みんなのシネマレビュー

さまよう刃(2009)

The Hovering Blade
2009年【日】 上映時間:112分
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化
[サマヨウヤイバ]
新規登録(2009-10-05)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2019-01-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-10-10)


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監督益子昌一
キャスト寺尾聰(男優)長峰重樹
竹野内豊(男優)織部孝史
伊東四朗(男優)真野信一
酒井美紀(女優)木島和佳子
山谷初男(男優)木島隆明
長谷川初範(男優)島田
木下ほうか(男優)伊藤
池内万作(男優)田中
佐藤貴広(男優)中井誠
原作東野圭吾「さまよう刃」
脚本益子昌一
音楽川井憲次
製作平城隆司
東映(「さまよう刃」製作委員会)
テレビ朝日(「さまよう刃」製作委員会)
角川書店(「さまよう刃」製作委員会)
エイベックス・エンタテインメント(「さまよう刃」製作委員会)
木下グループ(「さまよう刃」製作委員会)
東映ビデオ(「さまよう刃」製作委員会)
企画遠藤茂行
配給東映
美術柴田博英(装飾)
録音山方浩
照明三善章誉
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


13.「少年法」と「死刑」という2大テーマとともに「組織と個人」というテーマもあると思う。若い刑事は、この国の司法制度に対して矛盾を感じ、長峰に少年の行動を教えてしまう。しかし、その行為は、組織の人間としては「矛盾」そのものであるわけで、責められても仕方ないであろう。こんなにたくさんのテーマを扱っているのだから皆さんが、指摘されてるように消化不良は否めない。でも、時代のニーズに即した映画であり、描ききれてない部分をいろいろと考えるのも悪くないと思う。役者陣もいい感じでした。特に伊東四朗。お笑いからシリアスな役柄まで演じることが、出来る現代の名優だ。 パオ吉さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-04 02:13:16)

12.《ネタバレ》 作品自体は、とても真面目で誠実な作り方をしていて好印象を受ける。ただ、原作を読んだ身として言わせてもらうと、もちろんあれだけの大作を2時間の尺の中に収めるにはそれなりの割愛も必要だし、ある程度の描写不足は仕方ないとは思うのだが、それでもやはり、もっとここの部分を描いてくれれば、もっと感情移入出来る作品になったのに、もったいない、という気持ちを持ってしまうことは否めない。たとえばこのお話は、少年側と父親・娘側の双方が両輪となって、この作品のテーマを浮かび上がらせているわけだが、その両輪の描きが足りないので、結果としてテーマの力強さが弱まってしまっている印象を受ける。少年側のチンピラ二人組の憎たらしさがまず描写不足で、その二人組にこきつかわれて恨みを持つ中居誠がさらにまた描写足らずである。一応、刑事の側から中井が長峰のところに電話をかけた心境を説明する下りはあるものの、彼自身の心の葛藤や心境の説明がほとんど描かれていない。チンピラ二人組も、もっと腹立たしい描き方をしないと、テーマの力強さに肉薄してこない。父親も、タイトル通りさまよってはいるものの、憎しみや苦しみを、もっと表象的に見せるシーンがあってもよかったと思うし、娘も生前の描写がほとんどない。父娘がどれほどよい関係であったかをもっと描いておけばさらに良くなったはず。色々と不満を書いてしまったが、原作がとても素晴らしく、テーマ性は深く考えさせるものなので、それで辛口となってしまいました。でも、決して悪い映画ではありません。 あろえりーなさん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-27 09:54:28)

11.《ネタバレ》 原作未読だが、東野圭吾原作ってことでかなり期待してみた。
結果みなさんの投稿にもあるとおり中途半端な作品になっています。
この手の話は洋画でもかなり手垢がついた題材でもあるのでそこをどう
扱うかが大切だと思われるが、そこのところをスキップしてしまった
結果つっこみどころ満載の映画になり、しかもその後の説明もないまま
突然終わるという感じ。
内容が内容だけにみた後の残念感というかやられた感だけが残った。
K2N2M2さん [DVD(邦画)] 5点(2010-04-17 13:07:45)

10.《ネタバレ》 原作を読んだ者として感想を述べさせていただきますと、やっぱり「詰め込み感」は拭えなかったですね。ひょっとすると原作を読んだ人でなくてもそう感じるかもしれません。ちなみに私は文庫で読みましたが、あとがきなども含めページ数にして499ページ。一つひとつ細かい描写が為され、長峰さんが娘を失った父親としての苦しみや、中井誠が事件後どのような心境の経緯があって残り二人について密告したかなど、映画よりもっと丁寧に登場人物視点からの表現がされていました。

これは直接作品のレビューではありませんが、やはり映画というものは映像やサウンドという点で書籍に勝るものの、上映時間という縛りにおいて書籍より表現の幅が制限されてしまうんだなとこの作品を観て思いました。他の東野圭吾さんの作品の映像化で「白夜行」などがあるように、ドラマ仕立てでじっくりというのでも良かったかもしれません。

しかしそれでも伝わってくるのは、あのような人を人とも思わない非道な行いをした若者に対して相応の報いを与えることのできない無念さでした。本を読んだときにも思いましたが、長峰さんと同じ立場になったらあの最後の場面で撃たずに我慢できるだろうかと思います。「そんなことをしても天国の娘さんは喜ばない」とよく聞くフレーズで説得されるシーンもありますが、自分なら「娘に罵られることになってもやる」「自己満足で構わない」と言ってしまいそうです。

架空の話でありながら現実に十分起こりうる内容で、「自分ならどうするだろう」と自問し考えさせられる映画でした。 TANTOさん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-08 15:03:13)

9.《ネタバレ》 〝こりゃダメだ〟 と断を下してしまったのは、上映開始早々既に数分後の事でした。なぜなら、その原因の一つとして 急な時間の飛ばし方(端折り方)にあると思います。大事なところが抜けているのです。娘の安否を心配し、帰りを待つ様子が一切描かれていないのがこの作品です。そして次の瞬間にはもう、事が進んでいるのです。自分が親の立場であれば、娘の無事な帰りを待つ時、こういう心境なんだろなあっていう気持ちなど 共感出切る部分等が一切味わえませんでしたね。(味わえないという表現については少し誤解を招いてしまう心配もありますが)。とまあ、とにかく、その後は、娘の復讐を というよりも、単に自分が孤独になってしまったが為に、その復讐を というストーリーに成り下がってしまっているように思えます。期待していただけにガッカリでしたね。既にレビューされている方のご意見はごもっともでした。ほとんどの方のご意見に その通りだなと思い頷いてしまいました。 3737さん [映画館(邦画)] 3点(2009-11-01 12:13:24)(良:1票)

8.《ネタバレ》 原作未読。よく出来た映画であり、何かを考えさせられる映画でもある。ただ、“深い”部分まで描かれているかといえば、そういう作品でもない。表面的な部分をすくった程度であり、ココロに深く何かを刻まれたという想いはない。“傑作”というジャッジをするには至らず、“良作”というところではないか。
しかし、寺尾聰さんの演技は評価に値する。演技の上手さや下手さの判断がそれほどよく分からないが、寺尾聰さんの演技はリアルであり、ナチュラルである。実際に娘を殺されて、未来を奪われた人間としか映らなかった。そこには“答え”が分からずに、呆然として、さまようしか術がない男しかいなかった。
“復讐”ということは“答え”ではないかもしれない。しかし、被害者の遺族の感情とすれば、何らかの“答え”は必要なのだろう。“復讐”以外に答えを求めるとすれば、「立法」と「矯正行政」の範疇となる。せっかく裁判員制度も導入されたのであるから、もう少し刑罰の幅を広げてもいいかもしれない。複数名を殺害しないと死刑にならないというのはおかしな裁判判例であるし、殺害の意思がなければ殺人罪にも問えないこともある。過去の判例と照らし合わせて判決を下すのではなくて、裁判員制度ではもっと様々な事情を鑑みて判決を下されるべきではないか。「1人でも殺せば死刑になることがある」という判決を重ねないと、犯罪の抑止力が損なわれる恐れがある。
日本には「死刑」「無期懲役」という刑罰はあるが、「無期懲役」には仮釈放というおなしな制度もある。この際、「終身刑」という新たな刑罰を創設し、被害者遺族の感情に応える立法も必要な時期に来ているのかもしれない。また、刑務所にいったん入っても再犯するような事態を極力避けるような矯正行政の在り方や社会の仕組みも問われるべきだろう。罪を犯した者が刑務所に入ることによって、誰しもが納得できるようなシステムを構築することが、被害者の家族の感情の軽減や犯罪の抑止力といった効果が期待できる。
なかなか簡単には社会は変わらず、変えることもできないが、よりよい方向に変える社会作りに我々は貢献したいものだ。
現在の動きは、逆に「死刑制度」をなくそうという動きすらある。
被害者の想い、加害者の事情、人を裁くことはそれほど簡単なことではないが、犯した罪に応じて厳罰を処するということはあってしかるべきであろう。 六本木ソルジャーさん [映画館(邦画)] 6点(2009-10-19 21:20:50)

7.少年たちのズルイ残酷さと、父親の清い愛情を両極端に引っ張って、弾けて感動するものだったと思うが、両方の表現力が弱かった。警察署、別荘地、駅前など映像表現の弱さもある。重みと緊迫感が薄い。学校で見せる教育映画に近いものを感じた。題材としては良いものなので+1点。正直に言えば、犯人2人なんてこの世から消えて当たり前。 チューンさん [映画館(邦画)] 6点(2009-10-19 18:27:50)(良:1票)


6.淡々と進む話と、川井憲次さんの音楽と、描かれる景観と情景が、
好かったです。
muntuさん [映画館(邦画)] 10点(2009-10-18 15:08:56)

5.一級品の素材を集めながら、調理法を誤ってしまいましたって感じの作品です。 tonaoさん [映画館(邦画)] 5点(2009-10-16 21:44:43)(良:1票)

4.《ネタバレ》 重いテーマのわりにはリアリティがなく矛盾が多くてその点で後半になるほど興ざめしてきます。あとテンポがのんびりしているのでエピソードが少なく、思い返してみるとなんて簡単な話だったんだろうと思ってしまう。原作が未読なのですがここまで登場人物の背景が省略されてしまうと感情移入どころではなく、ただただアラが見えてきてしまったのはコンセプトか脚本の問題なのでしょうか。内容以外の映画としての質は悪いとは思わないので残念です。この時代に真面目な映画を製作しようとした熱意は感じるので評価はすこし甘めで。 ことひきさん [映画館(邦画)] 2点(2009-10-16 13:56:55)(良:1票)

3.2時間という時間制限の為か、原作にあったはずのシーンが随分と省略されていますね。
私は原作を読んだ上での鑑賞でしたから、頭の中で原作のシーンを反芻しながら、省略された部分を補足することが出来ますが、原作を読まずに映画だけを見た人にとっては随分淡白な映画に感じたのではないかと思います。
ラストの長峰登場のシーンでは鳥肌が立ちましたが、その後はちょっと間延びしすぎかな?
寺尾聡の演技力が素晴らしいのでこの点数をつけました。
アーリーさん [映画館(邦画)] 8点(2009-10-12 20:35:37)

2.《ネタバレ》 薄い映画になってしまい残念。
東野圭吾の作品にして評価の分かれる原作ですが、
原作の読者が結末に不満を感じたのは長峰に復讐を遂げさせてやりたい
という思いがあるからだと思う。
それくらいこの話は、読者や観客がいかに長峰に感情移入できるかが全てだと思う。
映画では犯人側の少年の鬼畜さや、犯行の惨たらしさがあまり描写されないので
いまいち本気で長峰に感情移入できない。
それはレイプシーンをきちんと描写していないとかそういうことではなくて、
やったことに罪悪感なんて微塵も感じず、なんとかうまく誤魔化して
逃げきろうとする犯人の描写や、少年法を逆手にとって開き直る様が描かれないので、
犯人達に理不尽に娘の命を奪われた長峰の怒りと悲しみが共感しきれないのだ。
時間とともに薄れてしまう復讐心を保つために、何度もつらい犯行の映像を
見返して娘を死に追いやった犯人達への怒りを増幅させる描写も無く、
長峰が何の展開も無く雪山を歩いているシーンが無駄に冗長で
緊張感もなくなってしまい間延びしてしまう。
途中でいい加減にあきらめて自首したら?とさえ思えてしまうのだ。
原作ラストとの変更もぬるい。
これではブロンソンの「狼よさらば」の方がずっと感情移入できてしまうのだ。
期待していただけに残念。



おなやさん [映画館(邦画)] 4点(2009-10-12 01:10:45)(良:1票)

1.《ネタバレ》 少女を拉致、強姦した後に、殺して河原に捨ててしまう。この様な余りにも非道い暴力を、R指定無しの制限ギリギリでキチンと見せていたのは評価できるポイントだと思います。ここの暴力が描けているからこそ、観客は父親に感情移入出来るし、緊張感の持続という点でも上手くいっていた。役者勢も概ね好演していると感じました。
不自然な編集や、突っ込みどころの多さなど、不満点は結構あるのですが、テレビ局主導の映画がこの様な硬派な映画をちゃんと作った事には素直に拍手を送りたい。 民朗さん [映画館(邦画)] 7点(2009-10-12 01:04:45)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 4.82点
000.00% line
126.06% line
226.06% line
3618.18% line
4412.12% line
5618.18% line
6618.18% line
7515.15% line
813.03% line
900.00% line
1013.03% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

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