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アバター(2009)

Avatar
2009年【米・英】 上映時間:162分
アクションドラマSFアドベンチャーシリーズもの3D映画
[アバター]
新規登録(2009-07-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2022-12-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-12-23)


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監督ジェームズ・キャメロン
助監督スティーヴン・クエイル(第二班監督)
ジョシュ・マクラグレン
キャストサム・ワーシントン(男優)ジェイク・サリー
ゾーイ・サルダナ(女優)ネイティリ
シガニー・ウィーバー(女優)グレイス・オーガスティン
スティーヴン・ラング(男優)マイルズ・クオリッチ大佐
ミシェル・ロドリゲス(女優)トゥルーディ・チャコン
ジョヴァンニ・リビシ(男優)パーカー・セルフリッジ
ウェス・ステューディ(男優)エイトゥカン
CCH・パウンダー(女優)モアト
ラズ・アロンソ(男優)ツーテイ
ジョエル・デヴィッド・ムーア(男優)ノーム・スペルマン
東地宏樹ジェイク・サリー(日本語吹き替え版)
小松由佳ネイティリ(日本語吹き替え版)
弥永和子グレイス・オーガスティン(日本語吹き替え版)
菅生隆之マイルズ・クオリッチ大佐(日本語吹き替え版)
杉本ゆうトゥルーディ・チャコン(日本語吹き替え版)
難波圭一パーカー・セルフリッジ(日本語吹き替え版)
滝沢ロコモアト(日本語吹き替え版)
乃村健次(日本語吹き替え版)
紗ゆり(日本語吹き替え版)
大西健晴(日本語吹き替え版)
村治学マックス・パテル博士(日本語吹き替え版)
大黒和広(日本語吹き替え版)
脚本ジェームズ・キャメロン
音楽ジェームズ・ホーナー
スティーヴ・ジャブロンスキー(追加音楽)
編曲ジェームズ・ホーナー
ニコラス・ドッド
ジョン・キュール
J・A・C・レッドフォード
撮影マウロ・フィオーレ
製作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
ジョシュ・マクラグレン(共同製作)
20世紀フォックス
製作総指揮コリン・ウィルソン
レータ・カログリディス
配給20世紀フォックス
特撮スタン・ウィンストン・スタジオ(特殊効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
ジョン・ブルーノ〔特撮〕(視覚効果スーパーバイザー)
スティーヴン・クエイル(視覚効果スーパーバイザー)
コリン・ストラウス(視覚効果デザイン)
グレッグ・ストラウス(視覚効果デザイン)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
ロバート・ストロンバーグ(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・イシオカ(美術監督スーパーバイザー)
アンドリュー・メンジース(美術監督)
衣装デボラ・リン・スコット
メイズ・C・ルベオ
編集スティーブン・E・リヴキン
ジェームズ・キャメロン
録音クリストファー・ボーイズ(サウンド・デザイナー)
ゲイリー・サマーズ(リレコミキサー)
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
J・J・ペリー
アーニー・レイズ・Jr
その他ジェームズ・ホーナー(指揮)
あらすじ
豊富な地下資源の眠る豊かな星パンドラ。そこはナヴィと呼ばれる青い肌の原住民が、自然と共に生きる美しい世界。しかし資源を奪おうと、人間達はナヴィを滅ぼす侵略を始める。元海兵隊員のジェイクに与えられ任務は、資源の上にあるナヴィの村をどかすことだった。人間とナヴィの結合体=「アバター」の姿となり、パンドラに降り立ったジェイク。しかしそこで出会ったのは・・・ 構想14年。ジェーム・ズキャメロン監督12年ぶりの作品にして、初の3D映画。脅威の映像革命を実現し、映画の歴史を変えた超大作!

ましゅまろシナモン】さん(2009-12-29)
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【クチコミ・感想】

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200.なかなか見に行けなかったので、その間に期待が膨らみすぎてしまったのかもしれません。娯楽映画としては文句なく面白かったですが、多くの方が指摘されているように、宮崎アニメに馴染んだ世代には「今更?!」って感じですね。自然観の薄さと音楽(音響含む)の物足りなさも相まって「こんなモンか~」で終わってしまいました。3Dは画面が暗くて小さく感じますね。たまにメガネをあげて見ると、ピントボケボケながらもこっちのが迫力あるように感じられる瞬間多々でした。 めだかの学校さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-25 16:04:33)

199.《ネタバレ》 3D吹き替え版と通常字幕版の両方観ました。さすがに極彩色の映像は文句なしにキレイです。やはり3D化する前提で作られた作品ですね。パンドラに生えている草木やナヴィ族の造形も素晴らしい。特に弓矢の造形が力強くてよかった。作品には関係ない話ですが3Dは3Dグラスがメガネ・オン・メガネ状態だったので途中でずり落ちてしまい何度も押しつけるので鼻当ての部分が痛くなってしまいました。最後には人間万歳!で収まりがちなハリウッド映画にしてもののけ姫的な八百万の神エンディングはちょっと意外ですが、ストーリー全体で考えると上映時間が長いんだからスカイピープルとナヴィ族の対立構造だけじゃなくて、もう少しナヴィ族について掘り下げて描いてもよかったんじゃないかなと思います。 時計仕掛けの俺んちさん [映画館(吹替)] 7点(2010-03-24 19:20:18)

198.3Dに関しては確かにこれまでの3D映画とは桁違いの出来と言えよう。でも黒い3D用メガネはその黒さゆえに相当画面を暗くしてしまい部分的に見にくいところがあった。かといってメガネを外すと当然黒メガネを考慮した画面は眩しすぎるくらいに明るい。3D映像に関してはまだまだ改善の余地ありかと。とりあえず3Dは無視して評価しようと思うのだが、それでもやっぱり映像が凄い。地球とは違う風景をなんの違和感も感じさせずに実写として画面に映し出す。これは素直に凄いと思う。巨大な枝の上を進んでゆく画づらが遠巻きにとらえられる。CGだからどこからとらえた画だろうが撮れるんだけど、しっかりとこの画を選んでいるってのがいい。空中戦の大俯瞰だってそう。空から落ちてゆく体を大きな葉が受け止めてゆくアクションシーンもそう。いい画、いい繋ぎを見せている。もちろん3D用画面ゆえか陰影に乏しいってのが決定的にダメで、夜の森の怖さが全く表現できていなかったりするのは絶望的ですらあるんだけども、それでも見たこともない「凄さ」がこの映画にはあって、それは映画の凄さではないかもしれないけど「凄い」って思ったことには変わりなく、その感動はこの映画の欠点を補うには余りある感動だったんじゃないかと思う。 R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-23 18:45:37)(良:2票)

197.映像は見事!の一言も、物語は若干のなおざり感を否めない。さすがキャメロンというところだが話の面白さは圧倒的にターミネーターが上。 monteprinceさん [映画館(字幕)] 5点(2010-03-22 21:54:03)

196.《ネタバレ》 2回見てきました。1回目は字幕,2回目は家族と吹き替えです。3Dは目が疲れるのでこれでもうこりごりと言う感ですが,さすがキャメロンの映画だけあって面白かったです。キャメロンの映画にはずれがないので見る前から安心していましたが,この作品もそうでした。子ども2人(小6・保育園)も最後まで集中して見ていましたね。映画館で見たからこその迫力もあり良かったです。 なかがわさん [映画館(字幕)] 9点(2010-03-22 08:43:08)

195.予備知識なしで見ました。3Dでなくても楽しめると聞き2Dで。
3Dで見ていたら逆につらかったかも(車酔いする性質なので)。
ナヴィたちの運動神経がうらやましい。
こういう映画だけで味わえる爽快感を十分に味わえました。
一緒に見ていたこどもは、ナヴィの顔がだめだったそうです。 のまっとさん [映画館(字幕)] 8点(2010-03-21 10:41:00)

194.《ネタバレ》 3D効果が半端じゃないと評判のIMAXシアターにて鑑賞。チケット売り切れ状態が続いて3週間もお預けをくった末、ようやくの鑑賞だった。
で…
すごい…こりゃ乗り物酔いちゃうかも…と感動し、そして心配していたのは、結局杞憂に終わった。
慣れてしまうのだ、30分もすると…
そして、慣れちゃうともう「ちょっと迫力ある映像」にしか過ぎなくなってしまう。
(…大変だよね、映画作るってさ、こんな我侭な観客を満足させなきゃいけないんだもん。)
というわけでアゲそうなほど見飽きたストーリーの展開に後半は失笑気味だった。
もう、敵方の首長の娘とかその婚約者もどきとか、他に考えられないのかよって感じ。
ストーリー云々は関係なく技術でアッと驚かすなら、もっと短時間のほうがいいよ、絶対に。みんなが慣れる前に息もつかせず畳み掛ける、そうしたほうがよかったんじゃないの?
(追記)
ホントは最初5点だったんだけど、「ビデオでも良い感じ」とはとても言えないので。「そこそこに面白い(6点)」よりはやっぱ「意外と面白くなかった」ので4点とさせて頂きました。 ぞふぃさん [映画館(吹替)] 4点(2010-03-20 18:41:59)

193.隣に越して来た『映画好き』と名乗る旦那が「ジェームズ・キャメロンてどんな監督でしたっけ?」ときくので、「ほら、あの監督ですよ。『ピラニアの続編』と『人が考えた話を無断で引用して裁判で負けたSF』と『そのSFの続編』と『エイリアンを味付けを変えて上手に料理した続編』と『フランス映画のリメイク』を監督した人ですよ」と答えたら「ああ、じゃあ、あの船が沈む映画の...?」と思い出したようなので「そうそう。何度も映画化された実話のリメイクだけど味付けを変えてCG使ったら大ヒットしちゃったアレの監督ですよ」と答えたところ「ああ。わかりまた。ところで今度は何のリメイクですか?」とさらにきくので「エイリアン2+マトリックス+宮崎アニメです」と答えたら「じゃあ面白そうですね」と素直に楽しみにしてました。それだけです。 nizamさん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-20 17:03:07)(笑:1票)

192.《ネタバレ》 3D画面は迫力がある。高い木の上を縦横無尽に飛び跳ねる風景、空中に浮かんだ山によじのぼっていくところ、鳥にまたがった空中戦など、テーマパークのアトラクションのようなどきどき感が楽しめる。映画館で、吹き替えで見るのが正解だ。
豊かな森の情景や、夜景の描写などはとても美しく、感動的でもある。
ストーリー自体はとてもシンプルだ。異文化の人々にとらわれた人が、最初は反発しながらも、いつしかその精神性にうたれ、最後にはそちら側の味方となって、かつて属していた側と戦う。「ラストサムライ」と同じ構図。「刑事ジョン・ブック 目撃者」あたりも思わせる。
より高度な文明をもった民族が、自らのエゴのために、それより劣った旧来の文明をもつ異民族に対して侵略をしかけ、その文明を容赦なく破壊するという構図は、アメリカの西部開拓のみならず、大航海時代、ゲルマン民族の移動、大東亜戦争、弥生人による縄文人の駆逐などなど、太古の昔から繰り返されてきた人間の歴史でもある。
多くの場合、軍事力において圧倒的に劣る旧来の文明はなすすべもなく敗北し、破壊されてしまうのが現実だ。しかしこの映画では、ナヴィ側が勝利し、ハッピーエンドとなる。
固い結束と強い意志があればどんなことも達成できるというメッセージなのかもしれないが、現実には、土壇場になって元寇のように「神風」が吹いたおかげ。そのメッセージも理想論にすぎないという感じもする。


エンボさん [映画館(吹替)] 7点(2010-03-19 23:33:44)

191.SF版「ダンス・ウィズ・ウルブズ」ですね。終盤の戦闘シーンはとっても見応えがありました。ああいうところは、さすがJ・キャメロンと言いたくなります。映像も凄いです。ただ、最近は映像だけでは驚きが少なくなりました。何でもできるようになりましたから。批評家の渡辺祥子さんも言ってましたが、ストーリーは弱いと感じます。「タイタニック」の時もそう思いました。プロの脚本家に任せとけば良かったのにと思います。 shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-19 21:59:24)

190.アトラクションに乗っているかのような3Dの映像で鑑賞後若干ふらついたが、やはり映像はものすごい技術が駆使されている感があった。が、また観たいかといわれるとそうでもなく…。技術に耐えうる体力の衰えを感じた。 おっちょさん [映画館(吹替)] 6点(2010-03-17 11:45:43)

189.《ネタバレ》 今日某映画館にいきました、今にも、つぶれそうな、入り口も探すのが大変なような、私のほかに、男の人がうろうろしていましたが、その方、入り口で、帰っちゃいました。ジェームスキャメロン監督作品なので、前から気になっていました。2時間40分には、ちょっとビビリました。中に入ったら、ポスター貼ってあったので、安心しました。客は、私一人かなとおもったら、他に男性2名、うち一人は、途中で帰った模様。な、なんと、アバターキャメロン映画を、2人きり、いや、もう、感動しましたよ。
あの画面の迫力。宇宙人は妙にどうと、あしが、長いんだけど、あれは、3Dですか、それとも、着ぐるみ?。顔とか、表情は、役者さんとしても、お化粧とか、すごいなあ、と思いました。しかし、何十年も先の物語、100年位先かな。それなのに、現地で使われているのは、プロペラを利用した、飛行機ですか?。ちょっと、小さな疑問でした。
エイリアンにでていた、あの博士も、現地の大木さん助けてあげればよかったのにとおもいました。人間は死んでも、アバターは動き出すのでは、と、ちょっと、期待したのに。あと、アバターも、Tシャツみたいな、服を着ていましたよね。あれも、ちょっと、なぞを感じました。アバターは、食事とか、しないのかな?。途中一瞬なりと、タイタニックをもう一度看たいと思ったのは、私だけだろうか?。迫力はあり、2Dで、看たのですが、きっと、あれも、これも、3Dの画像がイメージできたのが、不思議でした。シガニーウイバーだっけ、年取ったなあと思いました、でも、ちょっとうれしかった。あの彼女の映画、大好きなので。映画見ながら、入れたし、思わず、ここで、死ぬなよ、とか、涙出ちゃったし、やっぱり、すごい映画なのかもしれません。でも、自分的には、タイタニックの3D海、船、沈没船の合成、冒頭の場面が、好きなので、比べようもないですが、不思議な無念さを感じました。映画って、本当にすばらしいと思います。とても楽しめました。 yasutoさん [映画館(字幕)] 10点(2010-03-13 21:30:41)(良:1票)

188.《ネタバレ》 久々に映画館で映画を見ましたが、映像が奇麗で迫力があり感動しました。でも自然を破壊しすぎですかね。。ミシェル・ロドリゲスの正義感や散り方がカッコ良かった。 山椒の実さん [映画館(字幕)] 8点(2010-03-12 22:41:36)

187.《ネタバレ》 ぶっちゃけストーリーなんか気にしてないですわ。この手の仮想惑星生態系もの大好きなんですよね。リングワールドとか、重力の使命のメスクリン星とか、ソラリスとか、、、。誰か最新技術使って映画化してくれないかな。それにしてもあの触手結合行為のエロさといったら(笑) ジェフゆないてっどさん [映画館(字幕)] 9点(2010-03-09 20:28:50)

186.《ネタバレ》 映像は確かに凄い。CGの質も素晴らしいし、風景の圧倒的なビジュアルも驚嘆に値する。
でも、鑑賞し終わったあと一番最初に思ったのは「これ何てもののけ姫?」だ。

環境問題と人類の関わりというテーマについては他のレビュアーの方も
触れていらっしゃる様に、プロットがよく似ている。
だが、こちらの方がステレオタイプで底が浅い。そう考えると宮崎駿監督は
ジェームズ・キャメロンより凄いのかな?とも思ってしまった。

もうひとつ、開拓者と原住民の対立というテーマでは新大陸にやってきたヨーロッパ人が
資源を搾取し、原住民を虐殺していった歴史物語を仮想の世界で描いてみたともいえる。
現実では、神の救済は無く、現地の文明はヨーロッパの文明に淘汰されてしまった。
だがこの映画では一応、原住民が勝利を収めて幕切れとなる。
アバターはハッピーエンドで良い。こうでないと後味が悪すぎる。
しかし、そうなっていない現実を思うとなんともやりきれない気持ちになった。

主人公の成長についてはあまり共感できなかった。
異民族との交流によって赤ちゃんから大人へと成長する物語だよということを
実際に言葉を使って説明してしまっているのが最悪だ。
ネイティリはしきりに「赤ん坊みたい」を連発しているが、
3ヵ月後には成人の儀式である。
なんだかどっかのTV番組でやっている、世界の僻地の原住民と
1週間くらい生活し、なんだかわかった様な気になって涙でさよならするみたいな
薄っぺらいドラマだ。他のテーマに比べると非常に出来が悪い。

しかし、それらを補って余りあるほどの映像と演出で最後まで観れてしまう力があるのは間違いない。お勧めかお勧めでないかと問われれば、間違いなくお勧めである。
よって採点表にしたがって7点献上です。
おなやさん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-07 01:02:22)(良:1票)

185.表現されている以上の世界が設定としてその背景に隠れている、というのは、『機動戦士ガンダム』の「一年戦争」に代表される(戦史としての)メタ物語の典型であり、仮想現実的なキャラクター世界の手法そのものである。『アバター』も同じで、それが多くの人に今熱狂されている「世界観」というものだと思うけど、僕にはそれが模造的であるが故に映像としてもアカル過ぎて、陰影を感じない。全てが計算された「世界観」の一角のみを映像で示してみせる。それが設定としても映像としてもあまりにも「浅い」と感じるのは何故だろう。おそらくそれが自然ではない、人工の模造的映像の限界であり、設定そのものがデータベースからの類型としての演繹に過ぎないからなのだろう。そこに自然という驚きや想像力を超えた迫力が無いというのは、全てが所詮は数値変換の産物に過ぎないということが透けて見えるからなのだろう。
今後、こういったCGを駆使した新しい映像表現はどんどん進化していくに違いない。しかし、それはどうにもアカルすぎるのだ。(僕らのミライと同じで)

「明瞭な色分けは、それこそ仮想世界にのみ可能なのだ。現実は単純ではない。多層的で多面的だ。曖昧で不可分だ。ちょうど今日の天気のように。晴れでもないが雨でもない。曇りかと思えば日が差し込む。この曖昧さは、人の営みの実相でもあるはずだ」-森達也『東京番外地』-

上記は、正常な精神と「精神病」との間の差異についての森達也の言説である。
あえて言えば、『アバター』は精神的に正常にすぎる、そういう映像に思える。だから退屈なのだ。

と、ここまで書いて、僕が『アバター』を退屈だと思うのは、TVゲームを全くやらないからかもしれないと思った。ゲーム空間がこれまでどのように進化してきて、全面CGの『アバター』がどれほど凄いのか、歴史的にも技術的にもいまいちよく分からないのである。あしからず。
onomichiさん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-05 00:37:03)(良:1票)

184.ナヴィのヒラメ顔が皮膚感覚的にもうぜんぜんダメ。 mimiさん [映画館(字幕)] 5点(2010-03-04 23:34:37)

183.この映画に10点つけないと、ひねくれ者って思われちゃうでしょ。文句なしの10点。 トニー・モンタスキューさん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2010-03-04 16:29:36)

182.《ネタバレ》 文句なしの満点です。現時点でのクオリティーの高さは間違いないです。しかしCGだけではここまでヒットしないはず。そこには納得出来るストーリーがあって、エンターテイメントがあって、きちんと登場人物が活きている。「娯楽」という言葉で締めていいものなのか…。さすがキャメロン監督です。アカデミー賞取ってほしいな。3Dでの鑑賞でしたが、可能な限り劇場に足を運びたい作品です。3Dでなくても十分に楽しめると思います。 西川家さん [映画館(字幕)] 10点(2010-03-04 00:08:12)

181.《ネタバレ》 キャメロン監督は前作「タイタニック」のあと、ドラマ「ダークエンジェル」を製作して一線を退き、3D技術の開発に意欲を燃やした。苦節10年で技術が完成、ようやく製作された本映画。予告ではダメ映画の予感がしたが、実際観てみると驚嘆するほどの出来栄えに溜飲が下がる思いがした。脱帽である。娯楽性と芸術性、人間ドラマが融合した完璧に近い脚本に拍手。バランスの取り具合が絶妙なのだ。ハリウッド娯楽SF作品によくあるジョークやおしゃらけなど微塵もない真摯な作品で、どちらが善悪ともいいがたく、自然と共生するとはどういうことかを深く考えさせる哲学的な要素が作品に深みを加えている。脊髄損傷で歩行できない主人公が、アバタープログラムにより、自由に動けるようになり、新し人生に踏み込むという設定がよい。それだけでカタルシスを得られるのだ。トルークマクト(大龍)や父から貰う弓矢などの伏線もうまい。そしてキャメロン監督が得意な、しつこいほど続く戦闘シーンも健在で嬉しくなる。これが成功の第一の要因。次は美術。異星の多種多様な生物群、自然景観が美しい。どれも独創性が高く、大変洗練されている。龍に乗った飛翔シーンだけも一大スペクタクルである。これを見るだけでも価値があろうというもの。そして3D技術の見事さ。映画史上に残る金字塔を打ち立てたと思う。3D元年と言われるが、これを超える作品がいつ出てくるのやら。2Dを含めても、何年も待たされそうだ。■不満もある。「もののけ姫」「ナウシカ」「ダンスウィズウルブス」のいいとこどりのように見える。大佐やおばか上司など悪者キャラが典型的すぎる。もっと人間味を出せばずっと良くなった。彼らの言い分に斟酌すべき要素を持たせ、時に良心の呵責を起こさせるなど人間臭さを出すべきだったろう。これでは「もののけ姫」「ナウシカ」の表面しかなぞっていないと言われても仕方がない。力と力の戦いになりすぎているのは残念。自然と人間との戦いという要素がもっとあれば、壮大な抒情詩になっただろう。樹同士のネットワークや女博士が死んでエイワと一緒になったなどの伏線は張られていたのだから。動物たちが援軍に来るだけでは物足らない。最後は大団円というわけではなく、あれではまた地球から攻めてくるなと不安が残る。続編への伏線なのだろうか。■文句なしの10点。この映画を映画館で見たことを誇りに思います。 よしのぶさん [映画館(字幕)] 10点(2010-03-03 11:53:31)

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【点数情報】

Review人数 360人
平均点数 7.26点
010.28% line
100.00% line
241.11% line
382.22% line
4133.61% line
5277.50% line
66618.33% line
77320.28% line
87420.56% line
94412.22% line
105013.89% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.42点 Review42人
2 ストーリー評価 6.14点 Review68人
3 鑑賞後の後味 7.37点 Review67人
4 音楽評価 6.63点 Review57人
5 感泣評価 5.54点 Review61人

【アカデミー賞 情報】

2009年 82回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 
撮影賞マウロ・フィオーレ受賞 
作曲賞(ドラマ)ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞クリストファー・ボーイズ候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響効果賞ゲイリー・サマーズ候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞クリストファー・ボーイズ候補(ノミネート) 
美術賞リック・カーター受賞 
美術賞ロバート・ストロンバーグ受賞 
編集賞スティーブン・E・リヴキン候補(ノミネート) 
編集賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
監督賞ジェームズ・キャメロン受賞 
作曲賞ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート) 
主題歌賞ジェームズ・ホーナー候補(ノミネート)"I Will See You"

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