みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 『シン』が良くも悪くもアニメ(エヴァ)的な演出を取り入れたエンタメ要素が強かったのに対して、本作はゴジラ初登場時の演出や、人間が虐殺されてくシーンをまじまじと見せ付けたりと、初代の頃のようなパニック・ホラー的な要素を強めた印象。 他にも『シン』では個よりも組織としての動きが多かったのに対し、本作では主人公にスポットライトを当てる比重が高く、タイトルの『-1.0』も、戦後0になった日本をゴジラがマイナスに引きずり込むだけではなく、戦争で心に深い傷を負った(マイナス)主人公がなんとか0へ、そしてプラスへと生きようとするたびにマイナスに戻そうとする苦難(ゴジラもその一つ)が立ちはだかり、それに足掻く姿は面白いストーリーだった。 上述したほかにも色々な部分で『シン』と差別化がされており(狙ったわけではないと思うが)、『ゴジラしか怪獣が出ない映画』であってもかなり毛色が違っていて楽しめた。 CGの出来も素晴らしく、何より散々ゴジラシリーズで言われていた『ゴジラのタフネスは異常な回復能力が起因』と言う設定がしっかり演出されていたのはファンとして嬉しかった。 ただ平成VSシリーズでそだった自分としては、『シン』以上にすくない戦闘シーンや強敵の不在はいささかマンネリ感を覚えてしまったのも事実で、そろそろアメリカではなく、国産のモスラやメカコジラをみたいと言うのが本音。 【ムラン】さん [映画館(邦画)] 8点(2023-11-03 15:23:10) ★2.《ネタバレ》 見る前は舞台を戦後直後に設定したと聞き、シン・ゴジラの現代兵器でやっと倒せたのに第二次大戦の兵器でどうやってゴジラを倒すのかが気になっていましたが、今回のゴジラはシン・ゴジラとは違う(生物の)ゴジラだと感じたので、納得のいく戦法だったと思いました。シン・ゴジラとの比較ばかりで申し訳ありませんが、シン・ゴジラはストーリー(ドラマ)はあってないようなもので状況の描写がメインの映画でしたが、今回のゴジラ-1.0はドラマ部分がとてもよかったと思います。神木隆之介と浜辺美波に安藤サクラという出演者のドラマパートなので朝ドラを見ているようでした(ほめてます)。結果的にドラマ部分とアクション部分がいいバランスになっていると思いました。点数としては9点でもいいと思いましたが、シン・ゴジラを見たときほどの衝撃はなかったので8点としました。でもそれはVFXのレベルが高いからだと思います。 【MASS】さん [映画館(邦画)] 8点(2023-11-03 14:44:14)(良:1票) 1.ゴジラの大ファン。 特に一作目は幾度も観直し、尊敬しています。 そんなファンの期待どおり、音楽音響ひびく中にゴジラは現れる。 もう至福のひと時です、最高やなぁ♪ 泳ぎ暴れるスピードすごく迫力満点。 複雑な動き切れ味よく、海面の水しぶきも美しい。 ごろんとした頭、自慢の背ビレも光って印象的。 こういうゴジラを見たかった。 お話しももしっかりしており、特撮物の弱点ストーリー、今回は素晴らしかったと拍手。 人間をリアルに描いた事では一作目のゴジラを超えたと思う。 脚本に感心できるなんて、ゴジラの歴史に大きな一歩を刻んだと思う。 戦後の街並みや衣装メークのリアリティもうならされた。 空襲された家やかっぽうぎの婦人など、その時代を大いに感じられた。 神木さん演じる敷島の葛藤の演技も実に見事だった。 他の作品では女優さんが今風の美人で、浮いていて、時代に溶け込んでいない時が良くある。 本作では浜辺さんのメークや衣装、演技も昭和20年代に溶け込んで説得力があった。 そして戦闘機、軍用艦、木船、戦車、トラック、計測機器などサビてて味があってくすんでいて。 どこをとっても見応え満載。 メカ大好きな私も大満足の力作。 上映時間も長すぎず丁度良かった。 ゴジラの響きが心地よい、劇場で幾度も観たい名作。 【たんぽぽ】さん [映画館(邦画)] 10点(2023-11-03 14:20:44)(良:1票)
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