みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 子宮でモノを考えるジャンヌ・モローのゲスい事この上なく。類は友を呼ぶジェラール・フィリップ。 外ヅラのみ上品な極悪ゲス夫婦に罰が下るのを待った甲斐があった結末。 ジャン・ルイ・トランティニャン、ジェラール・フィリップが同じフレームに収まっているお宝映像に加点。 本作がジェラール・フィリップ遺作というのに、当時のファンの無念さが想像出来ます。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-12-09 13:31:38) 5.人物はよく演じられているし、ストーリーも退屈させないのだが、最後が、ヌーベルバーグの出来損ないみたいで、いただけない。ジェラール・フィリップは嫌いな俳優だが、彼にとっては珍しい役を、無難にこなしている。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-02 22:18:47) 4.ジェラール・フィリップもののレビューは書かないでおこうと思っていました。だって、好き過ぎるので。何書いてイイかさえ分からないくらい好きなので。・・・いや、好きというと、ちょっと違う気がする。なんつーか、あの類稀な品のある知性美に対する密かな嫉妬と、私が生まれた時には既にこの世にいなかったという絶望と、でもその嫉妬と絶望に抗えない憧れで、勝手に葛藤している、という感じですね。なので、冷静に書ける訳がないのです、レビューなど。・・・でも考えてみれば、どのレビューも冷静に書いているとは言い難く、それは単なる言い訳。ただただ、自分なんぞが触れてはいけないものとしていただけでした。ここは思い切って一つ書いてしまえ! そうすれば、他の作品も怒涛の如く書けるだろう(いや、別に書かなくてもいいんだけど)と、勇気を振り絞って書くことに致します。・・・と、前振りが長過ぎましたが、まずは彼の遺作となった本作から。いやもう、これはですね、おフランス版「光源氏」なのです、ジェラールが。ジャンヌ・モローは葵上や紫上とは程遠いキャラなんですが、そんなのどうでもいいんです。そう、源氏物語を中世フランス舞台に書き換えたら、間違いなく主演はジェラールです。はい。そう思わせる説得力がこの映画にはあるのです。・・・うー、やっぱりなんか頭がちゃんと回らないなー。ジェラールの磁力よ、恐るべし。 【すねこすり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-08 11:59:47) ★3.《ネタバレ》 チェス盤の黒い上に出るタイトルの文字の何とも洒落た出し方といい、全編に流れるジャズの音楽のかっこ良さによってドロドロした話でありながらそれを感じさせない上手さ、どうしようもない話なのに、その効果によって楽しむことが出来るのはフランス映画としての上手さを感じさせられる。ムード作りにおいてはほぼ完璧である。主演のジェラール・フィリップとジャンヌ・モローが作り出す危険な男と女の夫婦像、互いが互いを意識しながら別の女と別の男との不倫の関係を作る。全く別のタイプの相手との関係によって見えてくる。壊れていく夫婦の絆、関係とでも言うべきか、男と女のそれぞれの見てはならない部分まで見せ付けられてるようで怖い。ジェラール・フィリップ(ジュリエット)が出逢った人妻、マリアンス(アネット・バディム)の足を舐めまわすシーンの何ともいやらしさこと、特に海辺のシーンのエロティックなことといったらない。まあ、ジャンヌ・モローも良いが、あんな怖い悪女の妻よりマリアンヌの方に惹かれてしまう気持ちは同じ男として解りすぎるぐらい解るだけに痛い。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-27 16:37:24) 2.《ネタバレ》 セシル役のジャンヌ・ヴァレリーも、アネット・ヴァディムも最高に綺麗なんだけど、この夫婦のやりたいことがちょっとわかりにくかったなぁ。 チェス盤に文字を浮かび上がらせるオープニングクレジットもオシャレで良かったし、椅子の隙間からのカットとか、人が通った時の影を境に瞬時にズームに切り替えたりといった映像面での工夫が随所に見てとれたのも好印象。 最後の教義的な終わり方はいいと思うけど、ヴァルモンの死に方とか奥さんの火傷の負い方なんかは、ちょっと呆気なさ過ぎたような気がします。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-09-29 23:46:33) 1.こりゃすごい。88年のリメイク版の出来がいかほどなのか知らないが、こちらは間違いなく傑作です。ストーリーもいい意味での裏切りがあり、最後まで目が離せない。後味は決して良くないけど、いろんな人に見てもらいたい作品です。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-21 01:29:01)
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