みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
17.いい映画って観た後あたかもその街が本当に存在していて、そこで主人公達に会っていた様な気にさせてくれる。いつも通勤している電車の窓から見える川の向こうに宝町がありそこでクロとシロがドラ猫のように屋根の上を走り回っているに違いない。 【こねこねこ】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-07 12:27:10) 16.原作未読。後半気がついたら号泣状態でした。しゃくりあげそうになったら隣で見ていた女性が先に凄い勢いでしゃくりあげてくれたせいで何とか止まりましたが(笑)。ストーリー自体は正に白黒判りやすく、感動的ではあるものの自分としては号泣するほどのことじゃないと思うのに、何にそんなに泣けたのかが自分でもよく分からないんですが、「何か」にボタンを押されたようです。シロクロを筆頭に声優陣が(声優専門の方がメインキャストにいないのに)素晴しかったです。宝町の空中ドライブ感がステキなのでスクリーンで観ることをお勧めします。 【一体全体】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-03 01:17:09) 15.《ネタバレ》 画が最高!!アニメはこのように進化すべし!架空の町を舞台にしたギャングの話、相棒を失って狂気に陥ちる主人公…少しだけ「MOON CHILD」を思い出した。蒼井優、エンドクレジット見るまで気づかなかった…あっぱれ! 【チヤルカ】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-02 19:16:55) 14.《ネタバレ》 松本大洋さんは、通常ペンでは描けない部分、空気や雰囲気、心情、などの表現に長けていると思うのですが、この作品はそういう難しい原作の映画化にかなり成功していると思いました。 3Dの使い方も斬新だし、造型、背景、特殊効果も見事です。 そしてシロ・クロ・宝町に生きる人々の思いがよく出ていました。 ジャンルは違うけれど、ヨコハマメリーを観たときのような感動がありました。 日本アニメの水準の高さを示す作品は、近年、世評ほどには出ていなかったように思うのですが、この作品は素直に日本アニメを誇りに思えました。 【迷子亭】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-31 15:33:06) 13.映像はすごい。映像はすごい。並々ならぬ努力と根気を感じます。しかし、ストーリーはと見ると、強くない悪役、唐突な暴力のつなぎ合わせ、オチが自分探し等、中途半端で斬新なものが無いと思った。 【チューン】さん [試写会(邦画)] 6点(2007-01-30 20:28:26) 12.《ネタバレ》 おバカそうなシロのほうが色々な意味で上手だった、という内容は使い古された感じもあるが、とにかく素晴らしい映像だった。色の洪水に気持ちよく溺れた。 こんなにもお互いを必要としている二人が、また再会できて良かったよー。 もう1回、観に行こうっと。 【あまねね】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-25 20:58:33) 11.シロ最高!蒼井優にやられたね。 絵もキレイだしもう一度みたい。 【tako】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-18 01:03:28) 10.松本大洋より直截で上手い。青より蒼い。 【stratos】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-16 01:26:02) 9.松本大洋の作品は背景で心理描写をしてくるのにこれにはそれが欠けた。映像とかリアルでいいんだけど何処か物足りない、原作を守りすぎ詰め込んだ感がある。残念。しかし蒼井優って人は「クレヨンしんちゃん」の物真似もできるはずだ、、。 【カリプソ】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-09 18:39:18) 8.2006年の年の瀬。実はもっとも観たかった映画が、この「鉄コン筋クリート」。 年末公開だったのだが、地方都市の性で年明け一発目の公開とずれ込んでしまった。 というわけで、2007年一発目。新年最初に観る映画がアニメというのも悪くはない。 んで。そういう新しい年の“高揚感”的な部分がないと言えばウソになるが、いきなりの最高点。 とりあえず、あの松本大洋の独創的な原作漫画を“カンペキ”に映画化してみせたということだけで、「スバラシイ」という他はない。 しかも、ただ原作を忠実にアニメ化しただけではなく、その物語と世界観が持つ「深層心理」まで確実に表現してみせたこのアニメーション技術には、もはや言葉が無い。 地獄のような町で、どこまでも純真に、だからこそ狂気的に生きていく二人の少年。 その躍動感を、息づかいを、そして無限に混沌と広がる精神世界を、見事に映し出す。 目の前に際限なく広がっていく映像世界には、ただ呆然とするばかりだ。 そもそもが一つの“カタチ”を持たない物語である。すべてを明確に説明することなど不可能だし、意味がないことだ。 ただただぶつけてくる登場人物たちの感情をそのままに受け止めればそれでいいのだと思う。そこに理屈など存在せず、感情のままに揺さぶられる。 一昨年の「マインド・ゲーム」に引き続き、果てしない精神世界を独創的に表現してみせた“STUDIO 4℃”。 ながらく「ジブリ」によって支えられ発展してきたジャパニメーションは、その停滞と同時にまた新たな“チカラ”を得たのだと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-08 00:16:22)(良:1票) 7.《ネタバレ》 松本大洋の世界をステキに再現していますが、一方でどうしても思い出さずにいられないのがアニメ映画『マインド・ゲーム』とセガのXBOXのゲーム『ジェット・セット・ラジオ・フューチャー』。『マインド・ゲーム』の方はまあ製作スタジオ一緒ですから当然かもしれませんが、『ジェット・セット~』の方は元々ゲームの元ネタがこの原作だと思えるようなモノで、でもこの映画の美術は原作よりも『ジェット・セット~』に果てしなく近く(近代的な世界と庶民的な世界とが混在し、東洋的なオブジェクトがキーになっていて、街に古臭いアナウンスまで流れてるところも一緒)、だから今や映像は映画のみで切り取って語れる時代ではないのかなぁ。さて、映画は素晴らしい仕上がり具合でした。なんと言ってもシロのキャラがデザイン、脚本、垣間見せるイマジネーション、そして蒼井優の声で見事に立っておりまして、その彼を守ろうとしながら実はシロに内包されているクロの存在に説得力を与えていました。つーか蒼井優は本当に凄いやね。彼女みたいな才能の持ち主(可愛くて演技できて踊れて声の演技が凄くて)が30人もいたら声優業界滅ぼしかねないやね。クライマックスの、クロが自身の闇と対峙するシーンは、ちょっと尺が長過ぎかとも思いましたが、よく似たテーマをぶら下げた『ゲド戦記』の100万倍面白く感動できる映画になっておりました。シネスコのフレームの中から溢れ出る世界は、ただ技術を見せるためにあるのでなく、あくまで作品を語る要素になっている点も高ポイント。テクノロジーを駆使しつつもキャラにしっかりと血が通ったアニメでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-07 21:39:35) ★6.原作いじってないぶんおもしろいです。たしかに主役の声優2人うまいです。 【アンダルシア】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-06 05:38:41) 5.●訂正:勝手に PG-12 だろうと思ってたんだけど、年齢制限ナシでした。個人的な感触では PG-12 指定(小学生が観てもいいかどうかは親に判断して頂きたい)な内容です。ただ、中学生ならいま絶対観ておくべき。 松本大洋の世界だから確かに日本のアニメなんだけど、後半の演出は日本のアニメーターの力のみで作れたモノなんだろうか? 観終った今、その疑問が頭に渦巻いている。 80年代の日本のような活気ある状態だったら、日本人だけでこれが作れたろうか? ほとんどすべてがアートアニメの技法に乗っ取られるクライマックスは、エヴァンゲリオンのアレ(最近判りましたがカナダのアニメーター、ノーマン・マクラーレンへのオマージュ)を思い起こさせながら決定的に何かが違う。画面の奥の方で、今までの日本アニメになかった《異種》の血が騒いでいる。松本大洋よりもずっとずっとノルシュテイン寄りで、抽象的なモノを表現するのに適した、何か。 描きたいテーマがあり、それに従って技法を選ぶ。芸術としては当たり前の事だけど、商業アニメの世界では無視されてきた常識でもある(ので、『パプリカ』は表現の幅がえらく狭くなった)。 日本のマンガも、アニメも、ついに世界のアーティストたち(人目を引くことばかり考えているハリウッド監督業な人種じゃなく、アートアニメや画家やイラストレーター、という意味で)の共有財産になったんじゃないんだろうか。狭義の意味で、アートになれたんじゃないだろうか。まだ本作はハリウッドの庭に囲われている存在だけど…。 ポジティブな意味で世界のこと、未来のことを色々と考えさせられたアニメだった。 【エスねこ】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-01 21:00:25) 4.《ネタバレ》 まずは、私は松本大洋さんのファンである。ピンポンもよかったが、一番は野球の長嶋さんを慕って作ったマンガが好きである。ほのぼのとした内容が好きで、そういった意味ではこの作品はちょっと違っていた。この作品も、最近の世相を反映していると感じた。心に悪魔がいるクロ、しかし、シロによってその悪魔は押さえられている。しかし、現実の社会は悪魔の助けがないと窮地を脱することが出来ないと言っているように思える。しかし、最後はクロはシロを信じて、悪魔から手を離す。人間の心の中には、善と悪が同居していると言われている。今の世の中には悪魔的な出来事が多い。しかし、私たちにはシロのような存在が必要だと思った。シロとクロの声もとてもよかった。また、映画は監督のものであるという僕の考えからすると、この外国人の監督はとてもすごいと思った。日本のマンガ技術もすばらしい。一見幼稚そうで、とても奥が深いマンガの描き方だと関心した。10点にしなかったのは、ほのぼのとしていなかったからだ。個人的な趣味の問題から8点とした。 【matan】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-29 17:29:12) 3.役者がアニメに声を入れるの嫌いです。が、蒼井優(シロ役)の巧さには感嘆してしまった!!その他の方々は、それなりに声をいれてます。但し、箸にも棒にも掛からないのが若干名…アイタタ。原作未読なため、原作の世界観はわかりませんが、独特な雰囲気が漂っています。それゆえに、その世界に入れないと111分は長いと感じるかもしれません。自分は、ストーリーよりも、映像を楽しみました。 【うにゃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-29 01:43:32) 2.原作マンガは一度も目を通していませんが、非常に楽しむことが出来ました。独特な世界観を先端技術を駆使したアニメーションで見せてくれたこの作品は、映像がとても綺麗だった。疾走感や躍動感といったものを非常に感じ、子どもたちの姿もとても輝いて観えました。心に闇を持つクロと、純粋な心を持つシロ。名前からしてその存在の意味を感じますが、そのキャラクターも本当に両極端で上手かった。純粋な心を持つシロを守ろうとするクロの力は、実はシロの純粋な心が守っていた。汚れ無きシロは、全てを包み、全てを許す。それは子どもは神だという言葉を証明するような存在でした。そんなシロに守られていたからクロは闇に包まれる事はなく、生きることができていた。しかし、シロを守れないとわかった時から、クロは闇にその身を落としてしまった。シロも純粋すぎるが故に、人の苦しみを理解でき、耐えることが出来てなかった。二人は共に支えあい、共に補い合って生きていた。それは金パチ先生が言っていたように「人と人とが支えあって人になる」と。確かにその通りだと思った。金パチ先生すげぇ。 【ボビー】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-25 11:20:41) 1.《ネタバレ》 コミックを読んでいて世界観が好きだったのですが、この映画は細部までを完璧に映像化していてびっくりしました。むしろ浮遊感や色合いなどがコミックよりも奥深くて映画の方が好きです。どんな音が使われるのかも楽しみにしていましたがテクノのPlaidのサイケ感がぴったりはまっていました。声の出演もみな良かったけど、特に蒼井優のシロはコミックのイメージを拡げてくれました。「フラガール」といい、この映画といい、すごい女優です。 【omut】さん [試写会(邦画)] 7点(2006-12-23 19:55:15)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS