みんなのシネマレビュー

草の上の昼食(1959)

Lunch on the Grass
(Le Déjeuner sur l'herbe)
1959年【仏】 上映時間:93分
ドラマコメディロマンス
[クサノウエノチュウショク]
新規登録(2003-11-13)【--------】さん
タイトル情報更新(2022-04-24)【イニシャルK】さん


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監督ジャン・ルノワール
助監督ジャン・セルジュ
キャストポール・ムーリス(男優)
カトリーヌ・ルヴェル(女優)
ポーレット・デュボスト(女優)
中村正[声優](日本語吹き替え版【TBS】)
此島愛子(日本語吹き替え版【TBS】)
千葉順二(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本ジャン・ルノワール
音楽ジョセフ・コズマ
撮影ジョルジュ・ルクレール
配給日本ヘラルド
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【クチコミ・感想】

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6.牧歌的な映像と展開に心揺さぶられる事無く、どちらかと言えば退屈。
ただ、人工授精からの優生思想に、医科学が神の領域を侵すことなかれという戒めを感じたところに加点。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-12 14:35:33)

5.残念ながらはまれませんでした。眠気との闘いに精一杯でした。
働かない男と働きづめの女たちが目立っていました HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2022-07-18 17:30:44)

4.扱ってるテーマからは想像出来ない不思議な魅力が沢山、詰まっている。人工受精に対する教授の考え、惚れた女性を見る目付き、ルノワール監督の描くドタバタコメディは相変わらず面白い上に出てくる女性が毎度ながら美しく描かれている。美しく描かれているという意味では女性だけでなく、全ての場面、場面の映像の美しさには眼を奪われる。ヒロインが水浴びするシーン、水の色、空の色、流石、一流の画家を父に持つだけはあるルノワール監督、この監督の映画はどの作品を見ても美しい。今作の中では特に赤が印象に残る。絵が動いているかの様な錯覚さえ覚えるのは毎度ながら感心させられれる。この監督の映画、今のところ見た映画、全くもって外れが無い。全作品見たい。 青観さん [DVD(字幕)] 9点(2018-12-05 19:42:49)

3.《ネタバレ》 活発なヒロインから元気をもらえますね~、堅っ苦しい「先生」も後半はキャラがだいーぶ変わっていい感じになってました(笑)。南仏の美しい風景が印象に残る作品でゴザイマシタ Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-16 08:33:09)


2.まずは、人工授精に関するニュースを伝えるテレビ番組のモノクロ画面。続いてそれが置かれた研究室も白を基調とした寒色系の画面である。これら巻頭に提示された無機質な人工物の色彩が、映画の中で語られる科学と自然の視覚的対比として南仏カーニュの緑豊かな情景の美しさを一層際立たせる。絵画『コレット荘』そのままの陽光あふれるのどかな風情、ヒロイン(カトリーヌ・ルーヴェル)の水浴場面の瑞々しさ、縦移動で捉えられた疾走するバイクの爽快感・ライブ感、性愛表現としての水草のうねりの官能性等〃。いずれもロケーションを活かした光と風の感覚が素晴らしい。今回のDVD版では従来のビデオ版よりも明度がさらにあがり、特にヒロインの衣装の赤がより鮮烈なイメージとなって彼女の陽性の魅力が一段と引き立っている。華やかな色彩の乱舞する最後のモブシーンも圧巻だ。 ユーカラさん [DVD(字幕)] 10点(2009-06-01 22:30:28)

1.フランスの巨匠ジャン・ルノワールらしい王道的な作り。
小ざかしい技法は一切排し、自然の素晴らしさ、美しさを観る者にストレートに訴えかけてくる秀作である。
本作は、緑の美しさ、小鳥のさえずり、草の根の息吹、母なる女性の美しさ、自然の開放感などを雄弁に語っているのだ。
科学は人々の生活を豊かにするが、それと同時に自然の素晴らしさをお座成りにしてしまっている。
自然の素晴らしさとは何か、科学とはどういうものか、そういったことを考えさせると同時に、自然の気持ちよさを体感できる、非常にバランスのとれた作品である。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-05-17 15:20:20)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.50点
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