みんなのシネマレビュー

マッドマックス 怒りのデス・ロード

Mad Max: Fury Road
2015年【豪・米】 上映時間:120分
アクションSFシリーズものバイオレンス3D映画
[マッドマックスイカリノデスロード]
新規登録(2015-04-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-10-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(2015-06-20)


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監督ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
演出木村絵理子(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
キャストトム・ハーディ〔男優〕(男優)マックス・ロカタンスキー
シャーリーズ・セロン(女優)フュリオサ大隊長
ニコラス・ホルト(男優)ニュークス
ヒュー・キース=バーン(男優)イモータン・ジョー
ジョシュ・ヘルマン(男優)スリット
ネイサン・ジョーンズ[男優・1969年生](男優)リクタス・エレクタス
ゾーイ・クラヴィッツ(女優)トースト
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(女優)スプレンディッド
ライリー・キーオ(女優)ケイパブル
アビー・リー(女優)ザ・ダグ
コートニー・イートン(女優)フラジール
ジョン・ハワード〔1952年生〕(男優)人食い男爵
リチャード・ノートン〔1950生〕(男優)最高司令官
AKIRAマックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
本田貴子フュリオサ大隊長(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】))
中村悠一ニュークス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
竹内力イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
千葉繁武器将軍(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】)
後藤哲夫人食い男爵(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
斎藤志郎コーパス・コロッサス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/人食い男爵(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】
沢田敏子ミス・ギディ[ばあや](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
たかはし智秋スプレンディッド(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
潘めぐみフラジール(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
巴菁子メリッサ[種を持つ老婆](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
磯辺万沙子アントワネット(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
落合弘治エース(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/コーバス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
田村睦心トースト(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
勝杏里エース(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
宮内敦士マックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
安原義人イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
伊瀬茉莉也ケイパブル(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
榎木淳弥ニュークス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
脚本ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
音楽ジャンキーXL
作曲ジュゼッペ・ヴェルディ「レクイエム 怒りの日」
主題歌MAN WITH A MISSION日本版エンディングソング「Out of Control」
撮影ジョン・シール
製作ダグ・ミッチェル
ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
製作総指揮イアイン・スミス[製作]
グレアム・バーク
ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
美術前田真宏(キャラクターデザイン)
コリン・ギブソン(プロダクション・デザイン)
リサ・トンプソン(セット装飾)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集マーガレット・シクセル 
録音マーク・A・マンジーニ
クリス・ジェンキンス
グレッグ・ルドロフ
日本語翻訳アンゼたかし(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
あらすじ
放射能汚染後の荒廃した世界。放浪中の元警官・マックス・ロカタンスキー(トム・ハーディ)は水を支配する独裁者・イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の組織に捕まり、戦闘員の一人・ニュークス(ニコラス・ホルト)の「輸血袋」とされてしまう。一方、ジョーの部下・フュリオサ(シャーリーズ・セロン)は、水と他の資源を交換すべく、ウォータンクと呼ばれる改造車を運転して砦を出発する。

DAIMETAL】さん(2015-06-23)
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【クチコミ・感想】

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112.《ネタバレ》 しかしまあ、「ただ追いかけるだけ」の作品に、ここまで壮大な手間暇をかけるとは・・・そのぶっ飛び度はまことにあっぱれです。背景の説明がほとんどないとか、無意味に登場するセクシー美女軍団とか、いろんなところで妙にずれたり歪んだりしているのにも好感です。●それと、いかにもな大迫力の映像の洪水に目を奪われがちなんだけど、随所でロングショットを挿入して、位置関係とか地形とか遠近感を把握できるようにしているところにも、丁寧さを感じます。 Oliasさん [映画館(字幕)] 7点(2017-06-28 02:51:51)(良:1票)

111.《ネタバレ》 理屈抜きに面白い映画、と云う評価です。
破壊や暴力の理由を世界観だけで補完しながらガンガンと進む。主人公が台詞を発する必要も無い。30年を経て復活したマッドマックス。リメイクでは無く「2」で提示した世界観を引き継いだ新作でした。そして、その設定が初めて十全に活かされた作品だと思いました。「サンダードーム」なんぞとは骨の太さが格段に違う。
荒廃した世界の絶望と希望がテーマで、そこはとてもシンプル。このシンプルさが分かりやすく見応えに繋がっていて、それを言葉で説明する必要を感じません。アクション映画のアクションに久しぶりに圧倒されて幸せでした。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-03 14:22:05)(良:2票)

110.これは凄い。妻子の復讐に燃えるあの刑事が廻り回ってこんなになってしまった。 TAKIさん [DVD(字幕)] 8点(2017-03-11 18:58:35)(笑:1票)

109.《ネタバレ》 極限状態にあれば「人はパンのみに生きるにあらず」など、余裕で言っていられない贅沢な言葉なのだろう。「マッドマックス2」以降、このシリーズの根底に横たわるのは、剥き出しの形で表現された、生き残りのための命を賭けた殺伐とした闘争であり、生きる者の生存欲求の強さ。オイルや水など、人の生存に不可欠な根源的資源の争奪を通して、エゴイスティクなDNAの特性を考えてしまう。

水の所有・管理権を持つイモータン・ジョーが、民を意のままに支配する構図がそれで、如何にも分かりやすい。密かな目的を持った女隊長、フュリオサに率いられ、隠れて逃げる、生みの性、母体としてのみ、イモータン・ジョーに生存価値を与えられていた、虐げられし女たちの反乱が話のベースとしてあるのは興味深い。

女達が水タンク車と共に、伝説の緑の地を目指すというのは、聖書の「出エジプト記」のカナンの地を目指し、紅海を渡る話と奇妙にクロスする。目指す先に砂嵐が壁の如く立ち塞がるシーンを対比させ考えると、そこに、ラムセス2世から逃れ、やはり紅海を前にしたモーセに率いられたイスラエルの人と同じ構造が浮かび上がる。

「死を恐れるな、死んで甦れ」と唱え、追撃してくる白塗りのウォー・ボーイズの群れ。おそらくISISの戦士たちも同様の信仰を信じ込まされ、進んで死地に向かうのだろうか。日本だと、織田信長に対して武装蜂起した、一向一揆の戦い「進むは極楽、退けば地獄ぞ」の言葉が思い起こされる。人を死地に向かわせるには、嘘で出来た人を陶酔させる魔法の言葉が必要という事だろう。

女たちを乗せた巨大なタンク車をターゲットに、群なして襲い来る、そのウォー・ボーイズ達は、卵子を目指して競争する精子の群を連想させなくもない。軽快に飛び跳ねながらモトクロスバイクで襲撃してくる、敵地での攻防シーンはジョン・フォードの「駅馬車」で襲い来るアパッチを彷彿とさせワクワクする。火を噴くエレキギターと太鼓の音も賑やかに、砂煙をあげ疾走するイモータン・ジョーの一団の狂気が見もの。何と言っても、こうした70過ぎのジョージ・ミラーのぶっ飛んだイメージ形成力には恐れ入る DADAさん [インターネット(字幕)] 8点(2017-03-10 18:22:34)(良:1票)

108.これはすごい。「世界観」って言葉は、このぐらい作り込んだ作品に使うべき。監督の根性も、脚本も技術面もすごいけど、なんてったってシャーリーズ・セロン。これ見よがしの演技じゃなく、役そのもの。アカデミー作品賞ノミネートは当然だけど、むしろ主演女優賞をあげたかった。賭けてもいいけど、10年後に記憶に残るのは「スポットライト」じゃなく、こっちでしょ。 Gioachinoさん [DVD(字幕)] 10点(2017-03-06 02:14:50)

107.行って帰ってくるだけの映画。しかし、細かなところまで作りこまれている。
登場人物らの気持ち悪さが気にならなければ、文句なく10点です。 ビアンキさん [映画館(字幕)] 10点(2017-01-09 10:38:59)

106.ここまで馬鹿を極めるといっそすがすがしい。

ところで、この映画の基本デザインを前田真宏がやってる事を後で知ってびっくり。
こんなとこにもジャパニメーションの波がきてるとは! あばれて万歳さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-05 16:22:37)

105.《ネタバレ》 真っ先にロードショウで見たんだけど、うまい文章が出てこずに、、、いま書きます!出ました!”おすぎMAX、怒りのシネマロード!!”ド阿呆!!、、、、
やっぱねえ、シャリーズ世論に尽きるよ!という感じ。宝塚の男役も全滅のカッコよさ!(でもマックイーンのほうが上)あと、印象に残ってるのが、クリネックスのCMみたいな女性群。全編、やめられない止まらない、地の果てを行く。といった感じかなあ。単純な映画であることは間違いないんだけれども、ストーリー(?)が、ワラヒには、なんだかサッパリ分りません出した。カーアクションは立派。でも、やっぱ思うのが、オープニングあたりの岩の砦(?)あたりのシーンなんかの群集劇が、昔の”ベンハー”なんかより、印象薄いんだよねえー。。。。。印象といえば、やはり最高なのは、ギター隊の”炎の火炎放射器ぶあああ!!!ぎゅーーいーーん!”太鼓隊のドンガドンガ!!の重低音、ヘビメタロック地獄音楽(?かどうか知らんよ!)隊の”山車”(???としか表現のしようがない)のセクションは最高すぎる!あいつらギャラもらってんのか!!?! 男ザンパノさん [映画館(字幕)] 7点(2016-10-10 22:03:21)

104.ド派手なカーアクション。ストーリー云々を言うのはヤボってもん?
でもなあ、グロいからドキドキするけど、それ以上のものは何もないなあ。
これってアカデミー賞の作品賞でも候補になってるの?
そりゃあ、いくらなんでもムチャじゃないかなあ。 まかださん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-10-05 23:05:48)

103.《ネタバレ》  核による破壊がもたらしたその代償の大きさを感じる。
 最悪の独裁者による悪政や悪業からの脱出劇だが、現代にも多々当てはまる国々があるようでオーバーラップしてしまいます。
人に必要不可欠なものを握ってしまえば民衆をコントロール出来てしまう。独裁者イモータン・ジョー自ら「水に心を奪われるな、禁断症状で生ける屍になるぞ」という言葉に監督の意図を感じる。

 法もなくモラルもなにもなく正しさや正義が通用しない世界で何が通用するのか?!信念なのか勇気なのか決断なのか。しかしもっと大きな何かが動くようにも感じる。それは運なのか宿命なのか分からないが、時に人は何かに駆り立てられ無謀とも思われる行動する時がある。
 普通に考えたらとても無理と感じられることも、根拠の無い自信を持って何故か無理だと思わない時が自分も生きてて何度か経験した。そしてそれはほぼ間違いなく実現している。

 誰か忘れたがある歴史家が「正しさや正義は国を滅ぼし、怠惰は国を衰退させる。そして愛は国を育て救う」と言うようなことを言ってたのを思い出す。

 信念や勇気や決断に愛が乗ればそれは奇跡を起こすのだろう。

 イモー タンジョーの砦に戻る決心をした時、逃避ではなく現実に立ち向かう覚悟を感じた。信念や勇気、決断これらに必要不可欠なものは「覚悟」なんだと実感します。

 正しさや正義の延長上に極端な現れとして「テロ」が存在するように感じる。それぞれがそれぞれの立場や価値観で「良くするため」に行動している。それぞれの正義がぶつかりそれぞれの正しさの衝突が戦争やテロだろう。
 そんな思いでこの映画を観てみるととてもリアルな世界に感じてきます。

 今、世界情勢は局面に来ているという見方もあるが、物も豊かになり食べ物も美味いしあと何が欲しいんだろう。分からない未来の不安に怯えているより今をより良くする生き方も見直す必要があるのでは。

 今、この時にどれだけ感謝や満たされた思いを持っているだろう。
 人は満たされると次が欲しくなり、達成すると次を目指し、思い描いた幸せに届くともっと違う幸せを欲しがってしまう。そんな今に生きることを忘れた現代の人びとへの警鐘とも受け取れました。

 映画事態は荒涼たる果てしない砂漠の舞台でどれだけ飽きさせず、面白いものに挑戦したようにも感じる。人とマシンとバトルというシンプルな中でその世界観は正しくマッドマックスでした。それにしてもこの映画の主人公はフュリオサ大隊長でよかったのかな。マックスの存在感は役者のせいなのかあまり存在感を感じなかった。シャーリーズ セロンに完全に喰われてしまっている。 レスポーラーさん [DVD(字幕)] 7点(2016-08-28 21:05:58)

102.《ネタバレ》 うーん。。期待し過ぎたのかな。このシリーズ3以外は何度も見返すくらい好きなんですが。この映画を観終わって、マックスの存在感のなさにガッカリ。カーアクションは凄いし、相変わらずのバカぶりも健在で良かったのですが、マックスはおらずフュリオサが主役でした。(フュリオサのカッコいいシーン多い!)マッドマックスを観たのですから、期待裏切られた感は大きいですね。 SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 5点(2016-07-18 10:37:12)

101.《ネタバレ》 散々漫画やゾンビ映画で使い古されてるのに、何故今さらまたこの世界観? 「元祖はオレ」って事をアピールしたかったんでしょうかね監督。
相手が人間だと、ゾンビと違ってキャラクター性が有ってカーアクションも出来るので遥かに見応えありますね。悪役がひたすら気持ち悪いだけでヒューマンガスやティナ・ターナーのようなカッコ良さが無いのが残念。
「2」と比べると、何かマックスが正義感過ぎるのと、あまりのハッピーエンドが何か「らしくない」。「ニューヨーク1997」のスネークは「LA」でも相変わらずの性格だったけど。
あんな大組織だとボスが死んでも後釜を狙う同類がわんさと居る筈。水資源を乗っ取ろうと外部勢力のスパイなんかも入り込んでいよう。それなのにいきなりあのハッピーエンドは、何かゲームかファンタジーの色が強すぎる感じ。外観は18禁なのに中身は子供向け・・というようなアンバランスさが、個人的にはちょっと合わなかったです。 番茶さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-21 22:01:50)

100.《ネタバレ》 これは凄い。2から三十余年、こんなに見事に甦ったマッドマックスを観られるとは思ってもみなかった。(3は脳内からdeleteした)
マッドマックスといえば、世界観を支える美意識、ワタシ的にはここが一番大事なのだけど果てなく広がる荒涼たる大地と青い空は健在で、そこをゆく生き物のようなマシン群は過去作より一段ギアが上がってより洗練され、アイディアも満載だ。
モヒカンは絶滅しても、人間の生き血をハイオクと称する白塗り集団は充分にイカレているし、特に車輌フロント部で狂気の仕事ぶりを発揮する真っ赤なギタリスト、あいつには狂人No.1の称号を授けたい。
全編に亘って細かいことは問答無用の姿勢を貫き、人物の背景などはほぼ説明無し。実に潔い。
だけど、すごいのは綿々と説明せずとも各キャラがはっきり立っていることだと思うのよ。人物らはおおむねイカレているが、演出は非常にクレバーだ。妻たちは美的なアクセントになってはいるけど、自らの意志を持って闘う存在だ。疾走するマシンから臨月の腹をさらしてジョーに三行半を突きつけるスプレンディッドはすごくかっこ良かった。「悪者」の側出身ながら、実に丁寧に描かれるニュークス。異色なことだ。洗脳されてたウォーボーイ、だけど女に惚れて、人生で初めて信頼を寄せられたことで実にフレキシブルにこちら側につく。中2心理を体現したかのような和みキャラであった。そしてフュリオサ。台詞は少ないけれど彼女の思慮深さはあちこちに散見する。マックスの人物を見抜き、信頼が置けると判断してクルマをまかせる。一匹狼だったマックスは容易に警戒を解かず、車内のあちこちから隠し銃器を片っ端から集めるのだけど、フュリオサは煩わしそうにするだけで、するにまかせる。この場面、フュリオサの方がマックスより少し余裕があることを感じさせるワンシーン。大好きだ。
そしてトム・ハーディ。「裏切りのサーカス」では若さが浮かないように頑張っていた彼が、こんなに渋く成長していてワタシは嬉しい。そりゃかつてのメル・ギブソンのような華のあるタイプではないけれど、武骨で男っぽくて新生マッドマックスにぴったりだったと思うな。
企画として持ち込まれた時点では「この脚本、2と同じじゃないの?」とエライ人たちは思ったかも。にも関わらず大金を出した映画会社は偉い。 tottokoさん [DVD(字幕)] 10点(2016-06-20 23:54:53)(良:3票)

99.《ネタバレ》 このシリーズは初見なのですが、過去作を見たら良いのか見ない方が良いのか迷ってしまいます。だってこれで完璧じゃないですか。「宇宙戦艦ヤマト」みたいで、「北斗の拳」みたいで、「風の谷のナウシカ」みたいで、「インディジョーンズ」みたい。アホっぽい感想でイヤんなりますけど、これは無茶苦茶面白いぞ。 なたねさん [DVD(字幕)] 10点(2016-06-12 14:36:42)(良:1票)

98.《ネタバレ》 この監督さん、ついにやりました。シリーズ最高傑作。
マッドマックス4作目で、究極の駄作サンダードームの汚名を
30年後に返上してしまうとは、想像しませんでした。
しかも、1と2の足りなかった部分も見事に粉砕。
悪役たちのキワモノぶり、荒廃した世界観の再現、これでもかの
カースタントとバイオレンス。たたみ掛けるスピード感。
次から次へと重量級・怒涛の快感映像のバーゲンセール。
30年も経ったのでCGも多用ですが、仕上がりは自然です。
スローと早送りの混ぜ方も効果出てます。
家で見てもスゴイのですが、これは映画館で見るべきでした。後悔役立たず。
メルギブソンが居ないとお嘆きの向きもありますが、今回はマックスと
双頭ヒーローに、シャーリーズ・セロンが突き抜けています。
コレじゃセロンが主役じゃないかと、ご立腹の意見もありますが
そのままで納得の行く作品でした。セロンがカッコイイ・・でOK!
2作目のマックスは、ヒーローで終わったのではなく、勝利したのは
戦士ではない民衆。人助けして立ち去るヒーロー像は、7人の侍ですね。
攻殻機動隊の草薙とバトーの死闘を連想しました。
これぞ、超娯楽大作。 お見事でした。 グルコサミンSさん [DVD(字幕)] 10点(2016-05-28 19:24:59)

97.《ネタバレ》 「凄い!!ぶっ飛んでる!!でも、サイコーに面白い!!」この一言に尽きるんじゃないでしょうか。もうね、映画としては反則と言ってもいいくらい直球勝負の超バカ映画なんですけど、余分なものを一切排除してストーリーを徹底的にシンプルにしたおかげか、なんだか人間本来の生存本能をまざまざと見せ付けられたようなそんな凄みさえ感じさせる作品に仕上がってるんですよ、これ。そう、人間なんて所詮は動物!性欲、食欲、この二つこそが男の生きるエネルギー源!!それがあってこそ社会は繫栄する!そんな男社会の源泉とも呼ぶべき本能に徹底的に抗う女たち……。なんて、深い――、のか(笑)。でも、人間の歴史ってこんなことの繰り返しだったのかもしれないですね。とにかく凄い映画でありました。「女は子供を産む機械」とでも思っている男どもに徹底的に反抗するシャーリーズ・セロン、かっこ良すぎ!! かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-25 23:09:50)

96.凄かった… 細かい事は抜きに、圧倒的で破壊力ある映像は考える事を止めて見入ってしまうほど。 また、渋い色合いと男臭い中に、映るだけで癒されるモデル級の美しいヒロイン達。 似たような展開と絵なのに終始飽きさせない演出は素晴らしくカッコイイとしか言いようがない。 いやぁ…只々、凄かった、そして、ヒロインに癒された。 sirou92さん [インターネット(字幕)] 8点(2016-05-21 13:06:54)


95.《ネタバレ》 観終えたのが夜中の2時過ぎ。あまりの濃さに、そして毒気に中てられ、鑑賞直後は満足度よりも疲労感が勝りました。体感は4時間超の大長編クラス。面白い映画でしたが、2度観ることは無いなと感じました。ところが、です。翌日も同時刻にブルーレイをセットしている自分がいました。フラッシュバックされるハイスパート・カーアクション。狂乱の世界観。それに伴う高揚感。視覚情報の洪水に脳はビックリ、聴覚情報の臨場感で心臓ガッチリ。異なる感覚機能を同時に刺激され続ける苦痛が、いつの間にか快楽に変わる恐怖。もはやドラッグの領域です。面白過ぎて映画館で続けて鑑賞した経験はありましたが(『キック・アス』)、同じ興奮を時間差で感じさせるとは、いやはや恐れ入りました。砂漠と水とガソリンと。暴力と狂気とスピードと。絶望と希望と虚しさと。物語を構築する要素は単純です。しかし純度と密度が生半可ではありません。実に見事な、やり過ぎアナーキーな、ウルトラ馬鹿映画でありました。リニューアル『マッド・マックス』は、“新世紀の『ベン・ハー』”でした。手回しオルゴール一つで蘇る記憶。瞬時に前作(正確には前々作)と繋がれるのは、映画ならではの素晴らしき流儀であり、シリーズ映画の強み。私は本作を猛烈断然支持します。注文を付けるとすれば、生理的に受け付け難い描写が1か所あった事、マックスの顔面拘束具を序盤で取ってしまった事。あの屈辱的かつ無様なビジュアルがあまりに“魅力的過ぎた”ゆえ、ずっと観ていたかったなあと。決着が付いた後で拘束具を外し「俺の名はマックスだ」なんて痺れる展開だったら、3夜連続鑑賞間違いなしでした。レイトショーがよく似合う映画だと思います。 目隠シストさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-05-20 19:59:47)(良:2票)

94.《ネタバレ》 世紀末バイオレンスカーアクション!こんなジャンルは無いけど、マッドマックスシリーズ専用としても良いでしょう、ケンシィロは出てきませんが、楽しめました。マックスを含めてキャラの存在感が全般薄いかも。。。 ないとれいんさん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-15 10:58:51)

93.良い評判を聞きつけ、最もガッカリした続編である前作の3を忘れる事にして鑑賞。うん、映像迫力は凄かった。ぶっ壊れたはずのインターセプターが再登場したって事は2のリメイクと思えばいいのかな?荒廃ド派手エンターテイメントはオリジナルの2よりも増していた。でも、、、マックスが影薄いよね。フュリオサが全部持って行ってしまった。完全に彼女が主役である。どなたかが書いてらっしゃったが、スピンオフとしてならこれはこれで傑作かもだけれど、『マッドマックス』の続編とするならこの点かな。しかも新シリーズでも三部作の予定だとか。旧シリーズの様に迷走しなければ良いが。 movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-05-07 03:26:45)

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【点数情報】

Review人数 152人
平均点数 7.75点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
310.66% line
410.66% line
595.92% line
62013.16% line
72919.08% line
84328.29% line
93120.39% line
101811.84% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.64点 Review14人
2 ストーリー評価 7.13点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.62点 Review16人
4 音楽評価 8.00点 Review14人
5 感泣評価 6.70点 Review10人

【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 
撮影賞ジョン・シール候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞マーク・A・マンジーニ受賞 
音響賞クリス・ジェンキンス受賞 
音響賞グレッグ・ルドロフ受賞 
美術賞コリン・ギブソン受賞(プロダクション・デザイン)
美術賞リサ・トンプソン受賞(セット装飾)
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン受賞 
編集賞マーガレット・シクセル 受賞 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 

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