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大誘拐 RAINBOW KIDS

1991年【日】 上映時間:120分
サスペンスコメディ犯罪ものミステリー小説の映画化
[ダイユウカイレインボウキッズ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-04-13)【イニシャルK】さん


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監督岡本喜八
助監督山下賢章(監督補佐)
キャスト北林谷栄(女優)柳川とし子刀自
緒形拳(男優)井狩大五郎
風間トオル(男優)戸並健次(雷)
西川弘志(男優)三宅平太(雨)
神山繁(男優)柳川国二郎
田村奈巳(女優)柳川英子
岸部一徳(男優)柳川大作
樹木希林(女優)中村くら
常田富士男(男優)古参刑事
奥村公延(男優)安西
本田博太郎(男優)高野
竜雷太(男優)佐久間
上田耕一(男優)WTV報道局長
嶋田久作(男優)「東京」
山本廉(男優)警官
橋本功(男優)鎌田
藤木悠(男優)和歌山放送社長
中谷一郎(男優)WTV社長
水野久美(女優)柳川可奈子
天本英世(男優)串田老人
大木正司(男優)警官
景山民夫(男優)
松澤一之(男優)テレビ和歌山アナウンサー
寺田農ナレーター
原作天藤真「大誘拐」
脚本岡本喜八
音楽佐藤勝
撮影岸本正広
製作岡本みね子
配給東宝
美術西岡善信
編集鈴木晄
川島章正
照明佐藤幸次郎
その他東宝映画(協力)
東京現像所(協力)
あらすじ
柳川とし子、82歳。和歌山の山奥に住む小さなお婆さんだが、日本最大の地主。世界有数の大富豪だ。この老婆を誘拐して5千万を要求するのがケンジたちの計画。根性さえあれば決して不可能ではないはずだ。事実、誘拐は滞りなく完了、老婆を乗せた車が走り始めた時…「あんたら和歌山に隠れるつもりでっしゃろ。すぐに見つかりまっしゃろなあ」。海千山千の老婆には全てお見通しだったのだ。事実、和歌山県警では、老婆の恩で苦学した県警本部長が、国を巻き込んで包囲網を準備し始めていた…世界最大の誘拐、成功なるか。

エスねこ】さん(2007-09-28)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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35.なんと言っても北林谷栄に素晴しさに尽きる。風間西川のあまりにもお粗末な演技を補ってあまりある。ストーリートリックにはツコッミどころ満載だけどこの際いい。龍神村のお山の美しさ。このロケーションも選んだセンスもいい。龍神村心に刻まれている。一度行ってみたい場所のひとつになったくらい。北林のキャラにはこちらまで引き込まれそうなそして受け入れてくれそうなやさしさにあふれている。ラストの北林緒方の対話以降のくだりはお気に入り。演出音楽はかなり古臭さを感じるけど、心があったかくなるかなり好きな映画の部類に入ります。 タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-11-29 18:29:31)

34.《ネタバレ》 初見は15年くらい前(なにしろLDだった)。映画公開時には「ひさびさに日本の映画が面白い」という、邦画にとって自虐的なコピーだったと記憶しているが、たしかに面白いと思った。ほんとうの悪人が一人もいないという設定でのドラマがよくできている。中盤に少しだれる気がしないでもないが、オチがよかった。まあ、若者俳優陣の大根ぶりは気になるが、あれはあれで味があってよい。しかし、すべては北林谷栄の素晴らしい演技。“やさしいおばあちゃん”から“プライド高き当主”への変化からは、本人の気性が透けて見える。
mohnoさん [DVD(邦画)] 9点(2008-09-15 22:24:26)

33.前半の犯人3人のグダグダっぷりがあまりに酷いので観るのをやめようかと思ったが、おばあちゃんが誘拐される辺りからようやく面白くなった。ああ、これはおばあちゃんと井狩警部の頭脳戦なんだなと。細かいことはよく分からないが、ミステリーとして単純に面白かった。
それにしてもせっかくの大団円のあとの、ラストに流れるエンディングテーマのトホホぶりはなんだ。誰だ。サイコヒステリックスって。 カタログさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-09-09 23:29:41)

32.《ネタバレ》 すっとぼけた三人組の誘拐犯と、誘拐されるのんびり知能犯おばあちゃんとのサスペンス型痛快コメディ。登場人物みんな緊迫感ゼロながら、味のあるキャラクターやらセリフ回しにクスクス笑われてしまいます。嫌味なキャラクターもなく、サラっとした人情物語も素敵。
エネルギーのあるコメディは見てて気持ち良い。面長俳優嶋田久作・肝っ玉母ちゃん樹木希林をはじめ、そうそうたる脇役陣の絶妙っぷりは見事としか言いようがない。特にヘリの運転手には笑わされました。 すべからさん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-29 17:16:32)


31.《ネタバレ》 う~ん、期待してたけどそれほどじゃなかった・・・

なんか全体としては、「コメディとサスペンスの絶妙の融合」を外してしまって、不自然な感じになってしまっているのは残念。
展開がコメディとはいえ不自然すぎて全然入り込めない。
θさん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-07 19:30:50)

30.《ネタバレ》 犯人3人組の演技はもうちょっとでしたが、話は面白かったです!!北林谷栄演じるお婆さんののきっぷの良さと脇を固める緒方拳・樹木希林のテンポの良さが話をグッと盛り上げていたと思います。 うさぎ大福さん [DVD(邦画)] 8点(2007-04-22 21:51:32)

29.昔の映画だけど面白い。おばあちゃんが凄い! 六爺さん [ビデオ(吹替)] 7点(2006-12-16 23:21:51)

28.初めて見た岡本喜八監督の映画で、今回、約12年ぶりに再見した。北林谷栄扮する飄々とした刀自をはじめとした登場人物たちがとても魅力的に描かれていて初見当時と同じくとても楽しく見た。しかしやはり喜八監督の全盛期の映画をたくさん見た状態で改めて見返すと、面白いんだけど、喜八監督の映画としてはちょっと普通すぎる気がして何か物足りなさも残る。そこがやはりちょっと残念といえば残念だが、最後に国に対してさらりと釘をさすところに喜八監督らしさは少しだけ感じられる。でも、喜八監督ならばもっと弾けてもよかったのではないかと思うのも事実で、誘拐犯3人のキャラクターなど昔の喜八監督ならばどのように描いていたかもちょっと興味あるところなのだが、喜八監督はこの映画を作るために相当苦労したようで、その熱意に映画監督としての情熱を感じる。これが喜八監督の映画の中で評価が高いのはちょっと疑問だけど、娯楽映画としてはなかなか面白く仕上がっていて楽しかった。でも、喜八監督の喜劇映画としては「ああ爆弾」とかもっと弾けた映画のほうが個人的には好きだな。(2010年12月26日更新) イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-04-12 02:40:28)(良:1票)

27.身代金強奪のトリックはともかくとして、たたき上げの仕事の鬼の緒形拳と田舎の所轄かつデスクワーク専門の嶋田久作が見せる大きなテンポのズレの可笑しさや、樹木希林の相変わらずなごませ、笑わせる演技や、全てを包み込むような母性と何事にも動じない頼れる父性を見せつけた北林谷栄のオーラや、中だるみの無いスピード感など、まさに痛快娯楽作!といえる作品に仕上がっている。 ただ、風間トオルの関西弁がヘンなんです。コテコテすぎる関西弁の中でイントネーションが1文字だけ標準語というか、とにかく微妙にヘンなんです。でもってコイツが一番いっぱいしゃべりよるから気になって気になって、、。ラストで社会派色をもってくる展開はあまり好きじゃないのですが、コレは「国に子供をとられた」という伏線が冒頭にあったせいか、それとも社会派色といってもそれほど濃密な描き方でなくあくまで娯楽色を優先させたからなのか、はたまたハッピーエンドだったからかわかりませんが、妙に気持ち良かった。 R&Aさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-27 15:24:51)

26.当時、キネ旬でも上位でしたね。いいいいって言われるとひいちゃうけど、内容的にはまぁ普通かな?特別おもしろくもつまらなくもなかったですね。 たかちゃんさん 5点(2004-12-31 20:05:09)

25.誘拐事件の人質が誘拐犯から主導権を奪う、という設定は今ではすごくベタだけれど、当時は新しかったのかな?なかなか面白かったです。 flyhighさん 7点(2004-11-30 17:05:06)

24.《ネタバレ》 岡本喜八監督を偲んで書き直し。岡本の映画はこれしか見たことが無いし、実は、今日の今日まで彼がこの映画の監督とは知らなかったんです。この映画、安っぽいし、北林谷栄扮するばあさんが、偶然とは言えど、狂言誘拐の首謀者となって、身代金を掠め取って、脱税し戦争で戦死した子供たちのささやかな復讐をするだけなんですが、私は、あの雨・風・雷の能天気さとか、陽気なばあさんの実は緻密な計算とか戦争に対するアンチテーゼとかがやはり心に残っていて、この心に残るさりげなさってのが、きっとこの監督の持ち味だったんだろうなと思うと、今更ながらこの人の映画見直してみようかなと思うんですよね。 きつまさん 9点(2004-05-22 02:58:15)

23.《ネタバレ》 期待していたほど面白くはなかった。それでも、誘拐された婆さんが逆に誘拐犯のリーダーになるという設定は群を抜いて面白い。原作を読んでいなかったので、途中の展開が少しわかりづらかったものの、事件解決以降のエピソードもうまく出来ていると思う。ただ、十数年前の邦画のせいか、台詞が聞き取りづらくて演技も拙いというところが残念といえば残念。時間があれば原作も読んでみたいけど。。。 mhiroさん 6点(2004-05-08 18:49:32)

22.序盤のだるさは特筆物。誘拐犯3人組、特に西川弘志の演技は何なんだろう。誰かが演技指導や注意をしなかったのだろうか。でもそれを過ぎれば、徐々に面白くなっていきます。 クロさん [地上波(邦画)] 5点(2004-05-04 08:03:54)

21.ほのぼのしてておもしろかった。緒形拳って今の白髪のイメージしかなかったのでちょっと気づくのが遅かった。あと「刀自」って何って感じだったので1つ勉強になった。 バカ王子さん 7点(2004-05-02 21:30:24)

20.《ネタバレ》 展開的には割と楽しめるのですが、最終的には金持ちの婆さんが私欲のために脱税したって事なので、話のスケールが小さくなり、セコイオチになってしまったのが残念。戦争で家族を失うのと納税とを一緒にするのはオカシイ。個人的には贈与税や相続税はもっと高くてもいいと思っている。そうでなければ、世襲が横行し機会不平等が拡大する。果てには国の競争力が低下する。
<追記>19年ぶりに再見。テーマは「反国家」なんだろうが、それを「脱税」で仕返しするというのがやはり腑に落ちないしスッキリもしない。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2004-05-01 03:17:25)

19.キャストの演技の拙さを憂うコメントが多いですけど、「それは見る場所を間違ってるゾ!」と声を大にして叫びたい。オイラも映画を見てから原作に触れたんですが、そこで初めてキャスティングの素晴らしさ、役作りの完璧さがわかりました。とにかく、この映画で見るべきは「串田執事=天本英世」「女中くら=樹木希林」「四男大作=岸部一徳」「次男国二郎=神山繁」「和歌山TV重役=藤木悠×中谷一郎(刀自を見て嗚咽を漏らすシーンのみ)」だッ! まるで文字と一体化したかのように原作の持ち味そのままの演技。まさに《神が降りてきた》状態だと思いまっせ。他の柳川一族や村人たちももちろん素晴らしいす。そしてこの100%な脇役に囲まれて、北林谷栄と緒方拳の名演が光らないわけがない! 誘拐犯3人組が演技で勝てるわきゃないっすよ。むしろ彼らには、泥まみれで山林を駆け巡った頑張りに「お疲れ様」と言いたい。私的には9点。でも、もっと評価されていいと思う映画なので10点にしてみました。(我ながら久々に熱苦しーコメントだ…)●2004/12/3:サービス期間終了 エスねこさん 9点(2004-04-17 18:22:38)(笑:1票)

18.若者組のキャスティングが、ダメ。この当時は若手男優の層が薄かったのかもしれないなあ、と思う。もっとイキのよい今どきの俳優たちでリメイクしてほしいけど、ダメかしらん? 今の北林谷栄さんのお歳だと、もう出ずっぱりの仕事は無理かもしれませんね・・。たとえば黒柳徹子さんあたり、どうかしら?(若い人は知らないかもしれませんが、あの方うまいのよオ)刑事は誰がいいかしら・・西田敏行さんなんかどうでしょ? 或いはもっと若い刑事を配してもいいかもしれないなあ。本作の話に戻れば、とにかく若者のキャスティングに成功していれば、もっといい映画になったに違いありません。かえすがえすも残念です。 おばちゃんさん 6点(2004-03-20 11:28:11)

17.北林谷栄さんが素敵です。お国は私になにをしてくだはったろうか・・・というセリフが人生と時代を感じさせ沁みます。 ジマイマさん 6点(2004-03-05 19:30:07)

16.岡本喜八監督のセンスが光る作品ですね。話しも面白いのですが、映像としても、日本の(紀州の)景色が美しく描かれている。誘拐犯たちが自分達のことを「虹の童子」と呼んだりするセンスもなかなか。北林谷栄、緒形拳、風間トオル、それぞれいい味出してました。 あまねさん 9点(2004-01-26 04:45:47)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 55人
平均点数 7.35点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
411.82% line
559.09% line
61018.18% line
71221.82% line
81527.27% line
9916.36% line
1035.45% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review4人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

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