みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.《ネタバレ》 冒頭のサービスカットで良い子の皆さんには席を外してもらい、さぁこれからは世にも恐ろしいモンスター系ホラー!かと思いきや終始コメディタッチですね。そしてまたコメディネタがスベルことスベルこと。しかも結構不適切ネタが登場しますし。 そして全編通してストーリーが緩い。理詰め感は極めて乏しい限りです。力業と言うか、強引に作品世界を押し進めて来ます。並行して進んでいく恋愛模様も強引極まりないです。 ただ、大中小のカブトガニの造形が良いし、対するデフォルメしたメカゴジラ風巨大ロボット、てかモビルスーツの造形もなかなかのもの。作り手の怪獣映画へのオマージュ的なこだわりが随所に感じらますし、実際そこだけ見れば上質な特撮怪獣映画だと思えます。 そのアンバランス感に居心地の良さを感じられるか否かが本作品の好き嫌いの分岐点と言えそうです。私の場合は意外と楽しみつつも気分が上がったり下がったり。心からは楽しめなかった気がします。なので、切って捨てるのは惜しいもののあまり高くは評価出来す、5点献上に留めたいと思います。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-27 00:08:49)★《新規》★ 3.《ネタバレ》 諸々と、どー見てもB級コメディ・ホラーにしか見えませんし、実際にも確実にそーいう類いの作品だとは思うのです。ただ、更に細かいトコロまでよ~く見てゆくと、意外に結構丁寧につくられた映画だ、とも感じるのですね(⇒肝心なキラーカブトガニの造形とか、主要人物たちのキャラ設定&関係性のつくり込みとか、中でもオーラスの巨大怪獣バトル!とかなんか特に悪くない出来だったりで)。しかし、そんな風にだいぶん丁寧に(=手を抜かずにこだわって)つくっているにも関わらず、率直なその観た感じとゆーのは全編通しても実にまろやかとゆーかキレが無いとゆーか、ま~た不思議な位に盛り上がらんのですよね。そして、実はその敢えての「緊張感がイマイチ感じられない質感」こそが、今作において最も「B級」な要素だった…とも(私には)思われたのです。 個人的な結論、今作は「B級映画をB級映画として最も美味しく食べるには」という或る一つの試みだったのではないか…と。例えるなら、ペヤングをご自宅にフツーにある追加の調味料・器材のみで「ペヤングがペヤングであるコト自体は決して否定せずに」どーしたら最高に楽しめるのか…という(趣味人の高貴なる)遊び、とでも言いましょーか。私としては、その意味での本作の「完成度」は実はワリと高い方だったのではねーか、とも思います。やはりどこまでもオフビートではあるものの、ナンだカンだ肝心なマニアック映画としての「芯」を外していないこの感じは、正直ワタシまあまあ好きな方のヤツなのですよね(オマケでこの評価としておきます)。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 6点(2023-01-29 23:01:20)(良:1票) 2.《ネタバレ》 予告編や前評判からコレは他のB級未満映画とは違いそう!と思ったのだけれどやっぱりB級未満から大きく飛躍してるってワケではなかったわね。 ファーストカットはとても良かったの。カブトガニちゃんが鼻唄混じりに軽やかに泳いでゆく、って。清々しい莫迦っぷりを見せてもらえそうで。 だけど中身はこのテのユルい出来の、そう、濫造されまくってるサメ映画やゾンビ映画と同じフィールドに居て、それらの中では多少マシな程度ってカンジ。 脚本はユルユルよ。保安官2人は初期から犠牲者の一部やら重症者やらに遭遇しながら特に対策に乗り出したり応援を依頼したりもしないし(散らばった手足はそのまま放置?顔面食べられちゃった人はどこ行っちゃったの?)、カブトガニたちの扱いが雑で風呂敷広げただけでちっとも畳まないし。ってゆーか上映時間は決して長くないのに大ゴトになるまでが長い長い。それまで若い子たちの恋とオトナの恋、微笑ましいドラマを堪能してね、ってそこもそーんなに面白くはないし。演出と編集がぎこちないのでヘタなモノ見せられてる感が強いわ。でも役者さんたちがこのテの映画には珍しく美男美女揃ってますってカンジなのよね。なので見られちゃうかんじがあって。ヒロインのママなんか設定に比べて若過ぎじゃない?って思うけど良いわ。エンドロールまでウザいアイツはずーっとウザかったけど・・・ で、ポイントとしては数々のオマージュというか、こういうの好き!っていうのが散りばめてあって、そここそを楽しんでねって状態で。『キャリー』みたいにプロム大パニック、ちっちゃいカブトガニちゃんたちはモロにグレムリンだし、中くらいの連中はエイリアンみたいだし、でっかいのは日本産着ぐるみ怪獣特撮映画状態だし。その上、巨大ロボットものでハンドル・・・じゃなくて舵で操縦しちゃうとか(ハンドルで操縦するのはザブングルよね)。 だけどそういうノリを送り手と受け手で共有してオタク同士でわかりあいました、っていうのもなんかねぇ、ココロザシ低〜いカンジしちゃうのよね。こういうの好きなんだろ?とかって癪に障るし、ダメさを楽しんでみせるとかって歪んでると思うし、あーんまり持ち上げるのも良くないわね。まずはやっぱり予算に関わらず質がポイントだと思うわ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2023-01-24 16:19:20)(良:1票) 1.一言で言うならこれは「ポンコツなパシフィック・リム」ですね。 クライマックスまでがとにかく長く、散漫で、60分くらいまでは家で動画で見てたらチュルチュル早送りしそうだ。 しかしクライマックスの戦いは双方の巨大さもかなりうまく表現されていた。 終わってみるとあのラップ野郎もいい味を出していたし。 最後には日本の特オタ向けのオマージュもあります。 これ日本以外では当たらんだろうし、日本でも大半は呆れそうだ。。。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 5点(2023-01-22 11:13:30)(良:1票)
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