みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
89.話しの筋自体は複雑なわけではなく、大きな展開があるわけでもないので淡々としていました。クリストファー・ウォーケンにどれだけ感情移入できるかで大きく評価が分かれる作品だと思いました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 16:49:59) 88.《ネタバレ》 事故と長い昏睡状態で身に付いた超能力のために、世間との間に起きる摩擦に苦悩しながら、後に世を破滅に導く議員を抹殺すべく、わが身を犠牲にして遂行する姿に胸を打つ。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-19 01:05:52) 87.ストーリーは普通の超能力モノですが、オチがそこそこよかったという感じ。ウォーケンは007の悪役というイメージしかなかったが、こういう役もできるんですね。優しさと諦めと狂気みたいなものが混ざり合って凄みのある演技でした。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-04-05 02:43:01) 86.すごく好きな映画です。最近の映画と比べると淡々としすぎているかと思いますが、そこがとても好きです。やっぱりヒーロー、またはヒーローの資質を与えられてしまった人というのは孤独なんですね。それがひしひしと伝わってきて、ヒーローではない自分にも彼の苦悩がよく理解出来ました。 もし自分にもそんな能力が芽生えてしまったら…そして彼のように危険人物を見つけてしまったら…さらに自分に人生の伴侶が見つからなかったら…おそらく同じことをするでしょう。 【HAMEO】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-02-09 18:05:46) 85.《ネタバレ》 クリストファーウォーケンの哀愁漂う姿が良いです。近くにいた上院議員候補とたまたま握手し、彼が将来大統領になり第二のナチのようになる、と予知してしまったがために、主人公は世界を救うべく命を落とすことになる…。何か他の選択肢はなかったのかと思わせられますが、それ以上にただ何も言わず死んでいくシーンが心にしみますね。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-04 10:44:17) 84.《ネタバレ》 事故による昏睡から目覚めると、人に触れただけでその人の過去や未来が見えてしまうという能力を持った男の話ですが、今観てみると取り立ててもの珍しい設定でもなく、意外な展開などもない地味なものでしかありませんでした。ウォーケンの哀愁に+1点。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-04-30 00:27:55) 83.クリストファー・ウォーケンにやられました。ここまで切なさを表現できる人っていないんじゃ? 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-08-21 12:51:40) 82.《ネタバレ》 期待しすぎて鑑賞したせいか、今ひとつだった。クリストファー・ウォーケンが非常によい演技をしているのは重々承知で表情も至極上手いのではあるが、いかんせん時代なのか物語の運ばれ方が…。海外ドラマシリーズ放映されているが、話数がワンさかで見終えるのに一体何年要するか…と思案すればするほど、この作品の出来映えが残念でならない。 【成田とうこ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-05-23 19:44:18) 81.《ネタバレ》 スティーブン・キングの作品はどれもシンプルなアイデアなのに執拗な心理の書き込みによって登場人物に感情移入させる。この作品もそう。 脚本は比較的淡々と進むが、これはこれでよいだろう。 キーマンとなるのは元婚約者。この人の家からの帰りで事故に遭うことになる。 五年後、再会して少し静穏な心を取り戻す。これで記者会見となるのだが、ひともめして、母の死亡、実家に閉じこもる。 子供と一緒に尋ねてきたとき関係が戻って明るくなり、連続殺人捜査に協力することにする。だが殺人犯の母親に撃たれて負傷、一人で閉じこもることになる。 家庭教師をしている少年とのエピソードではからまないが、上院選挙のボランティアとして登場、握手して議員の未来をみるきっかけをつくり、暗殺時も元婚約者の赤ん坊が楯となる。そして主人公を看取るのも元婚約者。また真実を記した手紙を書いた相手も元婚約者。 普通結婚し、子供のいる主婦が、五年間も昏睡状態となっていた元恋人と関係が戻らないと思うのですが、そこは恋愛の神秘。女性のほうから身をまかせます。 「もし若いときのヒットラーに会ったら殺すか?」という質問ですが、 歴史が変わればいいわけで殺す必要はないでしょう。 いい就職口を見つけてやるとか、いい結婚相手を見つけてあげるとか。 平凡な人生を送らせてあげればいいでしょう。 それでも心配な場合は、顔を焼くとか、盲目にするとか唖にするとかして、カリスマ政治家になれないようにすればいいですね。 それにウォーケンさん、そんな急ぐ必要はないでしょう。核戦争は、まだまだ先のことですから。未来を変える能力があるんですから、じっくりと機会を待ちましょうよ。 わざわざ大衆の面前で射殺する手段を選ぶこともないでしょうに。 少人数のとき、支持者を装い、そっと近づいたほうが確実です。 完全犯罪にすれば悲劇は起こりません。自分が犠牲になることはありません。 もっともこれは悲劇を際立たせるためのキングの演出なのですが。 低予算ながらよくできている映画と思います。 【よしのぶ】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2008-05-12 16:07:42) 80.なんのために?それを誰にも知らせず死んで行くのです。 男じゃないですか! ドアを閉めて泣くシーンがつらい。 しかし、マーティンシーンはこのころすでに熱かったのか。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-15 19:09:35) 79.現時点でクローネンバーグの最高傑作。キングの長大な原作をコンパクトにまとめた脚本も良い。寒々しい冬景色に、C・ウォーケンの孤独な瞳が印象に残る。未来予知能力を手に入れてしまった者の悲劇。「タイムスリップできたらヒトラーを殺すか?」という質問が痛々しく、暗殺者の孤独が窺える。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 21:48:48) 78.昏睡状態から5年経ち、予知能力を持った主人公が、上院議員が核兵器のスイッチを押すのを阻止するって目的に比べると、話があまりにこじんまりまとまっている気もしましたが、演出にムダがなく、出演陣の演技も見事で素晴らしかったです。淡々と進むクローネンバーグの演出と、サイキック的な部分をクローズアップせず、人間ドラマに重点を置いた点が完成度を高めたと思います。「君には5年前でも、僕には昨日の事さ」が切なかった・・・。欲を言えば、主人公が正義感に目覚める精神的なプロセスをもう少し細かく描いて欲しかったかな?とも思いました。でも中だるみが全く無い秀作です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-03 23:46:24)(良:1票) ★77.彼が目覚めてからの生活を淡々と見せる。 母の心配、父の悲しみ。 生徒との絆。 何度見ても切なくなる。 クローネンバーグとは思えない胸に迫る演出でしんみりとさせておいて 連続殺人鬼の捜査のために保安官に協力するあたりから 話は壊れた方向へ…。 自分がこの世に生まれてきたことには何か意味がある。 自分の今の状況にも何か必然がある。 人はそう考えなくては生きていけないのかも知れません。 そして、あのラストを迎えてしまいます。 彼の見たのは未来か彼の悲しみに壊れかけた精神が見させた妄想か?。 何も確証はありません。 そう思うといっそう悲しくなります。 それがこの映画を私に何度も見させるのでしょう。 【アホをどり】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-03-20 09:43:39) 76.脇役、助演で素晴らしい演技を披露するクリストファー・ウォーケンですが、代表主演作品といえば、この一本でしょう。彼の主演あればこそ、心に残る映画となりました。 せつなすぎる名作です。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-02-03 09:10:35) 75.《ネタバレ》 ただひたすら切なくて物悲しい。ただ大統領候補の話は少し納得がいかない。目的の為には手段を選ばずという感じがする。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-23 17:47:35) 74.《ネタバレ》 カナダの寒々しい風景の中を、今にも消えそうなくらい儚い姿のウォーケンが歩く。その絵面に乗せられたストーリーが「望まない超能力を手に入れた男の孤独な戦い」なのだからこれはもうピッタリではないか、と。原作の(心情から背景からグロい部分まで)丁寧すぎるほどの描写が削られたのはちょっと寂しいですが、アレをすべて詰め込んだらとんでもない上映時間になるのでこれくらいでちょうどいいかもしれない。「もし若い頃のヒットラーに会ったら、あなたは彼を殺すか?」「ああ、殺すさ」このセリフがとても印象的だった。 【なな9】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-23 00:31:13) 73.《ネタバレ》 大統領候補の話は最後ほんのちょっとだけなんですね。なんか単発の話をくっつけていった感じで、面白い設定をいかしきれてない感じがする。 【θ】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-18 18:12:31) 72.《ネタバレ》 主人公が手に入れた能力は明らかに人より優れた能力。人の役に立つ能力です。そのため多くの人が彼に救いの手を求めてきます。しかし彼の能力は求めていても、決して彼自身を認めているわけではありません。“彼の力を求めること”と“彼の存在を認めること”は似ていますが別のことです。得体のしれない能力を持つ主人公は、普通の人からみれば化物。そこまで思わない人でも、なんとなく気持ちが悪い存在だったでしょう。そういった雰囲気は、面と向かって言われなくても本人は痛いほど感じるものです。だから彼は孤独だった。能力を役立てようとせず、ひっそりと生きる道を選んだのだと思います。最後に主人公が取った行動は、全人類を救う英雄的な行動でした。しかし自らの死が伴うことも知っていたはず。何故彼はそれでも行動したのでしょうか。多大なる時間とかけがえの無い人を失った人生。優れた能力があっても孤独な生活。彼はやはり絶望していたのでしょう。しかし絶望の中に「人類の未来を救う」という希望を見出した。その希望に向かって進むのは必然だった気がします。彼の最後の行動にやりきれない切なさを感じるはずです。それは私達が、報われないこと、正当な評価がされないことがどんなに辛いことか知っているからです。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-06 19:59:43)(良:1票) 71.無駄なく引き締まった進行の序盤中盤もなかなかですが、物語上のすべての要素を一気に解決してぴたりと着地するラストにはびっくりしました。すでにたくさん書かれていますが、主人公の憂いを漂わせた演技が何ともいえない印象的な雰囲気をつくり出しています。つまり、大活躍してヒーローになることなく、独力できちんと前に向かっているのがいいのです(だからこそ、最後の切なさが増幅されています)。なお、原作も読みましたが、やや冗長な部分もある原作に比べ、重要部分にきちんと焦点を絞り、さらに原作にない部分を巧妙に加え、綺麗に映像化していると思いました。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-18 17:03:56) 70.スティーブン・キング特有の物語性とクローネンバーグ演出が絶妙ならマッチングにより出来た傑作。ウォーケンのベストアクトだと思います。 【カイル・枕クラン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-17 22:02:50)
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