みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 ○結末があまりに有名なため、その結末までをどう運ぶかに期待がかかるが、残念ながらその期待を上回ることはなかった。至って普通 ○原作に近いとはいえ、あの髭に慣れるのに時間がかかった。○古典の名作なのに、CG満載で、俯瞰ショットからセット感丸出しなのは醒めてしまう。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 5点(2017-12-18 13:57:18) 5.《ネタバレ》 「オリエント急行殺人事件」は、アルバート・フィニー版よりむしろデヴィッド・スーシェ版が印象深いのだが、2017年版はまずケネス・ブラナーのポワロに馴れるのに時間がかかった。ウィットを交えたトークと機敏に動く姿は、ポワロというよりシャーロック・ホームズかアルセーヌ・ルパン。物語は、あまりにも有名な事件の真相にたどりつくまでどう魅せるかが肝なのだが、アクションが所々に挿入される以外は奇をてらわない展開で違和感はなかった。ポワロの苦悩は丁寧に描かれている。映画を楽しめるかどうか、もっとも大事な点はなんといっても豪華なキャストだろう。M・ファイファー以外はなかなか目立たない気もしたが、J・デップの悪役など、舞台を見ている感覚で実力のある俳優たちの演技を堪能できた。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-12-13 16:58:12)(良:1票) ★4.結末を知っているのに観に行く必要ないだろうと思っていたが、悩んだ挙げ句結局観に行ってしまった。 今も昔も、人は何故「オリエント急行殺人事件」というこの物語に惹き付けられるのだろうか。 そもそも列車が舞台なのに殆ど止まった車内で物語は進むし、原作のまま忠実にやろうとしたらアクションらしいアクションもなく、ただ会話劇が繰り広げられるのみである。 映画向きとはあまり思えない。 思うに、"オリエント急行"という字面が強いと思う。 いかにも豪華絢爛で優雅で一度は乗ってみたいという人々の欲求。それが人々をここまで惹き付けて病まないのではないだろうか。 そして勿論、豪華スター俳優の競演を楽しみたいという欲求にも答えてくれる。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-12-12 22:42:06) 3.《ネタバレ》 シドニー・ルメット版のアルバート・フィニーよりも、より紳士的なケネス・ブラナーのポワロである。 列車内で通路を譲るなどの、女性への対し方がスマートだ。 彼がキャサリンと呼ぶ美しい女性の写真を見るシーンが幾度かあるが、彼の愛した女性か、あるいは娘か、彼女に関する説明は明確には為されない。 が、このさりげないシーンの積み重ねが彼に関するささやかな人物描写となってラストでの彼の決断に納得性を与える。 大筋も謎解きも一緒であるから、このリメイクの見どころは新旧キャストの比較でもあり、時代に即したマイナーチェンジの数々でもある。 車外シーンは実景主体だがほぼ列車内を舞台にしたルメット版に対して、CG感満載だが、スペクタクルとアクションを加味した本作。 クライマックスの舞台も、トンネル内の長テーブルと声の反響、白と黒を活用して12対1を巧く演出している。 スター映画らしく顔のアップ主体だが、ジュディ・デンチをはじめとして表情が大変美しく撮られているのがいい。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2017-12-11 23:25:07) 2.《ネタバレ》 いま、あえて古典をやるのは、とびきり華やかにして観客を楽しませること。だからこの作品はこの作りで正解なのです。 野山を翔ける超豪華な蒸気機関車にワクワクしました。映画らしい映画、大好き。 往年の名優から旬の若手まで。探偵と観客を騙していく役者の演技もそれぞれ見応えがあって楽しかったけど、一人だけただのチンピラが混じってたなぁ… ケネス・ブラナーのポアロは普段はユーモアたっぷりの髭のおじさんだけど、ひとたび事件に関わるとすごく鋭く重厚な印象。 最後は「あいにく私は休暇中なんでね」ってスマートに去っていくのかと思ってたら、その役作りのせいか意外に重い幕切れだったのが少し残念といえば残念でした。 【denny-jo】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-11 15:36:17) 1.《ネタバレ》 109にて鑑賞。原作未読。情報一切入れないまま劇場へ。 結論から言うと、列車が雪崩で止まるまでは、軽快に進むテンポと楽しい会話、そして自分も列車で一緒に旅をしている感覚が味わえて、非常に満足でした。が、事件が起こってからはあまり楽しめなかったというのが感想です。(それでも及第点以上ではあります。期待値が高かったので…。) 事件の結末に、あまり納得出来なかったのが原因の一つかもしれません。元警官があの様な対応でいいのかと…。 また、殺人の原因となった事件を担当した検察官の息子は逆恨みも良いところです。(誤認捜査した親父が一番悪いだろうと) そもそも、情報量が多くて初見では理解しきるのは難しいのかも。今度は、しっかり下調べしてから、もう一度見てみると評価は変わるかもしれませんね。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-12-09 20:34:05)
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