みんなのシネマレビュー

それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ

2006年【日】 上映時間:70分
アドベンチャーファンタジーアニメシリーズものファミリー小説の映画化TVの映画化
[ソレイケアンパンマンイノチノホシノドーリィ]
新規登録(2008-02-15)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-10-27)【イニシャルK】さん


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監督矢野博之
戸田恵子アンパンマン
中尾隆聖ばいきんまん
増岡弘ジャムおじさん
佐久間レイバタコ
山寺宏一チーズ/カバ夫/かまめしどん
鶴ひろみドキンちゃん
肝付兼太ホラーマン
島本須美しょくぱんまん
柳沢三千代カレーパンマン
かないみかメロンパンナ
長沢美樹クルームパンダ
安達祐実ドーリィ
冨永みーなロールパンナ
坂本千夏てんどんまん
三ツ矢雄二かつどんまん
滝沢ロコミミ先生
中村ひろみウサ子
原えりこピョン吉
西村朋紘スーパーかびだんだん
原作やなせたかし
脚本金春智子
音楽いずみたく
近藤浩章
鈴木清司(音楽監督)
作詞やなせたかし「アンパンマンのマーチ」「勇気りんりん」「ドーリィのいのち」 ほか
作曲三木たかし「アンパンマンのマーチ」「勇気りんりん」「カンタータ"アンパンマンのマーチ"~悲壮な戦い~」
やなせたかし「ドーリィのいのち」(名義「ミシェル・カマ」)
編曲近藤浩章「カンタータ"アンパンマンのマーチ"~悲壮な戦い~」
大谷和夫「アンパンマンのマーチ」「勇気りんりん」
主題歌やなせたかし
三木たかし
ドリーミング「アンパンマンのマーチ」/「勇気りんりん」
挿入曲ドリーミング「ドーリィのいのち」
製作日本テレビ(アンパンマン製作委員会)
トムス・エンタテインメント(アンパンマン製作委員会)
企画奥田誠治
制作東京ムービー(アニメーション制作)
配給東京テアトル
作画前田実(作画)(キャラクターデザイン/作画監督)
編集鶴渕和子
鶴渕允寿
録音浦上慶子(音響制作デスク)
その他東京現像所(現像)
読売新聞社(協力)
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 かねてよりアンパンマンの主題歌には、生命の根源的な問いがストレートに表現されており、やなせたかしという人物が気になっていたのだが、先日ポッドキャストのコテンラジオで特集を組んでいて、この映画が紹介されていたので視聴。
何のために生まれてきたのか。君は何に幸福を感じるのか。人生とはそれを見つける醍醐味を味わう果てしない旅であり、その主題を独特の表現で表したのがこの作品ではないだろうか。
ドーリイが、この世に生を受けた喜びを単純に「何をしても楽しい!」と表現していた場面は、弟を戦争でなくし自らもいやというほど戦争の残酷さを味わった作者だからこそ言える生きていることそのものへの讃歌であろう。
無邪気でもよい、稚拙でもよい。ドーリイがわがままであっても、最後には利他の精神を勝ち取り、失った生命をも再獲得する結末が、そのままやなせの哲学である。手のひらを太陽に! チェブ大王さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-04-11 22:20:13)

4.《ネタバレ》 未成年による殺人や自殺に動物虐待と、命を蔑ろにした悲惨な事件が絶えない昨今。一度失われると、二度とは戻らない命の大切さをアンパンマンの生き様を通して、強く訴えていると思う。「何の為に生まれて、何をして生きるのか」にドーリィは深く思い悩み、アンパンマンの自己犠牲的な姿に心を突き動かされ、最後には人間として生まれ変わった。そのシーンはとても感動的だ。
私だけでなく、もっとたくさんの人がこの作品を見て、命の大切さと生きる意味に気づいて欲しいと強く願う。ばいきんまんが、ふとした事から自らの生誕時の状況からヒントを得て、造り上げたスーパーかびだんだんは、アンパンマンへの底深い執念が成せる狂気の産物だろう。 哀しみの王さん [DVD(邦画)] 10点(2014-09-05 21:59:18)

3.純粋に素晴らしいと思える映画です。やや説教臭く感じる気もしますが、「何のために生まれて、何のために生きるのか」をアンパンマンに考えさせられるとは……。うむむ、明確な目的を持って正義を行使するアンパンマンが心底羨ましい。 民朗さん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-23 02:04:05)

2.こういう作品であまりケタケタ喜んで褒めちぎるのは、製作側の思うツボのようなもんで、「あーどうせボクのような単細胞人間をターゲットにしてるんだろー」と思っちゃうんだけど。そうなんだけど、でも、とりあえず大抵は一通り観れば納得するウチの子が、珍しく観終わった直後に「もういっかい見たい」と言ってたくらいだから、ウン、この際、褒めておこうかと。まあ、とりあえずストレートに説教臭いオハナシなんですけれども、何しろ、クライマックスがですねえ。あ、言うのやめとこ。とにかく、そこまでやるか、と。しかも、ここでバックに流れるのは、男性合唱による荘重この上無いアンパンマンマーチ! この男性合唱が想起させるは、ブラームスの『アルト・ラプソディ』か、ショスタコーヴィチの『バビ・ヤール』か、はたまた中島みゆきの『世情』か。映画で言えば、『テンタクルズ』の巨大ダコとシャチの死闘、ですかね。でまあ、そのシブシブにシブい男性合唱に対して、画面は“アンパンマン”ですから。これはもう、まさに、甘いだけのアンパンじゃないんだぜ。というわけで。 鱗歌さん [DVD(邦画)] 8点(2009-07-28 22:57:19)


1.アンパンマンのテーマ曲『アンパンマンマーチ』の歌詞ってなかなか凄い。とても幼児向けとは思えない味わいの深さです。本作はその歌詞を主題にしたお話。アンパンマンとドーリィの人生観を対比させながら観客へ問いかけます。“あなたは何をするために生まれてきたの?”アンパンマンは知っています。自分が生まれてきた訳を。自分の幸せが何なのかを。だから強い。だから負けない。アンパンマンの強さの秘密は、強いアンデンティティにあることが分かります。だからと言って、誰もがアンパンマンになれるわけではありません。普通の人はロールパンナのように迷えばいい。「分からないまま終わるのはイヤだ」そう思い続ければ、いつか答えは見つかるかもしれない。かく言う自分も未だに迷っていますけど(苦笑)。低年齢層をターゲットにした映画でありながら、大人も楽しめるという点では、劇場版『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』に迫るものがある。大人と子供が一緒に楽しめる貴重な映画だと思いました。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-18 19:15:57)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.80点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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