みんなのシネマレビュー

銀河鉄道の父

2023年【日】 上映時間:128分
ドラマ伝記もの小説の映画化
[ギンガテツドウノチチ]
新規登録(2023-05-06)【ぶん☆】さん
タイトル情報更新(2024-03-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2023-05-05)


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監督成島出
キャスト役所広司(男優)宮沢政次郎
菅田将暉(男優)宮沢賢治
森七菜(女優)宮沢トシ
坂井真紀(女優)宮沢イチ
田中泯(男優)宮沢喜助
脚本坂口理子(脚本)
音楽海田庄吾
主題歌いきものがかり「STAR」(ソニー・ミュージック・レーベルズ)
撮影相馬大輔
製作木下グループ
配給キノフィルムズ
編集阿部亙英
録音松本昇和
その他文化庁(支援)
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【クチコミ・感想】

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4.本は好きなのだが,宮沢賢治の作品は読んだことはないし(学校で部分部分は読んだことがある),本作の原作も未読です.
父よりも宮沢賢治のぶっ飛んだ感じに驚きを禁じ得ない.
遠野市のめがね橋が綺麗だった.
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2024-11-10 20:27:41)
《新規》


3.《ネタバレ》 この映画でも、クライマックスでは引用されていますが、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』って何度読んでも本当に善いコト言ってるよな…と思うのですよね。だから、根本的には彼の伝記映画である今作も、そのテーマの部分については誰しもが絶対、全く興味が無いなんて在り得ない、とも言って好い様な普遍的で手堅い題材だ…とまずは思います。加えて、今作はそれを明示的に彼の家族の「複数視点」から語る…というコトで、2時間の映画のドラマとしてもまた確実に手堅く仕上がっているとも思いますし、タイトルにある通り彼の父親=役所広司さんに対しては特に、感情移入も非常に容易で、だから全体としてもより観易い…とも言えるかと思うのですね(⇒たぶん、宮沢賢治本人というのは、こういう場合に必ずしも感情移入し易くて+2時間を眺めてゆき易い、という人物でもないのかな~とは思ってますよね)。

再度、観易く分り易く共感し易い宮沢賢治の伝記映画…という時点でその価値は十二分だと思ってはいるのです。ただ、観易い一方で(逆に必然)賢治本人に対する掘り下げや解釈は浅くなっている様に思えたのも確かで、此処は完全にトレードオフとして致し方無い部分かも知れませんかね。全体としては演者のクオリティもごく行き届いていたコトも踏まえて(⇒役所広司さんはやっぱ凄いな~とまた思いましたが、菅田将暉さんの安定ぶりも負けず劣らず、プラス森七菜ちゃんもアクセントと言うか要所で立派に美味しく目立っててこのコもやっぱ凄いな~とは思わされてしまいました)いったんこの評価とさせて頂きます。また、宮沢賢治作品を色々読みたくなってしまいましたよね。 Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 6点(2024-03-09 16:22:01)

2.<原作未読>映画を観て泣きたい!という人の期待にはある程度応えてくれるであろう作品。自分はそういうタイプではないから演出が若干過剰に感じたりもした。それとエンディング曲がイマイチ合わなかったなー。ラストシーンは良かったのに。 リーム555さん [映画館(邦画)] 6点(2023-05-11 22:30:13)

1.《ネタバレ》  以前、花巻を訪れた際にご家族の映像を拝見したことがあり、この家族に囲まれている中での賢治であったのだなと感じたので、今回、家族に囲まれる賢治をみてきました。
 期待を背負って生まれてきた賢治でしたが、自意識は高いものの何者にもなれず、苛立ちが高まる中、妹の死、自らの死を見つめるようになって紡ぎ出された珠玉のものがたり。
 当時、結核は不治の病で、身体は衰えていくものの精神は研ぎ澄まされ、「永訣の朝」などに結晶していきます。
 映画ではやや乱暴な賢治だったので、穏やかな作風との違和感をちょっと感じてしまいましたが、暖かい家族愛の映画です。
 街のロケ地は岐阜県恵那市とのことですが、高台から見た一面の畑は花巻の風景のようでした。 ぶん☆さん [映画館(邦画)] 6点(2023-05-09 22:36:05)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.75点
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