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堕天使のパスポート

Dirty Pretty Things
2002年【英】 上映時間:97分
ドラマサスペンス犯罪もの
[ダテンシノパスポート]
新規登録(2004-07-29)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2015-04-19)【8bit】さん
公開開始日(2004-08-07)


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監督スティーヴン・フリアーズ
助監督ミック・オーズリー(第2班監督)
キャストオドレイ・トトゥ(女優)シェナイ
セルジ・ロペス(男優)ファン
キウェテル・イジョフォー(男優)オクウェ
ジャン=フィリップ・エコフェ(男優)ジャン=リュック
ベネディクト・ウォン(男優)グォイ
ソフィー・オコネドー(女優)ジュリエット
脚本スティーヴン・ナイト〔脚本〕
音楽ネイサン・ラーソン[音楽]
主題歌デヴィッド・バーン〔音楽・1952年生〕"Glass, Concrete & Stone"
撮影クリス・メンゲス
製作ロバート・ジョーンズ[製作]
製作総指揮ポール・スミス〔製作総指揮〕
配給東芝エンタテインメント
特殊メイクマシュー・スミス
特撮フレームストアCFC(視覚効果)
編集ミック・オーズリー
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


23.《ネタバレ》 不法滞在移民の問題は非常にデリケートで、正直「不法滞在を受け入れる度量を持て」と簡単には言えません。が・・・・・不法滞在者の足元を見て、自分の利益のために上手く利用しようとする輩は許せません。しかし、だからと言って主人公達の行動に爽快感を得たかというと、そこまでではなく・・・という感じで、これこそがこの作品の伝えたい事なのかなと思いました。
TMさん [地上波(字幕)] 8点(2014-12-24 23:25:09)

22.《ネタバレ》 終盤のミッションを避けて通れぬミッションとするために不法移民の人権無き生活が描かれているのかもしれないが、その一つ一つが重い。重すぎる。ここまで生々しいものを見せられたら、終盤のミッションが痛快ではあるけれどちょいとファンタジックに過ぎると感じてしまう。重いといってもただ重いだけで深さが無い。娯楽がメインだから深さはいらんというのなら重さもいらん。社会派とサスペンスとラブストーリーを巧みに絡めたお話はよく出来てはいるんだけどね。 R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-26 14:32:29)

21.話は重いのに軽い展開。 たこちゅうさん [地上波(吹替)] 5点(2010-12-29 21:56:30)

20.「ポルノグラフィックな関係」を観て気になりだしたセルジ・ロペス目当てに観賞。
邦題からはどことなくファンタジックな感じがしたけど、真面目で重い内容でした。
実は私、腎臓を三つ持ってます、たまに冗談で「いざとなったらひとつ売る~」なんて言うことがあるけど、これを観て少々自己嫌悪に陥りました。
「たぶん大昔から今もずっとどこかでそういうことはあるんだろう」という認識はあったことだけど、やっぱりやりきれないですね。不法移民のそれぞれの事情じゃなく、違う視点で考えさせられる映画でした。
オクウェを演じたキウェテル・イジョホーという黒人俳優さん、なんとハンサムで魅力的なんでしょ、検索したら「キンキーブーツ」のドラァグクィーンのローラでした、びっくりです。「ラブ・アクチュアリー」ではキーラ・ナイトレーの結婚相手ですよね?この人、国籍はイギリスだけど両親は本作と同じナイジェリア出身で、ただ結構恵まれた環境で育っているみたい。この映画に主演した思い入れはかなり強いんじゃないかなあ、なんて思いました。
そしてここではすごくイヤな役なんですけど、やっぱりセルジ・ロペスいいわ~。
「ハリー見知らぬ友人」も観たくなりました。 envyさん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-11 12:51:15)

19.パスポートを手に入れるために腎臓と交換する人もいるなんて、大変ショッキングな場面も数か所出てきたりして興味深く自由に暮すだけなのが困難な人たちを描いた、なかなかいい映画でした。 白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-29 00:16:42)

18.《ネタバレ》 サスペンス仕立てにしたために、全体的に言いたいことがぼやけてしまった印象の映画です。この映画におけるNYは移民たちが作り出した幻想の楽園ですよね。辛い現実を耐えるための夢というか。そういった移民たちの夢にはほとんど触れず、サスペンス部分とラブストーリー部分だけに注目して作られているので移民たちがNYに憧れる切実さがいまいち感じられません。なぜNYなのか。とにかく現状から脱出出来ればどこでも良いのか。その部分がまったく描かれていません。辛い現実ばかり並べ、だからNYに行きたいんだと言われても説得力に欠けます。といったように全体的にピントがずれて惜しい感じのする映画でした。 kirieさん [地上波(吹替)] 5点(2010-06-14 18:14:50)

17.《ネタバレ》 移民局の男達を悪役風に描いているが、肝心の捜査は最後のツメが甘かったり。最後に悪の支配人が騙されて、スカッと爽やか♪ 山椒の実さん [地上波(吹替)] 5点(2010-04-19 23:42:48)

16.主人公2人の生活もいろいろ重いのですが、そこに腎臓云々という別ベクトルからの重さがやってきて、しかもその両者があまり上手く融合していません。よって、何かバランスの悪い空気が漂っています。テーマソングがデヴィッド・バーンというチョイスは、作品の多国籍状態となかなかフィットしていてセンスが良いので+1点。 Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2010-03-07 23:03:12)

15.《ネタバレ》 そう来るかって感じでした マーガレット81さん [地上波(吹替)] 6点(2009-10-05 20:44:27)

14.これとアメリとスパニッシュ~を観ただけでオドレイ・トトゥの出身国がトルコだと勝手に勘違いしいました。アイドル映画としても、社会派映画としてもインパクトに欠ける気がしました。 色鉛筆さん [地上波(字幕)] 4点(2009-03-22 22:21:52)

13.《ネタバレ》 複雑な社会問題を絡めた映画になってます。人の良すぎる主人公が、自分のことだけでも大変なのに、人の苦労までも背負ってしい、トラブルに巻き込まれていきます。移民や臓器売買の問題、それに宗教観を絡ませて、味わい深い作りになりました。空港で、声を出さずに交わす言葉が、胸に響きます。 shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-17 18:54:46)


12.80年代アイドルの歌謡のような邦題です。しかし内容はディープな社会派ドラマでした。不法滞在者。それは存在を許されない弱き者。弱者が生きるには、何かを捨てなければならない。しかしそこに“希望”があれば捨てられるのが人間です。不法滞在者にとっての希望はパスポート。パスポート=生きる資格。生きる資格を得るために死ぬという不条理。弱者がいれば、それを食い物にする強者がいるという現実。弱肉強食の世界です。人間も野生動物と何ら変わりがない、これも自然の摂理と言われてしまえばお終いですが…切なすぎます。印象に残ったのは、自国を「この美しい国」と表現した強者の言葉。愛国心と排他主義が入り混じった重いが嫌悪を感じる言葉です。深刻な内容のわりには、見せ方が上手く、純粋にドラマとして楽しめます。何より良いのが主役の黒人男性。魅力的な、いい表情を見せる役者さんです。娼婦役の黒人女性も素敵です(美人じゃないけど可愛いなあ)。オドレイ・トトゥは大黒摩季のようでした。 目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-16 18:36:22)

11.《ネタバレ》 日本人にとってはなじみの薄い移民の話で。臓器売買の話って言われてもいまいちピンと来ない。今英国に住んでるんですが、ロンドンは確かに色んな人種の人多すぎ。あの中に本当にこんな現実はあるんだろうか、やっぱり映画だから誇張してるのかな・・とか見終わった後に色々考えさせられました。原題直訳の「汚くて綺麗な物事」っていうのが、なんとなく分かった。(堕天使~って邦題はちょっと・・。言いたいことは分かるけど・・。堕天使って・・。)最後の2分間は移民とか臓器の話がなく普通にラブストーリーとして見たら相当ぐっときた。思いを伝えず、もうあの二人は二度と会わないんだろうなぁ・・。 ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-01 21:26:19)

10.《ネタバレ》 自分があの立場だったらとか色々深刻に考えてしまいました。シェナイがNYへ行くという夢のために正気を保てればいいなと思ってたけど、そうならなくて悲しい。どの国もそうだと思うけど、表と裏があるという怖さを感じる映画でした。でも、そういう強い印象を与えてくる映画としては良かった。 Geneさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-20 03:02:53)

9.《ネタバレ》 なんというか、映画がホルマリン漬けの色なのですよ・・

鑑賞中は食事しないほうがいいです(笑)
腎臓を売って偽造パスポポートを作り夢の国外へ・・
社会派映画としてはわかりやすいんですが、
どうも描写がキモイのと主人公たちの本当は身勝手じゃあないのかという思いに、
共感もできなかったし逆に元締めである闇の支配人=仲介者のいうことが的を得てて、
悪い奴はわかるんだけれどもこいつの言う道理もわかるんだよ・・と、
私が日本人だから特にそう思ったのが正義や悪とかの問題ではなく、
そこで我慢できないものが他の場所を求めてもおなじ事の繰り返しだと。
本当に夢を追って新天地に生きたいならば他にも方法があるわけで。
その努力ができないならばそこで我慢して働けば?とちょっといらいらしました。
もちろん主人公の黒人はあとで無実の罪に国を追われたと弁明するも、
それは一部でもあり厳しい見方をすれば国にいられなくなったわけは他の移民にもある。
法の抜け道を通って別の安息地を探すのならまずはその償いを忘れてはいないか?
それが無実というのは主人公の設定であり他の不法侵入者はどうなんでしょうか。
そこにふれてはいないしましてや自分が選んだロンドンが住みにくいからといって、
ひとつの腎臓を命の危険を犯してまで売る。
次の場所でも差別や法務局の監察から逃げるため残りの腎臓も売ったら、
何が残ると言うのでしょうか??
たぶんそういうことを問いかけたかった真面目な映画なのでしょうけれど、
恋愛が絡んだ演出がどうもモサッとしていてこれは自分らのことしか考えていないのでは・・
といらいらしながら後半に入ったのです。
そして最大に腑に落ちなかったのが、
彼女が本気でN.Yに行きたかった理由がイマイチ伝わらず説得力に欠ける。
工作員や不法侵入者のスパイサスペンスを期待したので、
やけにシリアスで暗い映画鑑賞になりました。
ただ、真面目に底辺でもがく人々たちのどうにもならない運命はわかりました。
音楽がよかったことくらいですね・・
デヴィッド・バーン と調べてわかったのですが、
彼の前いたグループがトーキング・ヘッズというのも知りませんでしたが、
このメンバーがバラバラに集まりユニットを組んだトムトムクラブというグループ、
それを調べてわかりちょっと嬉しかった。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-20 04:04:26)

8.日本人にはなじみの薄い問題だなぁと思いつつも色々と考えさせられますね。日本も難民を受け入れたらこの作品みたいなことになるのかな。シェナイがオクウェの顔マネをするシーンとダンスするシーンがお好きです。それとファンの腎臓を抜き取るアイデア。スカッとするね。 とむさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-08 23:07:31)

7.《ネタバレ》 自分は移民でも不法入国者でもないので(当たり前だ)、ちょっと主人公たちの気持ちに理解し難いところもあったけど、実際にこういう臓器売買等の実態があるのかもしれないと思うと遣り切れない気持ちになります。普段我々が何気なく日常の中で感じている"自由"、その自由への代償を支払わなければならないという現実が存在する事実。最後に彼らが取った行動は決して正当化できるものではないですが、純粋に愛する者を救う為だという理由で素直に納得できました。事実スカッとしたし。それからオドレイ・トトゥはやっぱり才能ある役者さんですね。「アメリ」や「愛してる、愛してない…」でのブッ飛んだ役柄から、こういうシリアスな役までこなせるとは。これからも一歩一歩着実に俳優としてのキャリアを積み重ねていって欲しいです。 かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-11 17:12:38)

6.厳しいんだか甘ったるいんだか、よくわからない映画でした。シビアに徹することができれば佳作になり得たのにもったいない。アメリのおっぱい見ちゃったよ・・・。 Robbieさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-27 23:02:38)

5.(冒頭の10分間程をつい見逃してしまった事を念頭に置いてのご感想なんですが) 正直言わせてもらえば、難しいです。ある程度のあらすじを知ってから観るべき作品ではないでしょうか。ましてや最初のほうを見逃しようもんならば、面白味も半減してるというか、とんでもないです 途中からでは二人の関係がさっぱりでして 終始わからなかった(++)うげげげげえ~  と、そしてハッキリ言える事が実はもうひとつなんですが、オドレイだからってあのアメリのテンションをそのままイメージしていたなら大変痛い目にあってしまいましたね。 まあさ、あのテンション引きづって来られる方って まあそうそういないだろうとは思っていますが、でも実際には私がそのパターンだったので~  短絡的なおバカさんだったので~(^^;) 3737さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-21 00:00:04)

4.◇オドレイ・トトゥが出てるのでもうちっと明るい話かと思っていたらかなりシリアスな内容でした。最後は希望が持てる感じでホッとしました。◇日本では、アジア系ではない=外人 になるわけなんですが、欧州だと見かけだけでは外国人なのかどうかってわからないんだなぁとなんだか当然のことをしみじみ思ったりしてました。(難民制度自体が、日本ではどうしても身近な問題ではないことを痛感) ハクリキコさん 7点(2005-03-21 22:09:16)

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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.17点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.35% line
428.70% line
5521.74% line
6417.39% line
7626.09% line
8521.74% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
脚本賞スティーヴン・ナイト〔脚本〕候補(ノミネート) 

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