みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
48.きっかけがないと変わることは難しいですよね、ちょっとの決心では、治らないということがわかりましたが、ヤクをやってても最後にどこか「正義」があったということですね、あそこでもうそを突き通せたらまた同じようなことが繰り返されますから、結果的には塀の中に入って「自由」になれたということですね、深いです。DWは善悪うまく演じられていますね、認めないわけにはいかない。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-14 15:35:58) 47.《ネタバレ》 航空パニック物かと思ったらアル中の話でした しかし冒頭の航空機墜落までの展開はパニック物としても上出来である デンゼル・ワシントンはヒーローも悪党もどちらもうまいが、今回は最低最悪のクズ野郎である 冒頭から最低の人物であることを見せつける展開はかなり意外でおもしろい あまりのクズ野郎ぶりだがラストの公聴会で突然改心したように見える それまでにも今の自分をなんとかしようとかにまったく見えないのでカタルシス不足だ これがこの作品の問題ではなかろうか まぁ実際にアルコール依存で失敗を繰り返す奴は、わかっていても大事な所で飲んでしまうからこそ病気なんだろうけれど 言ってみればリアルにアル中を描いたということか 薬物依存症の女性ニコールの存在もやや不明瞭 感心したのが中盤、酔って自宅を突然訪ねたデンゼルが息子に「Who are You!」(おめえ誰だよ!)となじられるシーンがあるが、エンディングも刑務所に面会に来た息子が全く反対の意味で「Who are You?」(お父さんってどんな人?)と訪ねた、ここはしゃれてる そしてこの後のデンゼルの顔にはグッときた 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-08 01:50:12)(良:2票) 46.《ネタバレ》 デンゼルの演技のおかげで結局なんだかんだ観れる映画なんだけど、何が言いたかったのがいまいち伝わらない。アルコホリックの話なのか、罪悪感の話なのか、サスペンスなのか、ダメダメ男が立ち上がる話なのか、一つにまとまっていない。登場人物、出来事すべてがデンゼルがいかにダメなやつかということを描くのみ。お父さんの伏線とかほぼ放置だし。最後にいきなり良いことしても、感動も影響もあったもんじゃない。なんか少しづつ変わっていく描写とか必要だったと思う。あと個人的にすごく謎なのは、あれだけ酒飲むのを止めようとしていたのに、ホテルで平気で酒が大量に入っている冷蔵庫を放置するとこ。ドンチードル弁護士が敏腕な感じなのにひどすぎる。(デンゼルのおかげで)、つまらないわけでは無いが、終わった後の満足感が薄い。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2014-01-07 14:46:09)(良:1票) ★45.《ネタバレ》 冒頭からなにやら問題を抱えていそうな人物として描かれる機長。副操縦士との会話にも人間性を疑わせられるような雰囲気が。しかし、悪天候をものともしない卓越した飛行技術が明かされ、更には事故発生後の神がかり的な操縦によってヒーローとしての姿が観るものに焼き付けられる。しかし、その後明らかとなる彼の真の姿。アル中、ヤク中、人格の崩壊… これら一連の描写が実に無駄なく印象的に纏められています。流石のゼメキス監督。どうしようもない男をふてぶてしく演じるデンゼル・ワシントンも流石としか言いようがありません。ラストの纏め方も素晴らしい。本来であれば、航空会社、飛行機メーカー、関係者一人ひとりの喜怒哀楽…さまざまな要素をたっぷりと描きたくなるところではないかと思われますが、シンプルに一人の人間のドラマとして仕上げた脚本にも拍手。9点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-03 02:15:03) 44.《ネタバレ》 酒が原因で離婚したものの、今は同僚のスチュワーデスと良い関係になっているベテランパイロット、ウィトカー。しかし生来の酒癖の悪さは今も治らず、その日のフライトもコカインとウォッカをがっつり決め込んだ状態で出発。しかし、運命のいたずらか機体が致命的な故障を起こし、墜落の危機へと見舞われてしまうと、彼は奇跡的とも言えるフライトテクニックで人気のない郊外へと不時着させることに成功する。当然、病院で目を覚ました彼は英雄と称えられるが、飲酒状態だったという事実は消せず、次第に追い詰められ、そしてまた酒の量も増えてゆくのだった――。いやぁ、これ、こんなにどっぷりアル中のお話だったとは思いもよりませんでした。元アル中の自分としては、こういう作品には弱いんだよね~。酔っ払ってロクでもないことを仕出かす→目を覚ますと情けない自分を発見して絶望的になる→そんな自分を忘れるためにまた酒を飲む→酔っ払ってロクでもないことを仕出かす→目を覚ますと(以下同文)。このアル中あるあるな悪循環は昔の自分を見てるようでほんと切ない。そんなどん底を這いずり回っていたろくでなしだったけど、最後の最後、ウィトカーは人として最低のクズになりそうなギリギリのところである一つの決断を下す。いくらろくでなしのクズ人間でも、いつかは光り輝く瞬間が来るかもしれないというメッセージに(元アル中としてはッ笑)深く心打たれました。ゼメキス&ワシントンの円熟の演出&演技も見応え充分な良作だと思います。うん、皆さん、お酒の飲み過ぎにはくれぐれも気をつけよう! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-26 18:11:47) 43.《ネタバレ》 字幕には「アル中」とでますが、「アルコール依存症」の話だったと思います。「依存症」は「否認の病」ともよばれ、酒飲みたさに自らも他者にも偽る病。特殊な人がなるものではなく、人並み外れた能力のあるパイロットもなる病気。観せ方によれば、今後中高生の保健体育の時間の良い教材になりそうな作品。ただあまりにも力強く真面目なので、本当にそういうふうな意図で作られた啓発映画にも見えてしまうんだ。遊びが足りない。そこで少し減点。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-10 07:40:52) 42.《ネタバレ》 アル中の話だったのね。飛行機事故の映像は凄かったけど、その後の話は普通。まぁ最後は酒を絶てて良かったじゃん。やっぱりこんな状況だと神業は称えられないのかな? 【ぷるとっぷ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-06 02:44:18) 41.落とし所はここでしょうね。天才的な技術があるからと言ってアル中ヤク中で飛んでよいわけないですから。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-29 15:37:30) 40.以外に普通。期待していたのは、もっと法廷で争うような展開だったが、そうではなく、前半飛行機事故、後半アル中ドラマという内容。前半の飛行機事故は、さすがはゼメキスというかんじで、迫力のある素晴らしいつくり。 後半は、人間ドラマになってしまうので、ちょっと中だるみ。本当は5点といいたいところだが、前半部分迫力ある映像で6点という感じ。 【シネマファン55号】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-08-29 11:10:05)(良:1票) 39.《ネタバレ》 個人的にはウィトカー機長に味方したい。ヤク中で酒浸りでもあんな操縦ができたのは彼だけだっただろうし・・・。でもラストで真実を話して断酒できた主人公はあれで幸せだったんでしょうね。飛行機の不時着シーンは迫力があってよかった。 【南雲しのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-26 00:15:26) 38.《ネタバレ》 大好きなシーンが2つあります。冒頭の飛行機墜落回避、ホテルでのやけくそジャンキー大騒ぎ。これらのシーン以外がとても退屈でした。期待していた内容の話ではなかったというのもちょっとガッカリというか、言いたいことはもちろんわかるし、ラストシーンだけは良いと思いますけど。おっさんと若い美女の破綻したラブストーリーはちょっと、ね。 【カニばさみ】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-08-17 19:21:38) 37.《ネタバレ》 ゼメキスは、ヒューマンエンターティナーを創らせたら、本当いい味出す。確かにアメリカのテレビドラマのような、わかりやすい人間像だ。最後、この一線を超えたら、法的には善良だが、人間としての自分が許せないという見せ場がある。ここをデンゼルワシントンは見事に演じきった。真の悪党にはなれない、という役柄だ。そこを息子は、刑務所に入った親父だからこそ、自分の親はやっぱり人間として信用できた、と最後、和解する。後味のいい作品です。でも飲酒運転は絶対ダメよ!きつ~くお仕置きしたい! 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-17 01:21:55) 36.話自体はのたーっとゆっくりすすむ。でも映像の描写が異常にきれい。 ああ、これが映像なんだと思いました。 "はで"な映像を撮るわけでもなく、こった映像でもなく、きれいな描写をする。いいです。 この監督の作品をもっと見たいと思いました。 【まさ】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-08-02 22:01:49) 35.《ネタバレ》 冒頭から、いきなり全裸の女が現れる。「おや?これってロバート・ゼメキスの映画だよな?」と頭の中で確認する。するとアル中にヤク中、病んでる人たちが次々出てくる。これまでのゼメキスの作品を全て見てきた自分としては、これだけで結構な驚きであった。キャスト・アウェイ以来の実写。彼なりに新境地の開拓を試みたのだろうか、と。でもその映像は、まさにゼメキス節だ。映像のみで語り尽くす力量、特に飛行機の急降下&不時着のシーンは目を見張るほどの出来映え。自分もまさに飛行機に乗って、そしてその一部始終を目撃しているような感覚。救出される時の一人称視点は、まさに観客をアイデンティフィケーションさせることに成功している。これぞゼメキス。そしてなにより、シナリオが素晴らしい。私はこの主人公みたいに、色々と悩みを抱えてもがき苦しんでいるようなキャラクターに即座に感情移入してしまう。でも彼は酒に逃げる弱い面だけでなく、パイロットとしてはもの凄く有能で強い精神力を持っており、その二面性が人間ドラマとしての深みに繋がっている。デンゼル・ワシントンの演技も文句のつけようがない素晴らしいものであった。途中、アルコー依存症の集いに参加した時の男の話が、この作品のテーマを明確にし、そしてそれが終盤の展開へと繋がっていく。最後まで嘘を貫き通せば、彼は職場復帰出来たろう。でも彼は相変わらずアル中で、過去から逃れられない心の囚人であったはずだ。「刑務所に入ってこんなことを言うのも変だが、やっと自由になれた」はとても良い名台詞でした。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-07-29 23:38:31)(良:2票) 34.《ネタバレ》 予告編を見て思ったのは法廷ミステリーものでした。ところがどっこい、ねっとりとしたヒューマンドラマではありませんか。ねっとりしすぎて途中で飽きてきちゃいました。分かるんですよ、監督の意図は。とことん主人公の体たらくぶりを描くことによって、審問会での真実の証言に重みが増すっていうのは。たしかにね、あのシーンはグッときたし、その後の刑務所のシーンもとっても良かった。でもね、上映時間の大半を、主人公の傍若無人の態度に付き合わさられる苦痛を、もう少し考えて欲しかったかな。一人の男の再生ドラマとしては十二分な完成度だとは思いますが、エンターテイメントとして捉えると、どうにもこうにも吸引力の弱さが目について、残念で仕方ありません。刑務所に入ってこんなことを言うのも変だが、やっと自由になれた。ここは大好きです! 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-23 19:01:18)(良:1票) 33.人間は皆そこそこ善人でそこそこ姑息。その辺をうまく描いていた映画だと思う。でも欧米人のアル中は桁外れ。クラプトンやR・ウッド等、R&Rスターの逸話を聞くにつけ、日本人とは体の出来から違うのかなあと感じてしまいます。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-19 23:31:06) 32.《ネタバレ》 予告編を見て何を期待して劇場に足を運んだかによって評価が分かれると思う。私は、パイロットが最後にはヒーローになる法廷劇を期待していたが、内容は全然違っていてアル中患者の再生への道であり、その人の職業がたまたまパイロットだったというだけ。どんな大きな功績(多くの命を救った)があっても、職務違反は罰せられるという現実を見せつけただけ。最後に親子の絆が戻った様だが、付けたしにしか見えなくて余計なものだと感じた。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 4点(2013-05-05 12:02:15)(良:1票) 31.《ネタバレ》 主人公がなかなかに曲者なせいで、展開が読めづらいのが良い。オープニングからコカ決めてるし、嘘つきだし、アルコール依存症だし。「善良な主人公が追い詰められていきながらも、最終的にハッピーエンド系」の映画を期待すると、痛い目を観るかも。王道な名作タイプの映画ではない。 オープニングの墜落シーンも迫力がある。目を覆いたくなるような凄惨さで描かれていて、あらゆる描写に遠慮のなさが伺える。その分、コミカルさも含まれていて、純粋に「面白い」作品になっていた。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-29 12:57:29)(良:1票) 30.《ネタバレ》 改めてロバート・ゼメキスの映画作りの上手さを思い知らされる。 ゼメキスの素晴らしいところは、すべてきっちりと画で説明するところで、 役者もそういう芝居をしなければならないし、 そういうものが撮らえられている映画は、やはり問答無用で面白いのだ。 冒頭からの墜落シーンのカット割や編集が卓越され過ぎていて、もう参った。 そして墜落の瞬間を客観で見せる上手さ。 墜落している瞬間の同時進行の中では決して見せない。 テレビの中、結婚式だかをやっていた誰かが偶然撮影した映像、 そして何よりもあのタイミングだということだ。 墜落の瞬間を、その飛行機を操縦していたパイロットが見るのと、 時を同じくして観客も初めて見る、そこに大きな意味がある。 冒頭も女のケツをやたらと舐め回すようなショットを撮り続けているわけだが、 それだって最後の最後でのデンゼル・ワシントンの決断への伏線であり、 冒頭の女の印象を強く残すことでの、あの決断なわけである。 ああ、そしてホテルでの酒の小瓶を手にする瞬間のハイスピード撮影の上手さよ。 置く、小瓶、そして手が入る、取ってフレームアウト、このワンカットのサスペンス。 なんて素晴らしいのだろうか。 飛行機の墜落と人生の墜落、勿論あの薬物中毒の女のことも含まれているわけだ。 一機の旅客機を不時着させた男は、二度と飛ぶことは許されないわけだが、 人生における新たなフライトが始まるストップモーション。 今は亡きトニー・スコットとの作品といい、デンゼル・ワシントンには、 ストップモーションでの終幕が本当に良く似合う。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-23 02:13:54)(良:1票) 29.《ネタバレ》 英雄か犯罪者かと言われれば彼の場合は「両方」としか言いようがないです。96人を救った英雄である事は確か。(ただし体調万全なら全員救えたかもと言うのはあるけど)。アル中で頭をスッキリさせるためにドラッグまでやって操縦桿を握る行為は犯罪者以外の何者でもないです。それがどっちつかずのあいまいな決着になったのは残念。アメリカってここまでアルコールに甘い国なんですか?アルコールチェックもせずにパイロットが飛行機に乗っていると言う事実に驚愕です。機内販売のウォッカにまで手をつけるようなら遅かれ早かれ大事故を起こしていたでしょう。彼の元恋人がアル中だったと言うのが事実だったかどうかはさておき、子供の命を救った「真の英雄」に罪を着せなかった事だけが唯一評価できる事です。ただそれだけの事で子供とも信頼回復できるなら彼にとっては願ってもない事ではと思えるラストでしたね。個人的には甘さの残るラストに納得がいかなかったです。 それともう一点だけ、せっかくホテルに閉じ込めておきながら冷蔵庫にアルコールを入れとくってどう言う事?これは彼の幻覚かと思ったら本当だったみたいだし、これが一番アンビリーバブルな出来事でしたね。これはいくらなんでもあり得ないでしょ? 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-31 16:37:32)(良:1票)
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