みんなのシネマレビュー

なみだ川

1967年【日】 上映時間:79分
ドラマ時代劇小説の映画化
[ナミダガワ]
新規登録(2009-06-12)【青観】さん
タイトル情報更新(2009-10-31)【イニシャルK】さん


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監督三隅研次
キャスト藤村志保(女優)おしず
細川俊之(男優)貞二郎
安部徹(男優)鶴村宇吉
戸浦六宏(男優)栄二
水原浩一(男優)島崎来助
花布辰男(男優)信濃屋弥助
町田博子(女優)お絹
寺島雄作(男優)茶店の老爺
木村玄(男優)あさり売り
越川一(男優)富山の薬売り
橘公子(女優)おてつ
黒木現(男優)若い衆
藤原釜足(男優)新七
玉川良一(男優)刀屋の番頭
原作山本周五郎「おたふく物語」
脚本依田義賢
音楽小杉太一郎
撮影牧浦地志
企画奥田久司
配給大映
美術内藤昭
編集谷口登司夫
録音大谷巖
照明古谷賢次
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 折り目正しい人情劇といった風情。天然ボケ気味でちょっと頼りない姉(藤村志保)と、気が強い妹(若柳菊)の姉妹愛・家族愛を縦糸に、二人の恋と結婚を横糸にして、美しい物語を紡いでいます。中盤は互いの思いがすれ違い、他の人物の思惑もあって、だんだん雲行きが怪しくなってきます。それが困った兄の再登場で頂点になり、どう終わらせるのかと思ったら、美しい話のつけ方でよかったと思います。姉が前半頼りなさげなので、終盤の真剣味がより増幅されて効果的です。いい味を出していたのは兄の戸浦六宏。悪い役回りなのに、去り際は爽やかすぎて笑えるくらい。刀屋の玉川良一も、出番は短いのにインパクトが強いのはさすがです。 アングロファイルさん [地上波(邦画)] 7点(2011-03-20 16:03:23)


1.《ネタバレ》 山本周五郎原作の話らしく人情味溢れるなかなかの作品になっている。妹思いの心優しき姉と妹の姉妹の物語に重点が置かれている。いかにも山本周五郎が書きそうな題材である。藤村志保って今まであまり目立たない感じの役柄しか知らない。見たことがなかった中でのこの姉の優しさと駄目な兄を持つことの苦しさ、好きな男とそうでない男に対しての心の揺れ具合を演じていてとても印象的である。後半の泣かせてやろうとばかりの演出や言葉というかことわざと言う方が正しいような気がするけどを間違えてばかりのあれは笑わせようという狙いなのか知らないけど、ちょっとしつこい。しつこすぎるのが難点ではあるが、三隅研次監督らしい美しさ映像美、ラストのひまわりの美しさなどなかなかの出来栄えではある。ところでやっぱり安部徹はここでも悪い奴だなあ! 青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-06-24 20:08:39)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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