みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★2.《ネタバレ》 スタイリッシュな最強元CIAエージェントおばさんが活躍するドラマ。ただ、最強なんだけどそこそこ相手の攻撃も食らってしまうところがリアルでよろし。 娘を旦那に誘拐されたママも適度に最強。とは言えやっぱしめっちゃ強い訳じゃないし危機管理出来て無さ過ぎなところがリアルでよろし。 死んだはずなのに生きていた冷酷無比な筈の元特殊部隊のパパも意外と最強な戦闘能力はないし脇が甘いところもリアルでよろし。 クレバーで勇敢な幼い娘とクレバー極まりない主人公の愛犬、そして田舎者と思いきや頭脳明晰で頼れる存在の保安官もよろし。 要は登場人物(犬を含む)が存在感豊かで感情移入容易。そこが一番の魅力の作品かなと。 ストーリーは必ずしもオリジナリティ豊かとも言えないし無理やり感は否めないしエンディングもお約束的ですが(ジャックスの演技がいいです)、十分に楽しませてくれたのはひとえに登場人物(配役)の魅力故と言って良いかも。二組の親子関係(愛と憎しみ)も良いですね。J・J・エイブラムスさんが関わるとハズレなしといったところでしょうか? いかにも続編ありそうですがどうなんでしょう?8点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-12-31 21:50:41) 1.《ネタバレ》 最愛の一人娘を女手一つで育てるシングルマザー、ハンナ。夫である元海兵隊員は戦場の苦しい記憶から心を病んでしまい、2人に暴力を振るうようになったのだ。彼から逃れるため、人里離れた山の中に建つ一軒家を格安で借りた彼女は娘とともにひっそりと暮らしている。大家である初老の女性ルーは偏屈な気難し屋で、ここからそう遠くない家に愛犬と一緒に暮らしている。何かと嫌味を言うルーを疎ましく思っていたハンナだが、娘のヴィーは何故かそんなルーに懐いている。世間の目から逃れるように密やかに暮らしていたそんな親子をある日、悲劇が襲う。激しい嵐が島に上陸した夜、行方不明となっていた元夫が再び2人の前に現れたのだ――。家に忍び込み、やすやすと娘をさらってしまった彼。暴風のため電話は全て不通。なす術もない彼女は、藁をも縋る思いでルーの家へと走るのだった。彼女の話を全て聞いたルーは、さも当然のように銃を手に取ると、暴風が吹き荒れる森へと向かう。さらには様々なサバイバル術を駆使し、執拗に元夫の後を追い始めるのだった。動揺しつつも彼女の後に続くハンナ。果たしてルーは何者なのか?娘をさらった元夫を追って、謎めいた初老の女性とともに嵐が吹き荒れる森を彷徨う母親を描いたサバイバル・アクション。そんな最強おばあちゃんを演じるのは、実力派女優アリソン・ジャネイ。こーゆー設定の映画ってだいたい主人公を助けてくれるのは引退したじいさんというのがセオリー。メル・ギブソンやシルベスター・スタローン辺りがやっていそうな内容なのだけど、本作ではそれが本来弱い存在のはずのおばあちゃんなのがミソ。ジジイがめちゃめちゃ強かった!というのはこれまでさんざん観て来ましたが、ババアがめちゃめちゃ強かった!というのは新しいですね(笑)。屈強な男どもがいるところへとよぼよぼのフリしながら近づいてゆき、スキを突いてボコボコにするシーンはけっこう斬新でした。ただ後半、その設定が巧く活かされていなかったのが残念。もうちょっとこのお婆さんという設定を巧く使ってほしかった。クライマックスもなんか感動モノへと無理やり持っていった感が強く、いまいち盛り上がりに欠けたまま終わっちゃいました。ここは潔くエンタメに振り切ってほしかったところ。とは言え、アリソン・ジャネイの鬼気迫るような演技は凄まじく、嵐が吹き荒れる中を執拗に男の後を追う彼女は迫力満点!次第にそんな彼女へと心を許してゆくシングルマザーの心情も丁寧に描かれていたし、ぼちぼち面白かったです。 【かたゆき】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-01-30 07:38:33)
【点数情報】
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