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赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター

THE REEF
2010年【豪】 上映時間:88分
ホラーサスペンスパニックもの
[アカイサンゴショウオープンウォーター]
新規登録(2011-06-20)【3737】さん
タイトル情報更新(2011-07-04)【3737】さん
公開開始日(2011-08-13)


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監督アンドリュー・トラウキ
脚本アンドリュー・トラウキ
製作アンドリュー・トラウキ
配給ポニーキャニオン
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》  見渡す限りの大海原で、船が転覆。
 いずれ船は完全に沈んでしまう為、助かりたければサメがいる海を泳ぎ、陸を目指すしかない……
 その、陸地までの距離が16から20キロという設定なのが絶妙でしたね。
 これが10キロなら迷わず決断出来たと思うし、100キロなら多分諦めて船に残って救援されるのを待っただろうなと思える、程好い塩梅。
 実際には20キロ以上の距離があったらしく「やっぱり船に残っていれば良かった」とグループ内で言い争いに発展する辺りも、非常にドロドロしていて良かったです。

 そんな中で、陸地を見つけた時の安堵感といったらもう、観ているこちらまでホッと息を吐いちゃうぐらい。
 実話ネタという事もあってか、主人公達の装備が貧弱であり、食糧も武器も殆ど持ち合わせてないから、心細さが半端無いんですよね。
 だからこそ「サメと戦う」という選択肢は有り得ず、ひたすらゴールの陸地を目指すしかない。
 それはともすれば「退屈さ」にも繋がっちゃいますし、実際自分も中盤で(なんか飽きてきた……)という考えが頭をよぎったりもしたんですが、終わってみれば、その手法は正解だったように思えます。
 とにかく、余計な可能性を与えたりしない。
 唯一にして絶対のゴール目指して、ひたすら泳ぐしかない。
 勝利条件、助かる方法は「陸地に辿り着く」事しか無いんだという、この単純明快さこそが、本作の特長であったかと。

 最後の最後でヒロインは無事に陸地に辿り着き、生き延びるも、未だ海中にいたルークは引き上げられる直前で殺されるという辺りも、その「陸地に辿り着けば大丈夫」という価値観に則してるんですよね。
 だから「主人公格のルークが殺される」という終わり方にも拘らず、理不尽さを感じさせない。
 この辺りは、本当に上手かったです。

 「地味」「堅実」「単調で退屈」「シンプルで力強い」と、貶す事も褒める事も簡単に出来そうな本作品。
 自分としては「生存ハッピーエンド」ならぬ「一人だけ生き残ってしまったバッドエンド」とも言うべき、重苦しい終わり方まで含め、なんだかんだで楽しめた一品でした。 ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2017-08-17 01:11:24)(良:1票)


7.《ネタバレ》 サメの描写自体は、水族館やネイチャーチャンネルでお目にかかるものと、何ら変わりありません。画のインパクトは無いに等しい。にもかかわらず、これほど恐怖を感じるのは何故でしょう。それは人が置かれた立場が、あまりに無力だからです。抵抗する事すら叶わぬ状況。もし彼らがナイフ1本でも所持していたら、きっと勇気を持てたと思うのです。実際それでどうなる訳でもないでしょうが、心の在り様は全く違ったはずです。見事な設定勝ちでした。サスペンスホラーは、とかく“加害者”を如何に恐ろしく描くかに腐心しがち。でも本当に大切なことは、そうではありません。この映画には“恐怖のメカニズム”が正しく活かされていたと感じます。それにしても、あの状況で船に残らない選択が正解だったとは。まさに事実は小説よりも奇なり。海洋パニック映画の金字塔『ジョーズ』とは違う手法論でサメの恐怖を引き出した点を評価したいと考えます。 目隠シストさん [DVD(吹替)] 7点(2013-02-12 19:44:08)(良:1票)

6.《ネタバレ》 サメは本当に怖いものです。気を付けましょう。事実に誠実に作っている感じはしましたが、運転免許センターで見るビデオのよう。 なたねさん [DVD(字幕)] 2点(2012-09-06 15:11:19)

5.《ネタバレ》 オープンウオーター第三弾2作目は不作だったので、超期待して鑑賞しましたが、最初の内は面白く海の恐ろしさは全く有りませんでしたが、緊迫したシーンに成ると鮫1匹で悪戦苦闘しているところが残念でした。本編は退屈な作品です SATさん [DVD(字幕)] 4点(2012-07-18 22:41:30)

4.《ネタバレ》 とにかく退屈。結局、鮫がちょろちょろ動き回ってただけ。 たこちゅうさん [DVD(字幕)] 4点(2012-05-05 22:01:28)

3.《ネタバレ》 オープンウォーターの名を冠した映画は逃げ場のない大海原での恐怖感、切迫感をあくまで淡々と描いていて面白いです。2もそれなりに見ごたえはありましたが、やはりサメの有無で緊張感が全く違う。改めて海が恐ろしくなる一作です。 TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-20 17:20:19)

2.真面目かっ!ってほどに真面目でシリアス。唐突すぎたボートの転覆にいささか展開せわしすぎやしないか?なんて思ったのも束の間、迷う時間もろくに与えられないまま生き抜く確立求めて究極の選択を迫られる事になってしまう慌ただしさ等あってスリル増す。女子二人が海にビビり サメにビビる姿や様子や表情等かなりリアルしすぎていて申し分ない。(でも、この人たちって一体幾ら位のギャラを貰ってやっているんだろうか ちゃんと恐怖に見合うギャラをもらっていらっしゃるんだろうか?  実は彼女たちってサメにマジビビりをしていて その素のまんまを撮られているだけなんじゃないのかしら? ‥ だとかなんとか ちょっと余計な事も考えてしまった ) まあそんなこんなで そんな裏事情等なんかにも興味が湧いてきたりなんかもしましたが、結果、なかなか真面目で硬派なモンスターパニックが一丁出来上がりました ってな気がいたしました。 ちなみに、新鋭監督のアンドリュー・トラウキさん、前作はワニパニックを撮っていました。そして今回サメがきました。さてと、お次はなんでしょう‥ 自分としては是非とも大蛇でお願い致したいんですよね だって大蛇LOVEだから☆ この人なら期待が出来そう☆ 「どうぞよろしくお願い致します☆」 なんてココでお願いしてみたりして。 3737さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-02 20:00:39)(良:2票)

1.《ネタバレ》 タイトルとパッケージから、コメディ系のホラー映画なのかなと勝手に思っていたのですが、実際にはもの凄くシリアスで真面目路線なホラー映画でした。ヨットが座礁、転覆してしまい、5人は16キロ先の島まで泳ぐか、それともヨットの上で救助を待つかの選択を迫られる。これがまた、観客も「自分だったらどうしよう~」ていう悩ましい選択で、一緒になって考えちゃう。海の中は、先が見通せず、それでいて水の空間が延々と広がっているわけで、これってやっぱり凄く怖い。そういう海の怖さを、映像で存分に表現していて見せ方も上手いなと感じさせる。鮫が凄くリアルで、CGなのかな?ロボットなのかな~?と思いながら見てたけど、実際は本物の鮫だったらしい。なるほど、そりゃあリアルだわな。実話というのも驚き。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-13 15:59:28)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.75点
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100.00% line
2112.50% line
300.00% line
4225.00% line
500.00% line
6112.50% line
7225.00% line
8225.00% line
900.00% line
1000.00% line

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