みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.全然良いとこへ旅行行っとる感じに見えへん・・・。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-12-04 22:21:58) 4.《ネタバレ》 人妻と青年の身を焦がすような激しい愛を、タイトルから想像できるようにエロスも盛り込んで描いた60年代後期のメロドラマ。とにかくギラギラしていて暑苦しいなー。っていうのは北大路欣也演じる繁男のことだけど、石原裕次郎を思わせる風貌で、(平泉成共々)若いのにやたらとイイ声で、ストレートに想いをぶつけてくるから、30過ぎの奥さまもメロメロになっちゃうという…。バスを待つ野崎夫妻の周りをバイクでぐるぐる回り続けるとか、笑っちゃいそうなこともド真面目にやってるんだから、こっちもねじ伏せられた気分。しかし、二人に立ちはだかる壁と、それを乗り越えられなかった男の弱さ、そして女の自立とは…。夢のような時間から現実に引き戻された後の万里子が良い。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-28 18:02:40) 3.メロドラマと青春ドラマを合体させたような、とても不思議な作りの映画。 これは多分に主人公である北大路欣也の顔の濃さと、暑苦しい行動が大きな要因。 25歳という設定なのに、やってることが高校生と同じではちょっと……。 主人公が年上の女性に憧れる内容の映画はたくさんあるけど、邦画らしい泥臭さで、 シナリオや演出はそれなりに。夫役の高橋悦史がいい味を出していたので、 夫婦の機微を中心にした物語を見たかったかな。ヒロインの若尾文子は相変わらず 魅力たっぷりのセクシーさだが、ヌードシーンはまたもや吹き替えで印象が悪い。 前向きなラストだけはよかった。 【MAHITO】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2012-09-08 04:22:42) ★2.《ネタバレ》 にじばぶ様!遅くなりました。失礼致します。夫と上手くいってない妻と別の男との恋愛映画、メロドラマです。しかし、しかし、そこは監督が増村保造で主演は若尾文子ですから、普通のメロドラマになどなるわけないです。冒頭の風呂についての会話、やりとりからして凄まじいドロドロぶり、火花散る攻防にこの先の展開がどうなって行くのか?という興味が掻き立てられる。夫と喧嘩してばかりで不機嫌そうな若尾文子、折角の約束の旅行も夫の都合で駄目になり、一人で旅に出た若尾文子に待っていたのは何と言うアホで野獣の如く、まるで獣、飢えた狼、ライオンのような男、北大路欣也、こんな危険な男と合わせるなんて増村監督はやはりここでも変態ぶりを発揮している。婚約者であるもう一人の女にバイクを蹴飛ばされ、頭に来て婚約者をレイプする北大路欣也の壊れぷりも凄いが、それ以上に会ったばかりの人妻でもある若尾文子に結婚を申し込むという大馬鹿ぶり、若尾文子に「何を言ってるの」て軽く流された上に船の上で夫よりも好きかもしれない」て言われ頭の中はパニックに、そりゃ北大路欣也でなくてもあんな美しい若尾文子にそこまで言われりゃおかしくなるのも解る。更にこの後の若尾文子も若尾文子で凄い。何を言うかと思ったらあんな風に変になっている北大路欣也に向って「さあ、いらっしゃい」てあぁぁぁぁ~駄目だ!見ていて私も北大路欣也同様、変になってしまいそうでした。てより既に変になってます。良いな!良いな!いくら映画だからって、お話だからって、あんなことまで言われる北大路欣也が羨ましい。それにしても北大路欣也の馬鹿正直ぶりには笑えてしまいます。「俺、奥さんの裸が見たかったんです」て何て正直な奴だ!私も見たいぞ!またそれに対する若尾文子の答えも凄い。「いいえ、お見せするほどのものじゃないわ」て、もう、駄目!こうして感想書いてるだけで鼻血出そうです。しかし、増村監督は男の気持ちというものをよくぞここまで徹底して描きながらも同時に女の気持ちもきちんと描く辺り、毎度のことながら感心させられる。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-07-06 21:53:32)(良:1票) 1.《ネタバレ》 わぁー、なんで私がレビュー第一号なんだーーー 普通にビデオ出ているのに、もったいなーい! 、、といいつつ、私も今回やっと観たわけですが。 内容的には、情熱的メロドラマです。 都会の欲求不満な女性(若尾文子)と、熱いだけで子供な青年(北大路欣也)とのロマンスなのです。 若尾文子は二の腕のたるみが気になるものの、足もスラリと綺麗で、美白で、とても色っぽいです。 それに対し、北大路はドラえもんみたいで、全然かっこよくないです。 でも、このドラえもんの様な垢抜けない感じが、見事に役にハマっています。 さすがは増村保造監督という感じです。 それにしても、北大路のバイク運転技術はすごい! 私もバイク乗りですが、あの運転は見事だった。 さて、内容に話を戻します。 北大路の若い情熱が若尾文子に向けられます。 その情熱に若尾文子は吸い寄せられてしまいます。 外見とか世間体とか関係なく、ただただ「自分のことを好きと言ってくれる」ということに惹かれてしまうのです。 もし本当だとすれば、女性を口説くには、一にもニにも情熱ということになります。 いや、情熱が一番に決まってます! 情熱さえあれば、ドラえもん田舎男でも、洗練された大人の都会人女性を口説けるのですから! 決して傑作とは思えませんが、本作はとても味わいのある作品だと思いますね。 「好きだから会いたい」。 この言葉、非常に含蓄があります。 だけど、実際には厳しい現実社会が横たわっています。 現実社会と「好きだ」という感情とが、激しくぶつかり合い、そこにジレンマが生まれ、言葉では言い表すことのできない状況に男と女は巻き込まれる。 そういった様子が、映像的にとても巧く表現されています。 それを巧みに表現してみせた増村監督は、まさに職人監督だと思いました。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-05-20 23:39:14)(良:1票)
【点数情報】
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