みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
74.かの有名な、、 ジェームズ・ディーンの赤ジャケット&白Tシャツ、ジーンズ姿が見られる名作。名作と名高い割には作品自体の価値はそんなに高く無く、ジェームズ・ディーンの自動車事故死の直後にアメリカで公開されたという特異性のみで神格化された作品なのではないかと思われます。(小森のおばちゃまには申し訳ないですが、そもそもジェームズ・ディーンの主演作って3本しかないんですよね) そうはいっても内容的には見る部分は割と多く、家族の在り方、男の在り方、年長者(父)の振る舞い方など、泥臭い”何か”を感じ取ることができる作品でもあります。(まあ似たような作品はほかにも沢山ありますが) 主演三名のどの家庭でも男が弱くて女が強い印象がありますが、日本でも昔から「かかあ天下」のほうが家庭が上手くいくという話は定説として語られています。へらへらしているようで、いざという時には男を発揮する必要があるのはどこの世界でも同じようです。 言いたいことは判るのですがとにかく粗削り、時代背景もあると思いますがかなり荒くて暗い。チキンランや革ジャン、飛び出しナイフをみていると、20年近く後に公開されることになるアメリカン・グラフィティを思い出してしまいました。久しぶりにアメリカン・グラフィティも再見してみたくなりました。 印象的だったのはジェームズ・ディーンの笑い方。ブラピは彼を意識しているんだなということが判りました。とにかくジェームズ・ディーンがカッコいい。これに尽きる作品ですし、映画ファンならやはり一度は見ておくべきアイコニックな作品であることは事実です。歴史的な作品ということで少々甘めの点数にしておきます。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 7点(2023-10-18 12:34:30) 73.《ネタバレ》 “Rebel Without Cause”邦題ママ。何とまぁ…映画観終わって改めてこのタイトルを見ると『これ絶対、雰囲気で適当に付けた邦題だよね?』って思ったのに、原題そのままだったわ。ついつい何がどう『理由なき反抗』なのか考えてしまったわ。 父親に「あばずれ」と言われ、家を飛び出したジュディ。父親の前では少女のままで居たいからキスをするジュディと、もう大人なのだからと拒む父。 子犬を撃ち殺したプラトン。息子を家政婦に任せて誕生日にさえ帰らない母親と、養育費を送るだけで別居中の父親。彼が求めたのは家庭の父親。 妻に頭が上がらない父と、人前でも父に小言を言う母。エプロン姿で食事を運ぶ父親の情けなさ。その反動で“腰抜け”と呼ばれることに怒りを覚えるジム。 3人それぞれが家庭の、特に父親に対する不満を抱えているのに、我が子の不満・怒り・反抗の理由を理解できない父親。精神的に不安定な子供と向き合わない父親。一方的に大人の常識を押し付ける父親。 原題のモトは“With Or Without Cause”って契約書なんかに用いられる文言で『理由が有っても無くても(契約を解除します)』って意味だそう。タイトルから“With”『(理由)あり』を敢えて除いたのは、子供の反抗理由に目を向けない、理解しようとしない父親。って意味があるんでしょう。 “思春期だから”と一言で片付ける大人にしてみれば、今回の事件の原因が家庭そのもので、実は延々と積み重なった結果とは理解できないから、突発的な『理由のわからない反抗』として映るんでしょう。 今の私達にしてみれば思春期というと、中学生とかで卒業するイメージ。…何となくだけど。 だけど劇中では17歳の設定のジム(23歳)。車を運転して酒を飲んでキスをして銃を撃つ17歳のアメリカ人に共感出来るかと言われると…当時の日本の若者(特に同年代)の目にはどう映ったんだろうか? 『ナイフは刺すのではなくちょっとチクッとするもの』とか『チキンレースは入念に脱出の練習をする』とか『吊るした鶏は用が済んだら下ろしてやる』といった“不良像”。この辺、つい子犬を殺したり人に銃を撃った“不良じゃない”プラトンと比較させることで、若者に配慮したんだろう。 しかし、バズが死んだ直後のケロッとしてるジュディ。廃屋での彼ら3人の行動は展開がちょっと急すぎて、どう捉えてよいのやら… やっぱり本作がジェームズ・ディーンの死後に公開されたインパクトは大きい。そして私の時代なんかでも、作品よりジェームズ・ディーンのブランド・イメージ(リーバイス履いてないのに)が先行したことから、若者のシンボルになったのは大きかったんじゃないでしょうか? ウッドとミネオがアカデミー賞助演にノミネートされていて、ディーンは本作ではノミネートすらされていない。ちょっと不思議。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2023-03-13 11:25:14) 72.《ネタバレ》 理由のない反抗で、他人と協調できない、はた迷惑な奴、しかも、こういうルックスした奴って嫌いなんだよ。いい年こいて不良役やってんじゃねー!!こいつが事故死したのは、何かの悪因縁を持っていたからであろう。後世、何でこんな俳優が美化されるのか。世も末だな。 【festivaljapan】さん [DVD(字幕)] 0点(2018-10-14 21:13:32) 71.映画史の中でほんの短い間に強烈な個性、存在感を放ち、主演作を3本だけ残していなくなってしまったジェームズ・ディーン。 本策の中でも他を圧倒する存在感を見せるとともに、素晴らしい演技で見る者を魅了します。 特に序盤の警察署でのすねたような演技。 そしてラスト、「私を頼っていいんだぞ」と言う、日頃から頼りないと思っていた父の前で泣き崩れる演技が印象的です。 ナタリー・ウッドは本作でもやはり美しく、ディーンと同じく若くしてこの世を去ったサル・ミネオもまた全く違った存在感を見せます。 主演がジェームズ・ディーンでなかったら、既に忘れられた作品のようになっているかも知れないですが、 出ている俳優の魅力、それだけでも見る価値がある作品だと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-17 22:17:33) 70.《ネタバレ》 近頃ではこうした親と子の相克を扱った作が少なく、特に昔は定番であった「父と息子」の話はほぼ絶滅状態なので(特に日本では)、逆に新鮮に感じました。まあ「強い父親に対するあこがれ」というのはマッチョな発想で現代的ではないのかもしれませんが、それでも今見ても見どころが多く、十分引きつけられました。やはり家庭劇というのはドラマの基本であり、家族の問題をちゃんと描けることが、劇作の上で必要とされるのではないかと思います。本作ではそれと「同世代との交流」が適度にからめてあり、最後の悲劇と希望を持たせる幕引きでうまくまとめてあると思います。今のような時代だからこそ、見る価値がある作品かもしれません。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-03-11 17:21:52) 69.《ネタバレ》 崖から車が落ちて、いくら望みがないとはいっても、とりあえず救急車ぐらい呼ぼうよ~ 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 5点(2017-02-25 23:25:07) 68.この頃の不良は最終的に体制に叩きのめされる存在だった。明らかに後のアメリカン・ニューシネマにつながる1作であり、先駆者だったと思う。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-12-13 00:02:30) 67.別に不良なら不良でいいんですけど、どんな不良なのかが表現側できちんと定まっていないと、見ていても面白くないのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-27 00:51:12) 66.高校生の話ですよね?(ジェームズ・ディーンは高校生にしては老けているので)。 高校生ってこんなおバカだったかなと思う映画です。主人公は「腰抜け」と言われると逆上する悪いクセがありますが、アメリカ人にはよくあるクセなんでしょうか。バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティもそうでしたよね。日本人の私にはよくわかりません。 ジェームズ・ディーンの映画として有名なので見てみましたが、超超くだらない映画です。ウェストサイド・ストーリーもそうですが、何で不良とバカの破滅的ストーリーを美化するような映画がアメリカでは名作とされているのか不可解です。 それに後に主要な出演者が3人も変死している呪いの映画です。 【チョコレクター】さん [地上波(吹替)] 3点(2016-01-07 23:20:40) 65.ジェームズ・ディーンの代表作と言われているけど、期待はずれの内容。当時23歳のディーンが、思春期の17歳を演じるのにも違和感。他の不良グループも含めてとても高校生には見えない。いい年して甘ったれてるように見えて共感できず。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2015-09-04 00:29:47) 64.一応退屈せずに最後まで鑑賞できました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-31 12:53:56) 63.あの赤ジャケットのジミーがここにいる。J・ディーンを“永遠の青春”アイコンたらしめた有名作ではあるけれど、J・ディーンが際立った存在感というのみ。今観ると高校生の苦悩にしてはやたら幼く、人の死すら演出上のお飾りになっていたりで、ストーリーはどうにもご都合主義。だけど、やっぱりジミーがいるから。若さゆえの傲慢さとその裏腹の自信の無さ。伏し目がちの、奥行きのある表情。ジャケットとジーンズでそこに佇むだけで放つ強烈なオーラ。彼一人だけが、周囲と別物の演技をしている。点数はジミー盛り。彼がいなかったらかなりのマイナス。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-04-16 00:03:39) 62.《ネタバレ》 一瞬にして死亡。 仲間の去り方冷酷。 一体何だったのだろうか彼の存在て・・・・・・ こんなリーダー 他にどこにいよう 例えるなら、ドリフターズの長さんこと、いかりやさんがお亡くなりになった時には加トちゃん泣いた。仲本泣いた。ブー泣いた。 石原軍団の裕次郎さんがお亡くなりになった時には 猫ヒロシじゃなくって 舘ひろし、その他大勢が咽び泣いてた。 ましてや、あのたこ八郎さんがお亡くなりになった時でさえパロディ芸人のイカ七郎さんてお方が陰ながらにでも号泣していたというのに、 なのになぜ・・・・ リーダーって一体何だったのだろうか 仲間だったのならまずは安否を確認してあげなよ 涙してあげなよ ワーッて一斉に散らばるってヤメてあげなよ あれ きっと彼は成仏できてませんよ みなさん注意だよ 特に彼女、あなたよっぽど注意だよ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-26 23:51:32) 61.《ネタバレ》 ディーンの代表作と聞いていますが…これ名作なんだろーか?衣装とか学生生活の描写などが何ともレトロで、いわゆるフィフティーズ文化を垣間見られるという点では面白い映画。若造それぞれが幼いからこその悲劇が描かれているのは分かるが、いかんせんプロット浅すぎだしキャラ設定も無茶苦茶。特にジュディの行動は全く共感できるところがなく、最初から最後まで反感しか感じないという、ある意味希有なヒロインであった。無責任に男同士の馬鹿な争いを煽り、あげく彼氏が死んだ夜に別の男に熱をあげるとか意味不明。この作品の中で行動に筋が通っているのはジムだけだったような。登場する学生達は皆見た目はほんとに高校生か!ってぐらい老けてるんですが、中身は凄まじく幼くまさに中二病まっさかりてな感じで、車にしろ銃にしろ、こんなガキンチョに殺傷能力のある玩具を持たせちゃいかんよと思った。 【lady wolf】さん [試写会(字幕)] 5点(2012-10-15 08:55:17) 60.《ネタバレ》 警察での微妙に不貞腐れた、いかにも反抗期のような演技には、さすがとしか言いようがない。しかし、ストーリーとしてはいまいちな印象が強く、車のシーン以降がだらけてくるのが残念。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-09-15 07:24:56) 59.印象が薄い映画。ビジュアル面では記憶に残っているけど、ストーリーはたいした話ではない。高校生役がみんな大人でまるで大映ドラマの様な雰囲気漂う昔ながらの作品。かつ脚本の幼稚さというか思春期舐めるなよ的な出来栄えで、鑑賞後は怒りさえ込み上げた。良かったのは冒頭の警察でのやりとりまでとジェームス・ディーンの赤ジャンパー姿かな。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 4点(2012-08-16 19:40:39) ★58.《ネタバレ》 ジェームズ・ディーン主演3作の1つ。思春期に揺れる高校生たちに振り回され困惑する大人たち。あの若さとルックスで陰影を含んだ表情を見事に表現するジェームズ・ディーン、その存在感がこの作品の全てに値します。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-07 23:53:56)(良:1票) 57.ジェームズ・ディーン魅力満載の映画、と言いたいところだけど、 内容は甘ったるい青春映画。この年代の他の作品にもよく見られるんだけど、 高校生にもなって、パパン、ママンの親子関係を強調しているシーンがついていけなかった。 当時の若者の生活環境や生態という点では見るべき点はあるのだろうし、映像もきれいなのだが、 出てくる奴がみんな甘ったれていて、内容はほとんどないに等しいです。 ジェームズ・ディーンのファンなら何とか楽しめる? 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-11-25 01:09:44) 56.《ネタバレ》 ○オープニングが秀逸。観る者を惹き付ける力がすごい。カメラアングルとかもあるだろうが、ジェームズ・ディーンが凄いのだろう。○話としては大したことはないのだろうが、青春モノのとしての切なさ・刹那はうまく描けていると思う。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 21:30:06) 55.《ネタバレ》 父性ってものを意識させられる映画だった。主要な登場人物の抱えているものは、「理想の父親像」だ。主人公は母の尻に敷かれる父親に憤り、ヒロインは自分を受け入れてくれない父親に不満を持ち、プラトンは傍にいない父親を求める。特に、父親に男らしさを取り戻せと迫る主人公と、主人公に父親の影を見出して彼とのつながりを求めるプラトンの姿は、とても似ている。「強い父親」というのは古い価値観なのかもしれないが、理想との格差、ふがいなさへの反発という主題はこの映画以降生き続けてきたし、タイムレスなんだと思う。この映画にあるのは抑圧への抵抗じゃなく、むしろ抑圧する度胸もないような情けないものへの嫌悪と反発で、だから「理由なき反抗」というタイトルもしっくりくる。ジェームズ・ディーンはすごく印象に残る表情をしていた。割と古い映画なのに、色あせないかっこよさだった。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-20 22:41:30)(良:1票)
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