みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 五人の友情と宝くじで十万フラン当てたところから始まる夢の様な物語。五人は固い友情と結束で川辺の土地を購入しレストランを共同で経営することになる。しかしこの幸福は長くは続かず一人、また一人と去って行くことに。白黒ならではの光り輝く美しい映像と楽しげな音楽が悲し過ぎるラストをさらに劇的な物にしている。 美しい女が一旦プライドをズタズタにされると悪魔の様な力を発揮する事がよく分かった。 今見終わったばかりだけどこのラストシーンはトラウマになりそうな程強烈なパンチがあり、しばらく頭から離れそうにない。 ハッピーエンドのバージョンもあるらしいのでそちらも是非見て見たいと思う。 【仁】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-22 00:13:00) 3.友情の崩壊ストーリーよりも、田園の美しさに見惚れた。田園っちゅうか、川沿いのあたり、川遊びとかね。白黒だと木々の色が出せなくて駄目だろうと思いがちだが、かえって光に敏感になるので美しい。冒頭から木々の並びを流す画面だった。堪能堪能。開かれた祝祭気分の仲間うちの世界、これが一人ずつ去っていくことになるんだが、完全に分解しないで、最後二人だけで友情よみがえって終わったとしても、ちっとも甘くないと思うよ。悪女にリアリティなくても、それに振り回される男のほうに説得力があるからいいのね。みんなで瓦を飛ばされないように屋根に寝たのが一番の思い出だぜ、なんてのがいい。この監督は、巨匠というより名匠という言葉が似合う。(ハッピーエンドの版もあるらしい) 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-11-02 10:04:56) 2.《ネタバレ》 「望郷」と同じ監督、そして、主演もこれまた同じくジャン・ギャバンによる男達の友情と一人の女の登場によって、友情が崩れていく模様が描かれている。相変わらずジャン・ギャバンの渋い演技が味わい深い。男五人のそれぞれ別の仕事を抱えている中で共同して買った宝くじが当り、みんなで小さなホテルを作ろうとする。順調に行っていたかと思ったものの、それも一人の女の登場でどんどんと話は深刻になってく。男の友情に絡んでくる女の怪しさ、色気、悪女ぶりが女の恐ろしさを感じると共に惨酷さを感じるこの何とも悲しくも切ない物語に個人的には同じ監督、同じジャン・ギャバン主演でも「望郷」と比べるとこっちの方が私としては好きです。仲間の一人を射ち殺したジャン・ギャバンの横で仲間の一人の恋人からの贈り物である時計の鐘の音が鳴るラストシーンはこの映画の終わり方として最高の終わり方ではないだろうか! 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-02-03 21:23:19) ★1.《ネタバレ》 ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の描く情感が、自分はたまらなく好きです。この作品も開始早々から"ぷふぁ-っ"と喉ごしよく楽しめます。5人の仲間で買った宝くじが当たって10万フランを得て、共同で別荘を作る夢を語り合うシーンとか最高です。若きジャン・ギャバンもカッコいいし、何よりも魅惑のヴィヴィアンヌ・ロマンス!この女は怖い。ただし、自分が観たビデオは日本公開版とは異なるラストシーンのようで、本当はそっちを観てからコメント書くべきですよね、すみません。 【よし坊】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-03 00:38:39)
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