みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
20.《ネタバレ》 僕はクラシック音楽にはそんなに興味が無いのですが、ベートーヴェンと言えば気難しく、様々な苦悩を抱えた孤高の作曲家というイメージがありました。本作に描かれるのは第九完成前後の晩年のベートーヴェンであり、どこまでその実像に迫っているのかは分かりませんが、何となく僕がイメージしていたベートーヴェンと重なる部分が多かった。 ベートーヴェンと、もう1人の主役と言っていいアンナの常に緊張感のある距離感は良かったですが、アンナに甥カールとの関係などの描き方が中途半端なのが惜しいです。 第九の初演が最大の見せ場であり期待通りの見応えがありましたが、これが中盤に挿入されているのは意外でした。やはり作品的にはこれを最終盤に持ってくる方が良かったような気がしますが・・・。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-30 13:30:30) 19.第九のシーンがすごかったです。他は物足りないと思いました。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-04 10:53:58) 18.なんの起伏もなく、面白みも感じられず……。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-09-17 21:56:46) 17.《ネタバレ》 第9の初演のあのグルーヴを共有できたのがよい。それ以外はさほど面白くない。 【no_the_war】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-09-08 20:38:55) 16.やはり第九のシーンがハイライトでしょうか.あとは別に.でもエドの演じるベートーヴェンは新鮮でした. 【noji】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-07-26 07:14:57) 15.第九のシーンは圧倒される。 このシーンのみついつい何度も観てしまった。 初めの2回はただひたすらに没頭。 3回目はアンナホルツの胸の谷間を見れるぐらい余裕が出た。 4回目で一瞬だけ映るコーラスの口開いた女にイラッと来た。 【ひで太郎】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-24 12:08:37)(良:1票) 14.《ネタバレ》 音楽家の偉人を描いたものとしては上出来なんじゃないかと思います。過去に見たモノクロ映画の「未完成交響曲(シューベルト・・・いいのは音楽だけ)」と「別れの曲(ショパン・・・冗談にもほどがある)」とつい比較してしまったので点数は甘い目です。エド・ハリスの風格のある演技につきる映画でエドのファンなら必見でしょう。ただわからないのは女性作曲家を目指すアンナ(ダイアン・クルーガー)との関係・・・。ベートーベンは女性にほれ込んでも家庭はもてないタイプだったようなので、こんな話があってもいいかもしれないけれど、いっそ(音楽家ではないけれど)アカデミー賞を総なめにしたガンジーの伝記映画のように色気全くなしにしてもおもしろい作品になったような気がします。時代考証とかもちゃんとしていそうだし、ベートーベンのおちゃらけにも私はベートーベンを尊敬しているわりには抵抗なく見られたし、俳優さんの演技と音楽が特にすばらしいのですが、脚本が今ひとつかな・・・。ラスト・シーンですが、「恋に落ちたシェイクスピア」と全く同じじゃないですか・・・。偉人にほれた女は一人荒野を行くしかないのでしょうか? 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-21 08:55:09) 13.クラシック音楽に精通している訳ではないけれど、ベートーベンの作曲環境がこんなおちゃらけたものであるはずがない、という印象です。それと邦題が気持ち悪い。ダイアン・クルーガーはやっぱり美人ですね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-08-15 13:23:07)(良:1票) 12.う~ん・・・・・。交響曲第9番の発表まではよかったのに、その後がガラガラガラ・・・・とさっぱり判らなくなりました。挙句最後は「?????」・・・。何が描きたかったのか、全然判らないし、理解できなかった。ベートーベン関係、大好きなのに、あ~あ、こんな中途半端は酷いなぁ。 【さら】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-21 15:43:49) 11.よく見るベートーベンの肖像画とそっくり!! エド・ハリスとは気付かなかった。一つの伝記として観賞もオーソドックスないい作品。 2014.01/21 2回目鑑賞。「マンデラの名もなき看守」のダイアン・クルーガーが出演なので再度鑑賞。初回はあまり記憶なし。作品自体は音楽は楽しめるがかなり大雑把。2度見る価値は少ない。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-10 22:31:45) 10.あまり期待せずに観ると面白いんでしょうね。 正直、ベートーヴェンと写譜や家族・関係者との人間としての関係がきちんとえがかれていないので、音楽シーン目当てに観る程度になっており 劇映画としての出来はよろしくないです。 時間的制約や経済的制約があったのでしょうが、見所は「第九」初演の場面に集約され あとはつけたし程度。 だったらあの初演の場面と「ふしぎ発見!」的な分かりやすいドキュメンタリーとのセットの方がいいじゃん・・ってぐらい。 ダイヤン・クルーガーはきれいでした。 余談ですがキーマ・ナイトレイとダイヤン・クルーガーはほんと、似てますね。 【グレース】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-09 08:11:09) 9.あれ?案外に評価は低いんだな。劇場で観たのは、もう半年も前。。細かな記憶はもう定かではないし、確かに書かれてるような、期待はずれや違和感を感じながら、はからずしも号泣してしまったのはなんだったんだろう??今にして思うと。。。。 音楽に感動しただけだったのかな。大音響で聴く交響曲。。「音楽ってズルイや」って思った記憶はある。 観終わった直後だったら10点献上してたかもしれない。 10年後にまた観よう。 【GUSUTAV03】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-05-18 03:18:43) 8.シェイクスピアにフェルメール、そして今度はベートーヴェンに架空のミューズが舞い降りる。クールなE・ハリスしか目にしてきていない。当確といわれながら「アポロ13」でアカデミー受賞を逃した時も顔色ひとつ変えず、弱味や見苦しい部分を見せたくない人に思えた彼が、無様なまでに人間的なベートーヴェンを演じてとても新鮮に感じた。バサバサの髪に丸い鼻、脂肪でたるんだ体といった外見的な変化のみならず、頭に奇妙な器具をつけたままアンナと対面した後も、大声で話し感情の起伏が大きく思い込みの激しい豪放なキャラクターはBTTFのドクのようで、実際かなり楽しい。苦悩もジメジメしておらずどこかカラリとして、アンナに信頼と好意を寄せながらエロスを漂わせるでもない。作品の華である感動的な第九も、観客に彼を楽聖と信じこませるための通過儀礼に過ぎない気さえしてくる。ベートーヴェンにさしたる思い入れのない向きにむしろ親しめる作品ではないか。D・クルーガーも若い女性の硬質な初々しさをよくだしていて蒼い空気のように部屋の一角を占める。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-28 16:51:23) ★7.《ネタバレ》 アンナ・ホルツ役のダイアン・クルーガーさんは、とても良い演技でした。 誇り高き音楽学生でとても爽やかでした。 そして、第九交響曲のシーンは見ごたえ聴きごたえがありました。 音響のいいシネコンで観て良かったと思います。 しかし、アンナ・ホルツが主役なの?と感じたぐらい、ベートーヴェンが脇役にまわった印象を受けました。 私は女の一代記ではなく、ベートーヴェンの映画を観るつもりだったので、物足りなかったのも事実です。 女性の観客向けにソフトに作ったのか?と思わされました。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-18 21:07:44) 6.《ネタバレ》 交響曲第9番の演奏会の場面は感動的で、見ごたえがありました。しかし、ベートーヴェンがあまりにも自己中心的で下品、おまけに残忍(?)なので観終わってからしばらく疲れが残りました。 【よねぴー】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-01-14 10:17:06) 5.まず嫌やったんが、エドのつけ鼻(?)!!なんでやねんっ!エド・ハリスなんでやねんっ!!エドやったらつけ鼻なんかせんでも、演技力だけで十分に魅せれるよ!それを・・・、あんな変な演出してもうて・・。顔や体型を、演じる人物によっていじるのは全然反対ではありません。必要やったらむしろするべきデス。でもさ、この映画で、 それ、いる?個人的に、ベートーベン(の音楽)もエドも好きなだけに、なんか全然不完全燃焼でしたっ。。曲をさ、特に交響曲なんかさ、作曲する時に主題の旋律みたいなんあるやん。この映画、それないねん。仮にも大作曲家ベートーベンの映画やのに・・。結局何が言いたいんか、小星には伝わってきませんでした。 【小星】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-01-10 00:50:08) 4.《ネタバレ》 クライマックスで流れる第九にはジーンときた。孤高の天才の気難しさをエド・ハリスがよく演じていると思う。映画の随所に流れているクラシックの旋律は美しいが、全編に音楽がちりばめられている訳ではないのが残念。全体に盛り上がりの抑揚がなく、「真珠の耳飾りの少女」のようなベッドシーン抜きのエロスが有る訳でもなく、孤高の天才の狂気が溢れているわけではない。昔「アマデウス」を観たときほどの衝撃を期待しすぎたのかもしれない。孤高の天才の激しい狂気、寂しさ、そこから生み出される芸術を感じるには、いささか期待はずれだった。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-01-09 00:43:09) 3.期待してたのに期待してたのに期待してたのに~ッ! …あああああこの悔しさをどうぶちまけてくれよう。とりあえず、交響曲に史上初めて「言葉」が紛れ込んだ第九のオハナシが、原語のドイツ語じゃなく英語で語られるのはどーかと思うんですが。 これは音楽映画ではなかった。少なくともベートーベン映画ではなかった。恋愛なき恋愛映画。クローズアップと超クローズアップを切り替えつつ進行する画面の語法は全編濡れ場の一大ポルノだと思った。 あの時期のベートーベンが「神」を口にするのは構わない。だがそれは「疾風怒濤」や「革命」や「市民」という18世紀末を乗り越えた後にやってきた、彼なりの苦い、猛烈に苦い悟りなんだ。『大フーガ』が、神のみに聞く事を許された最凶の俗悪作品となったのも、希望や挫折を繰り返した彼の前半生があればこそなのだ。 全てを嘘っぱちで固めて無茶苦茶な音楽解釈をした《全編シャレ》の『アマデウス』は罪の程度としては軽かった(けどやっぱりオリジナルの独演舞台でこそ成立する仕掛けだと思う)が、今回のコレは中途半端に現物へ肉薄しているだけに、逆説的に薄っぺらい。 その大作曲家から薫陶を受け(?)た主人公が最後に到達する境地は、なんとベートーベン当人じゃなくマーラーがやろうとした事&ケン・ラッセルが『マーラー』でやってしまっている映像。 監督。時代を100年間違えてます。ベートーベンがインストゥルメントに「言葉」というメッセージを入れたのは、マーラーが和声を崩してまで異質な旋律を立たせたソレとは違うのです。ベートーベンの音楽には《自分》や《人間》や《生命》はあるけど、《自然》はないのです(キッパリ)。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-12-30 14:09:33) 2.《ネタバレ》 アンナが持ってきた作品をめちゃくちゃ楽しそうにコケおろすベートーヴェンがお茶目すぎる。フィクションだと割り切って見れば、ストーリー的な破綻も特にないし、広い層が気楽に見て楽しめる作品だと思います。ベートーヴェンの「孤高の天才」という象を思いっきり崩してしまうほどの創作人物の介入というものが、たとえフィクションでも許せない!と感じる人にはキツイかも。 【bizen】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-12-26 01:57:26) 1.《ネタバレ》 ロードショー公開されたのは「のだめ」効果でしょうか? ベートーヴェン3番目の写譜師が誰なのかわからないってことをうまく利用して創造された物語だと思います。原題名の"Copying"の意味、観るまで気づきませんでした。なによりも19世紀初頭のウィーンの風俗、生活が見事に再現されています。トイレがなかったってことを代表にしてね。また、コンサートホールのサイズ、当時生まれたばかりの初期のピアノフォルテのサウンドなど、実際見たり聞いたりしないとわからないものを見ることができてよかった。クラシック興味ない人には手放しで勧められないからこの点数。ダイアン・クルーガーって「トロイ」のときは美人なだけでクソみたいと思ってたんだけど、ちゃんと芝居できるじゃないですか。「戦場のアリア」借りてみようかな。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-24 14:15:24)
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