みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.ジャケットの雰囲気とかで、アイドルB級映画だと思ったら、結構しっかりしてました。なんかエリカ可哀想。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2022-02-20 17:53:26) 2.《ネタバレ》 原作は当然読んでいないが、掲載された雑誌からして中学生以下の女子向けだったと想像される。この映画は結構シビアなので対象年齢はもう少し上かと思うが、特に前半ではマンガ原作の雰囲気を出そうとしたようにも見える。 内容としては一応邦画ホラー様式に乗っているようだが、実際は延々と学校内のイジメが続く話になっている。主に問題にされていたのはイジメの首謀者になるのがどういう人間かということかも知れないが、それとは別に、誰でもいいから自分以外の誰かを貶めたがるその他一般大衆も指弾されていたように見える。理科室にいた「黄泉」(優美)という人は、相手によって向ける顔が違うところが「大魔神」(1966)のようでもあるが、この孤高の存在に比べれば、主人公もわれわれ観客もみな「有象無象の人間ども」といったところではなかったか。 ところで波瑠という人は自分が見た限りでもいろんな映画に出てきているが(最悪だったのは「山形スクリーム(2009)」)、今回は美形で心優しく繊細な雰囲気の美術教員役で、序盤の生徒に挨拶している表情など見て少し惚れてしまった。ただ登場人物としてあまりいい所がないのは残念である。 また桐谷敦子役の松本花奈は、名前だけ見れば他の出演者と同じ美少女タレントのようでいながら実はとんでもない汚れ役をやっているが、この人はもともと映像制作の志望とのことで、現在は慶應SFCに在籍しながら映画も撮っている“女子大生監督”だそうである。誰よりも可愛いかどうかなどという価値基準にとらわれていない好例である。 そのほか主人公の友人役(松岡茉優)など見ても要所にそれなりの人物を配した印象があった。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-12-24 10:14:50) ★1.《ネタバレ》 いじめ・イジメ・苛め・虐めのオンパレード。オカルト要素よりも、現実世界のいじめの方が余程恐ろしいと感じました。そう、オカルトホラーの皮を被っていますが、本作の本質は、生きている人間の醜さを描く事にあったと考えます。いじめ被害者が加害者に。無限に続く負の連鎖。心が痛くなりました。そして正直怖かったです。他人事とは思えませんでした。ホラージャンルの映画で“怖い”と感じるのは正しいのでしょうが、こういう恐怖を求めていなかったので少々戸惑ってしまいました。いじめの内容はド派手なもの中心(実際にやったら即停学レベル)で、本物のいじめっ子が参考に出来るような、巧妙かつ陰湿な手口が見当らなかったのは救いでしょうか。サプライズ演出も子供騙し、失礼、マンガチックでしたし、踏み込んだ描写も少な目です。全体的にリアリティは低めに抑えられていたと感じます。胸糞悪いストーリーなので、リアリティの排除はエンタメ的には正解かと。幽霊がいてもいなくても成立しましたし、そもそもほとんど絶叫もしていないという、微妙なオカルトホラー映画でありました。川口春奈は流石に可愛かったです。それだけは間違いなく。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-12-12 19:54:16)
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