みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
38.「パルプ・フィクション」の良さが分からなかった人は、きっとこれを観れば良いんだと思う。時間軸の操作という点だけならパルプより面白いと感じるでしょう。特に話は盛り上がらないしかなり地味だけど素直に楽しめます。平均点は高いですが決して期待はしすぎないように観て下さい。 【ケ66軍曹】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-11 18:01:59) 37.渋谷のユーロスペースにて、映画『運命じゃない人』を鑑賞した。 この映画、前知識ほとんど無しで観にいったんだけど、かなり楽しめた。 カテゴリは「ヒューマン」となっていたけど、サスペンスっぽい部分もあり、スリリングな展開も楽しかった。 「一つの場面を複数の視点から繰り返し映し出す」というのがこの作品の最大の魅力である。 そしてエンドロールが流れ・・・ 「え?!これで終り・・・ははは。。むむ??何?え?おいおい!」 という感じに最後はなれるはず。 ネタバレ無しの代わりに、かなり分かりずらい作品紹介となってしまった。 だけど、ネタバレしてしまうと確実に面白さ8割減の映画だ。 久しぶりに観た「しっかりと楽しめる邦画」だった。 最後まで油断させない細かい作りは一見の価値アリ! 中古チケットショップで映画鑑賞券を購入。 価格は1330円だった。 「回数券」をバラ売りしたものらしい。 半額デーとかだと、安かったとしても館内が混雑しているので微妙だが、この1330円は価値のある1330円だった。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-09-01 20:19:35) 36.《ネタバレ》 日本映画はこういう方向性で行くのが正しいんではないかと勝手に思ってます。 ワンシチュエーション系であんまり壮大でない方が無難に面白いし、 そもそも日本で壮大な映画なんて撮れないんだから、 ハリウッドが忘れた良質の脚本で勝負していってくれないかしら。 で、この映画なんですが、かなり面白いです。 そこで実はそうしていたのかって言うのが、 思いのほかコミカルに描かれていて、先を見るのが楽しみでしょうがなかったです。 この監督はなかなか将来楽しみですね。 【ご乱心 jet city】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-16 13:10:25) 35.1度見た後もう1度見ちゃいました。 【アスモデウス】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-10 20:32:54) 34.個人的には、殿堂入り級の映画です。全く非の打ちどころがなく楽しめた。邦画、低予算でも、こんなのが作れるんだと、大感心。 【チェックメイト・キングII】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-22 06:46:41)(良:1票) 33.よく練られた話でおもしろかった。日本にこういう映画がある事が嬉しかったです。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-18 09:36:33) 32.これ結構、面白いです。マジで。時間軸をずらして多角的に見せるという手法は「パルプ・フィクション」や「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」と同様ですが、低予算映画としてはかなり頑張っています。練りに練られた脚本があってこその作品ですね。役者もほとんどしらない人ばかりで新鮮でした。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-03 18:03:36) 31.《ネタバレ》 皆さんがお書きの通り、日本風の地味なクエンティン・タランティーノかガイ・リッチーって感じ。「運命じゃない人」というタイトルの上、卑屈な女(NOVAのCMの人?)の視点で始まるオープニングに「これは失敗かも…」と一瞬不安になりましたが、探偵の視点へ移行してからは、新鮮味は無いものの俄然面白くなります。主人公の朴訥青年への探偵の献身的な友情に、何か捻りを加えた「原因」を設定したいのと、甘めのラストが少し不満。出来れば、この卑屈な女もニセ金を掴まされたまま、風俗に身を落とす位のブラックな味付けが欲しかった所です、6点献上。 【sayzin】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-04-01 00:02:53) 30.携帯電話では相手がどこから掛けているのかわからない、というのがこの話の原点となる発想だったらしい。アイデアを最大限に活用した傑作ですね。 前作も面白かったですし、こういった才能ある人がうかばれないと悲しくて仕方ありません。くだらない商業映画に取り込まれて潰されてしまうパターンもよくあるので用心してもらいたいです。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-02-26 13:09:31)(良:1票) 29.脚本がいいと低予算でもこれだけの作品がつくれるという見本ですね。内田監督の次回作に期待したい。それにしても、内田監督のように才能溢れる若手がなぜ作品を撮れないのだろうと思いちょっと憤慨する。(才能ないのに金かけてしょーもない映画撮る奴が多いのにね) 【kainy】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-01 16:57:52) 28.そんなに期待しないで見たらこれが大当たり。こんな邦画が増えれば、凄いことになるのだが、と思う。やはりシナリオが大事だ。 【nextto500】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-12-31 20:10:25) 27.《ネタバレ》 人が死ぬような事件が起きるわけでもなく、ごく日常的な中にこういった事件を盛り込むのは思わずにやっとさせてくれる。同じ時間を何回も繰り返し映すというありふれた手法ながら、非日常ではなく日常の中というのは独特だろう。 エンドロールのウソは、ここをみて初めて気づきました。このサイトに感謝です。 【θ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-19 09:03:14) 26.《ネタバレ》 うん!これまたやるじゃん!内田けんじ監督!脚本の良さ、面白さにアイデアの上手さ、偶然が重なって起きるとんでもない出来事をテンポ良く描いているので飽きずに楽しめる。やはりこの監督さん、若いのに上手いなあ!どうすれば面白い映画になるかって事がしっかりと解っているのだと思う。だからこそ面白い映画を撮れるんだろうと思う。映画の基本は第一に脚本てことがこの作品を見れば誰もが解るぐらい本当に上手いです。そんな上手い脚本とやはりこの作品、有名人を使ってない所もわざとらしさが全く無くて好感が持てます。主人公の一人、宮田君のトボケっぷりが素晴らしい。探偵で親友の勇介が宮田君の元彼女のあゆみに騙され、やくざに連れて行かれてることなどまるで知らないでレストランで知り会ったもう一人の女、真紀に別れる際に嘘の電話番号を教えてもらって、嬉しそうにしている時の喜びを身体中で表している所の素晴らしさと教えて貰った番号に電話しても電話しても繋がらないのに、彼女はそんな人ではないと責めずにいるそんな男のだらしなさ、哀れさが抜群です。ところでこの作品を見て、女の人はどう思うのかという事も含めてちょっと興味がある。内田けんじ監督の女の人に対する皮肉と読める場面を最後の方で見せていると感じた。個人的にはこれより一つ先の「WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース」の方が私としては好みですが、これはこれで十分、面白かったし、今の金ばかりかけて、やたらうるさい音楽とめまぐるしい映像だらけのハリウッド映画よりも何倍も好きです。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-09 18:32:41) 25.とても地味だけど、面白い。題材も人物も舞台も、派手な要素はひとつもないのにも関わらず、脚本だけ、しかもシンプルなアイディアを膨らませるだけで最後まで魅せ切っている。これはほんとうにすごいことだと思う。時間軸の操作という手法にもまだまだ可能性があったんだなあと思った。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-04 23:37:07) 24.何というか、パズルが解けた時のような快感を伴う作品でしたね。ストーリーの流れは1つでも視点を変えれば、これだけいろんなものが絡んでいるんだなと思いましたね。 まあ、この作品は内容を知ると面白みが半減してしまうので、予備知識無しで見てください。 たぶん、見終わった後もう一度見たくなると思います。 しかし、30過ぎの独身にとっては結構身にしみる部分の多い作品でした。 【TM】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-10-08 21:48:48) 23.《ネタバレ》 とことん不器用で呑気でいいやつなサラリーマン宮田くんの周囲で、“実は”巻き起こっていたある一夜の騒動を巧みな構成で描く“タイム・スパイラル・コメディ”。 むむむ、巧い!ずばり、見事! と、絡み合ったストーリーのパズルが次々に解かれていく様を目の当たりにして、自らの感情を口走ってしまった。こういう「巧い映画」を観ると、よくそういう風になる。 時間軸を巧みにずらして、効果的にストーリーの全貌を見せていくというアイデアを礎にした映画は、「パルプ・フィクション」以降各国で作られているが、ついに日本でも本家に勝るとも劣らない(とは言い過ぎかもしれないが)傑作が誕生した。と、思う。 ストーリーの軸に「大金」が存在するというのは、このタイプの映画の“定石”とも言える要素で、今作においてもその要素は存在するのだが、この映画が素晴らしいのは、最終的に登場人物たちが得るものが「金」ではないということだ。 そして、主人公は、端から終わりまで「大金」の存在すら知らないままであるということ。 それはすなわち、この映画の描く主題が、他国の娯楽映画のように“一獲千金”的なことではなく、呑気な主人公を軸とする“人と人との繋がり”であり、詰まるところ“人の感情”ということを意味する。 そのことが、この手のアイデアによる他の映画とは一線を画すような、今作ならではの“なんだか温かい”余韻を生み出していると思う。 娯楽性と同時に、人の感情を“さりげなく”描き出す素晴らしい映画だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-15 16:22:11)(良:4票) 22.物語を複数の視点から描いたり、時間軸をずらしたりして構成している意欲作。 パルプ・フィクションやブギーポップは笑わないのパクリとまで言ってしまうと褒め過ぎかも知れないが、構成がやたら上手いので素直に楽しめる。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-15 05:26:22) 21.こんな脚本書いてみたい。 【ビアンキ】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-09-03 12:51:01) ★20.うまいなあー。その一言に尽きる 【サイレン】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-03 00:18:29) 19.もうほんとに痛快でした。日本映画も捨てたもんじゃないぞ!こういう脚本・監督がでてくるんだからまだまだやれるんじゃないでしょうか? 最近ではむしろメジャーな映画にがっかりさせられることの方が多いような気がする。。。端役のキャラクターなど隅々まで気持ちが行き届いた作品。ラストがよくって久々に観てよかった~と心から思いました。監督・スタッフ・出演者の方々、すべてに感謝! 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-08-28 16:28:04)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS