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自虐の詩

Happily Ever After
2007年【日】 上映時間:115分
ドラマラブストーリーコメディ漫画の映画化
[ジギャクノウタ]
新規登録(2007-09-26)【ジャッカルの目】さん
タイトル情報更新(2024-10-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-10-27)


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監督堤幸彦
演出諸鍛冶裕太(アクションコーディネーター)
キャスト中谷美紀(女優)森田幸江
阿部寛(男優)葉山イサオ
アジャ・コング(女優)熊本さん
カルーセル麻紀(女優)福本小春
西田敏行(男優)森田家康
名取裕子(女優)美和子
遠藤憲一(男優)あさひ屋マスター
佐田真由美(女優)森田秋子
岡珠希(女優)中学時代の幸江
丸岡知恵(女優)中学時代の熊本さん
Mr.オクレ(男優)喫茶店店主
蛭子能収(男優)新聞販売店主
松尾スズキ(男優)中年男
竜雷太(男優)組長
谷津勲(男優)
斉木しげる(男優)小春の夫にそっくりな訪問販売の男
島田洋八(男優)ポン引き
出演斉木しげる小春の夫(写真)
脚本植田博樹(ペンネーム「里中静流」)
音楽澤野弘之
志田博英(音楽プロデューサー)
主題歌安藤裕子「海原の月」
撮影唐沢悟
製作遠谷信幸
島本雄二
松竹(「自虐の詩」フィルムパートナーズ)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(「自虐の詩」フィルムパートナーズ)
ジェネオンエンタテインメント(「自虐の詩」フィルムパートナーズ)
電通(「自虐の詩」フィルムパートナーズ)
エイベックス・エンタテインメント(「自虐の詩」フィルムパートナーズ)
松竹ブロードキャスティング(「自虐の詩」フィルムパートナーズ)
製作総指揮迫本淳一
企画細野義朗
プロデューサー植田博樹
配給松竹
特撮野崎宏二(VFXスーパーバイザー)
美術相馬直樹[美術]
編集伊藤伸行
照明木村匡博
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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15.《ネタバレ》 漫画を読んでからの鑑賞です。
週刊宝石連載時から知ってはいましたが、あまりにもオヤジ臭い雑誌だったので未読のまま単行本を購入しました。
4コマ漫画と映画はテンポが違うので、原作好きの方にはイメージが違ってしまってるかもしれません。
前半はくどかったけど、後半のテンポは良かったです。
それにしても、エルメスさんもすっかり不幸女優になってしまいました。 山田錦さん [映画館(邦画)] 6点(2007-11-27 11:17:44)

14.BSマンガ夜話がきっかけでブレイクしたこの作品ですが,私もその時上下巻を一気読みした口です.その時感じた「それほどでもない」感が,映画でもやはり同じでした.この作品の中で爆笑を想定して,実際に周りの方が爆笑していたシーンで,私は何故か笑えませんでした.何故なのかは自分でもよくわかりません.世代ギャップなのかも知れません.或いはこういった貧乏で不幸な主人公のような状況をあまり想像できないせいかも知れません.だから逆に感動で涙を流すであろうシーンもそれほどとは感じませんでした.そのせいか「人生には意味がある」という台詞がどうも空回りしているような印象でした. マー君さん [映画館(邦画)] 6点(2007-11-20 23:16:42)

13.《ネタバレ》 今年の邦画最高峰というと褒めすぎか。原作の哀愁感というか、人間の孤独と偉大さを描ききる感じをなんとも良く映画に落とし込んでいる。一見して表面的にはろくでも夫婦でありながら、その過去いきさつを順々に描いていくことで、人の縁と生のなんとも悲しく愛しくあるのを感じさせるやり方は原作そのままに、観る前と観た後の自分の心のあり方を変えさせてくれる。役者も良く、すきがない。最後の安藤優子の曲も良い。もう一度みたくなる映画。 JUKEさん [映画館(邦画)] 9点(2007-11-15 00:28:10)

12.その髪型、なかなかお似合いですよ。 アスモデウスさん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-12 21:29:51)

11.《ネタバレ》 原作を事前に読んでから映画館へ行きました。映画をいきなり見た人には判りにくい事も、原作にはしっかり説明がありますので、見る人は原作を見てから行った方が楽しめると思います。私は原作を読んでおいて良かったです。中谷の演じる大人の幸江も良かったですが、中学時代を演じている岡珠希さんと言う女優がとても良かったです。幸江と丸岡さんのエピソードは最高に良かったです。再会のシーンは原作と違いますが、アジャの演じる大人になった丸岡さんが子供時代と似ていて驚きました。エンディング後にも話が続きますので、最後まで見ないとですよ!!原作には出てこないシーンで嗚咽しそうになりました。幸せってなんだろうって思っている人は見てみると、生きる気力が生まれるかもしれない作品です。僕は1800円分楽しめました。 ペスカトーレ手塚さん [映画館(邦画)] 9点(2007-11-09 22:45:00)(良:1票)

10.《ネタバレ》 笑みは浮かばず、目頭の温度も一度たりとも上昇しなかったと言えば閻魔様に舌を抜かれますが、かなり気になる部分があったのも事実で忌憚のない意見を述べさせてもらいます・・・。
 醤油だの何だの散々ぶちまけといて染みのない畳は生活臭に欠けるなんてことはコメディなんだから別にどうでも良くて、問題は笑わせたいのか涙腺をグチョグチョにしたいのか良く分からない一貫性の無さにあると思います。例えば、しつこいぐらい見せるスローモーションのちゃぶ台返しは、赤ちゃん談義で見せる通常速度のちゃぶ台返しへの伏線となっていますが、他については巧く繋がっているとは思えません。そもそも展開が読めるだけでなく反復が多く、出てくる画までだいたい分かってしまうのは安心感はあるもののつまらなさも感じてしまいます。さらに夫が病院に駆け込んで行く最高潮の場面で長い回想に突入してしまう歯切れの悪さ。キャラクターについても同じでユキエとイサオの馴れ初めはくどいくらい描かれているのに何故に人格が入れ替わったのかは省略されていますし、ラーメン屋の親父や熊本さんなどは面白いキャラクターなのに物語に絡めきれていません。特に熊本さんは夫の弁当を横取りしてしまうくらいの大切な人であるにもかかわらず、私には全く重要人物には見えませんでした。 それと中谷美紀さんはこの映画をかなり支えていますが、同時にこの役には奇麗過ぎるとも思います。もっと普通な感じの女優さんが良かったかなと。だって中谷さんに「…っ行かないで」なんて言われたら諸手を挙げて降参でしょ。 ミスター・グレイさん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-09 18:17:41)(良:2票)

9.なぜ何度もちゃぶだいをひっくりかえすのか
?それは、ちゃぶだいをひっくり返した後、あとかたずけをするひとの心情と、おぜんをひっくり返したひとの、その後の心情が痛い程、よくわかるからです。人はとっても強いもんだと思うが、時として、非常に弱い。
 わたくしごとだが、わたしは、じつの母親に何度か、手をあげてしまったことがある人間です。わたしは、自分がそんな事をしてしまったことによる、心の痛みは、一生消えないです。非常に冷静に、あっさりとしたひとこと言えるとすれば、”人間短気は損気”です。
この映画の若い頃の”幸江ちゃん”がとっても、愛おしいです。映画はまあまあでしたが、ジャージ姿の幸江ちゃん、親友の作ってくれたたいせつなお弁当をほおばる幸江ちゃんの事を思うと、、、、、、、、やはり、最高に、幸せになってほしいです。若いころの幸江ちゃんに乾杯!
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 8点(2007-11-07 23:38:17)(良:1票)

8.《ネタバレ》 阿部寛のパンチパーマとちゃぶ台返しの情報しかしらないで観に行きました♪『嫌われ松子』以来の中谷美紀ちゃんファンなので・・・。まったく美紀ちゃんは、薄幸な女性を演じされたら天下一品ですね~!最初、あんなダメ男にどうして・・・って思ったけれど、観終わったら、二人が羨ましいほどの素敵な関係。どうせ、たった一度の人生なんだもん。いいじゃん、こんな濃い人生!年中、警察に頭下げに行ったり、病院に駆け込んだりと、普通の人なら一度あるかないか(笑)の出来事が日常にあっても、マスター(遠けん最高!)やカルーセル麻紀演じる、これぞ大阪の未亡人って感じのオバチャンに愛されてる。すごく素敵だったなぁ!ちょっと回顧シーンが長い?と思ったけど、観終わって、あれがあったからこそのラストシーンなんだってそう思いました。笑えて、泣けて・・・最高!そして、主題歌がとても良かったデス。 らふらんすさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2007-11-04 20:57:40)

7.《ネタバレ》 本作は、気仙沼時代と大阪での生活の2本が絡み合っています。
そして、どちらの場面でも幸せはどこにあるんだと幸江は捜し求めて生きています。
でも彼女は、不幸そうに見えて実は身近な(小さな)幸せに囲まれていたのです。
それに気がついたのか。それともそういう風に考えるようになったのか。
客観的には悲惨そのものの人生だけど、どこに光を当てるかで見え方は
変わってしまうものなのかもしれません。
「幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。人生には明らかに意味がある」
って言葉はいいです。勇気付けられます。
最初のお笑いのパートのテンポが悪い点、イサオの愛情はあまり伝わってこなかったこと
に不満がありますが、中谷美紀の熱演も子役の二人もすばらしかった。
熊本さんとの感激の再会シーン、エンドロールの後のラストシーンもどちらも素敵でした。
不覚にも涙がでてきました。

飴おじさんさん [映画館(邦画)] 7点(2007-11-03 23:08:44)

6.《ネタバレ》 原作未読で観ました。
中学生の時のエピソードと「熊本さん」との友情には泣かされました。
再会する時も名前を呼び合うだけで、時間も空間も超えてしまえる強さを、二人の女性がつちかいながら成長したいったことに感動しました。
中学校の教室の隅にひっそりといる「こういう女子たち」を描いた作品は、これまで観たことがなかった。
必ずクラスにふたりぐらい、こういう子っているんですよね。
どうしても「松子」と比較したくなる作品ですが、
「森田・熊本」部分だけでも、この映画の価値はあると思います。
どんな時も、どんな環境でも、誰かが支えてくれていることに気づくことができれば
人は生きていけると思える。
「松子」と「ちょっと似ていて、ちょっと違う」女性映画です。
*~DVD化されて再度、鑑賞~
この映画のメッセージが最後の幸惠の「幸も不幸もない。人生は素晴らしい。」というセリフに凝縮されていることを痛感しました。
気仙沼時代にイジメられ、女子グループに駒として利用され、互いに傷つけあう中で、生涯続く「熊本さんとの友情」という「宝」を得る。
ダメ男のイサオを支え、ダメ父まで抱え、喜ばれない妊娠、更に事故にあう・・という中で知る「支えられている幸せ」。
キリスト教の「貧しきものは幸せである。天国は彼らのものである。」に通じる「足らぬ中で、足るを知る。」という心象。
まさに松竹らしい人情劇だと納得です。 グレースさん [映画館(邦画)] 8点(2007-11-01 16:35:53)(良:3票)


5.《ネタバレ》 中谷主演や類似設定ゆえ、『嫌われ松子の一生』との比較は避けられない本作。コメディ色が強い前半は同監督の『トリック』を、不幸話が続く中盤から終盤にかけては、確かに『松子』を彷彿とさせます。シンボルシーンのちゃぶ台返しは序盤に集中。バリエーションを付けて楽しませてくれます。阿部の顔はそれだけで“勝ち”みたいなものだし、遠藤憲一も巧い。堤節が楽しめるコメディパートは概ね上々の出来。笑いはOKです。ただし“泣き”の方はパッとしません。『松子』で培った中谷の演技をはじめ、役者陣は申し分なかっただけに、演出・脚本面での不手際が感じられます。幸江の過去の回想場面は冗長で中弛み。シリアスモードに水を差す阿部のロン毛。熊本さんとの後日談も取って付けたような。完成度という尺度で『松子』と比較するのは相当厳しい。DVDレンタルやテレビ放映等が済んだ頃の評価は、5~6点台で落ち着くと思います。でも自分は本作が好き。大好きです。エンドクレジット、海に漂う大量のクラゲを見つめながら胸に込み上げるものがありました。(※クラゲは黒沢清監督の某作と同じ比喩表現。でも物語に取り込めておらず、これまた使い方は下手です。)ラスト赤子を抱えて寄り添うイサオと幸江。「幸も不幸も関係ない」「人生には明らかに意味がある」そんな当たり前の事を言葉に出すのは恥ずかしい。でも本作のように下手な映画はそれでいい。不粋なやり方でも観客の心に届けばいい。シチュエーションで泣かされていると思います。多分に主題歌の影響もある。原作が素晴らしいのでしょう。そうだとしても構いません。冷静に映画を分析するよりも、素直に自分の心と向き合うほうがきっと幸せ。自分の人生が愛おしく思える。そんな映画はダメじゃない。下手くそだけど、いい映画だと思います。 目隠シストさん [映画館(邦画)] 8点(2007-10-30 18:28:25)(良:2票)

4.《ネタバレ》 もうひとりの松子とも言うべき幸江の物語。かたやささやかな未来を見つけながらも、孤独なまま命を落としてしまった松子と、一命をとりとめたことで、かけがえのない愛とその結晶を手に入れた幸江。もしかすると中谷美紀はこの幸江を演じることで、もうひとりの分身、松子をも救おうとしていたのかな?なんて思いながら最後のシーンを見ていたら涙がじんわり溢れてきました。そう深読みしてしまうぐらい「松子」以降の中谷さんは素敵な女優になった気がします。動いてるだけで目がくぎずけになってしまうパンチの阿部さんも完璧でしたけど。 シネマンさん [映画館(字幕)] 8点(2007-10-29 20:22:31)

3.《ネタバレ》 ちゃぶ台ひっくり返すあたりまでは大爆笑だったのですが、回想シーンあたりから涙が溢れて止まらなくなり、気づいたらボロボロ泣いてました。お笑い映画だと思ったら大間違い!とんでもなく人情味溢れる映画でした。 ゆみっきぃ♪さん [映画館(邦画)] 7点(2007-10-28 20:00:12)

2.《ネタバレ》 う~ん・・・、何だかこれ「嫌われ松子」の一挿話を無理矢理引き延ばし、クライマックスに延々続く回想シーンを繋げ、一応体裁を整えてるだけっていう印象の映画かなあ。中谷美紀も阿部寛も好きな役者の一人だけに、この程度の出来では少々不満。「松子」で吹っ切れた感のある、ヒロイン幸江さん=中谷はもはや美人女優の域を逸脱し、トンでもない表情を時折見せてくれ、彼女の女優根性に頭が下がる思い。演技も◎。残念ながら、不幸顔幸江さんの悲しい過去は、観客の予想の範囲を特に超えるものでもないので、肝心要のクライマックスに怒涛のごとく回想しまくりシーンを持ってこられても、観ているこっちは戸惑うばかり。幸江ヤク中更正退院→二人で大阪に引越しの間に、真面目で一途だったはずのイサオ=阿部ちゃんの心境にどんな変化があったのかがまるで描かれていないので、単にプータロー暴力夫にしか見えないのも難。画面の隅にいろんなマニアが喜びそうな小ネタをたくさん仕込むのもいいけど、もっと登場人物の感情の細かい動きにも気を配ってもらいたい。脇役の女優?カルーセル麻紀が一番大阪人らしかったかも。 放浪紳士チャーリーさん [試写会(邦画)] 5点(2007-10-20 10:40:02)(良:1票)

1.《ネタバレ》 俺は泣いた。中谷美紀、演技うますぎ。阿部寛、パンチ似合いすぎ。こんなに素晴らしい作品をタダで見せてもらって良いのだろうか? 自責の念に駆られ、俺は前売り券を買った。嫁さんをロードショーに連れて行ってやろう。「人生に負けてしまいそうです」手ぬぐい、を手に入れた。部屋に飾ってある。原作の漫画、上・下巻も買った。業田良家さん、印税でどうか楽な余生を送られてください。男ならだまって、ちゃぶ台返し!!  追記;映画館で鑑賞。夫婦で泣いた。まさか、アジャ・コングで涙するとは・・・。不覚じゃ。私たち夫婦の幸せ度が少しは上がっただろうか。子役達も良かったぞ。 ジャッカルの目さん [試写会(邦画)] 10点(2007-09-26 22:47:38)

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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 6.25点
000.00% line
100.00% line
211.33% line
322.67% line
479.33% line
52026.67% line
61114.67% line
71520.00% line
81216.00% line
945.33% line
1034.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review9人
2 ストーリー評価 7.00点 Review10人
3 鑑賞後の後味 8.20点 Review10人
4 音楽評価 7.62点 Review8人
5 感泣評価 7.55点 Review9人

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