みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 捜査ものとしては、刑事たちのキャラクターはいいけどもの足りない。話の進行にメリハリがなく、ダラダラしています。事件関係者のドラマは、進行性の病気とか親子関係とか扱っていますが、どれも薄味で掘り下げていないので、心に残りません。素材としては悪くないとは思いますが。全体として、どこをポイントに見ていいのか(見せたいのか)がわかりません。もしかして全部が何かのメタファーとか? 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-24 12:31:27) 5.特に盛り上がるような場面はなく、ただただ捜査が進んでいく。いかにも怪しげな人が数人出てくるが、謎解きを楽しめるような作りでもない。こうなってくるとよほどの真相でない限り、一発逆転とは行かないわけだが、「08年度イタリア・アカデミー賞史上最多10部門独占」という堂々たる宣伝文句だし、きっと何かあるんだろうと思っていた。しかし結果は残念なものでした。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-09-29 21:18:40) 4.《ネタバレ》 ゆっくりとズームしていくカメラ、たとえば女の子を乗せた車とか、湖畔の刑事たちの捜査風景とか、ドキドキさせる。これぞ推理ドラマのノリ。またイタリアっていうと、青い地中海や麦畑を縫っていくポー川など、明るい世界が多かったが、ここはアルプスの近くなのか、道路の果てにはいつも衝立のように岩の塊の山がそびえていて暗い。ますます推理ドラマの背景としてピタリ。そこで繰り広げられる人間ドラマ、これで話がよく分かると文句ないんだけど、すんません、話のツボが分かりませんでした。私が理解できた範囲でまとめると(以下本当にネタバレよ)、どうも「回復しない病」ってなモチーフの周りを巡ってるようなんだ。発達障害(?)の幼児がいて、好転しそうもなくて、親が放置による死に至らしめる、それを窓から目撃したアンナが電話などで親を追いつめる、しかし彼女も診断の結果回復しない病で、半分自殺のように甘んじて殺される、刑事の妻も回復しない病、湖畔に暮らす偏屈ものオメロ・アントヌッティ(久しぶりに会えて嬉しかった)の知恵遅れのせがれも、回復しない病に入れていいかも知れない。そんな構造の話と理解したんだけど、どうも自信が持てない。アンナの行動、幼児に殉じたいってだけでは説得力に乏しく、なんか読み損なったとこがある気がする(違ってたらどなたか正解を記してね)。犯人がバッグをボーイフレンドの庭に埋めるってのも無理がないか。「推理ものは、けっきょく言葉による説明になっちゃうから映画としては弱い」とつねづね思ってたもので、文句を付けづらいんだけど、すんません、もうちょっこし説明してくれると嬉しいなあ。刑事さんが断崖の端に犯人を追いつめて、お前だ、って指さしたり、じっくり解説の長ゼリフをしゃべったりするのを、もう馬鹿にはしません。ヴァレリア・ゴリノはまだ幼児の母親役やってんのか、いくつになったんだ? 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-04 12:15:06) 3.《ネタバレ》 イタリアアカデミー賞8部門受賞! という文句に惹かれて借りた。 他の方が言っているように、出だしはとても良い。湖のほとりの小さな町。そこを映し出す青みがかったフィルム。少女の失踪未遂から、美しい死体が見つかるまでの流れは、名画を期待させる出来。 しかし、監督はこの映画をどういうものとして創りたかったのか分からない。ミステリーならもっと衝撃的な秘密が必要だし、ラブストーリーならそれこそ愛が描かれていなければならない。ヒューマンドラマにするならば、魅力的な登場人物をもう少し丹念に描いて、納得するラストを持ってこなければ駄目だろう。 結局のところ、イタリアアカデミー賞の審査員は、この映画をどういう映画と捉え、どの部分を評価したのかが自分には一番分からない。ジャンルがミステリーとなっているのはそういう意味でなのか。あるいは皮肉か。 【小塚】さん [DVD(字幕)] 1点(2009-12-30 08:52:45) 2.《ネタバレ》 イタリアでなんかの賞をとったらしい。サスペンス仕立ての映画。音響がイタリアンだった。女の子の遺体と湖のコントラストがとてもキレイだった。全体的には期待してたほどじゃなかったけど。。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-18 21:57:36) ★1.《ネタバレ》 湖畔に横たわる若い女性の遺体。皆から好かれる美貌の彼女がなぜ殺されねばならなかったのか?片田舎で起きた事件が村人たちの秘密を暴いていく…。何だか「ツイン・ピークス」を連想させる展開が楽しみで、映画館に足を運んだ。 音楽の使い方がおもしろく、渋い感じの刑事も出てきて滑り出しは上々なのだが、その後が伸び悩む。刑事の家庭環境や村人の人間関係などいくらでも面白くなりそうなネタが散りばめられているのに、どれも表面をなでる程度でうまく映画の進行に絡められていない。大して事件も起きないまま、そうこうする間に映画は終了。なんとも不完全燃焼な映画だった。「真実」もそんなに美しい話ではなかったし。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-10-23 19:32:07)(良:1票)
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