みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
18.《ネタバレ》 凶悪な事件が起こったとき、人は、その犯罪者が常人には理解不能なモンスターであることを願う。もしそれが平凡などこにでもいる小市民であったならば、自分とも地続きであることになり、明日は我が身かもしれないという見たくない闇に直面せざるをえないからだ。その真理を明らかにしただけでも、アーレントの研究は、そしてこの作品は、貴重な意義がある。●終盤近くまで、アーレントは、じっと法廷を観察しているか、あるいは周囲の人たちと身近なやりとりをしているかである。わざとらしい事件は起こらない(理不尽な脅迫等はあるが、その描写も割とすっと流される)。しかしその中で主人公のスタンスは常に一貫しており、いつの間にかじわじわと意志の強さがにじみ出て、クライマックスの講演で一気に凝縮される仕掛け。見事な押し引きの呼吸、そして演出です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-05-10 00:50:03)(良:1票) 17.ナチスもの作品に見る、ごく普通の人間が戦争時にはどんな残虐な事でも淡々とやってのける恐ろしさ。実際のアイヒマンの証言模様はそこらへんの無責任社員の物言いでやはり恐ろしい。物事を自分なりに考える自分の目で確かめる感情気分だけで判断しない、小はそこらへんのオバハンの寄ってたかっての1人への悪口ヒソヒソ話、大は本作のハンナ・アーレント。彼女の知性はもとより揺るぎない態度は真似の出来ない凄みがありました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-07 13:20:44) 16.ソファーに横たわり、目を瞑り、タバコをふかす初老の女性が、カッコいいとしか言えない。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-03-22 08:38:14)(良:1票) 15.《ネタバレ》 巨大な悪を作ったのは、極悪人ではなく、その悪を体を張って止めなかった臆病者の普通の人々だ。 被害者面をしている場合ではない。 【pige】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2020-01-12 22:09:01) 14. 第二次大戦・ドイツあたりの知識が必要。誰にでも勧められる映画ではないが、深い作品だ。 【海牛大夫】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-01-03 15:06:29) 13.《ネタバレ》 アイヒマンを”解り易く”糾弾しなかったことで世間から袋叩きにされるハンナ。60年当時であれば、ナチの禍々しい爪あとはまだ記憶に新しい頃だろう。ナチの幹部など吊るし上げて当然の風潮の中、ユダヤ人でありながら冷静にアイヒマン個人を観察し、悪というものの構造をひも解いた彼女の知性に驚嘆する。 ハンナが、世間がヒステリックに決め付けたような「冷酷な人間」ではないこともきちんと描かれた。病に倒れた夫を献身的に看病し、友人を失ったことには傷つく。読者からの抗議の手紙にも「傷つけたことを詫びる」ために返事を書く誠実さもある。 バルバラ・スコヴァの熱演もあって、ハンナ・アーレントという哲学者の生き様と当時の世相がとてもよく伝わった。 今の時代のブログ炎上どころの騒ぎではなかっただろう。しかし彼女はそんじょそこらの男たちが束になって悪口を言ってきても、ひるまずりりしく、勇者のごとく一人立つのだった。 信念を曲げないこと、発言する勇気と結果を引き受ける責任感。 こんな人がいたのだと、教えてもらった圧巻の120分であった。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-05 00:54:04)(良:3票) 12.凡庸な日本人である僕には、いまいちピンと来ない作品だった。 そもそもヒトラーやナチスに対する嫌悪感が薄くて、ユダヤ人に対する親近感もあんまり無いので、ハンナのレポートがどれくらい衝撃的なのかよくわからない。 正直に言うと、欅坂の衣装ですら可愛いと思えて、デザインが似てるというだけで、そんなに騒ぐほどの事なのかとちょっと驚いたくらい。 映画で言うなら、過去には似てるどころか忠実に再現した制服の登場する作品もあるし、第三帝国と銘打ってハーケンクロイツを掲げた作品も存在する。 まさか欅坂の思想がヒトラーやナチスを称賛してたなんてこともないだろうに。 寧ろナチスが考案して国威発揚に利用した聖火リレーは平和の祭典のイベントとして相応しいの?と問いたくなる。 そんなわけで、この作品でハンナが言ってることも、ただ当たり前のことを言ってるだけに聞こえて、騒いでるユダヤ人がバカに見える。 個人的にナチスがユダヤ人を迫害した理由は、選挙で票が欲しかっただけと思っていて、移民やイスラム教徒を迫害して票を得ようとしている昨今の政治家たちと大差ないように感じる。 逆に言うと、選挙ではユダヤ人の排斥を訴えていたけど、実際に政権を取ったら選挙公約なんて無視するような政党だったら良かったのにね。 ナチスが選挙公約を忠実に遂行する凡庸な政党だったことが悲劇を招いたのかも知れない。 そして、罪の無いユダヤ人を大量に虐殺したホロコーストが人類に対する罪なのだとしたら、罪の無い日本人を大量に虐殺した原爆投下も人類に対する罪だと思える。 エノラ・ゲイの搭乗員に罪の意識なんて無くて、ただ命令に従っただけの凡庸な軍人と評価されたとしても、個人的には納得してしまう。 同じようにアイヒマンもまた凡庸な役人だったんだろう。 その行為がどれほど重大な罪なのかということを考えようとしなかった思考停止状態。 その状況を作り出した社会情勢に問題があったわけで、個人を責めたところで解決する話ではないのだろう。 現代がそれに近い社会情勢になりつつあるのも確かなので、ハンナが生きてたとしたら、どんな評価を下すのか聞いてみたいような気もする。 たぶんただ当たり前のことを言うだけなんだろうけど。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-12-01 16:08:35)(良:1票) 11.今の時代、彼女の発言は重い。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-25 06:59:19) 10.《ネタバレ》 「聞いたでしょう、アイヒマンは法律に従っただけ。彼は自分で手を下していない。ただ、ユダヤ民族抹消という上からの命令に従っただけ。その証拠にアイヒマンは、自分にユダヤ人への憎悪はないと主張している。そう、彼は単なる役人なの。ホロコーストという、想像を絶する残虐行為と彼の平凡さを同列に裁くことは間違っている」――。1960年、多くのユダヤ人をガス室へと送ったナチス戦犯アイヒマンが、イスラエル諜報機関によって南米で逮捕される。すぐにイスラエルへと移送された彼は、人道に対する罪で裁判にかけられるのだった。ドイツ系ユダヤ人であり、自らも迫害された過去を持つ高名な哲学者ハンナ・アーレントは、彼の罪を冷静に見つめようと、すぐにイスラエルへと飛ぶ。「こんな残忍な怪物はすぐに処刑すべきだ!」という空気に満ち満ちたそんな裁判を傍聴していく中で、ハンナは彼が裁くに値しない凡庸な人間であるという考え方を強めていく。やがて、「ホロコーストという未曾有の悲劇を起こしたのは、彼のような人間だけではなく、ユダヤ人にもその責任の一端がある」という主張を表明すると、彼女に嵐のような批判が巻き起こるのだった……。実話を基に、ナチス戦犯であるアイヒマン裁判をあくまで冷徹に見つめた一人の女性哲学者の凛とした生き様を淡々と描いたヒューマン・ドラマ。恥ずかしながらハンナ・アーレントというこの哲学者もアイヒマン裁判もほとんど知らずに本作を鑑賞してみたのですが、これがなかなか見応えのある人間ドラマの佳品へと仕上がっておりました。とにかく、本作の主人公であるハンナ・アーレントが人間としてすこぶる魅力的!!ヘビースモーカーだった彼女が煙草をくゆらせながら(ほんと、ず~~~っとプカプカ煙草喫ってます笑)延々とディベートする姿がとにかく格好良い!!どれだけ批判に晒されようと絶対に自分の信念を曲げない鉄の女であった彼女。でも、家庭では一人の女性として夫を気遣う姿がとても印象的でした。そして、ユダヤ人でありながら、自らの感情よりも冷静な知性でもって真実を見つめようとしたハンナの姿勢は大変興味深いものでした。誰もが自分で考えることを放棄し、ただ上からの命令や時代の空気に流されてホロコーストという未曾有の悲劇を巻き起こしてしまった人類……、今回も感情に流されてアイヒマンを死刑にしてしまったら私たちは何も時代から学ばなかったことになるというハンナの思想は、徐々に右傾化する現代日本に警鐘を鳴らしているようでもあります。時代の風潮に安易に流されることなく、自分で考え判断することの重要さをあらためて教えてくれる佳品でありました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-25 12:45:19) 9.人種差別を批判することと同胞への愛を訴えることは突き詰めれば同じことである。だが多くの人たちはそのことに気づかない。正義というのはどこまでも客観的であろうとすることなのかもしれない。少なくともハンナ・アーレントという聡明な思想家は一貫してそうあろうとした。愛と正義は違う。私的な場では主観的な愛に殉じても、公的な場ではただただ客観的な正義に殉ずるのみである。だからこそ彼女は「友人は愛してもユダヤ人を愛したことはない」と言ったのだろう。この映画はハンナ・アーレント哲学を紹介するものではない。批判や疎外に屈することなく自らの正義を貫いた一人の女性の生き様を描いた作品である。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-16 09:54:51) 8.《ネタバレ》 昨今イスラエルやIS国から不穏なニュースが舞い込む日々でとても重いテーマの一本でしたが見応えがありました。「一つの民族を好きになったことはない」という言葉がとても心に残りました、収容所にいた経験のある彼女の言うのだからなおさら説得力がありました。個人的には「考える」、とは程遠い、最近は「思い出す」や「思いつく」作業で目いっぱいなのですが、ハンナの「考える」はなんと天文学的な深さだったのでしょう、生命の危機すら感じていたのでしょうに絶対に屈しなかったのがすばらしいです。クルトもハイデガーもほとんど知らなかったのですが、観終えていろいろ考えさせられました。「必要悪」や「偽善」とは、、、眠れなかったです。 追伸:たばこ吸いすぎ映画No.1かも! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-21 17:46:31) 7.《ネタバレ》 かたやハンナ・アーレントという人が凄いのは判っている。強烈な変化球だ(「悪の凡庸さ」などとたいへん穿った知見だ)。こなた「女性映画」ムーヴメントの中心にいまも居るのであろうトロッタは、しかし、世界を変革しようとするような積極的な「主体」が、皮肉にも映画向きではないことに夙に気がついている筈である。見るジャンル(映画)にあって主体というものはことごとく客体性へと転がされざるを得ないし、転がされてこそ生きる。だからトロッタもまた自覚的に変化球で勝負すべきだろうし、そうならたとえばヘビースモーカーであるアーレントという描き方は、もっともっと生かされなくてはならない。決して、立派な演説が映画なのではない。 【ひと3】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-01-03 15:05:46) 6.《ネタバレ》 この作品が現在の日本でヒットしてしまうことが喜ばしいことなのか憂慮すべきことなのかは良くわかりませんが、多くの人が彼女の考え・行動に触れる機会を得たことは大いに意義があると思います。 正直、私はアイヒマンが「全体主義の下で思考不能に陥り事務的に残虐行為に加担した小役人」だとは全く思えないし、ユダヤ人の多くが「人間を無用の存在にした極悪人に報いを!」と怒りをぶつけたくなる気持ちも理解できます。 しかしながら、そこで「思考不能」に陥ってはいけないというのが彼女の訴えだと思いますし、我々がどのような状況であってもしっかりと思考し善悪を区別する能力をつけていくことが肝要であることは間違いないことだと思います。 作品的には、非常に分かり易く彼女の主張・行動を伝えており、特にアイヒマンの姿を俳優を使わず実際の映像を使ったことがとても効果的でしたね。 【TM】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 00:09:29) 5.《ネタバレ》 ハンナ・アーレント(バルバラ・スコヴァ)は、モニターの中の アドルフ・アイヒマンをひたすら凝視する。 ソファに身体を横たえながら煙草をふかしつつ、思索にふける。 学生への講義の際も、煙草は手放せない。 そうした身振りと対話のうちに、人物が象を成していく。 夜の書斎の美術や照明も、思考と執筆について映画表現する 難題に対して、よく補助している。 ラストが独演会での長広舌で、さらに賞賛の拍手というのでは少々 安直だが、中盤とラストで彼女の講義に聞き入る学生たちの 真剣な表情と眼差しがいい。 前半でアイヒマンの裁判を傍聴する彼女の批評的な眼差しからの継承の シーンとなっている。 冒頭とラストの夜景も印象的だ。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-16 15:42:30) 4.《ネタバレ》 うーん、俳優のみなさんは熱演してたと思うし、映画としてもがんばってまとまっていたと思う。けど、「よくできた再現ドラマ」以上のものであったのかどうか。特に、白黒のアイヒマンの映像が強烈すぎて俳優さんたちのカラー画面での演技を喰ってしまい、ドラマと事実のバランスそのものがおかしくなってしまったように思う。また、映画としてのクライマックスとなる最後の講義が、ハイデガーの「受け売り」であったのも残念。いや、そもそも「言うこと」と「やること」が違っていたハイデガーの言葉を、そのまま文字どおりに受け止めて実践したのがアレントだったってことか・・・(え、それでいいの?)。講義の後の、学生の拍手もなんかベタ過ぎる。なんか、根源的な人間をめぐる問題を扱っている映画であるようでいて、実はそれはアレントがそうだったというだけで、映画そのものは、「そういう問題を扱っている」風に終始したのが残念でした。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-24 12:39:31) 3.《ネタバレ》 2014年夏、書店などでチラチラその名を見かける女性政治哲学者ハンナ・アーレント。自分も彼女についての新書を1冊買った。その読書の理解が進めばと、この映画に期待していた。観終わって、残念な気持ちがした。新書を買って、損したとも少し(ほんの少しです)思ったが、何より誠実な思索者であることができる彼女は、恩師ハイデガーの軽率な行為のために、思索の迷路に入り込んでしまい、死ぬまでさまようのである。彼女はそれでも思索をやめず、恩師との対決も辞さない。しかしかつての大思想家(?)ハイデガーは、自分のことをベラベラしゃべるだけの爺さんだった。映画の最後の彼女の講義は迫力があった。それは彼女の孤独な闘いが静かではあるが、凄まじいものであったことを伝えている。彼女は最後言う。「何が過ちなのか言えないのよ。」ここに彼女の「悪とは何か」についての出発点があり、そして最終地点でもあったのだろうと僕は思った。人間であること。それが危ういとき、思索は何とか繋ぎ止めることに一役買えること。かつての同僚たちは皆、彼女に厳しかったが、僕は彼女は立派な人間だったと思う。そしてこの孤独な闘いに挑む彼女の周りにいる、女性友だちが皆とても魅力的に思えたのが、映画的に良かった。今の日本の世相が考えることを放棄しているのは何故?そしてそんな時だからこそ、人間であるために思索が役に立つとも言っているのか・・。やはり本を買って良かったぜ、とここまで来て、やっと思えた。「人間じゃない貴方。思索なさい。じゃないと・・・」とこの映画は言ってるのかもしれない。 【トント】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-07 04:52:06) 2.アドルフ・アイヒマンは冷酷な極悪人だったのか、それとも命令に忠実な小役人にすぎなかったのか。映画はアイヒマン裁判の実録フィルムを交えて、ハンナ・アーレントの論理を展開していく。大詰めのスピーチシーンは、誰しもがアイヒマンになりうることを指摘しているようにも思う。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-20 19:36:16) ★1.非常に静かな展開だけれど、最後の講義のシーンで一気に緊張感が頂点に。・・・うーん、これはなかなか厳しい作品です。彼女の書いた「イェルサレムのアイヒマン」を読んではいないけれど、これに激怒した人たちは結局どういう原稿だったら納得したのだろうか。恐ろしいのは、ユダヤ人の一部がナチに協力していたという裁判で明らかになった事実を書いたことが激しく批難されたという点。被害者のネガティブ要素を指摘すると過剰攻撃されるって、これ、どこかで見たことあるような・・・。アイヒマン=ナチの幹部=悪人、という構図に則った言論以外は批難される・・・、これも今でも普通にあちこちで見られる現象です。事実を冷静に指摘することが、猛烈な批難の嵐を呼び起こす・・・。最近も見ませんでしたっけ? 結局は、アイヒマンも、彼女のレポートを激しく批難した人々も同じ穴のムジナ(考えることを放棄している)。何にせよ、よからぬ出来事というのは、あらゆる立場であらゆる側面から事実を客観的にあぶりだすという作業をしないと、同じ轍を踏むことになるわけですが・・・。人間は基本的には愚かですから、そういう当たり前のことをすぐに忘れてしまいます。先日、小泉元首相が久々の記者会見で揮毫をしていました。「一行は百考に如かず」でしたっけね。考えるよりやってみろよ、ってことですが、考えないと大変なことになる、という本作を見ると、結局のところ、考えることと行動に移すことのバランスがいかに難しいかがよく分かります。考えないで言われるがまま行動するのはある意味楽ですし、でも、行動せず考えるだけの方が楽なことも多々あります。言い換えれば前者は「追従」であり、後者は「妄想」です。どちらも地に足がついていないってことで、本当の意味で「考える」人がすることではないわけです。これ、怪しげな宗教みたいなもんです。教祖の言うことを妄信し、冷静さを失って自分の世界に浸る・・・。アイヒマンも結局ヒトラー教の忠実なる信者にすぎなかった、と思えば、まさしくただの「小役人」という言葉がピッタリです。今の日本の世相も何となく考えることを放棄しているっぽい感がなくもないですが、この作品を、今の安倍信者たちにも見てもらいたいと思いました。しつこいようですが、厳しい作品でした、本当に。 【すねこすり】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-11-17 18:09:30)(良:2票)
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