みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
32.他の方も書いているが、邦題は全くのミスチョイス。 おかげで、エンディングで「えっ、これで終わり!?」と驚かされた。 途中まで複線に次ぐ複線を張り巡らせていっているようで期待したんだが、 結局最後まで回収されず静かに終わった、そんな感じの映画だった。 【ジンジャー♪】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-02-05 00:53:51)(良:1票) 31.レッドフォードさんが作った映画なんですから,「講師と学生」編がメインなのではないかと推測すると,若い世代へのお説教のように見えてしまう.まあ,私も学生時代から今に至るまでテキトーに生きてきたので,大きなことが言える立場ではないですね.ところで陰謀というのはどこにいってしまったのでしょうか?「陰謀」ドラマが最近のアメリカ唯一の得意分野だったのでは? 【マー君】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-02-01 16:51:32)(良:1票) 30.あー、安っぽい映画。メリル・ストリープと、トム・クルーズをキャスティングした時点で資金が尽きてしまったのかな。CMに見事に騙されました、ハイ。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 2点(2008-12-27 15:08:47) 29.《ネタバレ》 あまりにもわかりやすすぎる構成で政治的なメッセージを発したりすると、「映画」としての価値が果てしなく低下するなあ…という見本のようなものになってしまったのではないか。 レッドフォードの力でストリープとトム・クルーズを集めたものの、集めた効果は「メリル・ストリープとトム・クルーズが出てるね」以上でも以下でもなく(ほかに監督としても有望なピーター・バーグも出ている)、なにかとても説教臭い(それぞれが決断する前に考え直せという)映画としか思えぬ。 この作品に示されているようなアメリカの構造は、あらためて映画で見せられないとあそこの国の国民は気がつかないというようなアホなことがあるのか?「ワグ ザ ドッグ」は?マイケル・ムーアの仕事とかは全く無意味だったというのか? もしかすると、そうなのかもしれない。レッドフォードがこんな初心者向けのわかりやすすぎる説教臭い映画をしかも比較的短い上映時間で作ったということは、そういうことなのかもしれない。NYなどは文化的にはアメリカであるとは言えず、アメリカは本当は巨大な田舎であるのだから。 そのことについてこんな映画を見せられて日本の観客が思うことは「へえーとってもしんどそう」というものだたぶん。日本の一党支配の構造や官僚の利権についての映画を見せられたら他国の観客が思うのと同じように(でも徴兵制やわが国の海外派兵やマスコミについて考える際には参考になるともいえる)。 ちなみにマレー教授のしていることは自分の教え子の中から志願兵を出して自己満足するというとんでもない欺瞞ではないのか。「皆が共犯関係」にあるこの話の中で、レッドフォード自らの役だけが善玉であるはずがない。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-18 14:55:00)(良:1票) 28.《ネタバレ》 トム・クルーズ、メリル・ストリープが出ない方がレッドフォードの狙っている所が達成できたのではないかなと思う。レッドフォードが訴えたいこと、伝えたい事は非常に良く分かる、3つのストーリーがシンプルに絡んでいる所もよい。また、それぞれのストーリーの台詞の中に他のストーリへの伏線が張られている所もよい。登場人物の人生や想いがとても分かり易く、しかも的確に、自然に語られている。にも、かかわらずこの映画が上滑りな感じがするのは、配役がしっくり来ないからだと思う。しっくりこないというか、所詮、金持ちの(自ら危機的な状況にあったこともない人の)「戯言」に受け取ってしまう。3つのストーリーを短い間にからめているので、トム・クルーズはトム・クルーズにしか見えないしメリル・ストリープはメリル・ストリープにしか見えない。レッド・フォードは自分の伝えたい事を、より精選していかないといけなかったのではないか。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-11-29 13:04:09) 27.三つのストーリーが同時に進行し、それぞれが干渉しあうことなく淡々と進む。エンターテイメント性は皆無で、大きな見せ場といえば、米軍の大規模な空爆シーンぐらい。伏線も特にないが、これは一種の狙いなのかもしれない。三者三様、みな国のため、平和のため、そして自分のために死力を尽くしているが、この映画の構成のように全てが絡み合うことなく、完全に空回りして犠牲者だけを増やしていく。これが今のアメリカを象徴しているのではないか。「もう6年も戦争をしている。第2次大戦だって5年で終わった」の台詞は強烈だった。あまり意識はしていなかったが、遠い海の向こうでは、今も人々が血を流し続けていることを、我々日本人も忘れてはいけない。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-11-13 16:46:25)(良:1票) 26.《ネタバレ》 前の方が書いてるように、吹き替えで見たほうが分かりやすいかもしれません。最初、字幕で観たのですが、ちょっと集中できず、このレビューを見て、これはちゃんと観ないとと思い、吹き替えで観なおしました。レッドフォードは言いたいことがたくさんあり、それがこの90分の映画の中に詰まっていて、さらに戦場での話が救いがないので、あまり高得点にはならない映画だと思います。でもこれは観たほうがいい映画だと思います。アメリカの貧困層に、軍に入隊すれば大学に行くことが出来ると言って勧誘する格差のあるアメリカの現状はテレビで見て知ってました。この映画では黒人とメキシコ系の学生が、その格差と若さゆえの生き方に対する真面目な気質もあって、軍に入隊してしまうのですが、それを止められなかった教授の無念さが、現代の学生を呼び出して、「説教」をさせています。その「説教」が戦場でのかつての教え子の話と同時進行的にすすむので、話がややこしくなっていると思います。この二人の死を知って、苦悩する教授の話と言う風にまとめた方が良かったのではないでしょうか?また、この話と一緒に進行するメディアの女性と政治家の話のやりとりの中で、現代のアメリカ人が思っていることを言わせています。レッドフォードの「アメリカ論」といった感じの内容でした。 【トント】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-11-12 14:44:18)(良:2票) 25.《ネタバレ》 すべての出来事が空回りしている様に思えた。祖国を思う方向性は同じであっても集団の中の個としての事情や思惑が絡み、1本の線ではなくなっていく。ただ単に政治だけを責めるのでなく、情報に左右されず自ら考える力、もちろん選挙も含め、個というものに責任や意義を見いだして欲しいというメッセージを感じた。そしてこの映画には他人事の第三者には何も言わせないという空気も漂っていた。重くて厳しい映画だった。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-11-08 21:45:51) 24.《ネタバレ》 本作のダメな所は、3つある。 1.邦題が意味不明。なんで「大いなる陰謀」なんてタイトル付けたのだろうか? 世界は陰謀に満ちあふれていると思わせる配給会社とかマスコミの陰謀かwww 2.脚本家、製作陣が戦略・戦術を理解していない。戦力の分散配備など各個撃破の良い的だし、おとりとして使うなら金の掛かっている特殊部隊を使うなど費用対効果を無視しすぎだろう。士官学校で主席卒業のアーヴィング上院議員も戦略論と戦術論では、低空飛行だったのだろうね。タリバン側も残された二人を捕虜にするなら、救援が来るのがわかっているんだから迅速に行動しなきゃいけないでしょう。また、最初の爆撃があった時点で退却しなきゃ、ゲリラ戦の意味がないだろう。 3.淡々としすぎ。もう少し、盛り上がりってものを考えて欲しい。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-13 20:42:17) 23.《ネタバレ》 エンターテイメント性はなし. 淡々と終わってしまった. 90分で. 政治的なテーマを扱っていても決して難しくなくシンプルに見れた. 上院議員と記者は議員執務室で. 教授と学生は研究室で. 兵士は雪山で. 淡々と進み淡々と終わってしまった. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-12 02:23:21) ★22.《ネタバレ》 まず、これは「吹き替え」で見るべし、と言いたい。字幕スーパーで見ると、字幕を追うことに終始し、俳優たちの顔さえ拝めない。もちろん、内容を理解するヒマもない。吹き替えで見ると、ようやく、何を論争しているのかが見えてくる。監督の抱く憂国感や、意図すること(アメリカ国民よ、立ち上がれ!ってか)は分かるが、教授が生徒に「Bをやるから云々」と2つの条件を提示する意味が、私にはよく分からなかった。「Bをやる」にどういう意味があるのか? 戦場に行った教え子たちは「B+だった」から? 教授は教え子2人が戦場に行ったことを悔いているのに、トッドに「無関心であるな」と言ってるのは、結局「行動しろ」と言っているのと同義になってない? おまけのあのラスト。この辺、理解力不足なんだろうけど、よく分からなかった。どっちにしても、教授&生徒、政治家&ジャーナリストいずれも、安全圏で机上の空論を交わしているわけで、現地指揮官の「1万5000キロ離れた所で考えてるほど現場はたやすくない」という台詞が一番真実味があって重い。トム・クルーズは野心に満ちながらも浅薄な政治家にピッタリではあるが、お世辞にも知的とはいえない品のないルックスなので、却って逆効果かなー、とも感じた。「イラク・アフガン問題を扱っている」こと以外、何の予備知識もなく見たのだが、途中から、この邦題のマズさを感じさせられる。これなら原題のままの方が100倍ベター。 【すねこすり】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-09-25 15:27:17)(良:1票) 21.《ネタバレ》 とても真面目に創られた 良作、ではあるが.. 最後に二人が立ち上がって・・・ には、ガッカリ.. (演出として、最悪..-2点) 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-17 12:54:20) 20.正直なところつまらない映画でした。ロバート・レッドフォードの自己満足ですね。 【映画】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-09-11 17:04:10) 19.《ネタバレ》 社会派な映画。一貫してシリアス。テロとかアメリカの情勢に知識があり、また興味が無いと面白く感じない内容。討論しているシーンがあるが、見ているうちに良く分からないながらも惹きつけられる物があった。そこは映画らしい。トムクルーズはバカっぽいので、政治家として重みが感じられない。最後のシーンは何を伝えようとしているのか分からなかった。日本人でこの映画をある程度理解できて楽しめる人は、世界の動向に関心を持ってアンテナを張ってる人でしょう。自分は詳しくないので、あまり楽しめなかったけど、たま~に見るならこういう映画も悪くない、かな。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-02 01:11:36) 18.《ネタバレ》 映画は娯楽第一と考えているので、この点数。いやー騙されました。がっかり。確かによくみると原題では正しく内容を表現してますよね~。 【NEWかるび】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-08-24 20:48:38) 17.《ネタバレ》 みなさんが書いてるように放題がミス。内容は「何があるのか?」(邦題のせい)と思わせといて何もなかった。会話を中心としながら繋がりがとれていたが、結局アメリカのアメリカのための映画としか感じない。 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-08-24 18:52:19) 16.《ネタバレ》 現在のアメリカが抱えるジレンマや分裂状態を、ここまで凝縮してわかりやすくコンパクトに仕上げた脚本はお見事。原題のエピソードだが、かつて我が国の軍隊も同じようなことを言われたことがある。「末端の兵士たちは優秀だが、指揮官がダメだ」と。この辺は現代でもあまり変わっていないのだろう。わが国でも十分通用するテーマだ。しかし三人の大学生のような優秀な連中ならともかく、偏った連中や凡庸な愚民ども(もちろん私も含めて)が下手に政治づいたりしても、またあさっての方向にいってしまうので、難しいところではある。まあ本作をわざわざ観たいと思うような人なら、そんな心配はないのでしょう。その存在を感じさせないのが最も理想的な政治と言ったのは誰であったか。狂気すら漂うトムの演技は圧巻。レッドフォードは男性ホルモン不足なのか、おばちゃんみたいだ。メリルはまあいつも通り。「第二次大戦は五年で終わった」というセリフがあったが、当時は従軍記者たちが最前線から命がけで記事を配信していたのだ。これも「特殊部隊は足が速い」云々というセリフの通り、アフガンの雪山に特殊部隊のヘリボーンでは、確かに取材もできないだろう。現地で何が起きているのか、結局のところ誰にもわからないというのが恐ろしい。 【わいえす】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-07 00:57:38) 15.《ネタバレ》 会話シーンだけで、見る人をグイグイひっぱっていく作品でした。 ところで・・ 最後のシーンって、結局、あの学生は戦場に行こうと決意した・・って訳じゃあ無いですよね・・(愚問?) 【りんご】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-25 00:21:45) 14.《ネタバレ》 すでに指摘されているとおり、内容をミスリードする邦題こそが「陰謀」だろう。予告編の作りも、オリジナルとはかなり違うようだ。その点に戸惑わされてしまったという点を除けば、全編を通じて緊張感のある作品ではある。ただ、戦場の兵士の最後のシーンは、いかにも「これで映画は終わり」という締めくくり方に見えてしまったし、ストーリーとしては意外性に乏しい。そんな中、レッドフォード扮する教授が「授業に出なくていいから、オールBを上げよう」と提案するところは、学生の性格を印象付ける良いシーンだと思う。 【mohno】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-13 00:24:07) 13.《ネタバレ》 これだけストレートにアメリカの現状をするどく言っているのは驚いた。議員が、マスメディアを利用しようとするところや、正義を貫こうとする記者が、自分のおかれている立場で屈してしまう様など見応えがあった。日本でも同じような事があったと思う。小泉さんが郵政民営化の是非を問う選挙をしたが、マスメディアはこぞって、それをただ伝えた。しかし、事実は郵政民営化だけではなかった事がどんどん明るみに出ている。自民党の前首相だった人が、選挙後に「小泉さんはマスメディアに助けられたね」と言っていたが、その通りだと思う。僕自身も、民営化には賛成だったが、小泉さんがやろうと思っていた小さな政府には反対だったので、違う政党に入れた。実際、今の75歳以上の保険だって、小泉さんの時に法案化しているし、ガソリン税が再可決した原因だって、2/3以上の議席を与えたせいである。また、都市計画もなく、駐車違反を強化したことも私は怒っているが、これも全部、小泉さんが通した法案である。そして、議席を与えたのは、郵政民営化に賛成し、小泉さんを勝たせた人たちであり、マスメディアである。また、トムクルーズが「私は決して大統領選挙には出ない。」といっているのは含みがあって面白い。小泉さんの後、福田さんに記者が尋ねた時「私は首相にはなりませんよ。」と言っていたのが重なる。ただし、ロバートレッドフォードが言いたかったであろう、「無関心である君が問題なんだよ」というメッセージには反対である。僕は「真実を伝えるメディアを人民が手にしなければ、何を信じていいかわからない。今あるマスメディアは真実を伝えるものにはなっていないという認識が必要である」と言いたい。そんな事を考えながら見ていた。 【matan】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-08 02:22:10)(良:1票)
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