みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★7.《ネタバレ》 予告編からはここまでのコミカルさは予感していなかっただけに少々肩透かし感。ただし、全編通じたありえねー感を払拭する(してないかも)にはコメディは必要不可欠だったのかと。 とは言え、コメディ作品になり切れていないことが本作の一番の残念なところ。どう考えても理に適わない展開な訳ですから、そこは笑って誤魔化すことに徹して欲しかった。 そしてそれ故、犠牲者は出しちゃダメです。最早、人知を超えたスーパーヒーローと化した「兄貴」を始め、奇跡的な生存のオンパレードな訳ですから、何も部分的に現実に拘泥することはなかったでしょう。そのあたりの感覚はお国柄なのでしょうか?喜劇と悲劇をセットにするのが定番?彼の国の作品をさほど見ていない私には理解出来ない部分です。 災害発生以降はスピード感が途切れませんし、部分部分で観ていれば緊張感や高揚感を感じることが出来る演出(CGは少々ハメ込み感がありますが)と脚本。決して面白くないとは言いません。てか寧ろ面白い。 ただ、つい最近も規模は違えど国内で類似例が実際にあっただけに、観進めて水が入ってきた辺りからはかなり複雑な気分になりました。コメディに徹していないだけに笑いでは締め括れなかったです。改めて、コメディならコメディ、デザスターならデザスターに徹して欲しかったとつくづく思う作品でした。 ちなみに邦題は、コメディ作品として見れば原題より良いように思えます。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 5点(2025-02-23 11:15:50)★《新規》★ 6.《ネタバレ》 何と言ってもイエローサブマリンのネタが一番好き。 本作、ディザスタームービーとしても十分通用するところを、ちょいちょいギャグを挟む(この挟み加減が絶妙)。まさにディザスタームービーの皮を被ったコメディ映画なので、ガチのディザスタームービーで押し切ったら「おかしい!ありえない!」と思いっきりツッコむ個所も、じゃないので取り敢えずいいんじゃないとなる。なので、死人は0で終わって欲しかった。特にラストの子供の死を告げられた母親のシーン・・・は余計。 【リニア】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-10 20:18:50)(良:1票) 5.《ネタバレ》 マンションの地盤が突然崩壊し、とんでもない深さの穴が出現、そしてマンション自体は崩壊せず うまい具合にストンストンと落ちていく、漫画のような展開。そう、基本はコメディですよね。 前半はいつくか笑えるシーンがありました。ただ後半は感動に持ってこようとしてる。 犠牲者も出ちゃってやたら重たいシーンもあるけど、イエローサブマリンでの救出は全体的にギャグっぽかった。 この辺がどっちつかずな感じで、コメディならそっちに振り切ってほしいし、 感動ものならばシリアスに振った方がいいなと思いました。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-20 09:12:59)(良:1票) 4.《ネタバレ》 災害もの?パニックもの?コメディ?どうみたらよかったんだろう、というのが正直な感想です。 ドローンの電波が届かない程の深い穴、そこに落ちたのになんとか建物の形は留めているマンション、不死身の兄貴等、パニック・コメディとして全体的には面白かったんです。 「ゴジラ-1.0」を観たあとでは、最後の急浮上はコメディとして能天気に楽しむのみ。 対策本部のモニターから、全員が目を離しているのも滑稽。 だったら一人も犠牲者は出して欲しくなかった。 泣き崩れる母親のあとに、一瞬、黒画面を挟んだからって、あの後日譚にはついていけない。 いっそマンションごと浮上させて、全員無事でよかったのでは? 【ねこちゃん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-16 22:02:54) 3.絶望的な状況を描いても、深刻にしすぎずあくまでエンタメとして見せる映画作りには感心しました。面白かった。 【海牛大夫】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-07-29 20:35:16) 2.《ネタバレ》 子供の頃からずっと「絶対に笑ってはいけない避難訓練」を叩き込まれ育ってきたせいか、災害時のコメディを「不謹慎」と感じてしまいます。これは同じ災害系コメディでも『サバイバルファミリー』ではなかった感覚であり、停電より巨大シンクホールの方が「より命に関わる」という事でしょう。そりゃそうだ。とは言うものの、慣れてくればこれはこれで悪くありません。「後ろめたさ」がむしろ清々しいくらい。全く人命救助になっていない「息子の泥沼ダイブ」もコメディの範疇と捉えれば腹も立ちません。そう、コメディはある意味「無敵」です。どんな無茶な展開もまかり通るのですから。いっそのこと、大災害でも死者数ゼロの奇跡が見たかったなあと。正直、犠牲者が発生した時点でテンションが下がりました。まるで連勝記録が途絶えた時の落胆とでも申しましょうか。終盤は一般的なサバイバルドラマへ移行してしまったようで少し残念でした。にもかかわらず結末に採用された脱出方法は「奇跡」というより「嘘」。減圧症(潜水病)は無視ですか。どんなデタラメだってコメディなら許されるのに。やはり本作は、コメディに拘って欲しかったと思います。基本的には「面白い」だけに勿体ないと感じました。 【目隠シスト】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-11-23 03:42:04)(良:2票) 1.《ネタバレ》 「奈落のマイホーム」って言ってみたかっただけだろうと思える本作の邦題。視聴後、とりあえず原題であるシンクホールについて調べてみたら、そういえばあったと福岡の陥没事故(2016)。世界には(ベネズエラ)350mの深さのものもあるという。しかし、福岡のものは深さ15mだし、またベネズエラのは標高1350mの山の中にあるのだとか。うーん。調べてみたワケは、平場で500mの深さの陥没があるっていうのが飲み込みづらかったからです。やはり無理筋ではあったのですね。ただ、本作が面白くなかった訳ではなく、兄貴と501号の関係を前半結構な時間を使って丁寧に作り込んでいたのよかったと思いますし、最後の脱出劇もよかったと思う。だから、これからみる人は自然災害の映画ではなく、不条理SFとしてみてみるといいんじゃないでしょうか(困難な提案)。そうだとすると、邦題も結構悪くなかったような気もしてきます。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-29 21:46:25)(良:1票)
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