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ペコロスの母に会いに行く

2013年【日】 上映時間:113分
ドラマコメディ実話もの漫画の映画化
[ペコロスノハハニアイニイク]
新規登録(2013-10-24)【ESPERANZA】さん
タイトル情報更新(2024-03-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-11-16)


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監督森崎東
キャスト岩松了(男優)ゆういち(ペコロス)
赤木春恵(女優)母・みつえ
原田貴和子(女優)若い頃のみつえ
加瀬亮(男優)若い頃の父・さとる
大和田健介(男優)ゆういちの息子・まさき
畠山紬(女優)幼い頃のみつえ
竹中直人(男優)本田
松本若菜(女優)秀島さと
原田知世(女優)ちいちゃん(愛情出演)
宇崎竜童(男優)女学校の教師(特別出演)
温水洋一(男優)喫茶店のマスター
穂積隆信(男優)洋次郎
根岸季衣(女優)陶山
長澤奈央(女優)百武
大門正明(男優)
佐々木すみ江(女優)本田マツ
正司照枝(女優)ユリ
島かおり(女優)みつえの妹・よしの
長内美那子(女優)みつえの妹・すずこ
志茂田景樹(男優)
相築あきこ(女優)
上原由恵(女優)
音楽星勝(音楽監督)
宇崎竜童(音楽特別協力)
作詞一青窈「霞道(かすみじ)」
西條八十「青い山脈」
作曲武部聡志「霞道(かすみじ)」
服部良一「青い山脈」
編曲武部聡志「霞道(かすみじ)」
主題歌一青窈「霞道(かすみじ)」
撮影浜田毅(撮影監督)
製作東風(「ペコロスの母に会いに行く」製作委員会)
配給東風
特撮浅野秀二(VFXプロデューサー)
美術若松孝市
照明高屋齋
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【クチコミ・感想】

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12


30.《ネタバレ》 何故雄一の妻のことは一切触れられてないのか、
竹中直人のハゲネタはいらないんじゃないかとか、
多少不満はありますが、ともかく、赤木春江さんの演技が素晴らしかったです。
徐々に進行していく認知症のお婆さんを、もう本当にそうなってるんじゃないかとしか思えないような演技でした。

寿命が延びるとともに認知症の人も増えるといわれているので、
人事と思わずに見たほうが良いと思う映画でした。 nanapinoさん [DVD(邦画)] 7点(2020-07-07 17:44:10)(良:1票)

29.《ネタバレ》 良い映画なので、観て良かった。
これは「喜劇」だ。認知症は喜劇として描かれていて、本当に何度も笑った。「家族にとって」現実の認知症は笑えないだろうが、無関係の者には喜劇だろう。たとえば自分の糞を食べる認知症は家族には辛いが、他者は大笑いできる。そんな暗い面がこの映画に少ないのは個人的に良かった。

次に「悲劇」について。ちいちゃんのことを、ゆういちは殆ど知らないだろうし、みつえとちいちゃんの子供時代が少ないので、みつえの葛藤にあまり感情移入できなかった。ちいちゃんのエピソードは映画に必要と思うが、もっと上手い描き方がある気がする。

中年男「ゆういち」が主人公で、認知症の母「みつえ」との生活に苦労するわけだが、みつえの視点(と回想)も多いため、ちょっと散漫な気もする。また、主人公の妻がいない理由が不明だ。死別か離婚か1秒も語られない。喜劇だから気にならないが、ちょっと知りたかった。

他の人も書いてるが、確かにスポンサーの看板シーンは興醒め。圧力と思ったので、スポンサーに悪い印象をもった。私はDVDで観たので気にならないが、映画館で観た人の中には腹が立った人がいる気がする。それから、みつえの若いときを演じた女優が原田貴和子と気付かなかった(EDで気付いた)。

誰でも老人になる。なので認知症の映画を観るのはためになる。
良い映画で、観て良かった。 激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 7点(2018-11-25 23:52:21)

28.過去の回想場面が長すぎるし、面白くなかった。はげネタのところは良かったです。 紫電さん [DVD(邦画)] 5点(2018-09-16 12:35:15)

27.《ネタバレ》  のっけから衝撃だった。オレオレ詐欺の電話で笑いをとっているが、笑えるどころか愕然とした。認知症の人よりも、逆にもっとしっかりした人(通帳や印鑑など貴重品の扱いがスムーズにできる人)が被害に遭う確率が高いのか!と。これは盲点だった。
 物語が進むにつれ、少しずつ痴呆が進んでいく母。初めは声をあげて笑っていたのに、目に宿る光が次第に弱くなっていき、ついには何も見ていない、焦点の定まらない穴のような目になってしまう。その推移が赤木さんの神がかった演技でとても生々しく表現されていて、鳥肌が立つような心細さ、老いの残酷さを痛感した。
 私にも認知症の親がいるので、とても他人事とは思えない。若い人には、この作品は退屈、ありきたりと思えるかもしれないが、当事者にとっては、些細なことでもいちいち「ぐさっ!」と胸に突き刺さる。子供が親を施設に初めて置いて帰るとき、ことのなりゆきを理解できない親は、子供に捨てられた気分を味わうに違いない。その代償に、子供は親に忘れられる。認知症の悲劇は、双方の絆が1つずつ時間差をもって切れること。ペコロスの涙の切なさに、「自分はこんな涙とは無縁でありますように」と願わずにいられない。
 それにしても、親が子供を忘れる話は、身の回りでもよく耳にする。現実に、私の亡き祖母は息子(父)を忘れたにも関わらず、嫁である母を最期までしっかり認識していた(恐るべし嫁姑関係)。しかし、こんなやりきれなく辛い話はない。映画の母もペコロスを忘れ、かわりに自身の幼いころや夫や親友の残像に囲まれて満たされる(はあー・・・なんとやりきれない)。それでも息子は、たとえ自分がそこに含まれていないとおぼろげに感じていても、微笑む老母を「よかったなあ」と祝福する。無償の愛の形を見た気がした。 tonyさん [インターネット(邦画)] 8点(2018-08-04 00:28:44)(良:2票)

26.赤木春江の表情、特に過去と現実が切り替わる際の眼の演技が素晴らしかった。老人にも様々な出来事があって、自分の人生を生きてきて今に至っているという、当たり前のことをよく描いている。 nojiさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-03-26 08:24:42)

25.えっ?この作品がこの年の一番の邦画なの?森崎東監督の作品の中でも一番評価されている映画らしいけど本当にこれが森崎東監督の最高の作品なのかな?良い映画かもしれない。言いたい事、伝えたい事もよく解る。でも森崎東監督じゃなければならないのかな?という意味でこの点数が限度です。認知症、介護の世界の描き方、人間ドラマとしてもよく出来ているとは思うけど森崎東監督というと寅さんをはじめとするパワフルな喜劇を幾つも書いてる脚本家だ!そんなパワフルな面白さがこの作品には感じる事ができません。こうした難しいテーマを題材として扱えば普段は辛口な評論家達にも評価してもらえるかもしれない。それでも森崎東作品にしかない毒のある笑いで楽しめる作品が観たい。どうせなら元気な頃の渥美清主演、認知症の母をミヤコ蝶々で見たい気がする。主人公の母がお世話になる施設の名前がさくら館というのもどうしても寅さんを思えてしまいます。 青観さん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-21 19:21:48)(良:1票) (笑:1票)

24.笑いあり涙ありの良作。最後には赤木春江演じるお婆ちゃんが可愛らしく感じました。
私事ですが、最近自分が「他者に不寛容な人間」であると感じることが多い。そんな時分に見たので、いろいろと考えさせられました。
誰もが自分の歴史を持っている。良いことも嫌なこと辛いこともあっただろう。それを経て人は年老いて存する。そして人生の終盤になっても、表面的にはどう振る舞おうと、色々なことを感じている。それを少しだけでも気に掛けることで、少しだけでも寛容になれる優しくなれる気がした。
印象に残るのが分かりやすい感情移入しやすい回想シーン。使い方が巧みでした。 さわきさん [地上波(邦画)] 8点(2017-01-18 00:09:45)

23.《ネタバレ》 介護のこと、昔の母の記憶、ゆういちの生活が入り乱れており、どれを重点にしているか良くわからなかった。ラストは母の記憶がメイン?
ゆういちの妻(元妻?)はどうなってるの。息子のまさる、父母(みつえ、さとる)の関係などがわからない。
ハゲに焦点をあてすぎ。それに関係する竹中直人の演出部分は無用と感じた。そんなことより、もっと、ちいちゃん、父親の話を丁寧にすれば終盤の内容に活きてくると思う。映画、脚本の部分で、もったいないな。 cogitoさん [DVD(字幕)] 6点(2016-08-19 14:42:50)

22.《ネタバレ》 森崎東監督の新作ということで、気になっていた映画だったがようやく見ることができた。原作は認知症の母親の介護体験記を綴った岡野雄一の漫画で、認知症を題材にした物語を日本映画界最高齢監督である森崎監督が手掛けているのは興味深いものがある。老人介護をシリアスになることなく描いているためか、全体的にほのぼのとした人情喜劇に仕上がっていて安心して見られるのがいい。映画としても悪くないし、話としても良かった。母親を演じる赤木春恵はリアルタイムで見ると渡鬼などのイメージからかきつい印象のある女優なのだが、本作ではとても味わい深い演技を見せており、とても印象的だ。母親の若い頃を演じるのが原田貴和子なのだが、その幼馴染で原爆症に苦しんでいる友人を原田知世が演じているところがニクイ。ラストの写真のシーンもベタだが、心地よい後味で良かったと思う。ただ、森崎監督の映画としてはあまりにもほのぼのしすぎていて、毒気がなく、そこが物足りないところではある。喫茶店の主人役で温水洋一が出演しているが、岩松了演じる息子役は彼が演じていても違和感なさそう。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2016-07-29 22:55:55)(良:1票)

21.現実にはもっと大変なのかも知れないけど、コメディタッチの演出で深刻になり過ぎず、バランスの良い作品に仕上がってると思います。
号泣するほどのことはなかったけど、じわじわ心に染み入るような良作でした。 もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-04 17:58:17)

20.認知症の母親とその息子の生活を、ユーモアを交えながらヒューマンタッチで描く。
ペコロス?ミニ玉ねぎにそんなのがあったな。息子のハゲ頭は“ミニ”ではないけどね。
冒頭のアニメシーンは温かみのある描写で、ほのぼのとした気分になる。
認知症といっても程度の差があり、さまざまな描き方があるだろう。本作は深刻過ぎず暖かい視線で前向きにとらえる姿勢、これはこれで良いと思う。介護生活でもエロ本読んでる現実感。それでも介護の苦労は十分伝わってくる。赤木春恵は程よい演技で好感が持てる。特に施設入所日、帰る息子に手を振るシ-ンは味わいがあった。竹中直人が登場すると先の展開を多少読めてしまうのが弱点かな。
戦争や原爆投下が母親の人生に影を落とす。妹を失ったり神経症の夫に苦労したり、多くの苦難の中でも希望を持って生きることの大切さが感じられる。ランタンフェスティバルの光景は躍動感があふれているが、いきなりソニー生命のネオン大写しには興ざめだ。出資者に対する配慮にしては目立ちすぎ。 
ラスト、既に亡くなった人たちと橋の上での記念撮影等、メルヘンの要素もあり心地よい後味だ。
もし自分が認知症で施設に入ったら、穂積隆信演じる老人みたいに“選んで”ハラスメントをしそうな気がして、ちょっと恐いような・・・。 風小僧さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-10 15:28:05)

19.《ネタバレ》 どうしてこういう「地方が舞台」あるいは「認知症が素材」の作品って、ことごとく、雰囲気はほのぼのっぽくしようとして、出てくる人は次から次へとみんないい人、という判で押した作りになるのかなあ。目新しさが何もないです。最後に追憶と幻想のクロスでまとめてしまったのも、制作側が現実の重みを受けきれなかったという「逃げ」のようにしか感じられません。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2016-03-28 01:23:13)

18.いい話だとは思う。音楽や風景も優しい。でも、どうしても主人公に気持ちが乗らない。
そしてこの世界観にも自分にはまだ微妙なズレがある。違うタイミングで観たらもっと入り込めるのかもしれないけど。 simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-03-17 00:11:41)

17.《ネタバレ》 こら赤鬼、鬼ババ。だから暗い駐車場での待ち伏せはやめなさいってばさ(笑)バックしてそんなところに居たらあかんねんてばさ 顔がテールランプで赤く染まって恐いからそこにいるのはお願いだからやめてくださいんだってばさ(^^;  3737さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-26 21:18:35)(笑:1票)


16.《ネタバレ》 認知症になった母親への介護奮闘記を面白可笑しく漫画化したものが原作。玉ネギのようなハゲちゃびんの息子による介護コメディ。今の事はどんどん忘れ、意識はいつも大昔の思ひ出の中。アタマの中がぶっ飛んで、あどけない童女のような満面の笑顔。89歳の赤木春恵がある意味渾身の怪演。竹中直人の髪型はウサン臭いサギ師みたい。母親の大切さを思い起こされる心温まるヒューマンドラマ、良作。 獅子-平常心さん [DVD(邦画)] 7点(2015-10-04 02:30:35)

15.《ネタバレ》 冒頭は、原作の"ほんわかさ"を巧く映像化し、後半は「これぞ昭和節」といった感じの森崎コメディの真骨頂。(と言っても、小生、昭和生まれながら物心ついたときは森崎監督はもうベテランであまり拝見してないのですが・・)この作品、赤木春恵と岩松了のコンビが実に見事。最初は角野卓三とダブり、「渡る世間は鬼ばかり」の「幸楽」を思い出したが、岩松了のやり手ぶりに、すぐにこのコンビが違和感なく入り込んできた。この二人のかけあいを見てるうちに、いつの間にか昭和戦後の苦労話に話が入り、最後はじわっと目に熱いものが・・。やはり昭和を生き抜いた人たちの描写力は、半端ないね。これは森崎監督の「これが昭和だ!」というベテランの味をみせつつ、去っていった見事な遺作です。昭和の人間として森崎監督作品は、やはり観とかないと、と思いました。長崎が舞台なので、原田知世の愛情出演が嬉しい! トントさん [DVD(邦画)] 8点(2015-06-01 00:45:51)

14.《ネタバレ》 赤木春恵がすばらしい。これぞ日本の母といった何かが滲み出て、たまらなく哀愁がある。自分の母ちゃんと重ね合わせて感情移入する人も多いのではないか。
特に、認知症の親を持つならどっぷり共感しそう。
認知症の問題は、たとえ今は関係なくても、誰もが当事者になりうることだし他人事とは思えない。高齢化社会の今、親族や知人友人にもそうした話は珍しくもなんともない。介護施設に自分の親を預けざるをえなくなった時、どんなに切ない気持ちになるのだろうか? 親が子供のことも認識できなくなってしまったら? 年輪を感じさせる腫れぼったい手、丸い背中がもうたまらない。

竹中直人のヅラネタがちょっとしつこい。こういう小ネタがうるさく感じると、せっかく感情移入しかかっているのにちょっと覚めてしまう。
ストーリーも期待したものとはちょっと違った。幼馴染のチエコとの話がメインになってしまった流れに、イマイチ乗れなかった。号泣する気マンマンだったのに、最後は肩透かし気味に。残念。 飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2015-05-07 00:43:26)

13.退屈だった。
テレビドラマのような感じ。
味付けに竹中直人を加える手法はいい加減やめてほしい。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 4点(2014-12-23 11:33:37)(良:1票)

12.竹中直人が他人のハゲばかり見ているのが面白かった。 ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-18 21:54:22)

11.映画も凄く良い雰囲気だったのですが、原作の方が泣けたのでこの点にしておきます。しかし赤木春恵さんには個人的に今年度最優秀主演女優賞授与させて欲しいです。 movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-01 17:54:04)

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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.77点
000.00% line
100.00% line
213.33% line
300.00% line
413.33% line
526.67% line
6826.67% line
7826.67% line
8826.67% line
913.33% line
1013.33% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 6.33点 Review3人

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