みんなのシネマレビュー

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

Evangelion: 2.0 You can (not) advance.
2009年【日】 上映時間:108分
アクションSFアニメシリーズもの青春ものTVの映画化
[エヴァンゲリヲンシンゲキジョウバンハ]
新規登録(2009-03-09)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-06-27)


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監督摩砂雪
鶴巻和哉
中山勝一(副監督)
庵野秀明(総監督)
助監督轟木一騎(総監督助手)
緒方恵美碇シンジ
三石琴乃葛城ミサト
林原めぐみ綾波レイ
宮村優子【声優】式波・アスカ・ラングレー
山口由里子赤木リツコ
石田彰渚カヲル
立木文彦碇ゲンドウ
坂本真綾真希波・マリ・イラストリアス
山寺宏一加持リョウジ
清川元夢冬月コウゾウ
子安武人青葉シゲル
岩男潤子洞木ヒカリ
長沢美樹伊吹マヤ
関智一鈴原トウジ
岩永哲哉相田ケンスケ
麦人キール・ローレンツ
結城比呂日向マコト
大原さやかネルフ職員
山崎和佳奈
野田順子オペレーター
室園丈裕
金丸淳一
原作庵野秀明
GAINAX(原作協力)
脚本庵野秀明
樋口真嗣(脚本協力)
榎戸洋司(脚本協力)
音楽鷺巣詩郎
作詞宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
岩谷時子「恋の季節」/「ふりむかないで」
星野哲郎「三百六十五歩のマーチ」
作曲宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
いずみたく「恋の季節」
宮川泰「ふりむかないで」
編曲鷺巣詩郎「今日の日はさようなら」/「翼をください」
宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
主題歌宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
挿入曲林原めぐみ「今日の日はさようなら」/「翼をください」
製作スタジオカラー
企画庵野秀明
プロデューサー庵野秀明(エグゼクティブ・プロデューサー)
大月俊倫(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作スタジオカラー(アニメーション制作)
配給クロックワークス
スタジオカラー
轟木一騎
東宝(2020年リバイバル)
東映(2020年リバイバル)
特撮増尾昭一(特技監督)
作画貞本義行(主・キャラクターデザイン)
山下いくと(主・メカニックデザイン)
樋口真嗣(イメージボード)
鶴巻和哉(画コンテ)
渡部隆(デザインワークス)
増井壮一(画コンテ)
小西賢一(原画)
佐藤順一(画コンテ)
吉成曜(原画)
庵野秀明(デザインワークス)
前田真宏(イメージボード/原画)
黄瀬和哉(原画)
本田雄(作画監督/デザインワークス/原画)
松原秀典(作画監督/デザインワークス/原画)
増尾昭一(原画)
錦織敦史(画コンテ/作画監督補佐)
今石洋之(原画)
山下明彦(原画)
高村和宏(原画)
橋本敬史(原画)
吉浦康裕(デザインワークス)
佐藤敦紀(エヴァンゲリオンモデリング)
美術加藤浩[美術](美術監督)
録音山田陽(台詞演出)
その他スタジオカラー(宣伝)
日本テレビ(協力)
東北新社(協力)
円谷プロダクション(協力「帰ってきたウルトラマン」)
GAINAX(宣伝協力)
轟木一騎(宣伝)
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【クチコミ・感想】

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36.《ネタバレ》 やりすぎだ!万歳三唱したくなった。 no_the_warさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-08 23:41:47)(良:1票)


35.《ネタバレ》 プロとしての自覚や苦しみ、緊張感のようなものが各キャラから消えている。例えば、お食事会への配慮が原因だとしても、アスカはプロ意識をもって覚悟を決めているパイロットであり、使徒に侵されたら攻撃対象となるのはある程度は仕方がないことである。妹によい治療を受けさせることを条件にパイロットになった直後の素人同然の状態で使徒に侵されたTV版のトウジとは同情しなければいけない度合いが全然違う。今回のシンジの戦闘後の駄々は私情以外の何ものでもない。全体に渡り、プロスポーツを観戦しに行って、素人のお遊戯を見たような、そういう感覚が残った。 鈴木さん [映画館(邦画)] 0点(2009-07-08 00:47:24)(良:2票) (笑:4票)

34.《ネタバレ》 過去にリリースされたテレビや劇場版の「エヴァ」は、「ヤマアラシのジレンマ」という言葉にに象徴される「登場人物たちのギリギリのところで保たれる関係性」が見所のひとつだった。しかし新劇場版は登場人物たちが一歩二歩と互いに歩み寄り、その関係性を濃くすることに成功している。その結果、いくぶんかの希望が見える。これはエヴァンゲリオンという作品が当時エヴァに熱狂したいわゆる「エヴァ世代」の成長と歩調を合わせて進化した結果のように感じられる。過去のエヴァとは異なり、劇中に見られる登場人物たちの能動的な行動がそれを証明しているのではないだろうか。これはおそらく次回作以降への大きな複線だと思われる。よってこの作品は単体で評価されるべきものではないだろうし、あとから見直すことで異なる評価や見方ができると思う。そういった意味では、この作品は単なる中継ぎではなく、全体を通して計算された大いなる野望作だと感じた。

しかしエヴァの魅力のひとつだった「孤独感」や「緊張感」に端を発した「危うさ」が緩和されたことにより、そこに大きな物足りなさを感じたことは否定できない。これはまぎれもなく「エヴァ」だが、同時に「ヱヴァ」であり、「エヴァ」とは同質ではない。深夜にアナログテレビにかじりついて見た「俺のエヴァ」ではないのだ。「いつまでも友達でいよう」「翼をください」と、本来、アニメ的な描写により表現すべき主題を歌に託した演出は、かなり説明的で野暮ったく、おおよそ「エヴァ」らしい繊細な表現にかなわなかった。CGを駆使した尋常ではないクオリティは強烈な説得力を持ち、新しく構築されていく「ヱヴァ」の世界には大いに興奮させられたが、なぜそれを生かすことができなかったのか。どこまでいっても「エヴァ」とは袂を分けた「ヱヴァ」であることに違和感があった。しかし同時に、この違和感をうまく吸収し順応することを強いる作品としての「エヴァ」の影響力の大きさは偉大だと思った。

というわけでいまのところ7点。過去にエヴァを経験していなければ価値はぐっと下がると思います。次回作までに8点、9点がつけられるようになりたいです。
708さん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-06 16:14:17)(良:3票)

33.おもしろかった。レイが特によかった。映像もかっこよかった。 十人さん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-05 22:20:26)

32.《ネタバレ》 オリジナルにはまった者としては、あれだけの力技で完結させた作品以上のものを、今回のリメイクでどう見せてくれるのか、という期待感を持って鑑賞したのだが。。。残念ながら、2作目の今作までは、オリジナルを上回っているようには思えない。
映像の進化、細かい設定の違いや新しい登場人物、物語上での人物配置を変えたとしても、小手先の変化としか感じられないし、14年前に経験した衝撃は未だ越えられず。
ただし、まだ作品は完結していないので、最後にどう終息するのか、という残された期待感に3点。本当にポジティブになれるエネルギーを与えてくれる物語になることを期待。
それにしても、エンディングに流れる宇多田の曲と、挿入される歌は違和感アリアリ。ドン引きでした。 月ひつじさん [映画館(邦画)] 3点(2009-07-05 03:57:39)

31.《ネタバレ》 「序」とは一転、TVシリーズとは全くの別物になっていてツッコミどころも満載でしたがやっぱり雰囲気が最高。全体的にちょっと説明くさかったのは気に障りましたが。アスカはあんだけやられて死んでないのかな? すたーちゃいるどさん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-05 01:00:41)

30.とりあえず今年見た映画の中では一番面白かったことは間違いない。アニメとは、映画とは、そもそも娯楽である、という原点から作り直されてる感じが好感が持てる。エヴァンゲリオン好きなんです、と周囲に言いやすくなった気がする。それによってエヴァンゲリオンファンは、今作でちょっと救われた、とも言える。まんまエウレカセブンのようなラストシーンだったけれど、盛り上がってるんだからいいんじゃないか、と思えた。あとはもうエヴァというコンテンツを楽しむお祭りをみんなでやりましょう、という気持ちでいたほうが、作り手、受け手ともに幸せのような気がする。今回のエヴァは、もうオリジナルな思想を作り出そうとしているとは言えない。原作をモチーフに、気持ちいいように作り直された、同人誌だ。だがそれは究極までクオリティが高められた世界一の同人誌でもある。それはそれでいいじゃないか。 コダマさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-04 22:22:52)

29.《ネタバレ》 テレビ版のストーリーは一応知っている程度のそれほどシリーズに興味がない立場からレビューしたい。
テレビ版から上手く再構成・再構築が図られている。「テレビ版と全く同じものを作るのならば、わざわざ劇場版を作る必要はない」という製作者の強い想いが感じられる。テレビ版の各キャラクターは周囲と意思疎通が図れず、それぞれの“孤独”が前面に押し出されているだけの悩める中学生に過ぎなかったが、劇場版はシンジ、綾波、アスカともに“大人”になっている。テレビ版では人形のような存在だった綾波は恋愛感情(ぽかぽかした気持ち)を持ち、碇親子の関係修復にチカラを貸そうとしている姿は、大きすぎる変化だ。テレビ版では自分のことしか考えずに暴走していたアスカが、そうした綾波の気持ちを知り、三号機のテストに乗ると言ったのも大きな変化だ。シンジが三号機のテストパイロットがアスカだと知っていることもテレビ版とは異なり、大きな意味をもった。「攻撃できない」というシンジの意思がより加わり、ヱヴァから降りるという決意についても、大きな意味をもった。また、アスカを攻撃できないということだけではなく、使徒に取り込まれた綾波を助けたいという強い意思をシンジから感じられるところも大きな変化だ。ひたすら謝って現状を維持することを望むシンジにも大きな変化が感じられる。テレビ版を見ていた視聴者も十数年が経ち、悩むだけの“子ども”ではなくて、強い意思をもった“大人”に変わらなくてはいけないとでも庵野総監督は伝えたいのだろうか。
脚本的には、上手くまとめあげられていると思うが、映像上においてはややまとまりを欠いているところもある(新宿MILANOの音声状態が悪すぎたという問題もあるが)。
シリーズのファンは自己補正できるかもしれないが、あまりシリーズを深く楽しんでいない者にとっては、詰め込まれすぎているためか、それぞれのエピソードがぶつぎられていると感じられるところもある。“序”の方が、まとまり感はまだ良かった。
多少期待していた新キャラクターの真希波については、今回においてはそれほど重要なキャラクターではなかったか。コアの変換もなしに二号機を操縦できたり、ビーストモードを起動できるというのは謎だが、戦線を離脱したアスカと、テレビ版におけるスイカ畑での加持の代わりをさせたに過ぎない。坂本真綾を起用したかっただけのような気もする。 六本木ソルジャーさん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-04 16:32:46)

28.《ネタバレ》 これは、テレビ版を知っている人のために作られた映画版ですね。オリジナルとの類似点と変更点の巧みな使い分けは、エヴァの世界を知っている人の方が魅力を堪能できる、という意見です。特に3号機の起動実験パイロットをアスカに変えたことは、オリジナルファンの緊張感を高めたと思う。全体に丸くなったキャラクター達は、感情移入しやすく自分には好印象。迫力が倍化したくらいに見える戦闘シーンには、いい歳して体を硬くして見入ってしまった。終始興奮して映画を観たのは久しぶり。ということで、自分の興奮状態に10点です。ただ、テレビ版エヴァは自己と他者との距離がテーマであり、誰もが持つ「心の壁」の具現化がATフィールドという設定に、SF作品としての煌めきとワンダーが集約されていました。キャラが丸くなりすぎると、その設定の意味性が希薄になる危惧があります。それとも、全く違うテーマで突っ走ってくれるのか。新しいエヴァの物語はまだ途上。次回作「Q」が待ち遠しいです。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-04 03:49:39)(良:1票)

27.《ネタバレ》 これはすごい。感激しました。また、興奮しました。
以下、ネタばれですが、そんな興奮の一シーンを紹介します。
マリが「裏線!、野獣態様!」との趣旨で叫ぶと体の一部から太くて硬い棒状の物が隆起します。そして、その態様のまま使徒に激しく突っ込んでいくのです。マリはその美麗な顔に似合わない過激なことを多数口走りながらその行為を繰り返します。何度も何度も。しかし、使徒のかたくなな抵抗に合います。そのとき、レイが、さらに大きく太い棒状の物をたずさえてこの行為に加わります。激しい3P!!。大きく太い棒状の物を強く強く突き立てるレイ!!。私は、(ああぁ、そんなことをしたら破裂しちゃう)、と心配でたまりません。そしてさらに凄まじいラストへ。興奮間違いなしです。激情、いや、その目で劇場で!! あげどんさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-03 12:29:51)(笑:4票)

26.これは相当面白い!一気に観せるし、話もグッとくる。純粋なエヴァラーではないだけに世界観に対して多少の突っ込みどころはあるけど(何故あんな危ない街に多くの人が住んでるのか?等)面白いことには変わりなく完全に引き込まれた、私はあの2曲もそんなに違和感がなかったです。ここからは勝手な解釈。TV版も以前見たけど、アクション好き、精神的ストーリー好きの両方のファンを投げ出して終わった感があり、なんじゃコラと思っていた。数年後、パチンコで興味を覚え、ネットで詳細や解釈を知り「序」をDVDで見て、さて・・・と思っていたが、やられた。これは、TVエヴァ終了後、不満を抱いた当時の猛者たちが、類似品と言われながらもリスペクトしつつ、いくつかのアニメを創り(私は特にエウレカセブンが好きだが、今回特に影響を感じた)エヴァを補足していたのではないか、そしてエヴァ側がやっとそれに答えているのではないかと凄く感じた。「破」の出来が良くストーリーが結構進んだので「Q」で以前の間違いが起こらないことを切に願います。日が射すシーンで「太陽を盗んだ男」で聞いた音楽が流れたけど、なんていう曲なんだろう。 カーヴさん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-03 10:33:14)

25.《ネタバレ》 以前ある場所で、庵野秀明は『エヴァ』でやり残したことについて語っていた。それは簡単にいえば、観客に向けて、現実の世界で生きていくためのエネルギーを届けることだったと思う。

『エヴァ』はもちろん傑作だったけれども、反面問題作でもあり、観客にも監督自身にもやりきれなさを残した。十代を中心とするファンの強い共感を得ながら、その鬱屈を完全に昇華することはできなかった。十四歳の子どもが破綻していく過程をつぶさに描いておいて、「現実に帰れ」などと主張したのだから無理もない。良くも悪くも先鋭的すぎて、すべての観客を納得させる力は持てなかったのだ。

しかし今、監督は前回の借りを正面から取り返そうとしている。時代を席巻した代表作を自らの手でリメイクするという、失敗したらキャリアを台無しにしかねないやり方で。アニメや映画に限らず、なにかを表現しようとする者にとって、これ以上ないほど困難で、真っ正直過ぎる挑戦だ。こんな形の『リメイク』は前代未聞だろう。

そしてやってのけた。普通に面白くて、観終えた後にお腹の底から力が湧いてくるような作品を。

これはまったくの個人的な考えだが、フィクションはそこに依存して現実から逃げ出すための場所であってはならない、と思う。大切なのは、ほんの束の間そこに浸って現実に帰ってきたとき、視界が前よりも開けて見えること。元気が出て体が軽くなって、明日からも頑張れる、自分自身も人生も変えていけると感じられること。観る前と観た後とで、ほんの少しでも強くなれたと思えること。それが物語の、とりわけエンターテインメントが持てる最良の力なのだ。

『ヱヴァ』はまだ途中だ。しかし続編がどうなろうと、筆者は製作陣を称賛せずにはいられない。断っておくが、なにも監督を神様みたいに思ってるわけじゃない。この作品も欠点がないわけではないのだから。ただ確実にいえるのは、庵野秀明は表現者としても人としても、とても純粋に仕事に向かっているということだ。

恥ずかしい話、ほんの二三滴だけ筆者は泣いた。正直言って、今まで自分にとっての『エヴァ』は思い出でありつつ、ちょっとした若気の至りの証でもあった。だが今は素直に、この作品のファンでよかったと思う。そう思えたことがほんとうにうれしい。 no oneさん [映画館(邦画)] 10点(2009-07-03 01:22:47)(良:7票)

24.相変わらず目的が良く分からん話なのだが、それなりに見せますね今回のは。
なんか製作陣のヤル気というか意気込みというか、とにかく物凄いパワーが伝わってきた。前作より圧倒的に面白い。
ただ、箱庭感丸出しの世界観を補完するかのように時折り挿し込まれる人並み街並みはちょっと浮いてたような。
しかしクライマックスの盛り上がりは半端なかった。泣けてしまう。もちろん主観だけど。
やっぱり単純な物事や想いにこそ、真の感動とはあるものなのだ。 xxxさん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-02 20:48:56)

23.《ネタバレ》 娯楽に徹した総監督は、さすがに僕らの世代的なツボを知っている。
過去の日本映画のパロなのかわからないが、そんなところも面白かった。
もちろん、肝心の話も僕を十分に満足させてくれた。ただひとつ気になる事は、今作はスタッフの意見と既婚となった事により「優しい」エヴァになるんでないだろうか?と思わせるが、アスカの件で…急に自信が無くなってきた。
しかし、今日の日はさようならのBGMと次回予告から復活するんだろう?いや、するべきです!!
ポカポカしたいのはレイだけでなく、観客もなんですよ、総監督。 クルイベルさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-02 09:58:46)(良:1票)

22.《ネタバレ》 自分はエヴァ世代ど真ん中ですので(放映当時、主人公達と同じ年齢でした)、はっきり言って思い出補正がかかっていると思います。それでも、今作は誰でも楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっていると思いました。正直鑑賞前までは、そこまで期待していませんでした。というのも、TVシリーズと言い、前回の劇場版と言い、中学生当時の純粋な期待は、ことごとく裏切られてきたからです。別に、作品に意図の分かりにくい謎を入れることが悪いと言っているわけではありません。ただ子供心に期待した、誰にでも共感できるようなカタルシスを、表層的にだけでも入れて欲しかったのです。しかし今作は、見始めた途端に、リアルタイムで見ていた頃のワクワク感が止まらなくなりました。健全な心の成長を見せるキャラ、純粋に格好の良い戦闘シーン、そして、力強く意思を示す主人公…。中学生時代に心から見たかったエヴァの姿が、今作の中にはあるかもしれないと思えました。次作も楽しみです。 hum7en-j%:?#?さん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-02 01:06:56)(良:1票)

21.《ネタバレ》 今回はテレビ版とはほぼ別物。展開や挿入歌などの演出が予想の斜め上を行っていたにもかかわらず、完成度の高いエンターテイメント作品になっていた。
最初から最後まで興奮しっぱなしの映画なんて久しぶり。映画が終わった後、劇場に拍手が鳴り響きました。 eurekaさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-02 00:50:32)

20.《ネタバレ》 【激しくネタバレしています】
テレビシリーズにおいては、毎回使徒を殲滅する爽快なアクションや学園ものとしての明るい面が強調されたパートに当たり、またシリーズ中最大の盛り上がりとなった最強の使徒との戦闘→初号機の覚醒もあって、かなりおいしい部分に当たるのがこの「破」です。というわけで初っ端から見せ場の連続、「序」を見てしまっているのでビジュアルへの驚きは薄くなりましたが、意表を突くような使徒のデザインや(時計の針みたいなやつまで登場)、細かいところまでこだわり抜いたアクション、音楽と渾然一体となったキレのいいカットにはやはり大興奮なのです。ハリウッド大作でもここまで見せるものは少なく、日本はやはりアニメの国なんだなぁと実感しました。本作より新劇場版はオリジナルとは異なる展開となりますが、かと言ってまったく新しいことをやるのではなく、オリジナルにあったパーツを組み替えることで意味合いを変えていくという、いかにもファンを喜ばせる遊びをやっているのはさすがです。そうして中盤まではテレビ版を踏襲した作りとしていただけに、テレビとは大きく変わったクライマックスの戦闘にはかなり驚かされました。使徒がエヴァを捕食するというテレビと逆の関係になっていたり、「覚醒」が「ビーストモード」としてエヴァのオペレーションに組み込まれていたり(しかも今回はエヴァが負ける)、極めつけは旧シリーズのクライマックスだった初号機の神格化及びサードインパクトがここで発生しており、「おいおい、もうはじまっちゃったか」とかなり意表を突かれました。さらにシンジとレイの行動原理を明確にお互いへの愛情としたため、前回の気の重くなるようなサードインパクトから一転、えらく前向きで力強い意志をもったサードインパクトとなっています。今回はシンジとレイの成長が大きな鍵となっていますが、一方でシンジをレイに持って行かれ、加持さんも心の恋人ではないアスカの冷遇ぶりはお気の毒でした。また新キャラであるマイは主要な登場人物にほとんど絡んでおらず、オリジナルに比べて微妙となったアスカ、立ち位置のはっきりしないマイ、登場のタイミングが大きく変わったカヲルが今後どのような形で話に絡んでくるのか、「Q」も見逃せない終わり方となっています。今回のように2年も空けることなく、できれば半年以内にでも見せてくれれば嬉しいんですけどね。 ザ・チャンバラさん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-01 22:30:10)(良:2票)

19.《ネタバレ》 使徒も一新、オリジナルとは別物の全く新しいヱヴァです。見る前は少し気恥ずかしさを感じてしまいましたが、やはり日本が世界を相手に戦えるのはMade in Japanとアニメーションしかねーな!と思わされる出来でした。キャラクターや新東京の描写が緻密でとても綺麗。戦闘シーンもいちいち格好良くて本当にしびれます。ただ内容的にはちょっと急ぎすぎ感が。数十話を4時間ちょっとにまとめるので無理もありませんが、一通り見ている私にも混乱するところがありました。アスカがー!と思いましたが次回も元気に登場してくれるようで、一応のケリも付いたところで終わってくれたのでホッとしています。あれから14年、やっぱり偉大なアニメです。次回も早く見たい!正月くらいにやってくれないかなー…。  歌がくどかったので-1点。 Kの紅茶さん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-01 17:24:10)

18.《ネタバレ》 館内には100人ほどいたでしょうか。エンドクレジットで帰る粗忽者が5、6人。レイトショーとはいえもったいない。TVエヴァは95年だったっけ?もう14年たってのリメイクになるので作り手も大人になったなあと思いますよ。(総監督は今年48歳。ジブリの巨匠ならトトロとか作ってた頃)ここの皆さんの言われるとおりエンターテイメントになって満足して帰ることが出来ました。あと使徒のデザインも新たにおこされていてよかった。絵はもしかしたら序のほうが上手いかも。 stratosさん [映画館(邦画)] 8点(2009-07-01 01:49:29)

17.《ネタバレ》 正直、劇場まで観に行くつもりは無かったのです。たまたま休みが取れたので、いい機会だと思い、劇場まで足を運びました。ごめんなさい、面白かったです。過度な期待はしないしてはいけない、ある意味自分なりにリミッターを掛けた状態だったのですが、本当に久しぶりに純粋にエヴァを楽しめました、ドキドキしました!まだ完結していない状態なので油断大敵なのですが…次も期待してしまう内容でした。しかし、これだけ語り尽くされた題材で、まだこれだけ楽しめるって、やはりなんだかんだ言ってもバケモノアニメです。 TKS_0C7さん [映画館(邦画)] 9点(2009-06-30 23:06:18)

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【点数情報】

Review人数 136人
平均点数 7.06点
032.21% line
142.94% line
210.74% line
332.21% line
442.94% line
5128.82% line
61611.76% line
73022.06% line
82115.44% line
92518.38% line
101712.50% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.40点 Review15人
2 ストーリー評価 7.21点 Review23人
3 鑑賞後の後味 7.15点 Review19人
4 音楽評価 5.90点 Review22人
5 感泣評価 6.61点 Review21人

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