みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 忍者の映画だが、口で伊賀だ甲賀だというばかりでスケール感が全くなく、登場人物のいる場所以外に世界が広がっている感じが全くしないのは低予算なのだろうから仕方ないと思うしかない。しゃべり方が現代語っぽいので、序盤で登場人物が手に持ったものを見ようとしたときにまさかスマホではないだろうなと思った。 設定としては伊賀国の住民が近江国甲賀郡で女人狩りをしていることになっており、どちらかというと伊賀が悪者だが、甲賀の方も特に善玉ということではないらしい。忍者物であるから史実度外視でどうでもいいのだろうが、三重県伊賀地域と滋賀県甲賀地域の住民の皆さんはこういうのを見てどう思うのかと一応思ったりはする(今も戦っているのか)。なお女人狩りの従事者はあらかじめ去勢されるというのは徹底していて少し感心した。去勢されても家系が代々続くのは主に次三男が従事させられるからだと思われる。まことに非人道的だ。 話の展開としては、単純に主人公が大活躍して男を全員殺せば済むのだろうと思っていたら終盤で意外な展開があったりして、さすが映画であるからには少しひねってあったらしい。最後の大殺戮が映像化されていなかったのは落胆したが、そこは低予算なのだろうから仕方ないと思うしかない。悲しげな青空を見ながら終わりである。 なお自分としては武田梨奈さんがアクションをやっている映画を初めて見た。このとき満19歳で可愛らしくもあるが、宣伝文句にある「哀しみを湛えた瞳で敵を見据え」というあたりの表情は今一つな感じもした。また自分としては別のところで見た藤澤志帆という女優(紫の人)にちょっと注目していたが、劇中人物としては乱暴な扱いをされているので可哀想だった。そのほか冒頭の母親役で鵜飼真帆という人が出ていたようで、慣れない鍬の作業はお疲れ様に見える。どうもアクションに関心がないので女優の顔ばかり見てしまうが、ちなみにエロい場面は特になかった。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 4点(2019-01-06 18:59:38)(良:1票) 3.《ネタバレ》 女優・武田梨奈の成長確認のために観ました。相変わらず、この女優さんはシナリオに恵まれない……(一番の救いは、本作は正味60分という長さということ)。なんだろうなあ…… 最初にアクション女優って色をつけすぎちゃったのが不味いのかなあ? 武田さん、体術のトレーニングもいいけれど、発声・滑舌・セリフの勉強をちゃんとやろうか? アクションに比べて、演技の勉強が追いついてなさすぎる…… このまんまじゃ、ターミネーターみたいな役しかできなくなるよ? 【伊達邦彦】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-06-01 13:18:02) 2.心配なんは、女忍 これでクノイチと読み違える人がいるんじゃないかということだ。 まあ、確かに、 電撃 DENGEKIとか 一撃 ICHIGEKIだとか 奪還 DAKKAN だとか そんなパターンもありますが、 すみませんが、スティーヴン・セガールのおっさんとことは事情が違うんですよね 女忍はニョニンでにょにんが正解。(だからなに。) 【3737】さん [地上波(邦画)] 2点(2013-08-12 22:46:42) ★1.《ネタバレ》 空手女優・武田梨奈が、くノ一という設定。当然空手を主体とした格闘シーンが大半を占めるのかと思いましたが、むしろ剣技(殺陣)の方が見応えがありました。これにはちょっと驚きました。ポイントはカメラワーク。体術シーンでのそれは、アングルやカット割に凝っている分うっとおしい。武田の実力であれば通常のアングルで撮った方が、ストレスなく魅せられたはずです。でもこの独特のカメラワークは、逆に殺陣では効果を発揮しました。忍者ゆえの変則剣術と見事にマッチ。日本の剣道というよりは、刀を使ったカンフーアクションに近い印象ですが、武田の女忍者役を上手くサポートしていたと思います。アクション女優としての幅を広げるという意味で、武田にとって価値のある作品になったと思います。ただ、単品の忍者映画として高評価はし難いところ。脚本も弱いですし、アクション自体が少ないのも不満でありました。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-04-01 16:44:18)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS