じて疲れるほど。それでも、P・ニューマンやS・マックイーン演じる良心に従った果敢なアクションに、勇気と希望と救いを感じずにはいられない。 パニックものやアクションものは、撮影技術の進化でどうしても昔の映画は不利になるものだけど、これは人間ドラマがしっかりしていて現代にも通じるものがあるので、40年以上前の映画なのに今見ても古さを感じず引き込まれる。被害者の怒りに感情移入して、社長の娘婿に殺意を覚えてしまう。こういう人間って程度の違いはあっても今でもどこかに少なからずいそうだから。利益優先、安全軽視で大きな問題が起こるのは、ホテルニュージャパンや姉歯耐震偽装事件など幾つも想起させられる。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2013-06-11 00:43:13)
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