みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 挫折から立ち直って成長していく青年時代と、極端な近代化に毅然とした態度で向き合った戦時中。ソーンの生涯をモチーフにした作品として主だった部分はおそらく描かれているのだろうけど、なんか表面的で薄っぺらな気がします。彼の来歴をただ眺めてるだけという印象を受けました。本筋とは関係のない、言ってしまえば余計な肉付きの部分がもっとあっても良かったと思います。時代が行き来する構成のおかげか、平坦なストーリーのわりにはさほど退屈さを感じずに観れましたが。 【Trunk】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-10-25 00:40:38) ★4.まずは迫力満点のラナートの演奏シーンに拍手。終盤のリベンジ戦はあまりに凄過ぎてギャグにさえ思えましたが、それでもとんでもなく凄いことに変わりはない。これが観られただけでももう大満足。ストーリーは、主人公がラナートに「出会う時代」「分かれる時代」の2つを交互に描写する『ゴッドファーザーPARTII』方式ですが、その効果はやや微妙で、不用意に話を複雑にしただけのような気もします。非常にいい映画だとは思いますが。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-22 22:45:21) 3.《ネタバレ》 全体的に散漫な印象。 一番印象的だったシーンは、女性との出会いのシーン。 トラン・アン・ユン監督の作品を思わせるような美しいシーン。 花がひらひらと舞い、水の上に落ちる。 アジアならではの透明感あふれるシーンで、とても良かった。 しかし、こういったシーンはこのシーンのみで、他には全く出てこない。 それに、この女性とのロマンスも投げっぱなし状態。 クライマックスの対決シーンは手に汗握る興奮をおぼえたものの、タイの政治的な問題にまで手を広げているので、最後が間延びしてしまっている。 ただし、タイの歴史を学べるという点ではとてもいいし、タイ映画ならではの雰囲気が出ていたのは良かった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-06-14 17:15:40) 2.《ネタバレ》 ラナートって観光ついでに見たくらいの印象しかなかったのですが、これほど激しくダイナミックな楽器だったんですね。また、大戦下では国策として伝統芸能が否定されていたなんてことも描写されていて、勉強にもなります。ただし、主人公がラナートの名手であることはよく分かっても、それによってどういう生き方をしたのかというところまでは踏み込まれていないため、伝記映画としては足りない感じがします。功成った後の絶頂期にどういう生活をしていたのかという描写が欲しいところでした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-28 00:26:51) 1.《ネタバレ》 文句のつけようが無いほど素晴らしい作品にあえてケチをつけるとすれば、以下の3点。①一目惚れした相手チョートとのロマンスが描かれていない。ストーリーの軸がひとつだけなので、人によっては平坦に感じるかもしれない。②伝記モノは往々にして賛美色が強くなりがちだが、この作品も御多分に漏れず主人公のマイナス面についてはあまり触れられていない。人間である以上欠点はあるはず。キレイにまとめ過ぎと言っては言い過ぎか?③青年期から老年期へ話が飛んでおり、その間の時代が抜けている。多少いきなりかなという気がしないでもない。 【鳥居甲斐守】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-04-26 21:35:42)
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